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[気まぐれ業務日誌] カテゴリの記事

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• 電子カルテ・・・

  前職では、おいらは一人で何役もこなしていた。医事課であり、総務であり、庶務であった。何でもやっていた。何でもこなしてきた。今の職場では、おいらは事務局医事課の一職員だ。正直、ちょっと物足りないなぁって、ちょっと遣り甲斐・・・とか、見失いそうになる。そういう思いを抱えながらも、日々過ごしている。そんな時、突然同期さんと先輩から声が掛かった。同期さん：「外来診療中の院長からなんだけど、電子カルテが入力できなくなっちゃったって。」は？なんじゃそりゃ？先輩：「○○さんって患者さんの診察が今終わって、その患者さんの処方を入力しようと思ったら出来なくなっちゃったって。どっかの電子カルテが起動してるかららしいんだけど。」そうだよね、確かそういう話は以前聞いたことがある。外来の看護師さんに呼ばれて外来の診察室の電子カルテを閉じたことがあるもの。同期さん：「でも、薬局も受け付けも電子カルテは開けてないの。どこで開いてるか解らないの。」・・・それか・・・、院長が裏画面で起動してるとかじゃないのかぁ？？？先輩：「二診に居るって。行ってきて！」・・・やっぱ、おいらが派遣されるわけか。。。外来で診療中の院長のところへ外来看護師さんと一緒に出向いたところ・・・、院長が入力画面と格闘中だった。院長：「入力が出来ないんですよ。○○さんの画面は出て参照は出来るんですけど・・・。」おいら：「外来カルテじゃなくて入院カルテになってるとか・・。それか新規入力画面になってないとか。一度落としてみて開きなおすとか。。。」院長：「それもしたんですけど、エラーになりました。」・・・－それでももう一回やってもらおうか・・・。おいら：「もう一度、その『閉じる』ってところをクリックしてもらってよいですか？」院長：「えっと・・・」院長に指示を出す下っ端医事課職員、お、恐るべし！！！と、なにやらエラー画面が出現したぞ！！なになに？『医局３にて起動中』・・・・。。。。あー！！医局のパソコンだ！！！おいら：「医局で誰かが開いてるんじゃ？」外来看護師さん：「ひょっとしてセクスィー先生？」おいら：「かも！！○○さんって、この前一日入院したときに担当したのってセクスィー先生でしたから！」外来看護師さん：「じゃあ多分！」おいら：「医局、行ってきます！！」第二診察室を出て、３階の医局へダッシュするおいら・・・・。。。医局へ入ると、・・・・だ、誰もいねぇ。。。。医局のパソコン、スクリーンセーバーが起動してる。マウスを動かすと、画面が現れた。。。。あ、やっぱり、例の○○さんって患者さんの画面が立ち上がってるよ。。。退院サマリーの画面が開かれていたのだが、本来医師なら自身のIDとパスワードで電子カルテにアクセスし、入力しなければならないのに、名無しのゴンベエでカルテが起動されていた。多分、セクスィー先生だよねぇ。。。でも、確認しないといかんよねぇ。。。。ってことで、医局からセクスィー先生のPHSにコール。医局の電子カルテで○○さんの画面を開いていたのは先生ですか？と確認すると、、、セクスィー先生：「あ、うん、そう。」おいら：「これ、保存せずに閉じても良いですか？院長が外来で処方を入力したいと言ってます。」セクスィー先生：「大丈夫。閉じちゃって。」・・・医局を離れるときにはちゃんと電子カルテを落として下さーい！！！電子カルテを閉じて、医局から外来看護師さんへ内線、もう大丈夫ですって院長に伝えてください！外来看護師さん：「ありがとう。でも院長待ちきれなくって次の患者さんの診察始めちゃった。」な、なんですとーーー。。。。。はぁ、３階の医局まで、良い運動になったもんだ。無事に事務所へ戻ると、今度は事業部のＴさんから内線が・・・。Ｔさん：「きむぽんさん、プリンターって詳しい？」おいら：「は？プリンター？」Ｔさん：「４階の電子カルテのプリンタがおかしくって。せっかち先生の処方をプリントしなきゃならないのに、出来ないの。」・・・別のプリンタの設定になっちゃってるとか。。。。Ｔさん：「解らない。。。」・・・じゃ、今から行きます。。。今度は４階へ向かうおいら。。。４階の師長と事業部のＴさんが電子カルテの前に・・・。。。おいら：「せっかち先生が何かしたんじゃないっすか？プリンタの設定を変更しちゃったとか。」Ｔさん：「わからない。うんともすんともプリンタが動かなくって。」おいら：「一度電源落としますか？」Ｔさん：「それもやったんだけど・・・。」・・設定は間違ってないみたい・・・。。。でもってプリンタの電源を一度落としもした。。。でも、プリンタは動かない。。。もう一回やってみましょか。。。。プリンタをダウンして、電子カルテもちょっと画面を変更したりして別の文書を起動したりしていろいろとやってみた。これで印刷できなきゃ、別の階で印刷するっきゃないかぁ。。。。師長：「あ、動いたっ！！」おいら：「え゛？うぞっ！！」適当にいろんな画面開いてみたり、設定変えたりしただけなのに・・。。。師長：「あ、出た出た。二枚も印刷されてきた。ちょっとご機嫌が悪かったのかなぁ。」おいら：「ですかねぇ。」でも、良かった良かった、動いてくれて。。。Ｔさん：「ごめんね。わざわざ呼びつけて。」おいら：「いや、大丈夫っすよ。」Ｔさん：「きむぽんさん、パソコンって独学？」おいら：「わははっ、まさしく。ってか、プリンター持ってないし、未だに！！」Ｔさん：「でも、結構詳しいと思って。」ありゃりゃぁ。そう見えたんだぁ。。。まぁ光栄っちゃ光栄だなぁ。でもねー、この電子カルテ、もうちょっと使いやすいと良いんだけどなぁ。。。

  2009年01月06日

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• 年始挨拶

  病院の２００９年の診療開始の本日、受付会計担当に当たってしまったおいら。・・・外来、結構混むだろうなぁ。。。。受付を開始しカルテを準備していると、続々と患者さん来院、診療部長の患者さんは診療開始前ですでに１時間半待ちかも・・・・って程の数を受付た。加えて、予約の新患さんに加えて、老人施設からの新患さんも来てしまい、、、・・・・ああ、やっぱこうなるんか。。。患者さんが混みあうということは、受付会計担当者は受付にずっと拘束されるということ。あ、マズイ！診療部長が外来へ向かう為事務所を通ったのに年始の挨拶出来なかったーーー！今日のこの混み具合だと、診療部長が診察室から出られるのは、運が良ければ遅いランチの時間か、最悪はランチは抜きで夕方になるはず。ね、年始挨拶しなきゃー！ってことで、ちょうど外来診察室へ届けるカルテがあった為急いでカルテを持って事務所出ると、ま、間に合ったー！診療部長が第二診察室へ入ろうとするところにかち合えた。外来の廊下でなんとか年始の挨拶終了ー。良かった良かった！！外来の診療開始が遅い院長は、いつ外来に降りて来たのか解らなかったが、午後に運よく外来の廊下で遭遇。午後ってのが若干いただけなかったが、致し方ないよね。それでもちゃんと挨拶出来たので良かった良かった。で、今日のもう一人の外来担当セクスィー先生も、朝は受付に拘束されていた為事務所を通った時に挨拶しそびれていたので、午前の外来が終わった際に事務所にてなんとか年始挨拶終了。・・・ってかさ、一応年明けだし、こっちも心入れ替えて殊勝に挨拶したってのにさ、年始一発目から仕事のことで喧嘩売ってくるの止めてくんない！？頭きたから、先生の居る前で隣に座ってた後輩さんを思いっきりどついちゃったじゃん！！あーあ、鼻詰まりまくりで、喉に負担をかけないように会計してたから疲労困憊だったところにこの仕打ちか。。。今年も先が思いやられるぜ。・・・・あっ！まずった！！副院長には、年始挨拶出来なかったーーーっ！！・・・明日でも良いかな。。。

  2009年01月05日

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• 仕事始め

  ・・・日曜日だけど、今日は仕事始めでした。・・・・風邪・・・治りきってなかったけど。。。。外来は明日からなんだけど、今日は入院入力業務で医事課全員出社。・・・やっぱ、担当患者が多いとそれだけで時間が掛かるや。皆で一斉に一気にやるときには、担当数が多いとそれだけで堪えるなぁ・・・。。。。担当、減らしてはもらえないよなぁ。。。きっついなぁ。。。それでも、なんとか残業で乗り切った。どうしても最後に確認したいことがあって夜７時に病棟に行ったら、病棟看護師さんに驚かれた。・・・このくらい普通だってーの。ここの職場どんだけ残業しないんだか！！でも、病棟看護師さんが、気をつかってくれて、『コーヒーでも入れてあげようか？』って。飲んでる間に終わるだろうから丁重にお断りしたけど、こういうのって嬉しいよね。事務所ではおいらが最後になってしまって、でも帰るとき、守衛さんがずっと見送ってくれた。よーし、明日から外来開始。多分大混乱が予想されるね。午後に入院の請求書出し。そして、明日はおいらが早番。がんばろっと！

  2009年01月04日

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• 休日返上出勤

  前夜の忘年会は、残業を振り切って参加したおいら。当然だけど、仕事が終わっていない。。。このままじゃ、仕事納めの明日、レセが出せないよお。。。ということで、休日返上で仕事に行って来たっす。タイムカードは押さない出勤です。・・・ちっ、マジでサービス出勤だよ。制服に着替えなくって良いから気楽なもんで、病棟に行くと看護師さん達からも、ちょっと驚かれたよ。この日の当直医は診療部長兼副院長のM先生。病棟でカルテを漁るように見ていたら、あちゃぁ、診療部長ってば休日の今日も仕事しまくってるじゃん！！！しかも、院長までも休日にやってきていて診察してるし。。。院長も診療部長も仕事三昧だけど、医事課のおいらだって結構仕事三昧って感じだよなぁ。昼の暖かい時間にさくっとやってさくっと帰る予定が、守衛さんが出勤してきても終わんなかった。・・・ホントは携帯の機種変に行ったり、馴染みの店に今年最後の挨拶に行こうと思っていたのに、全部おじゃんになってもうた。ま、しゃーないけどな。

  2008年12月28日

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• ８回目の日直

  ５月のゴールデンウィークに初めての日直を経験してから、今回が８回目の日直になる。最初は医事課の先輩とコンビを組んでの日直だったが、４回目からは事業部のヒトとコンビを組んでいる。ただでさえ今月から担当も増え、尚且つ退院だの入院だの担当患者さんの処理に追われ、気づけばもう下旬じゃあーりませんか。・・・おいら、マジでやばいっす。仕事溜まりすぎっす。そういうわけで、朝早めに出勤し仕事を開始しようとしたのだが、守衛さんから早々に呼び止められてしまった。守衛さん：「昨夜、２２時過ぎに入院がありました。○さんって男性患者さんです。」おいら：「へー、入院っすか。外来通院中の患者さんですよね？」守衛さん：「そう、カルテは外来カルテも入院カルテも病棟にあります。４階です。」おいら：「了解です。昨夜の夜勤って、副院長でしたっけ？」守衛さん：「そうです。」おいら：「で、今日の当直医って誰でしたっけ？昨日帰るときにはまだ予定表がきてなかったんで知らないんですけど？そのまま副院長ですか？」守衛さん：「えっと、今日はセクスィー先生になってますよ。」おいら：「うえ゛っ、セクスィー先生かよっ！」ついうっかりイヤぁ～な顔してしもうたから、守衛さんから怒られちゃった。だってだって、セクスィー先生といえば、事務部から『嵐を呼ぶドクター』と影で呼ばれるくらい先生の当直の日は波乱の日直になると恐れられて嫌がられているのだ。何しろおいら、初日直の時がまさしくセクスィー先生で、朝からタクシー会社と病棟の患者さんのことでトラブるし、病棟の水漏れに休みの事務長やら施設担当者が緊急招集されるし、コンビの先輩までが水漏れの対応に奔走し、おかげでまだ経験の浅い初日直のおいらがたった一人事務所に取り残されてしまうし、体調不良を訴える患者さんからの電話が頻発し、その度に何度も医局やら病棟やらのセクスィー先生のところまで走る羽目になるし・・・。。。つまり、セククィー先生が当直の日の日直は、ろくな事がないのだ！（はずなのだ！）おいらの日直の歴史は、初めてがセクスィー先生で、二回目が診療部長、それから副院長、診療部長、せっかち先生、診療部長、副院長と続いていた。そして、ついにまたセクスィー先生の日の日直に当たってしまったのだ。・・・ああ、悪い予感。。。。で、やはり、予感的中！！！！そろそろランチにしようかって時間帯、それまで順調だった日直が一本の電話によって急変した。体調不良の患者さんからの電話。でも、その患者さんはここ３ヶ月通院が途絶えていた。患者の訴えと状態では、やはりドクターに繋ぐ必要ありだよなぁ。。。２０分前には薬局で病棟患者さんの臨時薬を調剤していたセクスィー先生、多分まだ病棟で状態の悪い患者さんの対応をしているのだろうが、仕方なく電話を繋いで電子カルテを照会できるようにカルテナンバーを伝えると、セクスィー先生：「４階に居るから。」おいら：「カルテすぐお届けします。」前回から日直のときは、1.2キロの錘のついたトレーニングシューズで仕事をしているってのに、カルテ持って階段を一気に駆け上がったよ。電子カルテを照会しながら患者さんと電話で話すセクスィー先生の前にカルテを広げておいてその場を去ろうとしたら、膝がガクガク震えるってんでぇ。。。・・・凄い負荷だよ。。。事務所の戻って、じゃ、今度こそランチにしようか！？って話をしていると、今度は、　『○○救急隊です。救急搬送の要請です。』・・・・え？救急搬送？　『そちらのドクターがすでに了承済みとのことですが。』・・・え？マジで？聞いてないし・・・。ってか、ひょっとして？？？？と、カルテを右手に抱えたセクスィー先生が事務所に登場。視線をやると、セクスィー先生：「あ？救急隊？例の患者。受け入れますって答えて。」・・・・やっぱり、受け入れなんかよ。。。。救急隊との電話を切ってセクスィー先生に確認すると、、、おいら：「先生、どういう状態なんですか？」セクスィー先生：「一応すぐ処置したほうが良いようだし。多分３０分もしないで来るから。」おいら：「外来で処置するんですか？」セクスィー先生：「一日入院ってことにしたらどうだろうかなぁ。」おいら：「入院？」・・・や、やっぱり嵐を呼ぶドクターとの異名は、伊達ではなかったか。。。。その後、３０分くらい掛かるかと思った救急車は、１５分で到着し、あとは病棟の主任とドクターに任せれば良いと、おいらは食堂へランチを取りに行き（この日はお弁当じゃなくって食堂の給食にしたのだ）、日直のときは事務所で食べなくてはいけないからとお膳に持って戻ると、・・・・入院した患者さんの家族が入院手続きに来るは、先週亡くなった患者さんの家族が精算に来るは、電話は鳴るは・・・、、、、おいらの給食、一時間も放置したまま。。。。（赤飯もお味噌汁も冷めまくりだっつーの！）さ、さすが嵐の日直。。。。おかげで、ランチの時間は大幅に遅くなり、必然的に仕事も押せ押せ。。。。仕事が終わる時間になっても、おいらの仕事はまるで終わらず。。。本来ならばすでに帰宅していてもおかしくない時間まで事務所に居ると、よたよたしながらセクスィー先生が臨時処方箋を握り締めて病棟から降りてきたよ。おいら：「また調剤ですか？」セクスィー先生：「ああ。」おいら：「先生、今寝てた？」セクスィー先生：「あ？」おいら：「寝起き？だって、目が開いてない・・・。」セクスィー先生：「全然寝てないし！そんな暇ないし！ってか、ずっと働いてるし、今日は。もう疲れた！」あーあ、ボロボロじゃんかぁ。。。とかいって、おいらもその後２時間以上残業することになってもうて、終わるころにはボロボロ。（タイムカードは早々に押しといたから、残業代は出ないのに。。。）そんなこんなの８回目の日直、仕事抱えてる現状では、もっとのんびりした日直が良かったなぁ。

  2008年12月23日

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• 避けられない！？

  今の職場に来て、もうすぐ１１ヶ月が経過する。結構猫被っていたつもりなんだけど、やっぱおいら、キャラが濃いんだろうなぁ。。。院長は一度名前を間違えたことがあるけれど（←これがさぁ、同期さんも同じ名前で間違えられたっていうんだから、おいらや同期さんに問題があるんじゃないんだよね。院長がその名前に固執する何かがあるんだよ、きっと！）、最近は無くなった。副院長ともこの前の忘年会でお喋りできたし、仕事で困ったことがあれば、診療部長やせっかち先生など、担当医にちゃんと質問することも出来るようになった。若手の伊達メガネ先生とは、会えばくだらない話をするし、セクスィー先生に至っては、先日の忘年会で事務所の先輩に向かって、『○さん（←先輩のことね）、きむぽんさんに負けてるよ！』と言ったとか言わなかったとか。。。・・・それって、どういう意味なんだ！？薬局の薬剤師さんたちも、事務所で使う付箋等をねだりに行ったら、『きむぽんさんの頼みなら！』って言って快く分けてくれたし、事務所と仕事のことでいがみ合っている外来看護師さん達も、おいらには結構優しいし、おいらもしょっちゅう外来でだべってる。そんなふうに、ある程度この職場でキャラが確立してきたおいらの元に、ついに、というか、とうとう来ちゃったあああっ。。。食堂でランチをしているところに現れた検査技師さん。。。技師さん：「きむぽんさん、例の酒飲みサークルの新年会、いつにする？」あ、やっぱそれ、行くんですか。。。行くんですよね。。。ってか、それって、最初は病棟の看護師さんと、薬剤部の薬剤師さんと、検査部の技師さんと、事務部のおいらって面子だったはずなのに、いつのまにやら事務所の先輩も参加するって話になってるみたいなんだけど。。。。・・・・ううううーーーーっ。。。やっぱり、参加は必須なんだろうなぁ。。。技師さん、めっちゃ楽しみにしちゃってるし。。。避けては通れないって感じ。。。。

