夏焼城ヶ山・・・展望抜群、防空監視台のあった山
11日(土)何度も登ってい居る山でも、いつの間にか展望台が出来ていたり山頂の標柱が変わっていたり、季節を変えて登ったら新たな発見をするものです。今回登った山もそんな山です。今回の山、夏焼城ヶ山も1997年1月に初めて登って2003年3月2014年3月、2016年12月に登って、昨年の冬にそろそろまた行こうと思っていました。いつも冬に登っていましたが、しかし昨年秋に骨折して入院したため、今回は初めて5月という時期になりました。以前から5月のシャクナゲの時期に一度行って見たかったのですが山の標高、アクセスなどからいつも、冬に行く山になっていました。11時過ぎ 大井平公園の駐車場に到着意外に車が多いのでびっくりしました。皆さんはどこに行っているんでしょうか?以前はつり橋の向こうまで行ったけど、今日はスタートが遅いので行きません。大井平公園は紅葉で有名だそうですが、名古屋からは途中の足助の紅葉が有名で道路の渋滞は半端ないので、その時期は国道153号は敬遠しているので見たことはありません。そしてシャクナゲも有名で、ホンシャクナゲ、ホソバシャクナゲ、西洋シャクナゲが、天保の植林の足元に植えられていいます。ホソバシャクナゲ花をつけている木も、まだつぼみが固い木もあります。すでに終わっている木もあります、どうやら西洋シャクナゲが終わっているようです。天保の植林稲武の豪農 6代目の古橋暉皃(ふるはしてるのり)が天保に植林した杉の樹齢170年の巨木もあり、それら杉の足元にシャクナゲが植えられました。古橋暉皃の業績を顕彰して作られた顕彰碑もある大井平公園です。シャクナゲ園を通り抜けて登って行きます。カギガタテンナンショウがいっぱいここから山に入って行く結構な登りですが登りきったら、山じゃなく意外な景色です。林道に出て、植林の林道を歩きます。未舗装なので足に優しく、ちょうど足慣らしに良い距離です。このあたりで二人連れの女性に追い越されしばらく行ったらその人たちが休んでいます。観光案内のチラシを頼りにやって来たけど、山じゃなく林道に出たので戸惑ってしまって私たちを待って尋ねてこられました。テンナンショウの花が終わって、ちいさな実が出番を待っています。緩やかな登り下りを経て、いくつかのカーブを曲がってやっと登山口に到着、簡易トイレもあります。左の山の急斜面をジグザグに登って行きます。木の根が露出した道このあたりはまだまだ序奏です。ヤセ尾根状の登山道、暑くて汗が噴き出て汗が目に入って来るぐらい大汗かいて登ります。途中で曲がって、二又になったから商品価値が無いということで切られずに残ったのが大木になったのでしょうか、こういう木が途中で何本かあります。山頂まで500mの表示があった後はやけに長く感じられて斜面も急になってロープまでついています。このあたりで総勢20人くらいの団体が2つ、下りて来ます。今まではほとんど人に出会ったことが無く、今日のようにたくさんの人が登って来るのは初めてです。急登をよじ登ったら、前方に展望台が見えて来ました。ブログ友のパンプキンさんがブログUPして以来、気になっていたのです。2019年1月1日にお披露目の展望台です。夏焼城ヶ山(889m)KIKIの左に2等三角点があります。2階建ての展望台の手前に、第二次世界大戦の防空監視台の建物の基礎が残っています。建物の一階には戦時中の監視員の写真や、当時の監視台の建物の写真もありそれを見た後では、旧監視台の建物の基礎跡の存在感が増して着ます。ここは展望の良さから正月の元旦登山も有名で、たくさんの人が元旦に登って来る写真も貼られていますが山頂直下の斜面は凍てついて大変だろうな~~と思います。2階に登って見ましょう。北側が開けてすごい展望の山なので、この展望台が出来たおかげでたくさんの人が登って来るようになったのでしょう。この後、家族連れもやって来たり、今までになくにぎやかな山でした。真ん中の大川入山、右は蛇峠山、左は恵那山大船山の風力発電のプロペラも見えています。(写真では無理ですね)下は国道153号と道の駅「どんぐりの里 いなぶ」の近くの集落道の駅は木に隠れて見えていません。掘っ立て小屋は健在です。以前、冬に登った時に風が強くあまりの寒さで小屋の中でランチ出来たときは助かりました。今日は暑くて、風が通る木陰で遅いランチです。展望台の基礎の横の白い木の隣に二等三角点奥の植林の中に小屋この後、山頂直下の急斜面はロープをありがたく利用して下りて来ました。行帰りに立ち寄った道の駅はすごい賑わいでゴールデンウィークも終わったのに外出癖が付いたのか夕方なのにすごい車です。今日は前々から大井平公園のシャクナゲが見たかったのでちょうど良い時に来られました。しかし一斉に満開では無く、ここのシャクナゲは3種類が植えられていて花の咲く時期が少しずつ違うようで、木によって開花がずれているので派手ではないけど長く楽しめるのが良いですね。