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テーマ:最近観た映画。(40095)
カテゴリ:映画
観てきましたよ。昨日決心したとおり、観てきました
新宿武蔵野館は朝っぱらから人が多いこと 早めに来て良かった で、どうだったかというと・・・ もう、観終わって、場内が明るくなっても立ち上がれなかった 隣の人に迷惑だからむりやり立ち上がったけど、もう、ボ~ゼン自失状態 美しい生き方、その厳しさ。温かい心の中のやりきれない切なさ 心の中でぐるぐる渦巻いて、お昼ご飯を食べることもできず この方が主人公ミジャ役のユン・ジョンヒ様 も~~様つけちゃうよ 超・超ステキ 表情によっては樫山文枝さん(劇団民藝)に似ている可愛らしさがある この方、16年ぶりの映画出演だったそうです。。。 今回はいろいろな映画賞の主演女優賞を受賞したそうで、そりゃそうでしょう、納得の作品でしたよ この作品自体もカンヌの脚本賞を受賞しているのね 「詩を書きたい。子どもの頃、ほめられたの」と、詩をつくる教室に通うミジャ。 おしゃれが大好きでステキなミジャだけど、実は生活保護をうけながらヘルパーの仕事で孫を育てている。 孫は中学3年生。母親は釜山にいる。 美しい言葉を生み出したいミジャは、教室の先生の教えの通り、いろいろなものを一心に観察し始める。 花りんご鳥のさえずり しかし孫が関わった重大事件に向き合わざるを得なくなって・・・ 「詩」は誰の心の中にもあるのです。それを表に出してやりましょう。 「詩」は簡単には生まれないのです。でも、きっと出てくるのです。 どうにもやりきれない不安と困惑の中、すがるように美しい言葉を追い求め続けるミジャ 「美しい言葉」=「美しい心」=「美しい生き方」 お金で事件は解決したかに見えたが、ミジャの孫への愛情はそんな安っぽいものじゃなかったのよね この作品の公式サイトを見て驚いた。 昨日書いた「ヒミズ」の園子温監督がメッセージを寄せたところだった これは私のこじ付けかもしれないけれど、「性暴力」を簡単には許さないというこの作品は、韓国のものだけに、かつて日本がかの国の女性たちに強いた「性暴力」に対する告発のようにも感じられた。 年末にソウルの日本大使館前に設置された「従軍慰安婦の少女像」をめぐっての事件もあっただけに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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