そろそろ、怪談の季節ですね・・・。
そんなわけで、怖い話を読んでみました・・・。ふふ・・・。これです。岩井志麻子 『ぼっけえ、きょうてえ』いつの間にか、ずいぶん昔の作品になってたんですねぇ。「ぼっけえ、きょうてえ」というのは、岡山弁で「とても、こわい」という意味らしいのですが・・・。えぇ。きょうてかったですよ・・・。こわかったす・・・。人間っておそろしい生き物ですね。おもしろい短編って、リズムとオチ。恐怖や不安にドキドキしながらも、ページを繰ってしまう。そして最後の頁で、ううむ、そうだったのか、と思う。それがホラー小説の醍醐味ですねぇ。同じように、リズムとオチでおもしろかった短編。小林泰三『玩具修理者』両方とも、エグいのやグロいのがダメな人にはお勧め出来ませんが・・・(^^;夏の怪談っていうのは、興奮で体温が上がり、周りの気温が涼しく感じる、という効果があると昔テレビでやってました。短編といえば、鈴木光司さんのこれもいいですね。仄暗い水の底から鈴木光司さんの書くものは、愛があるから好きです。ただ怖い、エグい、じゃないんだよね。『仄暗い水の底から』も、全編読んだ後は爽やか。たぶん。。。これむか~し、映画になったやつも観にいった事あるんだけど、、、こわかったな~!!(^^;文章を読むのはいいんだけど、映像になるとダメなんだよな~。いきなり画面が変わったり、いきなり音が出たり、ってのにとっても弱い。なので、お化け屋敷も本気で怖い(笑)。fuuminと距離を近づけたい人がいたら、このへん狙い目(笑)。かわいらしく恋愛小説とか読めって私、ち~くしょ~、と思ったこともありますが、やっぱりホラー小説なんかが好きなんざーまーす。