川原湯温泉に行ってきました
23日には着付けで顧問の特別を授業を受けてきました。今回は留袖の自装と他装。何度やってもこれでいいというところまでいかない。難しいです。教室の貸し出しは生地がポリなので滑って紐が効かない。私は重いけれど、6年前にリサイクルで購入したものを使っています。昔のもので、豪華な刺繍に羽二重の比翼がついて裾の綿が入っています。胴裏とか比翼にいいものを使うとこうも出来映えが違うのかとびっくりします。自装だから他装だからではなく、いい裏物があってこそ美しい着物姿があるようです。この間ご紹介した長女の写真を顧問に見ていただいて、ダメ出しがなかったのでほっとしました。抱え帯は両面使いのものの白で締めたのですが、「赤の方がよかったね」と一言。そうか、緑・黄・紫を使っていたので、赤は考えていなかった。「真ん中に赤がくると全体がしまるのよ」う~ん、まだまだ勉強ね。24日には宿泊券があるので、群馬県の川原湯(かわらゆ)温泉に行ってきました。「ShaCa」って知ってますか?ロトオークションなんです。大体4桁の代金(9999円くらいまで)の中で人気のない数字が落札金額。月額315円で参加できるオクなんですが、人気のない数字を当てるのは難しい!いままでに3回落。大量出品の時しか落できないけど・・・その3回目に川原湯温泉の高田屋さんの宿泊券を300円くらいで落!落のメールと共に佐川の代引きで送られてくるので、740円くらいはその費用。合計で1000円ちょっと。2名以上での利用で宿泊券は1名分で、あとの人は12450円。娘二人といったので、3名で26000円。無駄にするのももったいないので行ってきました。自分で決めた旅館ではないので、ちょっと心配しながら・・・結構がんばっている旅館でした。というのも、この温泉日本三大奇祭の湯かけ祭りもある由緒ある温泉なのに10年以内にはダムの底になってしまう運命なんですって。温泉も2つの内湯・2つの総桧露天風呂・砂酵素風呂・岩盤浴と年代物の内湯と新しい4つのお風呂。砂酵素風呂(別料金)に挑戦してみたら、娘二人が腰砕けで失神状態。岩盤浴は止めてお部屋でゴロゴロ。お食事は広間で、お味は濃い目でしたがなかなかのお食事でした。土地のもので二の膳付きでした。ヤマメのお刺身はおいしかった。お天気は旅館まではなんとかもっていたのですが、晴天ではなかったので他に観光することもなく直行してしまいました。関越の渋川ICから「日本ロマンチック街道」と大それた名の田舎道を抜けて行ったのですが、3~4月は「水仙街道」となるそうで、道路の両脇に一列に白と黄の水仙がお出迎えでかわいい道でした。しだれ桜のしっかりとしたピンクと雪柳の白、山吹の鮮やかな黄色が灰色の空とガスって見えない山に彩りを添えてくれました。朝、露天風呂に一人で行ったら屋根のついたきれいな桧風呂だったけれど、熱くて2分が限界でした。でも、体は冷えていたので、入りやすい温度とまろやかさで内湯に再入場。朝ご飯もおいしくいただきました。長女の授業構成が決まり、木・金・土の登校なので、今回早めの我が家のGWでした。本当のGWは道路も混むし、なんでも高いからちょうどいいお休みでした。この旅行の時に着ていったきものです。7マルキの白大島(芍薬の花柄)と無地の黄八丈の名古屋帯。帯締めは若葉色の丸ぐけ、パールと珊瑚の根付です。これで3時間半ず~っと運転してました。おかげでぐちゃぐちゃです。