  2008年12月19日

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• ケーキ。

  一応、甥っ子と姪っ子がいるんだけどね、おいら。。。。姉上：『２４日に相手してやって！』ガキんちょ二人、姉から押し付けられた。。。おいら、仕事なんだけど。。。姉上：『うち、クリスマスケーキ用意しないから。』つまり、おいらに買えってか！？もう予約締め切っちゃったところ多いじゃんかーーーーっ！！そもそも、前日の２３日も日直だもん！前の日に調達するわけにもいかないしさ。仕事終わりに寄れるケーキ屋さんじゃないと無理じゃんかー！！・・・クリスマスケーキなんて、高いだけなのにーーー。。。それでも、急いで近場のケーキ屋さんで、一番高いヤツ頼んじゃったよ！・・・ただでさえ、１２月は外食三昧で太るってぇのに、自宅でもケーキだなんて。。。ああ、恐ろしい。。。

  2008年12月18日

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• 口撃は場所を選んで。

  『やられたらやり返す！』これ、おいらの基本方針！でも、いつの間にかおいらが悪者のような言われように、憤慨してしまった午後だった。前夜に病院のバレーサークルの忘年会があったという、その参加者の事務所の後輩さんと薬剤部の薬剤師さんが二人して二日酔いで死んでたことに、ランチの時間になってやっと知ったおいら。だって、受付のサブ担当だったから気づかなかったんだもん。どうやら、意気投合して二軒目は二人だけで飲みに行き、そこでもしこたま飲んだらしいのだが、聞くところによると、一軒目でもドクターのなかで参加した副院長とセクスィー先生から、度数の強い焼酎を飲まされたようで・・・、後輩さん：「『うまい焼酎』って言ってセクスィー先生が注文したくせに、飲んだ途端『まずい！』って言って全然飲まないんですよー！」まずい焼酎を飲まされた後輩さんと薬剤師さん。ランチの時間は二人ともマジで死んだ顔。。。あーあ、若いって凄いなぁ。よくそんな状態で仕事に来るよ、二人とも。。。と、午後に外来の廊下でうっかりセクスィー先生にバッタリ。ちょうど外来がひと段落したようで、外来の処置室へ向かおうとしていたおいらが捕まってしまった。廊下で予約台帳になにやらメモっていたセクスィー先生の横を通り過ぎようとしたところ、こちらに顔もむけずにすっとカルテを差し出された。セクスィー先生：「これ、終わったカルテ。頼む。」おいら：「はい。・・・あ、先生？」セクスィー先生：「ん？」おいら：「ひょっとして、二日酔いっすか？」セクスィー先生：「・・・ああ、頭ガンガンに痛い。。。」目も合わせられないといった感じで、おいらにカルテを託すと、ヨタヨタしながら外来の廊下を歩いて病棟へと去って行った。ありゃぁ、誰かと二軒目まで行ったんだろうなぁ。きっと相当飲んだんだ。。。さて、そんなフラフラであってもそこはドクター、仕事はしてもらわなくてはならない！！先日に退院した担当患者さんのカルテの記載をお願いしないと、退院処理が出来ないのだ。外来がひと段落した今がチャンス！セクスィー先生を捕まえに病棟へ上がると、看護師さんがナースステーションに二人しかいない、のんびりした雰囲気の療養病棟に居たよ。カルテの記載をその場で頼むと、ぶつくさ言いながらも何とかすぐに処理してくれた。でも、気の毒なくらい悲惨な状況（見た目含む）のこの日のセクスィー先生。。。ホントに突っ込みどころが満載んだもん。だからついいつものように突っ込んでいたら、おいらの怒涛の口撃に驚いたらしい病棟看護師さん。看護師さん：「先生、いつも事務所でこんな風に苛められてるの？」だって。。。あれ？違うってば！看護師さん！！おいらがいつも苛められてるんだって！意味もなく笑われてるんだって！！おいらは普通にしてるのに、何かしら笑うんだって！難くせつけてくるのはセクスィー先生のほうなんだって！！だから、これは仕返しだってーの！！なのに、、、セクスィー先生：「この人だけ特別！どうもオレに恨みを持ってるんだよ！」をいをーい！病棟看護師さんを味方につけようとして嘘言うなよー！！病棟看護師さんの印象が悪くなるだろー！！もうっ！これからは、人目の付かないところでやり返そうっと。ちなみに、凹んで病棟から戻ると、二日酔いが若干回復してきた薬剤師さんが事務所へ。ありゃりゃ？何用？？？薬剤師さん：「メール、交換しません？」おいら：「おっ、いいっすよ！」薬剤師さん：「いつ飲みに行きましょうかねぇ。」・・・・前夜しこたま飲んだくせに。。。酒飲みが多いなぁ、ここの職場、。。。。

  2008年12月17日

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• 小芝居・・・

  おいらの勤める病院には、広報誌がある。広報誌って言っても、大した内容じゃない。表紙が院長。そして裏面が常勤のドクターのページ。次が各課の部長達のページ。院内の取り組みやら、委員会やらのページ。こ～んなたった４ページの広報誌。それでも、担当する庶務課長は大変だったみたい。だって、おいらが就職してからは初めての発刊なんだもの。つまり１０ヶ月以上出てなかったわけ。これだけ待たされたわけだから、期待して手に取った広報誌。院長の今回のページは、後発医薬品についてのお話だった。ふむふむ。。。なるほど。ページをめくった。さて、今回はどの常勤医が担当してるのやら？？？わくわくしながらページをめくると、・・・あれ？そこに写っているのは・・・・・アンパンマン顔負けのパンパン顔のせっかち先生が、カメラ目線で引きつった笑顔を披露しているじゃあーりませんか！！ばっ、ばっ、爆笑っす！！そりゃ、事務所中に広報誌を回しちゃったよ！！先輩達も、笑う笑う！！ってか・・・先輩：「こりゃもう、アンパンマンっていうか、パンパンマンだよね。」おいら：「それもそうですけど、どーしてメガネ外しちゃってるんですか！」先輩：「いけてるとか思ったんじゃないですか！？」同期さん：「笑顔がキモイよ！」おいら：「髭剃った後が青すぎじゃん！」後輩さん：「カメラ目線が怖すぎ！」おいら：「一体どうしてこの写真を選んだんだろうねぇ。」もう皆、言う言う！！あー、せっかち先生が外来担当日じゃなくってよかったよ！うっかり本人目の前にしたら笑ってしまうじゃないかっ！！・・・・すると、うっかり目の前に来ちゃったよ！！午後に外来に突然呼ばれて病棟から降りて来たせっかち先生、事務所に寄って受付担当の先輩になにやら用を頼んだらしかった。そして、事務所から外来へ向かおうとおいらの座っていたデスクの後ろを通った。・・・と、あ、まずい！おいら、デスクの上に例の広報誌を放置していた！！！うわっ！せっかち先生が、それに気づいてしまったよーーーー！！！おいらの横で立ち止まり、広報誌を手に取っちゃったーーーーー！！！そ、そして、広報誌をめくって自分が載っているページを開いたと思ったら・・・持っていた広報誌を一旦顔に近づけたと思ったら、凄い勢いで仰け反って広報誌から顔を離したせっかち先生！！うぞ！！こ、これってまさしく、漫画やアニメで目玉が飛び出るほど驚くって、あれだよ・・。。。。な、なんたる小芝居！！せ、先生、すっごい大根役者っぷりなんだけど。。。そりゃ自分のパンパン顔に驚くのも解るけどさ・・・。。。下っ端事務員としては、さすがに突っ込んでやらんといかんよなあ。。。おいら：「先生、ばっちり載ってますね！」せっかち先生：「ははっ。」おいら：「メガネ外してらっしゃるじゃないですか！いつ撮られたんです？この写真！？」せっかち先生：「ん？・・・１０年前。」・・・・・・・・わ、笑うとこ？おいら・・・、笑って良いの？？？わ、笑えねぇーーーーっ！！！ち、沈黙してもうたーーーーっ！！！トュルルル・・・・トュルルル・・・・・た、助かった！院長からの内線！！・・・ガバっと受話器を取ったおいら、広報誌を持ってまだなにやら話した気なせっかち先生を放置した為、せっかち先生はそっと広報誌を置いて事務所から出て行ってしまった。せっかち先生、笑えない発言は勘弁してください。。。ってかさ、庶務課長ももうちょっと良い写真を掲載しれやりゃ良かったのにさぁ。。。

  2008年12月16日

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• こんな週の始め。。。

  またしても、怒涛の連続更新です！↓１２月１１日「『終診』」１２月１２日「度胸」１２月１３日「スパイラル・・・・」１２月１４日「懐かしい再会」さて、担当病棟の怒涛の入退院のあった先週、何しろ水曜から全然自分のデスクに座ってないのでね、ま～ったく処理が出来なかったんだよねぇ。ってことで、『退院』『退院』『入院』『入院』『転棟』『入院』『入院』『転棟』と、マジで凄い状況のおいら。。。そりゃ死に物狂いで仕事しますがな！！もうドクターが外来に降りてきて事務所を通ったところで、気づきもしなかったよ！（挨拶すらすっ飛ばしてしまったし。。。）おかげで、何とか４人の入院を処理し、二人の退院も病棟で最後の確認をすればOKというところまでこぎつけた。そして、夕方に病棟に行こうとしたところ、後輩さんから、後輩さん：「あ、きむぽんさん、何階に行きます？」おいら：「えっと、退院の書類を見てくるだけだから、４階と２階にちょっと。あと、医局にも行くけど。」後輩さん：「医局行きます？これ頼んでよいです？」後輩さんから渡されたもの・・・。。。何？このデカいダンボールは？両手でなきゃ持てないじゃん！！後輩さん：「セクスィー先生宛てに宅配が届いたんですけどー。」おいら：「え゛？こんなデカいのをおいらに持っていけと！？」ま、軽かったから良いんだけどさ・・・。。。ただ、ぶっちゃけ言うとさぁ、おいらこの前の忘年会以来、極力セクスィー先生を避けてたんだけどなぁ。。。だって、確かに向こうからだったとはいえ、酔っていたとはいえ、ドクターを思いっきりどついたわけだし。。。結局、２階を素通りし、まず最初に３階の医局へ向かった。と、３病棟にてセクスィー先生を発見！おいら：「先生、荷物届いてました。医局に置いておけば良いです？」セクスィー先生：「あ！来たんだ！サンキュ！」カンファレンス中っぽかったのに、速攻立ち上がっておいらが持っていた荷物を受け取ってくれた。当然、ナースステーションの看護師さん達から野次の嵐！　『先生、中身はなに？我々にもお裾分けしなさいよ！』と。。。。（看護師さんたち、こ、怖い！！）勿論、おいらも中身が気になるよなぁ。だって、とってもご機嫌で荷物を抱えておいらと一緒に医局へ向かうんだもん。その足取りたるや・・・。。。おいら：「一体何なの？中身？」セクスィー先生：「良いじゃん、ナンだって！」おいら：「教えてくれても良いじゃん！ナンだって良いなら！」セクスィー先生：「おもちゃだよ、おもちゃ！」おいら：「はぁ？おもちゃぁ？？？」セクスィー先生：「誕生日、誕生日！」おいら：「え？おいらの？おいら誕生月だよ！」セクスィー先生：「オレの！」自分のためのおもちゃって・・・。。。なんだそりゃ！？相当楽しみにしてたのか、ずっとニコニコ顔のセクスィー先生。おもちゃじゃお腹にたまらないじゃん！お裾分け期待出来ないからおもろないや！！そうしてご機嫌のセクスィー先生を医局に残して、おいらは病棟へ。退院患者さんの書類をちらっと確認するつもりで病棟に行ったのに、数分で用を済ますつもりだったのに、病棟で担当患者さんが療養病棟から出来高病棟へ転棟したことが発覚！！ひぎー！また出来高病棟の患者が増えたーーーー！！！凹んで事務所に戻ると、後輩さんと先輩さんがにへらにへらと笑ってる。なんで？どしたの？二人して？？？後輩さん：「きむぽんさん、良かったですね。転棟患者さんがいましたよ、今日もまた！」おいら：「あ、それ見てきたよ、４階で！○○さんでしょ？」後輩さん：「違います！５階です！●●さん、先輩の病棟からきむぽんさんの病棟になりました！」えーーー！？今日二人も転棟なのーーーー！？後輩さん：「あ、それと老人病棟にも入院ありましたよ！」おいら：「え？入院もあったの？」やっとの思いで２人退院させて、４人入院させたのにー！！！またも、転棟、転棟、入院とは！！なんたる週の始まりなんだか！

  2008年12月15日

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• スパイラル・・・・

  『やばい、おいらハマッてしまったっす、完全に。。。』今週、隣の席の先輩からまたしても譲り受けた・・・というよりも強引に押し付けられた担当。一番入退院の激しい出来高病棟の担当患者が、また増えてしまった。今の職場では病棟ごとに男性・女性と分け、それを『あ行～』が○先輩、『た行～』がおいら、といったように区分けして担当を受け持っている。おいらはすべて女性患者を担当している。（先輩達から譲り受けるときにたまたまそうなったんだ。）最初は、老人病棟の女性の『あ行～か行』を一人の先輩から貰い、療養病棟の女性の『あ行～さ行』をもう一人の先輩（隣の席の先輩）から譲り受けた。一ヵ月後、老人病棟の女性の残り『さ行～』、つまり、老人病棟の女性患者さん全部を引き受けることになった。（ちなみに老人病棟の女性は常に満床だった。男性はいつも空きがあるのに。）同じ月、出来高病棟の女性の『ま行～』を試験的に譲り受けた。が、次の月にはその先輩が退職することになり、『た行～』を受け持つことになった。この時点で、すでにおいら担当患者数、トップ１かトップ２だった。そして、数ヶ月が経過・・・。おいらが唯一受け持っていない女性の出来高病棟の一つ、一番入退院の激しい病棟、この病棟を受け持っている隣の席のおいらの指導係的な先輩が、入退院の激しさにさすがにアップアップのようで、先輩：『きむぽんさんにちょっとだけで良いから引き受けてもらいたい。』と言ってきた。先輩：『代わりに療養病棟の「あ行～さ行」は返してくれて良いから。』と。。。おいらはその申し出を断った。おいら：「解りました。出来高の「あ行」を引き受けます。ただし、療養病棟もそのままやります。」交換条件無しに、おいらは先輩から出来高病棟の「あ行」を受け取った。これで完璧に担当患者数はダントツトップとなった。そして、一月の入退院数もトップ２となった。月末月初は、正直アップアップとなっていた。月初めは、外来の入力業務をしている余裕が無くなった。それなのに、またしても打診されてしまった。。。満床の女性の老人病棟を１病棟全部担当していて、あまり動きのない出来高病棟１病棟の、女性の『た行～』を担当していて、さらに、療養病棟の女性の『あ行～さ行まで』を担当していて、入退院の激しい出来高病棟の女性の『あ行』を担当している・・・、今のおいらに、、、先輩：『出来高をもう少し引き受けてくれない？替わりに療養病棟を返してもらってよいから。』おいら、これ以上担当が増えると危険なんだ！！もう無理だ！！確かに療養病棟を引き取ってもらえれば、人数的には少なくなる！？って思ってたけど、いや違う！！この交換条件は平等じゃないんだ！！たとえ療養病棟を引き受けてもらっても、それ以上に入退院の激しい出来高病棟は大変なんだ！！今のおいらの実力じゃ無理なんだ！！のらりくらりと返事を先延ばししていた。でも、もうそれも無理なところまで追いつめられていた。。。仕方なかった。。。おいらは、先輩の提案をのむしかなかった。おいら：「解りました。出来高の『か行』も引き受けます。代わりに、療養病棟を返す件ですが、『さ行』のみ返します。」先輩：「全部返してくれて良いんだよ。」おいら：「いや、それをすると、来月『出来高のさ行』がおいらのところにきそうで、それは阻止したいので、療養病棟は『さ行』だけ返します。」先輩：「・・・バレたか！」おいら：「先輩の考えていることは、全てお見通しです！」・・・そうして、人数的には、療養病棟の『さ行』が多かったので、担当患者数は減ったはずだった。そう、はずだったのだ・・・。。。なのに・・・、、、、どーして出来高の『か行』を貰った途端に、『か行』の患者がゾロゾロ出来高病棟に入院するわけ！先輩：「ふっふっふっふっ！きむぽんさん、ハマったわね！（笑）」おいら：「やばい！負のスパイラルだ！」先輩：「抜け出せないですよ！！永遠に！」・・・まずい。。。マジでハマったかも。。。

  2008年12月13日

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• 度胸

  受付のサブ業務の本日、診療部長と副院長コンビの外来は、とにかく外来患者さんが多い。おいらは何度も外来と事務所の往復だ。と、午前に外来の入力業務の為に病棟から降りて来た伊達メガネ先生と外来の廊下でバッタリ！そりゃ前日にレーシック終診になったことを話したさ。おいら：「昨日でレーシックが終診になったんですよー！名古屋通いもこれで終わりっす！！」伊達メガネ先生：「そうなんだ、良かったねぇ。もうこれで視力は大丈夫なの？」おいら：「まぁ視力低下する人もいるみたいだけど、多分おいらは大丈夫なんじゃないかって。角膜のにごりは全くないし、手術の形跡も全くないって。」伊達メガネ先生：「そうなんだー。」と、この会話をしていたところに通りかかった外来看護師さん、おいらの後で同じクリニックでレーシック（術式はおいらとは違う）を受けた人なんだよね。外来看護師さん：「あたしは一ヶ月で治療終了でしたけど、でも解りますよ、自分で。」おいら：「何が？」外来看護師さん：「手術の跡が！角膜を削ったときのラインが、自分で鏡で見て解るの！」伊達メガネ先生：「そうなのー？ってか何で皆そんなに勢い良く手術に踏み切れるの？」おいら：「へ？なんで？怖いの？」伊達メガネ先生：「怖いよ！怖いに決まってるじゃん！だって目だよ！削るんでしょ？」おいら：「そうだよー！見えるんだよー！削られてるときに！」伊達メガネ先生：「でしょー！でしょー！」おいら：「角膜をぺリって剥がされるところとか、見えるよー！全部！」伊達メガネ先生：「ボク絶対ダメ！無理！眠らせてくれないと！」おいら：「あ、おいらの術式は痛みが出るからって先に薬飲んだよ！術後に安定剤も飲んだし。」伊達メガネ先生：「ダメだ。ボク度胸がない。」だ、だらしない・・・。ドクターのくせに！たった数分の手術なのに！！まあ、レーシックって全部が全部良いことばかりじゃない。手術が無理な人もいるし、後遺症もあれば視力が戻ってしまう場合もあるけれど、でも望んでいても手術が怖くて踏み切れないって、こりゃ伊達メガネ先生は、一生伊達メガネとコンタクトの生活だぁねぇ。。。・・・ってさ、ほんとは伊達メガネ先生がおいらと同じクリニックで手術を受けてくれたら、おいらに紹介料（数万円）が入ってくるのになぁ。。。（残念！）

