そして、飯島君しかいなくなった
イタリア製真鍮小物・雑貨のAlivioペーパーナイフ 太陽さて、昨日は私のこよなく愛する劇団青年劇場の、次代を担う養成所の生徒たちの発表会があるとのことで、久しぶりに新宿御苑前の青年劇場スタジオ結に出し物は【そして、飯島君しかいなくなった】という変わった題名青年劇場の俳優であり、演出家であり、今回の上演を指導した板倉さんは、劇団のHPにこんなふうに書いていた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今年は土屋理敬(つちやみちひろ)さんの作品をお借りして挑むことになりました。土屋さんは劇団おばけおばけを主宰され、舞台で活躍される他、テレビアニメの台本やノベライズなどでも引っ張りだこ。売れっ子の作家です。今回の作品は若手作家らしいリズムとテンポで楽しい喜劇性を持ちながら、社会の背景に対して厳しい目を向けている、なかなか欲張りな戯曲です。お芝居に詳しい方もご満足いただけましょうし、馴染みの薄い方もきっと楽しんでいただけることと思います。後は生徒たちの演技がどこまで追いつくかというところですね。生徒が自主製作したチラシの裏面の言葉を見る限り、やる気は満々のようです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・配られたパンフレットはなんとなくシリアスな雰囲気ある市民集会施設でパパとママと呼ばれる夫婦と先生と若い娘が3ヶ月に一度集まる。それぞれ用意してきたプレゼンを展開し、1番を決める・・というハズだったのだがそこへメンバー以外の人間が入り込んできて・・・作品は思いも寄らない展開を見せ、どんでん返しに次ぐどんでん返し詳しく書きたいけど、これからもきっとあっちこっちで上演される作品だろうから、ネタばれは避けたいともかく軽快なタッチで笑わせながら、現実の重い課題を投げかけて、大変見応えのあるものだったそれにしても若者たちが一心に取り組んでいる姿は、中高年も励まされるこの公演で年内の授業は終わり、新年からは3月6、7日の卒業公演に向けての稽古に入るという。私もまた元気をもらいに来よう