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カテゴリ:落語
若手の噺家をお手軽な価格設定で観れるのでここ数年、お気に入りの会場です。
バロー文化ホール。来年の予定はどうなんだろう??物凄く楽しみにしてましたが......。 今回の噺家は入船亭小辰さんと春風亭一蔵さん。 小辰さんを観るのは今年2回目、通算で3回目、一蔵さんは今回で観るのは3回目。 ここの会で存在を知って今ではお気に入りの噺家の一人です。 入船亭小辰 「高砂や」 出てきて自分の名前を連呼するのにはちょっと辟易した。多治見とは縁がありますと。 二つ目になった直後に結婚式の司会を多治見の人から依頼があったと。そんな枕から始まった。 仲人のやり方を教えて欲しいと隠居のところへ。馬鹿馬鹿しい噺だなー。 途中の豆腐屋の爺さんのものまねが噺のいいアクセントになってた。 唄のほうも長くないので覚えてくれば良かったのに。でもそうしたらオチが成立しないか!! 名前連呼が無ければ、もっと印象は変わってたろうに!! 春風亭一蔵 「三方一両損」 今回、ここへ来るのは3回目。毎回、トラック運転手だった頃の事を語ってますが....。 今回は小辰さんと車で会場までやって来ました!岡谷を過ぎた頃からきつくなってきたと。 江戸っ子の寿司屋の話をしながら、自虐的に大将がうめーか?デブ!!と笑いを誘う。 そんな江戸っ子の噺。財布を落とした男と拾った男。金要るだろ??要らない!! そんな二人を大岡越前が裁く噺。この噺はテンポよく喋るのがポイントなのかな?? 声の大きさや活舌、やっぱり一蔵さんは良いな~と思った次第。 春風亭一蔵 「芝居の喧嘩」 勢いで喋り倒す噺だった。枕で落語にはいろんなオチがあると。講談にはオチがない。 オチがないから続きはまた次回!!なんて終わらせ方をする。この噺もこの後どうなるんだ!! おい、そんなオチですか!!こういうオチだから枕でしたんだね....。すぐ終わっちゃった。 入船亭小辰 「藪入り」 藪入りの意味は奉公に出ていた子供が親元に帰る事が出来る日の事らしい。 1/16と7/16の年2回しかない。大変だね。ねずみを捕って交番に持ってくと2銭貰える。 ペストが流行れば4銭。倍金(菌?)です。と小辰さんが言ってた。どっちだ?? ネズミに懸賞も掛かっててこれが当たれば子供でも大金が貰える。 3年振りに奉公先から帰って来る親子の物語。両親はなかなか眠る事が出来ない。 子供にあれもこれも食べさせたい、あの場所にも連れて行きたい。 子供が風呂へ行った際におこずかいを足しておこうと財布を覗いたお母さんが大金を見つける。 前振りの内容が効いてくるラストだった。この噺は初めて聴いたけど良い噺でした。 一蔵さんのツイッターを見たらこの後、二人は下呂温泉、山梨の温泉に泊まったみたい。 いいネタも出来たことでしょう。またその時の事をいつか聴いてみたいものです。 仲良いんだね。そうじゃないと一緒に行動なんてしないでしょ?? アンケートを書こうとアンケート用紙を見たら......。 来年の4月から再来年の5月まで改修工事だって。だから来年の予定が組めないんだ...。 多治見には他にも色々とホールがあるので補完し合いながら企画を立てて欲しいものです。 笠原公民館ですい寄席をやって、確か再来年が笠原公民館が改修工事だって言ってたっけ。 その際はバロー文化ホールで笠原公民館の企画を運営するとか....。 良い話が届く事を期待してます。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.20 12:00:29
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