  2008年12月12日

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• 忘年会の次の日。。。

  忘年会の次の日。。。どして仕事に行かなくてはいけないのだろう。。。夜中に起きちゃってからはあまり眠れなくって、かなり睡眠不足の朝。それでも医事課の中ではいつも早い出勤のおいら。まずは更衣室で看護部長と昨日の話で盛り上がる。看護部長はドクター達と一緒の席だったから、そのテーブルで女医先生の結婚話が出ていたことを教えてくれた。（←新情報だよー。）事務所に出勤、幹事である総務課長と事務長に挨拶。早番当番の先輩に挨拶。と、、、先輩：「昨日誘ったのに。私達、あの後コーヒー飲みに行ったのよ。」・・・あれ？誘われたっけ？いつ？・・・記憶ないなぁ。。。あ、そうか、『きむぽんさん、どうする？』って、確か会場で言われた気がする。あれがそうだったんだ。おいらてっきり『どうやって帰るの？』って聞かれたと思ってたよ。先輩：「でもね、誘ってないのに何故だか庶務課長も来て、ケーキも食べちゃったの！」・・・うーん、微妙な面子だったんだなぁ。・・・誘いに気づかなくって正解だったか！（おい）で、昨日最後に盛り上がった薬剤師さん・・・、朝外来の廊下でおいらの顔を見るなり、『だ、大丈夫でした？昨夜は？』やて。。。そ、そんなにひどかったんだろうか。。。その後、昨日送り迎えをしてくれた外来看護師さんにもお礼の挨拶。おいらどうやら、車の中でかなりでっかいことを言っていたらしく・・・。。。。外来看護師さん「セクスィー先生にどつかれた復讐するって息巻いてたけどほんとにする気？」って。。。おいら、そんなこと言ったっけ？外来看護師さん：「痛めてる左膝にケリ入れる！って言ってたよ、昨日の夜は。」・・・言ったような気もしなくもない、かも。。。でも、そもそも、どうしてあの時おいらがあそこでどつかれたのかが解ってないし。。。ほんとに、おいらナンもしてないはずなのに。先生が単なる酔っ払いだったのか！？おいらが酔って気づかずになんか失礼なことでもしたんか！？だからとりあえず、今日は外来に降りて来たセクスィー先生とは一言も口聞かなかったもんね。外来看護師さん：「それと、病棟の看護師さんの誰かに、鍵渡して傘を出してもらってたよ。」そんなこと、してもらってたっけ？？？・・・なんとなく覚えているけど、誰にそれを頼んだんだか記憶にない。。。顔も思い出せない。・・・当面、大人しくしてよう、おいら。。。って、今日はまたしても脱水状態で、トイレが近いし、胃もたれするし。。。微妙に胸焼けもして・・・。。。はぁ、酒弱いなぁ、おいら。。。

  2008年12月10日

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• 忘年会

  でした。。。市内の某ホテルでの忘年会。最初はどうやって行こうかと思っていたが、近所の看護師さんが車を出してくれるって！ご一緒させてもらっちゃった。相変わらず、院長の挨拶は長かった。。。診療部長の挨拶は、面白みに欠けた。。。（メモ見ながらじゃダメじゃんねぇ。）副院長の乾杯の音頭が、なかなか笑えた。（いつものムスッとしたキャラのおかげだでこういう時は得する副院長。。。）同じ席の事務長が何度もビールを注いでくれた。（もう何杯飲んだか記憶に無いぜ。）皆で干支の話になった・・・。。（年齢の話は止めようよ！と切実に思った。。。）下っ端達が院長にお酌に行く話しに、おいらは『爆弾扱い』として参加を許可されなかった。っつーか、『最後に一人で乗り込め！』とか言われた。（結局は行きそびれた・・・。）途中で薬剤部の人がテーブルに来たので調子にのって話しているうちに、おいらの席が無くなった。仕方ないので、別のテーブルで誰のか解らない酒を飲んでいた。副院長と、初めて話した！ってか、事務所のテーブルに来てくれてちょっとお話出来た！！かなり感激！！！気づいたら、検査部の技師さんと、病棟看護師さんと、薬剤部の一番若い薬剤師さんと４人で『酒呑みサークル』が結成されていた。第一回は、沖縄料理の店に行くことに決まったらしい。。。（マジで？？？）お寿司もパイシチューも、ってか最後のほうの料理は食べそびれた。（ビールばっか飲んでた。）お開きになった後、ホテルのロビーで、セクスィー先生から背中を思いっきりどつかれた。背後から突如！！しかも３回も！！理由？・・・『前歩いてたから！』やて！！どういう理由だよ！？しかも、人の背中どついておいて、『メッチャ良い音した！（笑）』って大笑いしやがった！！悔しいから倍返ししといた。。。（多分、６回はどつき返した気がする。。。）・・・記憶無かったことにしようっと。。。ブログ更新する気なかったのに、夜中に起きちゃったよ。。。明日仕事行くの、ヤダなぁ。。。

  2008年12月09日

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• 大胸筋

  一昨日、風吹き荒れる寒さの中、みかん畑でみかん切りの精を出したおいら。その夜は、カラダの芯まで冷え切ってしまい、早々に休んだ。次の日、お決まりの筋肉痛だったが、それでもなんとか持ちこたえた。が！！今日になって、いろんなところの痛みがやけに堪えるぅぅぅぅぅ。。。午前はフルメンバーだった事務所、土曜に休んだこともあり、今日は自分の席で溜まった仕事に没頭できたから良かったけれど、動くと筋肉に響くよーーー。。。午後に外来の看護師さんのところへカルテを持って行ったときも、あまりに不自然な歩き方で看護師さんから失笑を買い、事務所へ帰る廊下で午後の外来のために診察室へ向かうセクスィー先生とかち合った。当然、おいらの不自然極まりない動作に怪訝な顔のセクスィー先生。おいら：「うっ、カラダが、バキバキの筋肉痛で悲鳴を上げておるのでありますぅぅぅ。」セクスィー先生：「はぁ？」おいら：「ここ、ここの筋肉が特に痛くて・・・。呼吸が苦しい。。。」　注）一番痛かったのは、実は両腕の付け根の胸側部だったんだよねぇ。セクスィー先生：「そこは大胸筋だろ？何をしたんだ？ベンチプレスでもしたんか？」おいら：「内緒ですよ。実は・・・みかん切りのバイトに行ってみかんを切りまくったんですわ。」セクスィー先生：「なるほどな。両手で重いもの持ったわけか。」おいら：「いや、今回はそんなに重くはなかったはず。」セクスィー先生：「でも、みかんを籠に入れて下げてるわけだろ？」おいら：「下げるっていっても、肩から斜めに下げるだけだし。みかんの木もそんなに大きくないところだったから、両腕をずーっと上げていたつもりもないんだけどなぁ。」セクスィー先生：「まぁ良いじゃないか！筋肉つくぞー！」おいら：「大胸筋ついて得しますかぁ？おいら、かっちょ良くなれますかねぇ。」セクスィー先生：「ん？・・・。。。んー。。。」外来の寒～い廊下で、大胸筋をモミモミグリグリする（←いや、グーでグリグリすると痛気持ち良いんだってば！）下っ端医事課員と、それを見て呆れ顔のドクター・・・。。。おいら、ミカン切りでマッチョなカラダを手に入れられるかしらん！？

  2008年12月08日

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• ジェスチャー

  同期さんと後輩さんに遅れること数分、食堂に向かったおいらの後ろから揃ってやってきたのは、午前の外来の患者さんのカルテを、事務の都合で記載変更させるという迷惑を掛けたセクスィー先生と、この日は初めて顔を合わせる伊達メガネ先生だった。おいら：「うおっと、伊達メガネ先生、良いとこで逢ったじゃん！」伊達メガネ先生：「へ？」セクスィー先生：「何何？」おいら：「先生、先週約束した件、ちゃんと調べてきてくれました？」伊達メガネ先生：「・・・わははっ、忘れた！（笑）」おいら：「ちょっと、ダメじゃん！つかえねぇーじゃん！（怒）」廊下を先に歩いていたおいら、歩きながらの会話だった為、おいらが先に食堂に入ろうとすると、あれ？伊達メガネ先生がなにやらセクスィー先生に小声で話そうとしてるじゃないのさ。おいら：「伊達メガネ先生、セクスィー先生に余計なこと言わないっ！」伊達メガネ先生：「は、はい！」セクスィー先生：「お前（←伊達メガネ先生のことね）、何弱み握られたわけ？」おいら：「弱みって、人聞きの悪いっ！」そうして結局三人で食堂へ。一体何の話なんだ！？と興味津々のセクスィー先生。たいしたことじゃないのにね、隠されると気になる性質なんだろうねぇ。だってホントにたいしたことじゃないんだもん！そもそも伊達メガネ先生が、この時に医局であまりに眠そうにして暇そうだったから、名古屋のランチの話しになったのだ。セクスィー先生に全部話すと長くなるもん！もう同期さんも後輩さんもランチ始めてるんだもん！仕方ないので、手洗い場でセクスィー先生にジェスチャーで、おいら：「これを教えて！って言ったのに伊達メガネ先生は約束守ってくれないんですよー！」と話すも、セクスィー先生：「そんなジェスチャーじゃ全然解らん！（笑）」おいらのジェスチャーが余程面白かったのか、ケラケラ笑い出すセクスィー先生。海老フライ（←名古屋といえばこれでしょ！？）の海老をジェスチャーで表現しただけだったんだけどな。そんなに面白かったんかなぁ・・・。セクスィー先生にはおいらの『海老』はツボだったようだ。

  2008年12月04日

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• レセ病名

  『レセ病名』って知ってますか！？医療事務をやってる人ならば知っているだろうけれど、医療保険での診療に対する治療費は、厚労省の決めた診療報酬という点数表にのっとって算定しなければならない。点数表は、診療の基礎となる基本診療料と個々の診療行為に対する特掲診療料があり、それを合わせて算定するのだが、当然それらは事細かに算定要件が定められている。おいら達医事課は、ドクターの診療行為をコストにするのが仕事だ。カルテに記載された行為を診療報酬点数に照らし合わせてコストにし、患者さんと医療保険に請求するのが仕事だ。が、その為に一番大事なのは、『傷病名』だ。傷病名があって、初めてその治療行為が認められるからだ。そしてその傷病名がその治療行為と合致していなければ、たとえその治療行為をしていたとしてもコストとして認められず査定されてしまい、医療機関は無償診療したことになってしまうのだ。また、医薬品にはそれぞれに適応症が決まっており、その適応症以外の傷病に対して使用するとこれも査定の対象となってしまい、その医薬品の点数分を引かれてしまうのだ。だから可笑しなもので、医療機関ではほぼどこでも、『レセ病名』というものが存在する。折角行った治療行為をちゃんとコストとして算定する為に、レセプトという医療保険に請求する診療報酬明細書に、査定されない傷病名を記すのだ。さてさて、そんなレセプトはまず医事課が事務点検をし、その後ドクターに医師の目で点検をしてもらうのだが、今の職場では入院に関しては担当医が点検するが、外来に関しては数が多すぎるので、適当に振り分けて常勤医達に点検をお願いするのだ。ドクター達のレセプトチェックは傷病名漏れが基本だ。診療中には傷病名を付け忘れることが多く、レセのときに傷病名が追加されることが多々あり、『この病名を追加してください』とか、不要な傷病名を『○番の病名は削除してください』といった具合に付箋に貼って、レセを事務所に戻してくれるのだ。と、今回診療部長が点検したレセの中に、ちょっと不思議（？）な傷病名が追加されていた。。。付箋どおりに傷病名を追加して・・・・果たして良いのか？？？？と疑問をもったおいらは、当然ながら先輩にお伺いを立てたわけ。この患者さん・・・初診時より、Ｃ錠を処方されていた。そして最近Ｅ錠が追加された。主治医は診療部長。診療部長は初診時、Ｂ病という傷病名をカルテに記載していた。が、今現在この患者さんのレセプトからはＢ病の傷病名が消え、同系の傷病名であるＡ病に切り替わっていた。そしてＡ病が記載されているレセプトに、今回診療部長が付箋で指示してきた病名はＢ病だった。ただし、Ａ病を削除してとの指示はなかった。何故、もともとＢ病だった傷病名がＡ病に切り替わってしまっていたのか！？何故、今回診療部長はＡ病を付けるように指示してきたのか！？察するに、いつかは定かではないが、多分副院長がこの患者さんのレセ点検をした際にＢ病からＡ病へと傷病名の変更を指示してきたのではないか！なぜなら、この患者さんが今服用しているＣ錠を処方する際、副院長は必ずそのＡ病を付け、診療部長はＢ病と付けるからだ。おいら：「先輩、つまりどうしたら良いわけですか？」先輩：「そうですねぇ。今回診療部長の付箋どおりに傷病名を変えたところで、また副院長がこのレセ点検をすることになったら、また傷病名が切り替わるわけですよねぇ・・・。」おいら：「診療部長に真意を訊くにしても、今日はお休みですし。」先輩：「まさか、副院長にお伺いを立てるわけにもいかないし。。。」おいら：「じゃ、どうしましょう・・・。」先輩：「困りましたねぇ。」おいら：「仕方ないので、他のドクターにお伺い立てますか？」先輩：「それが一番ですかねぇ。」おいら：「じゃ、誰か事務所に寄ったら捕まえて訊いてみます。」で、おいらに捕まったのは、この日が外来担当だった常勤医のセクスィー先生。レセプトを見てもらい、事情を話し先生ならどう判断しますか？と問うたところ・・・、セクスィー先生：「どっちも付けとけば？」おいら：「え？両方ですか？」セクスィー先生：「んー、多分Ｅ錠はＢ病が適応症ってこともあったから診療部長が傷病名追加を指示したと考えられなくもないし。ちょっと変なレセ病名ではあるけれど。」おいら：「んー、なんか釈然としないなぁ。」セクスィー先生：「こだわるなぁ。ってか、わたしなんてさぁ、そこまで考えてないっていうか、そもそもＡ病なんて傷病名、医者になってから一度も使ったことないし。」おいら：「え゛？うぞでしょ？」セクスィー先生：「ホントホント！わたしの患者のカルテ見てみ！Ｃ錠処方してても、Ａ病なんて付けたことないし。Ｂ病で通しちゃってるし。。。」おいら：「そらあかんわ。だって能書きでのホントの適応症はＡ病ですよ。」セクスィー先生：「まあそうだとしてもだ、レセに関してはキミらが専門なんだから。わたしはそこまでこだわらないけどなぁ。」おいら：「こだわってくださいよ！ドクターなんだから！！こだわらなくて適当にやったら査定ですよ。」セクスィー先生：「査定ったって、どうせ頭の固い審査医がすることじゃん。気にしないって。」・・・ぶわっかもーん！！先生の高給はレセ請求することで発生してんですよ！査定されまくったら病院の収益が減って先生の年棒だって払えなくなるんですよー！そういうこと解ってる？ちゃんとやれよー！！！訊く相手、間違えた。。。。結果、、、先輩：「仕方ないから今月は、セクスィー先生の言うとおり両方の傷病名付けておこうか。」おいら：「・・・。」・・・来月、この患者さんのレセ、どの常勤医が点検するのやら。。。

  2008年12月03日

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• 追い詰められた下っ端

  気が付けば、女性入院患者の半数がおいらの担当になっていた。 ・・・・どうして！？  気が付けば、あんなに余裕があったはずなのに、ここ二ヶ月はいつも月末月始はアップアップ。月初めの前夜は、事務所で一番最後にタイムカードを押す羽目になってしまった。病棟で仕事していたセクスィー先生が電子カルテの電源を落としても、おいらの仕事は終わらなかった。 ・・・そりゃ、抱える患者の数、ダントツトップだもんなぁ。。。  勿論おいらは、包括病棟のほうが人数的に多いけれど、、出来高病棟しか持ってない先輩もいるけれど、、、入退院がダントツで多い先輩もいるけれど、、、 ・・・・でもおいら、まだ一人で出来ないことが多いんだ。悩みながら算定することが多いんだ。。。迷うことが多いんだ。。。 そりゃ仕方ないさ、経験が浅いんだから。。。今の職場での経験でいえば、仕方のないことなんだ。。。  なのに、、、 隣の席の先輩から恐ろしい言葉が出たよ。。。 先輩：「きむぽんさん、あたしの出来高病棟の患者さん、ちょっと引き継いでくれないですか？」     ・・・・・おいらにこれ以上仕事をくださるとおっしゃいますのんかーーー！！！  今おいらが持っている包括病棟の一部はその先輩から引き継いだものなんだけど、それを先輩に戻して、代わりに先輩が持っている出来高病棟の一部を引き受けてくれないか！って話のようだ。。。   ・・・どうしたらよいんだ、おいら。。。 おいら、ぶっちゃけ言えば、仕事って嫌いじゃないんだ。残業だって、ホントは苦じゃないんだ。全然平気なんだ。だって、前の職場なんて、100時間残業してたんだから。。。  だけど、みんなのバランスって意味で言えば、これ以上仕事増やすのってどうなんだろうって。基本的に残業がない今の職場で、それでもいつも早く出勤して早々に仕事を始めるおいらだけれど、それでも追いつかないんだ。。。同期さんが余裕で入院処理を終えても、全然終わらないんだ。。。   先輩に言われたけれど、ホントは先輩に仕事引き受けたいけれど、でも・・・・、、、 同期さんや後輩さんから、　『絶対引き受けちゃダメだよ！』って言われると・・・。確かにおいらの仕事が終わらないばっかりに迷惑掛けてるときもあるし。      下っ端医事課員、ちょっぴり追い詰められてます。。。 結論、先送りーーー。

  2008年12月02日

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• 対照的

  常勤医のなかではダントツトップで朝の出勤が早い副院長。（何せ診療開始も早いもんね。）ありとあらゆることにしっかりしている。だからおいら、まともに話したことが無い・・・。いや、仕事のことはあるけれど、でも、それ以外、つまり雑談なんてしたことない。。。諸先輩がたの噂によると、怒らすととっても怖いらしい。。。 そんな副院長へ預かった書類をうっかり届けそびれていたおいら、そりゃ副院長が出勤する前に急いで医局のボックスへ紛れ込ませておかなくては！！ってーことで、受付の早番当番の先輩からも医局への届け物を預かって、まだ診療開始には30分以上も早い時間に医局へ向かった。 医局エリアに入ると、あれれ？医局がやけに暗め。。。窓の外の光だけで、電気が付いてないって感じ！？ いつもと違う医局の光景に戸惑いつつも、そーとノックして、『おはようございますー。』と小声で言ってから医局へ入った。よしよし、まだ副院長は来ていない！！セーフ！！！入ってすぐのところにある、ドクターごとのレターボックスに、預かった書類を届けて一安心。後は別の先生へカルテを・・・と、今度はセクスィー先生のデスクに向かうと、、、、あれ？テレビ？ラジオの音？？？ん？ うぎゃっ！！奥のソファに誰か居る！？ん？？あの横顔は？？？ おいら：「あれ？セクスィー先生、お、おはようございます。」 いつも重役出勤の、ってかつまりは遅刻常習犯のセクスィー先生が医局のソファに腰を下ろしボケーっとテレビを見てるじゃないかい。 おいら：「珍しいっすね、先生がこんなに早くどうして居るんすか！？」ごくごく普通の感想を口にした。というよりも、こんなに早く居ちゃいかんでしょ！遅刻常習犯としては。 セクスィー先生：「・・・だって、夜勤明けだもん！」  ふくれっ面でぼそっと答えるセクスィー先生。。。・・・あ、そっかそっか、そうだったんだ。。。夜勤だったんだ昨夜は。そっか、それで早いんだ、ってか、寝起きかよっ！？明らかに気だるそうだし、顔むくんでるし。そもそもよく見たら、まだ寝巻きっていうか小汚い部屋着のままじゃん！  医局を出ると、うわっち、ちょうど副院長がご出勤。さすがに早い！！思ったとおりだ。良かった、間に合って。。。おいら：「先生、おはようございます。」副院長：「おはようございます。」 ・・・さすが副院長、朝から爽やか、綺麗な色のセーター着てシャキっとなさってる。。。   なんていうか、朝っぱらからとっても対照的なドクター達だこと。。。

  2008年12月01日

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• 診察室でグルメ話に華が咲く！

  『伊達メガネ先生が外来に降りてきたら、おいらが謝ってたって言っておいて欲しいんです。』 外来の看護師さんにこうお願いした、今日が受付のメッセンジャー役のおいら。だって、今朝９時半ごろに医局へ行く用があったのだが、いつもだったらその時間ならまったり医局のパソコンの前に居るはずなのに、この日に限ってパソコンの前に鎮座していたのは金曜が病棟担当のセクスィー先生で、おいら：「あのー、伊達メガネ先生って見ませんでした？」セクスィー先生：「もうどっか行ったよー。」と、所在解らず。だからと言って、多分病棟だとしたら、仕事中に私用でPHSを鳴らすわけにもいかず、外来に降りて来たときに運よく会えれば良いけれど、メッセンジャー役は受付に拘束される場合もあるため、だったら、絶対伊達メガネ先生に会う外来の看護師さんに伝言を頼んだほうが確実と思い、冒頭の台詞になったわけなのだ。 が！！運よく伊達メガネ先生が外来へ降りてきていることが事務所の受付の電子カルテで解ったおいら。（←先生の担当患者さんの画面が『入力中』になっていることに気づいたんだ！）急いで外来の看護師さんの元へ！おいら：「伊達メガネ先生って、今来てます？」外来看護師さん：「来てるけど。あ、でも『ゴメン！』って言ってましたよって伝えたら・・・。」おいら：「伝えたら？」外来看護師さん：「『何のことでしたっけ？』って、首傾げてたわよ。」 。。。なんですとー？先週のこと、もう忘れたんかい！！まだ第一診察室に居るというので、そりゃ自ら出向くしかないっしょー！！！ 診察室と言っても患者さんを診察しているわけではなくて、第一診察室の電子カルテを使って入力業務をしているだけなので、コンコンっとノックして返事を待ってからドアを開けた。 おいら：「先生、ゴメンよー。先週。」伊達メガネ先生：「ああ、ひょっとして、例の話のことやったん？」おいら：「そうそう、だって先週頼んだ次の日ってば、受付の会計担当だったから、動くに動け無くて、医局へ行く暇なかったんですわぁ。」伊達メガネ先生：「そだったんだ。」 外来看護師さんには『なんのことだっけ？』と言っていた伊達メガネ先生だけど、実際は察しは付いていたのか、おいらが謝るとすぐ相槌を打ってくれた。 そう、実は先週末、名古屋に行くことになっていたおいらは、伊達メガネ先生に、『美味しいランチ情報をおくれ！（←やっぱグルメ系だったんか！）』と頼んでおいたのだった。その日はちょうど伊達メガネ先生は当直で、しかも頼んだそのときは仕事中だというのに、医局でうとうとしたくなるような午後の時間帯だった。だから、どうせ当直で暇だろうし、美味しい店でも調べといてぇや！ってな気持ちで言ったわけ。先生も、『了解！じゃ明日の朝までにね。』と快く（？）返事をしてくれたのだった。 なのに、その約束をすっ飛ばしてしまったおいら。。。。結局、先生に情報を貰うことなくおいらは先週名古屋グルメを堪能して帰ってきたわけだが、一応ね、頼んだ手前報告も兼ねてお詫びを言わないとさ！ 伊達メガネ先生：「で？結局どうしたの？」おいら：「行きたかった例のケーキ屋さんは行きましたよ。ミルクレープ絶品！」伊達メガネ先生：「そうなの？ボク実はまだ行ったことないんだ。」おいら：「そだったの？いや、あれは一度食べとくべきだよ、先生。でも混んでたけどね。」伊達メガネ先生：「名古屋は混んでる店は混んでるよね。ボクさ、名古屋店は混んでるからって、こっちで同じ店のケーキ買ったことあるもん。」おいら：「へー。・・・って、ちょっと先生、普通に聞いてたけど、ケーキなんて食べるの？」伊達メガネ先生：「なんで？ボク好きだよ、ケーキ。」 うぎゃっ！！ここにもいたよ、男でケーキ好きなヤツ。。。 伊達メガネ先生：「で？ランチはどうしたの？」おいら：「ランチはねぇ、○町の和食のお店。名古屋コーチンを食べてきた！」伊達メガネ先生：「どこらへんにある店？」おいら：「えっと、○デパートのへんで、交差点を曲がって・・・。隣が・・・。」伊達メガネ先生：「あ、大体解った！で？どんなランチだった？」おいら：「一番お高い、鳥そぼろ定食だったかな。」伊達メガネ先生：「うわっ！豪勢なっ！」 ・・・なーんてことを話していたら、、、ついつい話が弾んでしまい、おいらのポッケからは写メまでが登場してしまい、ランチ話は尽きることなく・・・。。。 伊達メガネ先生、意外とグルメさんだったのねぇ。。。 おいら：「じゃ先生、先週はダメだったけどまたおいら名古屋行くから。」伊達メガネ先生：「だから？」おいら：「今度こそ先生のオススメ、よろしくね！リサーチしといて！」伊達メガネ先生：「了解！」おいら：「じゃ、来週はちゃんと医局へ行くから！」 おいら、また１２月に眼科検診だからね。また名古屋グルメを堪能しなくっちゃ。  しかし、ドクターの仕事を中断させてグルメ話をする、下っ端事務員と下っ端ドクター。。。 まぁ、診察室のドアはちゃんと閉めてあったし、バレなきゃこそっとたまには雑談も良いよね。

  2008年11月28日

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• 帰れない当直医

  前日の時間外に掛かってきた電話を、当直医である女医先生に繋いだのはおいらだった。もともと担当医が不在だったし、常勤医の先生でも時間外は自身の担当患者以外の電話は対応 してくれない場合もあるからだ。患者の名前を告げるも、そりゃ担当患者でないとわからないだろうから、当然だけど急いでカルテを医局へ届けた。すると、患者と話した当直医は受診を勧めたようで、『今から受診されるとのことです。』と先生より事務所へ連絡が入った。 今までの職場であれば、当然ながら事務も残業になるのだが、この職場はとてもドライ！？こういうとき、事務所のニンゲンは皆あとのことはドクターに任せて、大抵がすんなり帰ってしまうのだ。そもそもこのときも、医事課はもう誰もいなかったのだ。そう、運悪く最後の電話を取ってしまったのがおいらだったのだ。だからカルテを医局へ届けて戻ると、もう誰も居なかったのだ。 事務長と総務課長に報告して、守衛さんにもメモを残しておいらも患者さんを待つことなく退散した。で、今朝出勤すると、カルテが事務所に置いてあり、中を見るとその後患者が受診し、当直医が対応したことが書いてあった。 が、電子カルテの入力が無かった。。。（←こういう場合は電子カルテも入力してもらわなくてはならない。。。） 水曜日が当直の女医先生は、朝までの勤務。でもいつも９時手前までは居るはずだった。今ならば医局へ行けば、まだ捕まえることが出来るかも知れない。。。。そう思って急いで医局へ出向いた。 ノックをして医局へ入ると、案の定ばっちり帰り支度を終えた女医先生が、自身のデスクにちょこんと腰を下ろしていた。『まだ良いですか？』と確認してから電子カルテの入力をお願いし、おいらは先生が入力するのを医局の隅で待っていた（じとっと電子カルテを覘くと目障りだと思って図書室で時間を潰していた）。3分ほどで、『出来ましたー。』と女医先生から返事が。図書室から出て医局へ、女医先生からカルテを受け取った。 おいら：「先生、ところでいつも当直明けは何時までなんですか？」先生：「一応、９時までってことなんです。」おいら：「そうなんですか。・・・っていうか、もうすぐ９時、あと数10秒で・・・。」先生：「そうなんですけど・・・。他の先生方がぁ。。。。」おいら：「・・・・・ここの常勤医、皆遅過ぎですねぇ、ほんとにもう！（笑）」先生：「は、はぁ。。。」おいら：「いろいろとお疲れ様でした。」 ・・・・女医先生、気の毒に。。。木曜って、出勤が比較的早い常勤医達はお休みなんだよねぇ。必然的に、いつも朝が遅い常勤医の出勤を待つことになるから、拘束が解除されないんだね。ぱっちりメイクもし、コートもちゃーんと着込んで、帰る準備万端なのに、引継ぎのﾄﾞｸﾀｰが来ないんじゃ、帰れないよねぇ。。。 んとに、ここの医局、重役出勤が多すぎっ！！

  2008年11月27日

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• 副反応

  火曜にインフルエンザの予防接種を終えたおいら。水曜は職員の予防接種の２日目。前日に接種出来なかった人が接種するのだが、今日の接種担当医って、一体。。。興味津々のおいらとしたら、そりゃ外来看護師さんから早速情報を仕入れたよ。外来看護師さん：「今日はねぇ、せっかち先生もセクスィー先生も外来担当だから、無理なの。」おいら：「じゃ、誰が担当するんですか？」外来看護師さん：「今日は、非常勤の医大から来てる女医先生よ。」まーじーでーつーかーーー！？（←よ、良かった、おいら昨日せっかち先生に接種してもらって。）だってだって、女医先生ってまだ若い先生なんだもん。年齢は知らないけれど多分２０代後半！？そりゃ、絶対、注射下手だよねーーーっ！　くっくっくっくっとほくそ笑むおいらとは対照的に、凹む同期さんはまだ接種してないんだよね。つまり、女医先生の痛～いだろう注射を受ける羽目に！が、これまた対照的に、女医先生の接種と知った前日に接種していなかった庶務課長さん。をいをい、思いっきり顔笑ってるし。。。おいら：「何ニヤニヤしちゃってるんですか！庶務課長さん！」庶務課長さん：「え？そ、そんなにニヤニヤしちゃってます？」おいら：「してますよ、しまくってますよ。そんなんじゃ女医先生に接種拒否されちゃいますよ！」庶務課長さん：「そ、そうですかねぇ。」おいら：「女医先生に拒否られて、セクスィー先生が担当することになったらどうしますかぁ。」庶務課長さん：「えー、接種は絶対女医先生が良いです、わたし！」・・・んとによー！いいなぁ、もう。接種が楽しみだなんて。。。さて、前日と違って、今回は先に病棟で接種が始まったようで外来の接種はちょっと遅めだった。その間、ずーっとニヤけ顔の庶務課長。。。女医先生が外来に降りて来たのを嗅ぎ付けて、一目散で尻尾振って外来処置室へ向かったよー。なんてアホな庶務課長。。。わかりやすいヤツ。。。３分後、嫌がる同期さんがまだ事務所に居るっていうのに、すでに接種を終えて戻ってきた庶務課長に、興味津々で接種の感想を聞くと、、、庶務課長さん：「それがですね、外来の処置室に行ったらですね、なななんとセクスィー先生が居るんですよ。」おいら：「え？ま、マジで？マジでセクスィー先生に接種されちゃったの？」庶務課長さん：「ううん、入ったら目の前にセクスィー先生が居るから焦ったけど奥にちゃんと女医先生が居たんです。だからちゃーんと女医先生に接種してもらっちゃいました！」なんだ、結局は普通に女医先生に接種してもらったんだ、おもろないなぁ。もう。。。その後、同期さんも前日接種出来なかった先輩も接種を無事終えて事務所へ戻ってきた。そうなると、今度は話題は、接種後の副反応のことなのだなぁ。実はおいら、昨日は接種した事務所のニンゲンの中で唯一反応が出ていなかったのだ。皆接種部位になんらかの反応があったのだ。赤く腫れたり、青く腫れたり、しこりになってたり熱をもってたり・・・。なのに、おいらの腕は無反応だったのだ。白い腕が白いままだったのだ。先輩：「きむぽんさんだけ違うワクチンだったんじゃないのー？」だの、後輩さん：「やっぱきむぽんさんは異常だ！」だの言われていたのだが、今朝になって、おいらにも明らかな副反応が！！！シャツを腕まくりして、こそっと外来の廊下で接種部位を見ていたおいら、背後からセクスィー先生が外来を終えて事務所に向かってきたことも気づかずに。。。で、当然言われるわけだよ・・・。。。セクスィー先生：「何やってんの？」おいら：「ああ、接種部位が痛いんですよー。」セクスィー先生：「インフルエンザの予防接種？今日したの？」おいら：「いや、昨日です。昨日せっかち先生にしてもらったんすけどね、腕がねぇ。」セクスィー先生：「何？」おいら：「今朝ブラッドバン剥がしたら、ビリッと皮が剥けちゃいましてめちゃ痛いんです。」セクスィー先生：「なんだそりゃ。」おいら：「しかも、ほら、赤く腫れてきたし。」セクスィー先生：「その程度はしょうがない。」おいら：「ってか、そもそも、せっかち先生はおいらの問診票すら見ずに注射するんですよー！」セクスィー先生：「・・・・キミの問診を読む必要あるか？ないない！（笑）」・・・・・それはどういう意味なんだ！？おいらの問診は読む必要がないって、それが医者の言う台詞かああああー！！！・・・・んとに、昨日の全く副反応が現れなかったおいらなのに、一日経ってめっちゃ腕が痒いよ。早く副反応が消失して欲しいなぁ。

  2008年11月26日

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• インフルエンザの予防接種

  医療機関で働くようになって、もう１０年以上。。。職場は変わったけれど、結構永く医療現場にいるもんだ。。。そんな医療の世界に事務方として居るおいらだけど、実は何を隠そう、大人になってからはインフルエンザの予防接種はしたことが無かった！今まで！一度も！なのに、今度の職場は強制だとよ！ｺﾞﾙｱ！！どーして任意の予防接種を強制されなければならないんだ！おいら、そういうのに強い拒否反応を示してしまうタイプなんだよなー！！・・・けど、そう言って拒否れない下っ端事務員のおいらの今の立場が、もどかしいぜ。。。ということで、強制的に本日がおいらの接種日となっておりリストにばっちり名前が挙がっていたのだが、さて、問題は・・・一体どのドクターが接種を実施するのか！？ということ。・・・噂では、、、『副院長の注射はめちゃくちゃ痛いらしい！』とか、『昨年非常勤のI先生は痛くなかった！』とか。。。でも、その非常勤のI先生は、おいらの接種日には不在、でもってその日の外来担当医は、、、副院長ーーーーーーっ！！！ど、どおしよーーーーっ！副院長が接種担当だったらーーー！！！外来看護師さん：「あ、それは無いよ。だって外来診療中だから職員の接種は無理でしょ！」あ、そうなんだ。じゃ？誰？？？外来看護師さん：「多分若い先生なんじゃないかなぁ。」・・・看護師さん看護師さん、ここに若い医者って居たかー？外来看護師さん：「常勤医のなかでは若いほうってこと！実際はおっさんだけど！せっかち先生かセクスィー先生なんじゃないかな。」なんだ、やっぱそのあたりかよっ！！結局、感染委員会の委員長であるせっかち先生がおいら達の接種を担当すると知ったのが当日で、午後２時から外来処置室で行うことが外来看護師さんから告げられた。あー、やだよーーーー。。。おいらこれでも、薬物アレルギーあるし、それにインフルエンザの予防接種なんて多分子供の頃に学校で集団接種して以来だし、、、あーん、憂鬱だよーーー。そんなおいらの気持ちとは対象的に、午後医局から降りてきて外来の処置室へ向かう５分前行動のせっかち先生を事務所の廊下で発見したのだが、先生ってば、とっても足取りが軽やかだこと。はぁ、おいら達、後５分で呼ばれるんだ。。。外来に。。。あああああっ。。。まるで流れ作業のように外来に職員がずらっと並んで順番に接種を待ったのだが、盛り上がる職員とはこれまた対照的に、淡々と顔色一つ変えないで注射器を持つせっかち先生。ちょっとくらい、ギャグとか場を和ませるとか、無いわけ！？（←普通必要ないとは思うが）で、どうあがいても、おいらの番はやってくるわけで。。。。せっかち先生：「はい、痛くないですからねー。」といって、おいらの腕を摘むせっかち先生・・・、痛くないわけねーだろー！ってさ、ちょっと待ってよ先生、おいらの問診用紙見たのー？読んだー？おいら、薬物アレルギーあるのにー。先生がさ、おいらの問診を読んで、きっと聞いてくれると思ったんだよ。せっかち先生：「あー、きむぽんさんは今日は体調は悪いところはないかな？」おいら：「先生、あります！めちゃくちゃあります！」せっかち先生：「ほー、それはどこかな？」おいら：「実は、心が傷ついてますぅ。とても接種どころじゃないんですう。」せっかち先生：「そうかそうか、心が元気じゃないと接種は無理だな。じゃ、やめとこうか。」・・・こーんな↑アホな妄想してたんだよねぇ。。。なのに、おいらの問診用紙は、せっかち先生の目に触れることなく、空しく看護師さんが受け取って接種前からワクチンのロットシール貼ってるし。。。。ってことで、せっかち先生の腕を捕まれ、有無を言わさず皮内注射針がおいらの腕に。。。・・・・・・・・・・あれ？あれれれれ？あんま痛くなかった。。。せっかち先生、意外と注射うまかったんだねぇ。噂では痛くないほうとは聞いてたが、ホントだったんだ。しかーし、接種したときは痛くなくても、その後仕事に戻ると、接種した腕になまりを巻いているような重苦しさで、ああ、やはりなんとか理由つけて拒否れば良かったよおおお。。。接種後、病棟で仕事していると、あらあら５病棟にせっかち先生登場と思ったら、病棟はおのおの病棟での接種になるんだね。看護師さん達も、嫌がる人あり余裕の人ありで、んとに、どこもかしこも医療現場なのに、インフルエンザの予防接種如きでこんなに盛り上がるだなんて、なんだかなぁ。。。。

  2008年11月25日

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• 同世代達の日直は盛り上がる！

  深夜に名古屋から帰宅した次の日は、日曜日で仕事は休みのはずなれど、日直当番です！！！・・・若干の睡眠不足だからな、のんびり日直になると良いなぁ。。。なんて思って仕事に行ったら、うーん、今回の日直はほんとにのんびりしたものだった。だってだって、この日の当直医は副院長だったのだけれど、患者さんからの電話を取り次いだのはたったの一度。しかも、医局へカルテを届けたのは、こちらも一度。でもって、極めつけは、おいら日直の時に当直医の顔を見なかったのは初めて！！そう、いつも救急外来で患者さんが来たり、体調不良の患者さんの電話を何度も繋いだり、だから何度も医局へカルテを届けたりしていたんだもの。それがたったの一度で終わるだなんて、ドクターの顔見ずに日直を終えるなんて、なんてラッキーなんだー！！！やっぱ、日ごろの行いか！？しかも、ここんとこずっと日直の相方である事業部のＴさん、この人が、なかなか面白い視点の持ち主だってことが解ってね、とっても楽しい日直だったのだ。もともと同世代だってこともあって、音楽の話とか、特に多感な時期の話は大いに盛り上がりをみせたんだ。好きだったテレビ番組とか、ＣＭとか、良く聞いていた音楽とか。。。懐かしいアーティストの名前がわんさかでたし。もう懐かしいＣＤを漁ってしまうよね、これは。。。世代が近いとさ、多感な時期の記憶って鮮明だから、話が合うんだねぇ。で。折角なので、楽しい話で盛り上がった後は、おいらが最近凹んだ話を披露したのだ。実はおいら、先週から何度となくセクスィー先生から、セクスィー先生：『靴がデカイ！』（←以前も同じようなことを言ったくせに、まただよっ！）だの、セクスィー先生：『足音ですっごく遠くからでもキミが来たことが解る！』だの、散々な言われようをしていて、確かにワンサイズ大きいスニーカーだけど、そこまで言われると、それはそれで悔しいじゃない！だから、大きく見えないようにと思って、いつものスニーカーといつものハイソックスの間に、もう一枚ソックスを履いたんだ！（つまりソックス二枚履きしたのだ。←勿論同系色のだよ。）で、それをセクスィー先生と外来の廊下で行き会う際に、見せたわけ。どうだ！これならイケテナイことないだろう！ってね。すると、セクスィー先生：『まあ、それがキミの個性なんだから、それならそれで良いんじゃない（笑）。』と思い切り笑われてしまったのだ。おいら：「そんなこと言うけど、先生のだって然程イケテル靴だとも思えないけど！」と言って口撃をしたのだが、結局はおいらが一方的にとことん馬鹿にされてしまったわけ・・・。その話を、この日の日直で事業部のＴさんに話したんだよね。おいら：「外来看護師さんは味方になってくれたけど、結構ひどい言われようだよ。」って。すると、事業部のＴさん、この人はなかなかの人だね。事業部Ｔさん：「でもさ、きむぽんさん、だったら裏でこそこそ言われるのと、面と向かって言われるのと、どっちが良い？」・・・・面と向かって言われたほうが良いよ、おいら。。。。事業部Ｔさん：「でしょ？イケテナイって裏で言われて笑われるより、直接言ってもらったほうが良いでしょ？」・・・そりゃそうだけど・・・。。。でも、ちょっと待ってよ！じゃ、それって、つまりは、おいらのスニーカー、そんなにイケテナイってことなのー？事業部Ｔさん、同世代だけのことはある。言うことがこりゃまたきついぜ！だけど、そういう性格、結構おいらは好きだなぁ。

  2008年11月23日

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• 胃痛のする日

  受付の会計担当の金曜日、当然ながら早番出勤だ。なのに、なんだか朝から胃痛がする。。。ストレス溜めないようにと考え方を改めたつもりだったのに、なんで胃痛がするのやら。。。そんな体調だから、前日に伊達メガネ先生に個人的に頼んだ用事、『朝医局に寄りますからそれまでに結論くださいな！』と言ったくせにうっかりすっ飛ばしてしまい、気づいたときには伊達メガネ先生はすでに午前で勤務を終えて帰ってしまっていた。。。。ありゃりゃぁ。。。おいらから頼んだことだったのに（しかも仕事外の用件だった）、申し訳ないことしちゃったなぁ。加えて、受付では、ちょうどおいらが患者さんのお会計中、おいらの左横で患者さんからはみえない位置にやってきた人が、背格好でなんとなくセクスィー先生だとは解ったが、患者さんがお金を出してくれていたときだった為、会計がちゃんと終わるまではと放置してしまった。そのとき一緒に受付に居た先輩も、先輩：「（隣の）わたしが先生に視線を送っても反応しないから、てっきりきむぽんさんに用だと思って、わたしも（先生を）放置しちゃったんですよ～。」二人揃って、ドクターを放置した医事課職員・・・なんたることっ！！あーでも、原因不明の胃痛って結構辛いんだからーーー。早番だし、今日はちゃんと定時で帰るぞー！！！って思っていたのに、早番は皆より３０分早めに帰れるというのに、５分前になって内線が掛かってきちゃったよ、常勤医のせっかち先生から。。。。せっかち先生：「昨日持ってこられた診断書って、これってどうやって書くの？」・・・・え？どういう意味で？？？？すでに死亡した患者さんの入院証明書、しかも、入退院を繰り返していたのだが、以前の入院に関しては証明書を発行していたからだ。せっかち先生：「全部の入退院を証明するの？一度医局に書類を見に来て！」・・・おいら、後２分で定時なのにーーーー！！！行きましたけどね、即医局まで。。。でもって、一旦書類を回収して保険会社に問い合わせをして結論でてまた医局へ駆け上がって、せっかち先生に説明したさ、しましたさ！早番なのに、今回もまた、一番ビリになってしまった。どうしてこうなるのー！でもって、謎の胃痛は一体！？

  2008年11月21日

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• 看護部長と雑談する日

  医局と外来とのメッセンジャー役の本日、午後は院長不在の（予定だった）為、休診扱いになっていた。だから、のんびりできる予定だった。その証拠に、ランチの後で膨れたお腹でまったりの午後２時過ぎ、医局へ荷物を届けに行くと、デラックスチェアーで伊達メガネ先生がうとうとうとうと。。。。ああ、もうちょっとで頭がもげるぞーーーっ！！おいら：「先生、最近寝てないの？」伊達メガネ先生：「昨日が地元の病院で当直だったから。で、今日はここで当直だし。」おいら：「そら、ご苦労なことですなぁ。」ま、若いんだし、しゃーないしゃーないっ！その足で、今度は院長室へ向かう。いつもどおりノックして主が不在の院長室へ入ろうとすると、院長：「はい。」わちゃちゃちゃちゃー！院長、初めて部屋に居たし！ってか、ドアのすぐそばのソファで、寝てたらしく、おいらのノックに飛び起きてたよ。。。。ま、ドクターだってニンゲンだからね、眠くもなるわな。医局での用を済ませ、看護部長の部屋の前を通ると、看護部長：「ちょっとちょっと、寄ってらっしゃい。」よ、呼び止められちゃった。看護部長：「お茶は出せないけど（って、ないじゃん、ここにお茶！）遊んでいきなさいな。」おっとり型の看護部長、部下である看護師さん達やそれこそ事務所の先輩の中にも悪く言う人はいるけれど、おいらは結構あのキャラクターは好きだったりするんだけどなぁ。そう、看護部長は病棟のベッド管理も仕事だけれど、外来の看護師の応援も仕事だから、良く外来で話す機会があるからね。この日も外来の看護師さんの一人が急遽休みで、しかももう一人も午前だけの勤務だった為、午後は休診といえども、いざって時は担当しなくちゃならなかった看護部長。だけど、意外と外来の雑務は知らないこともあるようで、結局最後に外来の部屋を一緒に片付けたんだよね。午後は、セクスィー先生から情報が降りてきていなかった新患の入院患者さんありで、事務所もバタバタしたけれど、看護部長とまったり出来た時間はこの職場にきて初めてのことだったからそれはそれで良かったなぁ。他部署のヒトと話すのって結構楽しいかもしんないや。

  2008年11月20日

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• 自分らしく・・・

  ここ最近の憂鬱の原因・・・。。。払拭しようって決意して、仕事に行った。ずっと辛かったから。人の顔見て話せない自分が嫌だったから。自分らしくない自分が許せなかったから。そう、他人の顔色うかがって自分らしくいられない自分が死ぬほど嫌いだったから。朝一番で医局へ行った後、事務所へ戻る階段の下りで、昨日痛めた足が辛くて靴脱いで悶絶するおいらの背後からいつもとなんら変わらない突っ込みをしてくれたのは、おいらが当面の間極力避けようと思っていた人だった。（勿論、まだ露骨に避けてはなかったけどさ。）避けようと思ったワケは、その人と話していることで、ある人からあらぬ視線を向けられることにちょっと耐え難いものを感じてしまっていた為だった。でも、気づいたんだ。その人は、おいらに声を掛けてくれるその人は、何にも悪くないのにね。今年入社したばっかりの、まだまだ下っ端事務員のおいらのキャラクターを認知してくれて、おいらのツボを付いてくれる、大事な職場の仲間なのにさ。馬鹿だよね、おいら。。。他人のくだらない視線気にしてさ。大事なのは、おいらが自分らしく自由に職場（ここ）に存在することなのに。そしてそれを理解してくれる人のほうなのに。。。馬鹿だなぁ、ほんとに。。。だから、なれないトレーニングシューズで痛めた右足関節が辛くても、足取りは軽くなった。心が開放された気がした。やっぱり、どんなときでも、自分らしくなくっちゃね。

  2008年11月19日

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• 『入院』と『退院』と『転棟』と。。。

  土日と連休だったおいら。明日が健診ということもあって、結構ストイックな連休だった。ネットで購入した負荷のかかるトレーニングシューズでウォーキングしたこともあって、今朝はバリバリの筋肉痛・・・。どういう歩き方してんの！？と、皆に突っ込まれまくるくらい両足が筋肉痛で辛いのなんの。そんなカラダが痛くてまともに歩けないおいらなのに、人が休んでいるときに限って、担当病棟の患者さん達は、、、『退院』するは、『入院』するは、『転棟』するは。。。。勘弁してくれよーーーーっ！！！同期さん：「土曜日って入院も退院も多かったのよー。わたしも退院と入院があったし。」そ、そだったんだ。。。同期さん：「あ、きむぽんちゃんも担当病棟に入院あってねぇ。」うん、あったよ。しかも、昨日の日曜に退院もあって、しかも知らなかったけど、同期さんの担当患者さんがおいらの担当病棟に転棟しちゃったから、おいらが担当することになるんだよ。退院処理しなくちゃならないのに、カルテに不備はあるし、入院した患者さんの書類も処理しなくちゃならないし。。。あーん、月曜からやることいっぱいじゃん！！！でもって、今日もおいらの担当病棟に入院患者さんがああああっ！！！加えて、週間予定表を見たら、これまたおいらの担当患者さんが退院予定・・・。。。こ、このままのペースじゃ、また月末に追い込まれてしまうよ、おいら。。。同期さん：「いいじゃん。また月末に休日出勤したら！あたし日直だから、一緒にやろ！」ぜーーーーったい、ヤダ！！！

  2008年11月17日

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• 珍しい入院の光景

  珍しい日だった。入院予約がすでにいっぱいだった金曜日。今回の入院はちょっと珍しいものだった。一人は、他クリニックからの紹介の新患さんだったのだが、患者はブラジル人だった。前職では近隣の派遣会社数社の社長と院長が懇意にしていた関係もあって、ブラジル人だのフィリピン人、ベトナム人、中国人などなど、患者はそりゃもう多国籍だった。が、今の職場では外国人にはほとんどお目にかかっていなかった。なのに、今回は患者がほとんど日本語を話せないとあって、保健所も関与することになっていた。担当医師は、予約を受けた段階で副院長と決まっていた。もう一人は、他総合病院入院中の転入院の患者。ご主人が今現在も外来にて当院に通院中であり、ご主人の主治医は院長である。その夫人がこの度転入院することになったのだ。だからてっきり主治医は院長かと思いきや、セクスィー先生が指名されていた。患者は総合病院を退院し、その足でここに向かうとのこと。予約時間は午後１時～１時半となっていた。そして、院長は前日に飛び込みで院長が懇意にしている某クリニックの大先生からの紹介でやってきた初診患者さんの予約があり、また午後２時からこれまた状態の悪い担当患者さんが入院するかも・・・という状況であった。うーん、なんだか波乱の予感。。。。受付のメイン担当のおいらは、朝からそう思っていた。そしてそれは案の定思ったとおりになった。そもそも、金曜は診療部長と副院長が外来担当ということで、患者さんがめちゃくちゃ多い。特に診療部長の患者さんは、診療開始前からそら恐ろしい数だった。副院長は予約時間を設けているので、患者さんがバラけるけれど、診療部長は多すぎて時間指定したところで意味がないんだよねぇ。それでも、診療は開始され、順序良く診察が続いた。と、一時間経過したころ、明らかに外人さんとわかる男性が受付にやってきた。男性：「スミマセン、ココ、◎◎ビョウインデスカ？」片言の日本語に、そうです、と答えると、一礼して出て行って、駐車場の車に戻っていった。・・・見たことある顔。。。。しかも、きっとこの男性が、例の予約の患者さんの関係者だろうと解った。多分保健所の職員と待ち合わせしているのだろう。数分後、やはり保健所の職員と通訳さんを伴って現れた。が、彼は患者の友人で家族ではなかった。そして患者は車の中で興奮状態だという。家族も車で説得しており、降りられない状態だという。本来ならまずカルテを作成するために保険証の提示を受けカルテ作成し、患者やその家族に問診をお願いし、その後診療前に相談員の予診があり、そしてドクターの診察になるのだが、・・・このままじゃカルテすら作成出来ない！！とりあえず解る範囲でカルテ作成し受付、問診もこれまた解る範囲で保健所の職員や通訳さん、友人の男性にお願いした。さて、一体どうやって診察になるのだろう・・・と思っていた。受付では副院長の診療は順調に進んでおり、もうすぐ例の新患さんの診察の番になるところだった。と、おいらが別の患者さんの会計をしてると、おおおおおおっ！！副院長が診察室からご登場だーーーーーっ！！！いつものように、おっとりした足取りで、待合をとおり、正面玄関から患者の関係者を伴って患者さんが乗っている駐車場の車へ出向いていくところだった。あの副院長が、駐車場へわざわざ患者を説得に行く（様子を見に行く）なんて！？いやぁ、なんていうかねぇ、下っ端事務員からすると副院長って鉄仮面をつけているような印象の人っていうか、感情が見えないっていうか、笑った顔なんて見たことないし、いつも冷静なのだ。・・・まぁつまりは、良くわかんない人なんだよねぇ。その副院長がご登場とあって、下っ端事務員は興味津々。駐車場の様子に釘付け！！数分の説得なのかなんのかあって、副院長がまず院内に戻ってきた。そして、ついに患者が車から降りて院内に。そしてそのまま家族達と一緒に診察室へ向かった。そして、当然のようにそのまま入院となった（後で判明、やはり患者の保険証、前職でお世話になっていた会社のものだった。社長元気かなぁ・・・）。ブラジル人の患者さんの入院、ここでは珍しい光景だった。。。。で、午後。。。。サブの先輩が休憩中でおいらが一人で受付に居たときだった。首から名札をぶら下げた男性が受付にやってきた。あ、名札、総合病院のものだ。男性：「今日１時過ぎで入院をお願いしています○○さんをお連れしたんですが、えっと、どうしたら良いですか？」おいら：「承っております。患者さんはご一緒ですか？」男性：「はい、今車に。もう連れてきても良いのでしょうか？ドクターも同行してますので。」え゛？ど、ドクターも同行してんの？き、聞いてないぞー！そんなこと！！！だって、だって、まだカルテだって作ってないじゃん！ってか、事務所にはここに受診してる患者の●●さんの奥さんってことで、奥さんの名前だって聞いてないし、つまりは保険情報だってないのに！！（しかも、旦那さんは別の車で来るとのことでまだ到着していないから保険証がない！）どうしようかと困っていると、担当する相談員さんが助け舟にやってきてくれた。相談員さん：「紹介状はセクスィー先生に渡してあるんだけど。」とのこと。とにかく患者さんは自力で歩行可能とのことで、同行のドクターと一緒に待合に来てもらい、急いで受付準備をすることに。おいら：「セクスィー先生に紹介状を借りて、とりあえずカルテ作成して受付します。」相談員さん：「そうだね。旦那さんが到着したら問診を開始するから。」ということで、セクスィー先生のPHSに連絡。『院長とボクが紹介状持ってる！』とのことで医局へダッシュ！用意しておいてくれた紹介状を受け取って、ドクターが同行していることを告げて急いでカルテを作成する旨を伝えると、セクスィー先生：「え？ドクターも来てるの？」と、やはり驚いた顔をした。事務所に戻り、後方業務担当の同期さんに急いでカルテ作成をお願いしたら、同じタイミングでご主人がやってきたので、保険証を受け取りそのまま受付横で相談員さんと問診が始まった。・・・ってかさぁ、総合病院のドクターと職員さん、待合でずっと立ちっぱなしなんだもん。なんだかせかされているような気がしてきちゃって、アセアセだよーーー。と、カルテが出来たので外来へ持っていく為、事務所を出ようとすると、セクシィー先生も早々に医局から降りてきてくれた。セクスィー先生：「同行のドクターっって待合に居る？」おいら：「はい。あっと、ですが主治医ではないようです。今ご主人が問診中で、そのようにおっしゃってました。」セクスィー先生：「どうせ研修医だろ？」おいら：「あー言われてみれば・・・。」セクスィー先生：「若い？」おいら：「んーと、そうでしたね。そうです。老けてはなかった！」・・・老けてないって、どういう表現だっつーの。ってかさぁ、先生も相手が研修医だと安心するんかいな！？な、なさけねぇぞーーー！その後、職員さんに『まだでしょうか？』と催促されつつ、なんとかドクターも交えての診察となり、ドクターと職員さんは、患者の荷物を受付に預けて（患者と家族はまだ診察室だった為）、帰って行ったのだが、相談員さん曰く・・・・相談員さん：「なんだか態度悪いっ！！うちの手際が悪いみたいに！うちは普通の手順で受付したんだから！ドクターが同行してるからって待つのは当たり前なのよ！あっちの病院こそ予約してたって散々待たせるくせにーっ！！」相談員さん、つ、強気だなぁもう。。。患者さんは予定通り入院となり、病棟の師長とセクスィー先生と一緒に病棟へ向かう際受付を通ったのだが、セクスィー先生：「あのさ、病棟上がるんだけど、持ってきてた荷物は？」おいら：「ああ、ここでお預かりしてます。」セクスィー先生：「じゃ、持ってあがるから。」おいら：「・・・持てます？沢山ありますけど。」セクスィー先生：「え？」だってだって、同行のドクター達と受付に運ぶのだって、三人で両手にいっぱいだったんだもの。だから一番重たいボストンバッグ二個、セクスィー先生に持たせてやったぜ！当然先輩から・・・あとで・・・、先輩：「きむぽんさん、ひょっとして一番大きい荷物、先生に持たせた？」おいら：「ありゃりゃ？バレました？」・・・やっぱバレたかぁ。。。。でも、ずっと入院してた患者さんだから、普通に入院するより荷物が多くて仕方なかったんだよ。っつーわけで、ドクター同行での転入院もおいらにとっては初めてのことで、この日は珍しいことが続いた一日だった。

  2008年11月14日

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• 木曜日のお仕事あれこれ

  今日は、のんびりするつもりのサブ業務担当日。だが、早朝に亡くなった患者さんがあって、朝一番はバタバタしてた。おいらの担当患者さんではなかったけれど、やっぱり患者さんが亡くなるってのは辛いよね。死亡診断をしたのは当直医の女医先生だったけど、担当医の副院長は、連絡を受けて早く出勤したようだった。さて、そんな、朝からいろいろあった木曜日。同期さんとおいらの隣の席の先輩がお休みなので、後方業務は後輩さんと後輩さんが一番苦手としている先輩コンビなのだが、後輩さん、もうホントに心底この先輩を毛嫌いしちゃってるんだ。・・・正直、おいらもこの先輩のことそんなに好きじゃないけどさ、あまりにも拒否反応しめしちゃうのって、自分が辛くなるだけだと思うんだけどなぁ。先輩の一言一言に過敏に反応しちゃってさぁ、その言葉に一々愚痴愚痴言ってんだもん。・・・聞いてて、気持ちの良いものでもないし、ってか、ほんとに可哀相だって思う。人の悪口しかいわないのって、とっても不幸なことだし、醜いことなんだ。。。所詮自分が変わらなきゃしょうがないんだよっ！って。他人を変えることは出来ないんだから、だったら自分が変わるしかないんだよ！って。気づかないんだろうかなぁ。。。出来ることなら、後輩さんに気づいて欲しいしそれを伝えたいんだけど、言っても無駄なんだろうかなぁ。そんな気をつかう医事課、、、事務所を飛び出すとちょっとばかし息抜きが出来るから、助かるよ。夕方、病棟に書類を届けに行き、医局へも立ち寄った。今日は休みの常勤医の先生達へ、診断書等の依頼でカルテを届けに行ったところ、医局には非常勤の伊達メガネ先生だけが居た。こちらに背を向けた状態で自分のデスクに座っているも、なんもしないで椅子をくるくる回してぶらぶらしてる。しかもカラダが椅子からずり落ちそうな体勢。。。なんだかとってものん気な雰囲気！？おいら：「ありゃりゃぁ先生、まったりしてますなぁ。」常勤医の先生のデスクにカルテと書類を置いてまわりながら、声を掛けた。と、、、こちらに振り向きもしないで、一呼吸置いて口を開いた伊達メガネ先生。。。伊達メガネ先生：「・・・いやぁ、とてもそんなんじゃないっすよー。」あれ？なんだか声のトーンがとっても落ちてる。暗いし、反応鈍いし。。。病棟でなんかあったんだろうか。患者さんのことだろうか。。。ドクターがブルーのときは、下手に触らないほうが良いやね。ま、伊達メガネ先生もドクター３年目だからね、いろいろあるんだろうねぇ。

  2008年11月13日

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• 入院依頼

  夕方の４時の着信、相手は市民病院のドクターからだった。用件は・・・、『入院依頼』。。。ドクターからの入院依頼の電話には、院長が対応することになっている。今日は休みのはずの院長だが、昼から今週退院した患者さんの書類等を仕上げる関係で、病院に出てきていたのは知っていたので（ってか、白衣着てたしなぁ）、迷わず院長のPHSに電話を掛けた。おいら：『●病院○○科のドクターから入院依頼のお電話が入っております。』すんなり電話に出てもらえると思っていた。。。。が、、、院長：『あー、入院依頼！？わたしは今日は本当は休みなので、んーとじゃね、副院長のN先生にわたしからお願いしたってことで電話を回してください。』・・・・院長、だったら白衣着て院内に居ないでよ！！院長に拒否られて仕方なく副院長のPHSに回した。副院長が電話に出てくれて安心していると、１０分後にまたしても市民病院の同じドクターから電話が入る。副院長宛にだ。。。も、もしや。。。。。５分後副院長から内線が事務所に入った。副院長：『市民病院から、◎◎さんって患者さんが今から来ますから、入院になります。紹介状がFAXで届くと思うので、外来カルテと入院カルテを作っておいてください。』やっぱり今から来るのかーーーーー！！！外来５時で終わりのはずなのに。。。。FAXはすぐ届いたけど、患者さんが到着したのは、３０分後。外来で診察して、入院になったけど、待てど暮らせど入院処方が先生から送られてこないよ。バスの時間のある先輩は、定時で帰った。今から予定のある先輩も、『先輩どうぞ、お先に。後はおいらが処方入力はやっておきますから。』と言ったら、『じゃ、遠慮なく！』と言って、帰っていった。事務所には、おいらと後輩さんの下っ端コンビが二人でポツーン。。。。副院長からの処方データ、なかなか送られてこない。。。。。結局、１時間の残業になってしもうた。ったくー、市民病院のドクターももっと早く入院依頼の電話を頂戴よー！！！

  2008年11月12日

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• 放浪者

  半身浴・・・２時間。・・・・入り過ぎだぜ。お風呂の蓋に頭のっけて、うっかりうとうと。蓋の痕がほっぺたにくっきりとついていたよ。・・・・退院の患者さんが二人同時にあった本日。しかも、事務所は何故か満員御礼。今日は受付担当の先輩の席を借りて仕事するも、向かいのおいらの席には外来診療を終えてなぜか外来診察室ではなく事務所でセクスィー先生がカルテを書いている。・・・・自分の席があるのに、別の席に座るおいら。。。そしておいらの席に座るドクター。。。。なんだか変な光景なんだけど。。。。そう、今の職場でのおいらって、完全なる放浪者なんだよな。だって、パソコンが足りないんだもの。事務員の数より足りないんだもの。席の並びも変則すぎて、おいらの席では外来の打ち込みがスムーズに出来ないから、自分の席のパソコンが空いてるときでも、外来の打ち込みするときは他人の席を借りるんだ。だから、担当患者さんが二人も退院した本日、病棟からカルテは降りて来たけれど、確認したい資料もあって午後からは病棟訪問。病棟もスタッフがわさわさと居なければ、のんびり気楽に仕事が出来るから良いなぁ。おいらがのんびり３病棟でカルテを見ていると、午後は３病棟で診察をしていたセクスィー先生が、ちょうど看護師さんになにやら指示をしたようで、ナースステーションからは看護師さんが居なくなってしまい、もぬけの殻に。。。かなーりやる気の無い医事課員と、看護師さん待ちで手持ち無沙汰のドクターだけがナースステーションに取り残されて、ポツーン。セクスィー先生：　『そうか、医事課（←おいらのことね）が病棟に居るってことは、もう１１月も中旬ってことか。早いなぁ。』おいら：　『そうすねぇ。っていうか、退院患者さんがあったんで必要に駆られて（病棟訪問）なんですよ。』セクスィー先生：　『今日退院あったんだ。』おいら：　『はい。・・・ま、今日は事務所は全員居るし、それに事務所もいろいろとなんていうか・・・。』セクスィー先生：　『なに？』おいら：　『・・・んーと、居心地って意味で言えば、なんていうか、・・・いろいろあるんですよねぇ。』セクスィー先生：　『なるほどな。所謂、大奥って感じか！』おいら：　『先生、良く解ってるんじゃん！』意外とちゃんと見てるんだなぁ。。。解ってるんだ。。。ほんと、今日は事務所から抜け出したかったから、病棟でのんびり仕事出来て気楽だったよ。ま、その後副院長が病棟へ診察にやってきちゃって、見たかった担当患者さんのカルテや資料を持って行かれちゃったのは計算外だったけど。。。さーて、明日はお休みの先輩が居るからな、おいらはまた誰かの席を借りて外来入力をするんだな。放浪人生は続く。。。。

  2008年11月11日

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• 貯金と頭痛

  以下、連続更新↓11月6日時間にルーズな人達11月7日無駄な抵抗11月8日絶品スープカレー11月9日骨盤矯正ってか、下書きに保存しててアップするの忘れてたやつ。。。今日は、昼休憩が後半だったので、同期さんと先輩の三人で。話題は、ずばり、『お給料！』と『貯金！』・・・む、空しかった。。。先輩：　『お給料なんてねぇ、一年間で●千円しか上がらないもの！』って言われちゃった日には、騙されたー！って叫びたくなるよなぁ。先輩：　『○△病院は、めっちゃ給料が良いらしいのよ。でもここはダメ！』先輩、そういうのは、おいらが就職する前に教えてくださいよ！（←そら無理だ！）だから、先輩：　『きむぽんさんも湯水のようにお金使ってちゃだめだよ！』だの、同期さん：　『でも、絶対だめだよね。遊びに行くの止められないでしょ！』なんて言われて、、、、ああ、頭が痛いぜ！ああ、おいらもちゃんと貯金しなくっちゃなぁ。積立とかしないとなぁって凹んだわけだ。そんな医事課員達のアホな会話を、隣のテーブルで興味深げに聞いていたのがセクスィー先生。まぁね、食堂、おいら達だけだったしね。会話筒抜けだもんね。でも、高給取りのドクターとお金の話をするほど、おいらも出来た人間じゃないのでね。食堂から出て行くときに、先に歩いていたおいらに向かって、セクスィー先生：　『何盛り上がってたの？』と聞かれても、　『ここの医事課職員の給料がめっちゃ安い話！』なんてストレートに言いたくないよねぇ。空しくなっちゃうもん。だからセクスィー先生が、緊張性頭痛で朝から体調不良で、頚部にこっそり温シップをセロテープで貼って外来診察をしているのを偶然知ってしまい、セクスィー先生：　『頚を温めるのが一番効くんだよ。オレ小学生から頭痛持ちだから。』と外来が終わって最後のカルテを受け取った際、辛そうに告白してきたセクシィー先生に、つい、おいら：　『大丈夫だよ先生、小学生から今までの人生より残りの人生のほうが多分短いから！！』お、鬼のような発言をしてしまったよ。ちょっと言い過ぎたかなぁ、おいら。。。

  2008年11月10日

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• 無駄な抵抗

  朝事務所に掛かってきた電話は、行政からの往診の依頼だった。行政と地域での取り組みで輪番制を取っている今の病院では、医師の派遣要請がある。この日が当番になっていて、朝一番にその依頼の電話があった。本来こういうときには、まず事業部に電話を引き継ぐのだが、朝ということもあって事業部は誰も電話に出てくれない。事務長に繋ごうにも、事務長も朝一番で出かけてしまっていた。早番当番だった先輩に相談すると、『直接ドクターに電話を繋いで良いよ！』と言う。この日の外来担当医師には繋いだところで意味がない。今朝の当直医である伊達メガネ先生は、午前までの勤務だからこれまた意味がない。となれば、今日は病棟勤務である常勤医師のせっかち先生しかないじゃないか！ということで、せっかち先生のPHSに電話したのだが、まだ出勤していなかったぁぁぁぁぁ。仕方なく担当者と連絡が取れ次第折り返すと約束して電話を切った。すると、電話を切った途端、せっかち先生から内線電話が！せっかち先生：　『着信があったみたいだけど。』事情を説明し、先生に往診に出てもらわないとならないだろうことを話した。おいら：　『・・・ですので、事業部のものが詳しく事情を聞いてから先生に連絡することになると思います。』せっかち先生：　『あの、やっぱりボクなの？』おいら：　『え？あの、副院長と診療部長は今日は外来担当ですし。』せっかち先生：　『院長は？』おいら：　『院長先生は今日はお休みではなかったかと。』せっかち先生：　『じゃ、やっぱりボク？ボクが行かなきゃだめなんだ。』おいら：　『申し訳ないのですが、先生しか！』せっかち先生：　『そっか。ボクが行くしかないのかぁ。』おいら：　『はい、先生しか居りませんから！詳しいことはっきりしましたら、事業部から連絡致します。』・・・・どーしてそんなに抵抗するんだよーーーー！！！！仕方ないじゃん！行けるドクターはあんたしか居ないの、解ってるじゃん！！！なんでそこまで無駄な抵抗するんだよ！！！！！でも、いくら抵抗しようとも、結局は行かなきゃならないんだよ！３０分後、状況がはっきりし往診に出ることが決まったようで、せっかち先生から、せっかち先生：　『例の件、行くことになりましたから、１０時にタクシーを呼んでおいてください。』おいら：　『はい、承知しました。』ほら、最終的には行くことになるんだからっ！

  2008年11月07日

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• 時間にルーズな人達

  医局は、ドアを開けるとまず左手正面に大きなテーブルがあり、電子カルテが置いてある。右手にはホワイトボートがあり、その後ろが図書室となっている（室といっても、囲いをあとで取り付けただけって感じの簡素なもの）。そして、ホワイトボードと図書室のせいで死角となる右手側の医局の一番奥にはきったない（？）ソファがあって、診療が終わりお疲れのドクターが腰を下ろしうとうとしてたりする。。。そんな医局に朝一番で訪問しなくてはならなかったおいらは、とても気が重かった。。。木曜が勤務日の非常勤医の伊達メガネ先生、１０月から週一回の勤務になった為この日の朝から夜勤を経て次の日の昼までの勤務だ。だから先週の土曜に用が出来ても、この日まで連絡が取れなかった。。。今回の用は、伊達メガネ先生の担当患者さんの誤薬の件だった。誤薬の原因は、次の日から患者さんが服用する定期薬の処方を決め電子カルテに入力した伊達メガネ先生が、すでにその処方を事務が医事コンピュータに取り込み薬局へデータ送信し薬局が調剤し終えた後で処方を修正したのにもかかわらず、事務にも薬局にも連絡せず、結果、次の日の朝、患者さんは修正前の処方薬を服用してしまったのだ。そして、患者さんが朝薬を服用した後で、伊達メガネ先生が処方変更していたことに偶然おいらが気づいた為、慌てて薬局に修正後の処方を調剤してもらい、その日の昼から薬が差し替えられたのだった。事務が間違ったせいでの誤薬ではないにしても、事務にも落ち度があったことは事実だ。そう、先生が処方変更したことに、もっと早く気づいていたら・・・。。。そういうシステムにしていたら。。。。でも、それはかなわなかった・・・・・。。。だから、事実を告げて謝らなくてはならなかったのだ。そして、今後処方変更するのであれば、そのタイムリミットを知ってもらい、必ず事務か薬局に連絡をしてくれるよう頼まなくてはならないのだった。・・・そういう話なので、医局へ出向いて直接先生と話をしなくては。。。朝、９時の診療開始から１０分程経った頃、先輩に断って医局へ向かおうとした。と、外来の看護師さんからも伝言を頼まれた。外来看護師さん：　『セクスィー先生の電話が繋がらないの！今日の外来、院長は休診なのに患者さんが来ちゃってて。診療部長は今日の外来が無理だっていうから、セクスィー先生に自身の予約患者さん以外も、全部（外来診療を）頼まないといけないの！なのに。。。』おいら：　『この時間だとまだ来てないんじゃないですか？外来担当日以外は大抵重役出勤ですよ。』外来看護師さん：　『そんなに遅いの？じゃ、９時３分に電話したんじゃ早すぎた？』おいら：　『んー多分。外来担当日だって５分前に出勤してきてましたから。ちょうど今から医局へ行きますから、居たら伝えますね。』そうして、おいらは医局へ出向いた。おいら：　『おはようございますー。』そう言ってドアを開けて医局へ入った・・・・。。。おいら：　『あちゃぁ、誰もいなーいし。。。』医局へ入ってすぐのところで立ち尽くした。。。まだ誰も来てないのかぁ！？と、死界となる図書室の奥のほうから『んー。』と声がした。おいらの挨拶に返事したみたい！？奥のソファが見える位置まで医局の中に入ると、朝から気だるそうなセクスィー先生がソファに腰を下ろして、ボケーっとしていた。おいら：　『ああ、先生もう来てらしたんですか。おはようございます。』セクスィー先生：　『んー。』（←ちゃんと挨拶しろよ！）おいら：　『今日の外来ですが、すでに先生の予約の患者さんもいらしてますが、その前に院長の患者さんで今日の休診を知らずに来院されてしまった方が何名かいるので、そちらの診察も先生にお願いしたいと、外来看護師さんからことづかってますので、よろしくお願いします。』セクスィー先生：　『・・・解った。』・・・・覇気がないなぁ、ほんとに。。。。おいら：　　『あ、それから、伊達メガネ先生って見かけませんでした？』セクスィー先生：　『・・・まだ来てないんじゃない？いつも９時３０分くらいだと思ったけど。』おいら：　『（そんなに遅いんかいっ！）。じゃ、出直します。では先生、外来よろしくお願いします。』セクスィー先生：　『んー。』・・・・ほんとに朝から覇気がないっ！！医局を出たあとで、おいらは５階と２階の病棟へ書類を届け事務所へ戻った。と、さっきは気だるそうにしていたはずのセクスィー先生が、すでに外来診察室へ降りてきていて診療を開始するところだった。その後、頃合いをみて事務所から伊達メガネ先生のPHSに電話したが、出ない為一旦電話を切るも、２分もせずにすぐに電話が返ってきた。やっと出勤したようだ。今は医局に居るというので、『伺います！』と伝え急いで医局へ出向いた。運よく他のドクターは誰も居なかったので、まず『すいません。』と一言頭を下げてから、例の誤薬の事情説明をした。伊達メガネ先生：　　『ああ、そう、ボク処方変更しました。そうか、連絡せなあかんかったんや。すいません。ボクのミスです。』おいら：　『やはり先生はご存じないんですよねぇ。事務所や薬局が何時に薬を調剤しているか。タイムリミットがありますので、今後処方変更の際は連絡をお願いします。事務所も出来るだけチェック体制を検討し、このようなことが無い様に努めますので。』やっぱり、伊達メガネ先生は、まだ若いということもあって素直だなぁ。おいらも謝ったけど、ちゃんと自身も謝ってくれた。そう、誤薬で一番困るのはおいら達事務でもドクターでもなくて、患者さんだもの。今回の誤薬は、便秘薬の用量の微妙な違いだけですんだから、患者さんの病状に影響がない程度だったし、ドクターも『症状に応じて用量を微妙に調整しただけだったから』ってことだったから、大きな問題にならないで済んだわけで、正直先週誤薬に気づいたときからこの日まで気が重かったけど、やっと伊達メガネ先生に事実を話すことが出来て、肩の荷が下りた。おいら：　　『ところで、先生っていつもこの時間に出勤？』伊達メガネ先生：　『そう、大体この時間になるかな。』おいら：　　『そうなんだ。』なんていうか、すごい重役出勤の好待遇だこと！新幹線通勤だからしゃーないのかなぁ。さーてと、じゃおいらは本来の仕事に戻るかー！おいらはこの日は外来の受付のサブ業務担当。外来と事務所、医局のメッセンジャー係り。とはいえ、この日の外来は院長が休診で、セクスィー先生も本来の自分の担当日でもないので、予約は然程多くないはず！なのに、、、、朝２番に受付したはずの患者さんが、まだ待合で会計を待っている。。。しかも３番目の患者さんもすでに診察が終わったようで待合にいた。おいら：　『あの患者さん、ずっと待ってますよねぇ。ちょっとカルテが戻ってくるの遅くないですか？』会計を担当する先輩に聞いてみた。と、先輩：　『ああ、一回計算したんだけど、削除品目が処方されちゃってたから先生のところにカルテ戻したの。だからカルテが戻ってくるの待ってるんだけど。。。』おいら：　『それにしたって遅すぎますよね。外来の様子見てきます。』おいらは外来へ向かった。電子カルテ上では、３番目の患者さんの診療も終わったことになっていて、４番目の患者さんの診療に入る直前といった状況のようだった。・・・のだが、、、セクスィー先生が居るはずの第二診察室の前を通ると、先生、居なくなってるーーーーーっ！？カルテが置きっぱなしで、忽然と消えてるし！！！おいら：　『看護師さん！セクスィー先生どこ行っちゃったんですか！？』看護師さん：　『え？居ないの？』おいら：　『カルテが戻ってこないし、３番目の患者さんももう待合に居たから様子見に来たら。』隣の外来処置室に居た看護師さん、気づいてなかったんだ、先生が消えたこと。一緒に診察室の中に入ると、３番目の患者さんのカルテは書きかけのままで、尚且つ処方変更する２番目の患者さんに関しては、処方は電子カルテ上で変更済みなのにカルテは置きっぱなしになっていた。と、廊下を駆けて戻ってきたセクスィー先生、おいら：　『先生、どこ行ってたんですか。カルテ置き去りにして。』セクスィー先生：　『悪い、これ処方変更した分、後の処理任せた！やっといて！』どこに消えていたのかは事情も言わず、やりかけの２番目の患者さんのカルテを渡された。電子カルテの処方をプリントアウトしたので、ばっちり時間が出てるよ。先生、２０分もこのカルテ放置してたんかいっ！！！もう、なんでこうも時間にルーズなのさ！！！急いでカルテを処理して、会計の際『大変お待たせしました。』って先輩に謝ってもらったよ。患者さん、怒んない人で良かった。。。午後は平穏だった。午後には外来の予約もなかったし、急患もなかったからのんびり時間が流れた。ところが、夕方になっても一向に戻ってこないカルテがあった。伊達メガネ先生が、担当する患者さん（会計はない患者さんなので、患者さんには迷惑は掛からない）の電子カルテへの打ち込みが、放置されたままになっていた。本来ならば、午後の３時半くらいまでにする約束なのに、もう４時１５分だ。外来看護師さんのところへ出向くと、看護師さんも一応気にしてはいたようだが、看護師さん：　『でもさぁ、解ってるとは思うから電話しないで待ってるんだけど。。。』おいら：　『連絡しちゃって良いっすよね。だって、ひょっとして。。。』そう言って外来から伊達メガネ先生のPHSに電話をすると、、、おいら：　『先生、今日のカルテ入力ですけど。。。』伊達メガネ先生：　『あーっ、忘れとった！すんません！』おいら：　『じゃ、今からお願いします。』伊達メガネ先生　『すぐ行きます。』やっぱりじゃん！やっぱり忘れとったんじゃん！！！外来看護師さんと二人で爆笑しちゃったよ。めっちゃ焦って外来に下りてきた伊達メガネ先生、伊達メガネ先生：　『すんません、すぐやります。第一診察室使っていいっすか？』おいら：　『どうぞー。先生、これからどうします？何時になってもこなかったら催促電話して良い？』伊達メガネ先生：　　『・・・４時で！４時にも下りてこなかったら多分忘れてる。。。』おいら：　『了解です。』看護師さんは、先生が病棟で忙しいだろうから・・・って気をつかって電話しなかったけど、そういう気配りは今後伊達メガネ先生には無用だね。伊達メガネ先生：　『あ、それでさぁ。』外来から事務所に戻ろうとしたおいらを、診察室から呼び止めた伊達メガネ先生・・・おいら：　『はい？なんでしょう？』伊達メガネ先生：　『確認なんだけど、例の入院処方のタイムリミットってさ、何時で良かったっけ？』おいら：　『朝９時で！』伊達メガネ先生：　『了解！』ゴメンね先生、ほんとは９時半でも大丈夫だと思ったけれど、先生時間にルーズだってことが解っちゃったからね、早めに設定しちゃった！！セクスィー先生といい伊達メガネ先生といい、時間にルーズってのは、ドクター云々言う前に、社会人としてどうなんだろうねぇ、もう。。。

  2008年11月06日

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• 連休明けの医療機関

  こんなに追い込まれたことはなかった！！ってくらい、今回の入院レセには追い込まれたなぁって。。。。やってもやっても終わらない。。。まるでゴールが見えない。。。外来を後輩さんにかなりお願いしてしまい、朝から病棟まで行っても、まだ終わらない。。。休日出勤までしたというのに、まだ終わらない。午後にやっと病棟看護師さんを捕まえて、どうしても解らないところを尋ねて、なんとかかんとか、目途が立ったよ。あとは、保険の切り替えをしていない患者さんが居るだけで、これでやっと終わりだっ。そう、明日が入院の請求＆領収書の一括発行日だから。しかし、今日はさすがに連休明け。。。。事務所の電話はもう鳴り捲り！今日の外来担当医は副院長と院長コンビのはずなのに、朝から事務所で常勤医のせっかちS先生状態が悪い患者さんと電話してるは、同じく常勤医のセクスィー先生も外来に降りてくるは、『病棟にカルテ届けて！』って電話してきた診療部長が、その１０分後には今度は外来診療室から電話してくるは。。。・・・一体今日の午前は、外来診察室はどないなことになってたの？？？誰がどの診療室で診察してたんだ！？外来看護師さん：　『もう予約以外の飛び込み患者さんが多いのなんのって。バッタバッタだったのよ！』はははっ、おいら今日は自分の入院に掛かりっきりになっちゃってたからな（反省）。やっぱ連休明けの医療機関は、どこもかしこもこういう光景が普通なんだねぇ。

  2008年11月04日

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• 休日出勤

  前夜、レセ残業の後で友人の誕生日ディナーに出掛けたおいら、当然だけど朝は起きられないね。というか、とっても不思議なんだけど、一滴もお酒を飲んでいないのに夜中にトイレに三回も起きてしまって・・・・、どうして突然頻尿になったんだか。。。。おかげでお腹一杯食べたはずなのに、朝起きたら体重減ってた！（←それって軽い脱水！？）さて、連休の日曜日、遊びたいのはヤマヤマなれど、おいらついに初めての休日出勤をすることになっていた。休みの日に日直業務があるのは経験済みなれど、今回は日直ではなくて自主的な休日出勤。。。どうしてそういうことになってしまったのかといえば・・・、つまりね、おいら今回の連休では日直がまわってこなかったのだ。ほんとうは、日直やりたかったんだ。当たりたかったんだ。だって、そうしないと入院患者さんの請求＆領収書発行日までに仕事が終わらないんだもの。どうやっても無理なんだもの。１日の土曜日に病棟から降りてきた入力資料の山。当然頑張って入力したけど、限界はある。残った入力作業を、二連休後の４日の一日で全部し終えることは絶対無理！！それは、一週間前から解っていたのだ。だから、もう決めていたんだ。『２日の日曜日に休日出勤しよう！』って。ちょうど２日の日直は同期さんと事務所で隣の席の先輩（おいらの実質の指導係り）、それに、３日はすでに予定が入っていた為、２日の日曜に出勤することにしたんだ。ちゃんとタイムカードを押せば、別日に切り替えて公休が貰えるとのこと。本当ならば、朝から出勤したかったが、前夜はフレンチディナーだし・・・と午後から出社することにして、朝すでに出社しているであろう同期さんにも、　『昼から行きます！３時のおやつとコーヒーの差し入れ持ってくね！』とメール連絡しておいた。おやつを調達して、予定より３０分早めに病院に到着。とりあえず荷物を更衣室へ置いて最初に向かった先は、事務所ではなく３階の医局だった。・・・え？なんで医局に？？？？うははははっ、実はね、わけがあるんだなぁ。。。医局には誰も居なくても良いんだ。おいらは医局のとある電化製品に用があったんだから。が、ドアを開けると、お昼休憩後だったらしい今日の当直医のセクスィー先生が、目の前に。クルっと振り返り、おいらを見てちょっとびっくりした顔をした。おいら：「どうも、おはようございますー。」セクスィー先生：「ん？あれ？」おいら：「例のもの、お借りしにやってまいりました！」セクスィー先生：「あ？な、なんだっけ？」おいら：「えへへへへっ！」にやりと笑って、両手に持っていた荷物を見せながら、医局へ入った。私服姿で、名札だけ首からぶら下げた格好で突然現れたおいらを、不思議そうに見たセクスィー先生、が、おいらの両手の荷物を見ておいらと数日前にした約束をやっと思い出してくれたよ。セクスィー先生：「ああ、そっか、忘れてた。」おいら：「えへへっ、では、数時間だけお借りしまーす。」セクスィー先生の座る席のすぐ後ろの流し台の、その横にある冷蔵庫の前に向かったおいら。そう、おいらが用があったのは、医局の冷蔵庫。数日前に医局の廊下で妙にご機嫌だったセクスィー先生に、頼んでおいたんだ。『今度の日曜って先生が当直医ですよね。その日数時間医局の冷蔵庫を間借りさせて下さいな！』ってね。おいら：「えへっ、失礼しまーす。」そう言って、冷蔵庫の前にしゃがみこみ、冷蔵庫を開けガラーンとした冷蔵庫に持ってきたおやつをいそいそと仕舞いはじめた。その様子をすぐ斜め後ろの椅子に座ったままで見ているセクスィー先生。セクスィー先生：「大量だなぁ、こりゃまた。二段目に入ってるヤツ、どかしちゃって良いよ。」おいら：「では遠慮なく。へへっ、だって今日は休日出勤なんですよ。入院処理が終わんなくてもういっぱいいっぱいなんです。だからせめて３時のおやつに事務所の皆で食べようかなって。」セクスィー先生：「なるほどね。そら大変だ。」おいら：「でしょー、折角の連休だっていうのにねー。スイーツでも食べなきゃやってらんないってんですよ！」仕事前でかなり緊張感のないおいら。どうやらこのときのおいらは相当無防備すぎていたようで、セクスィー先生に言われるまで全く気づかないで冷蔵庫の前にしゃがんでいた。セクスィー先生：「ちょっと！」おいら：「はい？（振り向きもせずに返事をした）」セクスィー先生：「見えてる！」おいら：「え？何ですか？」セクスィー先生：「パン●、見えてる！」・・・・・はいいいい？？？？・・・・・そういやぁおいら、今日は私服だった。ローライズのジーンズ（ベルトなし）に、カットソー。。。。確かに言われてみれば、腰の辺りが肌寒い！？・・・・・・おいら：「・・・・先生が見なけりゃ良いんです！！！」ピシャリと一言言って、そそっとカットソーを下に伸ばし、ジーパンをグッと引き上げた！！・・・でもね、考えてよ。医局に他に誰が居たんならさ、『見えちゃってるよ！見られちゃうよ！』ってこそっと教えてくれるのは優しさだと思うんだけど、このとき医局にいたのは二人だけだよ！だったら、他の人に見られる心配は無いんだからさ、そういうときは、見なかったことにするのが大人のすることじゃないのかい！？『見えてるよ！』って見た人が言わなければ、見えた事実は存在しないんだから。そうすれば、『見られた！』って事実も存在しなくなる。。。見なかったことにしれくれれば良かったのいいいいっ。。。。セクスィー先生にしてみたら、優しさから言ったつもりだったのだろうに、逆においらに怒られてその後そそくさと席を立ち、向かいの席に移動してそのスペースでゴルフの練習なんぞをし始めた。セクスィー先生：「で？オレの分は無いの？」おいら：「先生甘いの嫌いじゃん？コーヒーなら余分に持ってきたから、一本飲んでも良いですよ。」セクスィー先生：「サンキュー、じゃ後でいただくよ。」そう、今日はおいらのほかにも休日出勤していた先輩が居たから多めに持ってきておいたんだ、コンビニで仕入れたスタバのカップコーヒー。カフェラテとエスプレッソ、それから抹茶ラテ。うーん、仕事する前からおやつの時間が楽しみだ。そうして冷蔵庫におやつを置いて、医局をあとにした。おいら今日は、全病棟を訪問して、臨時処方薬の入力業務や、その他事務所で保険外の入力して・・・もうやることいっぱいだ！！！しかもおいら、先週は最悪の一週間で、担当患者さんが『退院』『退院』『入院』『退院』『入院』と、激動だったのだ。頼むから月末に入退院しないでくれっ！！とか思ってしまった。加えて、５階の出来高病棟に二週間前に入院した副院長の患者さんが、感染症に罹患していて、尚且つ合併症も併発し、もう凄い処置・検査・画像・点滴で、カルテを見てもそれをどうコストにしていけば良いか解らずおいら一人ではお手上げ状態だった為、今日なんとか指導係りの先輩の力を借りて、処理をしようと思っていたのだ。だから、おやつの時間を若干繰り下げて頑張ったのだが、限界があり・・・・、全部出来切らずにおやつの時間に突入してしまった。おいらがおやつを取りに行ったときは、セクスィー先生は病棟に呼ばれていたようで、医局は空っぽだった。先生用のコーヒーはちゃんと冷蔵庫に残して、事務所に戻っておやつをご開帳！！地元のケーキ屋さんのフルーツチーズケーキと、フルーツプリン。もう同期さんも先輩も、このときばかりは狂喜乱舞だね！！やっぱり、集中して仕事した後で食べるスイーツは格別だよ！！！おいらも小休止して、おやつを堪能した。が、ちょっと待て！先日もフレンチの外食だったおいらは、ホントにこんな高カロリーなスイーツを食べても良かったのだろうか。。。（←今更気づくな！）同期さん：「ところで、きむぽんちゃん！？このおやつ、今までどこに置いておいたの？」おいら：「え？」同期さん：「だって、ちゃんと冷えてるから。」おいら：「・・・・医局の冷蔵庫！」へへっ、皆にも内緒にしてたんだ、医局の冷蔵庫、間借りしたこと。ま、おいらにしたってさ、この日の当直医が副院長とかだったら絶対頼めなかったけど、セクスィー先生だったから良いかなぁってさ。だから、おいらのこのウルトラ作戦に同期さんは大感動で、おいらを褒めたたえてくれたよ。同期さん：「でもさ、そもそもどうして事務所には冷蔵庫がないんだろうねぇ。」おいら：「だよね、だよね、職場環境悪すぎるよね！せこいよね！」そうだ、そうだそうなんだ！！事務所のニンゲンだって使える冷蔵庫があれば、わざわざ３階の医局の冷蔵庫を間借りすることだってしなくてよいのになぁ。さあ、おやつタイムが終わったらラストスパートだ！やりかけの仕事をし始めたのだが、気づけば同期さんと先輩の日直コンビは、業務終了の時間になってしまった。同期さん：「終われそう？」おいら：「ゴメン、無理そう。もう少し残ってやってく。」同期さん達がまだ事務所に居る間に、ちょっとだけトイレタイムをとらせてもらったのだが、運悪くおいらが席を外した時に、医局からセクスィー先生が事務所に電話を掛けてきた。おいらがトイレから戻ると、同期さんが笑いながら、同期さん：「先生から電話あったよー。」おいら：「ん？ナンだって？」同期さん：「きむぽんさん居る？って。」おいら：「で？」同期さん：「『冷蔵庫に二本残ったままだけど！』だって。」・・・あ、そうだった！二本残してきたんだった。先生用のエスプレッソと、おいらが後で飲もうと思っていた抹茶ラテ。。。。同期さん：「先生がさぁ、『両方飲んで良いの？』って言うから、『良いんじゃないですか！』って言っちゃった！」そっか、おいら確かに『一本飲んで良いですよ！』と言っといたんだ。それが二本残ってるからわざわざ事務所に電話してきたんだぁ。飲みたきゃ勝手に飲んじゃえば良いのに、変なところで律儀っていうかなんていうか。。。結局、同期さんと先輩が帰った後、守衛さんに電話回線がまわる為、事務所でおいら一人誰にも邪魔されずに仕事に没頭することが出来、なんとかある程度の目途が立つところまでやれた。休日出勤しなくちゃならないなんて、最初は結構悲しかったりもしたのだが、ま、仕事ははかどったし、美味しいスイーツも皆で食べられて、これはこれで良しとしなくちゃ。ただ、『日直手当は出ない！』ってのが悔しいところだけど。。。

  2008年11月02日

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• カルテ改竄

  月末最終日。溜まりまくった入院入力をしたいけど、まずは通常業務をしないとさ！ってことで、朝は最初に入院患者さんの処方入力業務がある。ドクターが電子カルテに入力した処方を医事コンピュータに取り込んで、それを薬局に送信し薬を調剤してもらうのだ。入院患者さんのほとんどがなんらかの薬を服用しているわけで、一度に全入院患者さんの薬を調剤するとなると薬局さんがパニックになってしまうので、担当医ごとに処方日が決まっている。今日は副院長の患者さん達と、非常勤医師の伊達メガネ先生の処方日だった。副院長と伊達メガネ先生の患者さんが明日から服用する薬を、前日の今日に調剤するのだ。医事コンを明日付に設定をして、伊達メガネ先生の処方を電子カルテから取り込み始めたのだが、・・・・あれ？あれれれれ？？？ちょっとまて、明日の日付のはずの処方なのに、一週間前の処方が医事コンに取り込まれずに残ってるってのは、、、・・・どういうことかなぁ？？？？不審に思い、医事コンと電子カルテを照らし合わせてみると、医事コンにはちゃんと先週薬は取り込まれていて、すでに調剤されていて、つまりすでに一週間前から患者さんが服用している薬が、突然電子カルテ上で修正されていて、処方変更されていて、でも、その事実は医事課も薬剤部も病棟も誰も知らないってのはどういうことだ！？・・・・・・こ、これはやっぱり、処方している張本人に確認しないことにはならねぇ。ということで、医事コンと電子カルテの処方をプリントアウトして医局へダッシュ！昨日が当直だった伊達メガネ先生、きっと朝一番なら医局にいると思ってやってきたのに、・・・医局はからっぽ。。。ど～していないのさー！！！！仕方なく医局の電話を借りて伊達メガネ先生のPHSにコールすると、、、、トュルルルルッ、トュルルルルッ、トュルルルルッ・・・・あれれ？PHSの音が小さく聴こえる！？え？もしかして、医局にPHSがあるの？？？トュルルルルッ、トュルルルルッ、トュルルルルッ・・・・ん？音がだんだん大きくなってきたぁ？？？？伊達メガネ先生：「はい、●です。」あっ、出たっ！！おいら：「●先生、事務のきむぽんです。今医局から掛けてるんですけど、どちらです？」伊達メガネ先生：「あ、んと。」おいら：「ひょっとして・・・。」ガチャっ！！伊達メガネ先生：「ここです。」医局のドアが開いたと思ったら、PHSを耳に当てたまま伊達メガネ先生が入ってきた。おいら：「先生、ひょっとしてまだ（当直室で）寝てました？」伊達メガネ先生：「いや、起きてましたよ。」うそだぁ、電話がなったから急いで出てきたんじゃないのぉ？絶対当直室でうとうとしてただろーーーっ！？おいら：「早速ですいませんが、確認していただきたい入院処方があるのでお願いします。」そう言って、伊達メガネ先生を電子カルテの前に座らせて、対象患者さんのカルテを呼び出してもらい、疑問点を指摘すると、、、、伊達メタネ先生：「そうか、ボク明日からのつもりの処方を、過去日に入力しちゃったんかぁ。」や、やっぱりな、そうだよな。あせったあせった。おいら：「先生、そうすると明日の処方も間違ってるってことになりますよね？」伊達メガネ先生：「多分。確認します。」一緒に電子カルテを覗き込み、伊達メガネ先生が処方を入力しなおすところを確認していたら、重役（？）出勤のセクスィー先生ご登場。ってか、ここのドクター達ってみんな朝が遅いのねぇ。良いご身分だこと！！が、電子カルテ担当者のセクスィー先生としては、出勤早々おいらと伊達メガネ先生が電子カルテの前で何やらしていることが気になったようで、『どうしたの？』と訊ねられた。伊達メガネ先生：「いやぁ、ボクうっかりカルテ改竄しちゃいましたよ。」ほんとだ、まさしくそうだね、先生。これはカルテの改竄だよ！！！んとに、どうして電子カルテの過去日修正なんてことが容易に出来ちゃうわけかなぁ。そもそも処方修正したところで、医事課や薬剤課に連絡がなきゃ意味ないのにさ。だから、伊達メガネ先生が電子カルテを入力しているのを見て、使い勝手の悪い電子カルテだなぁって、思ってしまったよ。結局、過去日に修正してしまった電子カルテの処方を再度元に戻し、本来明日から処方変更したかった内容を、さくさくっと入力・・・・さくさくっっと・・・・・！？？？伊達メガネ先生：「あれー？ボク、何の薬剤処方するつもりだったんだっけ？」おいら：「・・・入力してあったのは、P顆粒3グラムとA細粒1.5グラムでしたけど。」・・・・おいらが処方指示してもうたし。。。事務所に戻り、急いで薬剤部に直してもらった処方データを飛ばし一件落着。先輩にも事の顛末を報告すると、、、先輩：「んとに、きむぽんさんは凄いよね。」おいら：「何がですか？」先輩：「だって、ドクターに『処方ミスってます！』って、あんまり言えないよ。」おいら：「何でですか？だって、間違ったのはドクターですもん。間違いは間違いって言ってあげなきゃ、ダメじゃないですか！」先輩：「・・・ほんと、きむぽんさんは怖いもの知らずっていうかなんていうか。度胸ありますよ。」・・・・んと、これってつまり、褒められた・・・わけはないよね。ま、いっか！！

  2008年10月31日

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• お喋りしたくない日

  基本的には、とってもお喋り好きなおいらだけれど、たまには気がのらない日があるのです。理由は良く解らない。でも、朝からなんだか、お喋りしたくない気分な日があるのだな。それが今日だった。喋りたくないというか、わけも無く憂鬱というか、疲れるというか、、、大きい溜め息をついても自分で気づかないくらいなんだ。だから、医局への階段も、一往復くらいならまだ余裕あると思っていたのだが、こういう日はまるでダメだ。朝一番で三階まで駆け上がって医局のドアを開ける時、ノックがまともに出来ないくらい息が上がっちゃってるんだ。。。今日は不在の常勤のドクター達のレターボックスに、ファックスを届けに行ったんだ。挨拶しながらドアを開けると、今日は病棟担当の副院長とセクスィー先生がいた。入ってすぐのところにあるレターボックスの前にかがみこみ、自分宛ての書類やらを漁っていた副院長は、おいらと入れ替わるようにして医局から出て行った。そしておいらが替わりにレターボックスの前にかがみこみ、それぞれのドクターへのファックスをボックスに配っていたのだが、、、、・・・・・・・・セクスィー先生、一体朝から何を話したいのか、カマッて欲しいのか解らんが、めっちゃストレートに視線をおくってくるのはやめてちょうだいな。おいらねぇ、こういう気分がのらない日は、面白い話も突っ込みも全然しないし、出来ないの！だからね、とことん視線は合わせないの。合わせられないの。レターボックスの前で、ブツブツ独り言を言ったりはするけれど、誰かとお話はしたくないの。『おはようございます。』と、『失礼しました。』だけで限界なの。そんなだから、ランチタイムで一緒になった同期さんと事業部の人に、『溜め息が深いねぇ。』って言われてしまう始末なの。なんなんだろうね。どうしてなんだろうね。自分でも良くわかんないや。おいら：「今日はなんだか全然話す気がしないよ、午後は出来るだけ話したくないや。」そう、ボソっと言ったんだ。同期さん：「・・・そう？でも十分喋ってたよ、ランチの時。」・・・・・あれぇ？そうだった？？？同期さん：「月末だから憂鬱なのかなぁ？締め切りだものね。」ああ、そういうことなんかなぁ。。。だって、月末に立て続けに退院があるんだもの。しかも、明日も退院があって、加えて、朝から一番で入院もあるっていうんだもん。さて、明日は月末最終日、残業が待っている！！

  2008年10月30日

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• 見られてしもうた。。。

  あーあ、バレてしもうたやぁ。出来るだけ隠してたのにさ。見つからないように、触れられないように。。。おいらのキズ。。。。あ、キズって言っても、心の傷とかじゃないよ。ほんまもんのキズね。おいらのカラダの一部にある皮膚疾患と傷。。。結構ひどいんだよね。皮膚科行けよ！ってくらいのしろものなんだ、痛いしむず痒いし・・・。でも、病院勤めのくせに医者嫌いなんだ、おいら。。。病院勤めのくせに、患者にはなりたくないんだ、おいら。。。だから放置してたんだ。出血しても、痛くても、そのうち治るだろうって。。。。それなのにさ、、、、、。外来が終わっていつもの如く事務所を通り道にするセクスィー先生、おいらのデスクの後ろが通り道になるのだけれど、運悪くその時おいらはデスクの後ろのゴミ箱に椅子ごと向かっていて、思いっきり先生の通り道を塞いでいたんだよね。だから視界に先生が見えた途端、ささっとデスクから離れるように移動して道を開けたんだ。椅子に座ったままで。その動作が、いけなかったみたい。。。おいらの患部が先生の視界にチラッと入ってしまったようだった。セクスィー先生：「ど、どうしたの？そのキズ。。。」あっちゃぁ、み、見られたぁ。。。。。おいら：「せんせ、見てはいけません。」セクスィー先生：「・・・あ、そなんだ。」・・・・これでも気にしてるんだからさ、キズが治らないことに。。。。たとえ見てしまったとしても、言ってはいけないこともあるんだから。。。あーあ、早く治んねぇかなー。（←だったら皮膚科行けよっってか！！）

  2008年10月27日

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• ＰＨＳ捜索

  『きむぽんさん、外来診察室行ってみてくれる？』外来診療が終わり、もう１０分ほどでおいら達の仕事も終わるって頃、内線電話を取って誰かと話をしていた先輩から突然言われた。おいら：「はい？何か？」先輩：「副院長がさ、PHSなくしちゃったって言ってるの！」おいら：「はいいいいいっ？なくしたぁ？」先輩：「そう、さっきからずーっと自分のPHSを鳴らしてるらしいんだけど、副院長がいる付近では鳴ってないみたいなんだ。」今日は外来担当だった副院長、副院長が一階で立ち寄ったところといえば、事務所と外来診療室、トイレ、そして食堂だけだ。トイレはすでに事務所の別の先輩が探しにいってくれていた。おいら：「了解っす。」急いで事務所から外来診察室へ走ったおいらだった。すでに外来診察室には鍵が掛かっていたが、開錠して中に入るも、、、、、PHS・・・・無い！診察室の机にも、床にも落ちてないし、ゴミ箱にも無いし、ってか、そもそも、鳴らしてるはずなのに、鳴ってないもん。。。。と、外来看護師さん達がおいらに気づいてやって来た。看護師さん：「ひょっとして副院長！？PHS？」おいら：「そうです。PHS失くしたっって事務所にも電話があって！」看護師さん：「んとに、どこでなくしたんだか！今日なんど鳴らしても出なかったんだよ！」おいら：「あははっ。じゃ、いつなくしたかもわかんないってことですか！？」看護師さん：「案外さぁ、自分の部屋とか医局のカルテとかの下に埋もれてんじゃないのー？」おいら：「ありえますねぇ。」事務所へ戻ると、やはり先輩達の間でもそういう見解に至ったようで、、、、副院長のPHSを探すべく、医局へ出向くオハチがおいらにまわってきてしまった。ちっくそー！副院長めーーーー！おいら今日、体調不良で休むことになった後輩さんの代わりに、受付のメッセンジャー業務を突如やる羽目になって、医局と外来の往復でとってもお疲れなのに！へとへとなのに、ダッシュで３階の医局まで駆け上がって医局エリアのドアを開けようとしたところ、あっ！！ドアのガラス越しに副院長発見！！ってか、あれ？あれれ？？？ガラス越しに見えた副院長が、白衣の左ポケットに突っ込んでいた手を出したと思ったら、あれ？あれれ？副院長の左手に、PHSがああああっ！！！！！申し訳なさそうに、肩をすぼめてガラス越しにおいらに向かってPHSを見せてくれたよ。。。。・・・・あったのね、やっぱり、、、、医局で失くしてたんだ。。。。。ひ、人騒がせなああああああっ。でも、副院長も結構おっちょこちょいなのね。ぷぷぷっ！！

  2008年10月24日

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• 冗談な風邪。。。

  上気道炎が治りきらないおいらの今日の仕事は、外来と医局と事務所のメッセンジャー。動くとやっぱり咳が出るから、今日はのんびり仕事したいよ。が、、、こういう日に限って、然程多くない予約患者さん達が一気に来院してくれなくて、ポツリポツリとやってくる。つまり、何度も事務所と外来の往復が堪えるぅ。。。しかも、今日の外来担当医の常勤医Ｓ先生は、とーってもせっかちさん。電子カルテに患者さんが受付されると、すぐカルテを欲しがるんだよ。いいじゃん、もちっと待っててよ、ゆっくり往復させてよ！！病み中なんだから！！！正直制服の中、汗でぐちゃぐちゃだってーの。朝は平熱なのに、仕事してると熱が出るんだよーーー。。。。外来との往来中、頭がボーっとして足下フラフラしちゃうじゃん。そんな体調不良のおいらなのに・・・・、一緒に受付をしていた先輩ときたら、　『良かったねぇ、今日は外来の往復が頻繁で！これでちょっとは痩せるよ！』・・・・先輩、おいら、風邪ひいてるんだけど。。。一応病人なんだけど。。。　　『え？風邪引いてたの？あ、でもだから今日大人しいんだ。当分の間ひいてても良いよ。』・・・それはどういう意味でっしゃろか。。。ちょっぴり悲しくなって、日曜に一緒に日直をした事業部のＴさんと昼に会話した際、「実は日曜も熱があったんだよ！」って告白したら、　『うっそ！熱あったの？あれでー？冗談でしょ！信じらんない！！』・・・・・うーん、信じてもらえないなんて。。。（でも、『お大事に』ってチョコくれた！）夕方には、体力も落ちてきて大して働いていないのにへとへとなおいら。。。なのに、今日が外来担当だったセクスィー先生ときたら、買い物カゴにカルテを入れて外来の廊下をヘロヘロと歩いているおいらの背後から、　『買い物カゴにカルテって、なんだか異様な光景だなぁ。』とか言ってカマッてきた。ピタっと歩みを止めて振り返り、言ってやったさ！　『良かったらうつして差し上げましてよ！風邪！誰かにうつしたら早く治るかも！ゲホゲホ！』そう言って、ゲホゲホ咳き込んでやったら、　『寄るなよ！うつすなよ！後から貰うとウイスルが強力になるだろー！』捨て台詞吐いて医局へ逃げ帰られたよ。。。・・・・だから事務所の隣の先輩に、　『セクスィー先生が貰ってくれなかったので、おいらの風邪は先輩に差し上げますぅ！』と言って先輩に擦り寄っていったら、　『はいはい、風邪だなんてね、もう冗談はいらないから！』・・・おいらの風邪、どこでも冗談にされてるのか。。。全然いたわってもらえないおいらって、一体。あーもう、早く完治したいぜ！

  2008年10月22日

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• 上気道炎、治癒まではもう少し。

  鼻のむず痒さから始まった体調不良。朝は熱が下がるのに、昼～夜は確実に発熱しているようで。。。。そして、昨日からは徐々に咳が出るように。。。とは言っても、『咳き込む』ほどではないので、極力大人しく大人しく。。。なのに、事務所の誰からも、、、『ホントに体調が悪いようには見えないよね。』と、温かい（？）お言葉を頂戴したが、副院長の部屋にカルテを届けに一気に医局まで駆け上がったら、『ゼーゼー』呼吸の乱れること乱れること。しかも、午後今月分の入院入力の為初めて病棟訪問したところ、事務所から、『きむぽんさん、今から接遇委員会だから戻ってきて！』・・・・接遇委員会４時からって言ってたのにーーー。一時間も早めに呼び戻されちゃったし。それでも、今日はなんとかミスせず集中して仕事できたから良かった良かった。さーて、今日も早めに就寝だ！（←最近良く寝てるよなぁ。）

  2008年10月21日

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• ミス

  今日は撃沈なり。。。ミスの連続やった（凹）（凹）（凹）。。。まあ、理由ははっきりしてんだよ。。。仕事があっちからもこっちからも舞い込んできて、整理出来ずに並行してやるのがいかんのだよ。一個ずつ片付けないといけないのに。。。だから、やり漏れが続発。あちゃちゃああああっ。。。そんなこんなで、振り回されまくって、おかげで自分の担当患者さんの入院入力、今月も全然進んでないよ。明日、日直で挽回しないとな。。。

  2008年10月18日

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• ドクターからの提案

  『きむぽんさん、今、手空いてるかな？』午後、事務所の先輩から突然声が掛かった。今日は後方担当のおいら。後輩さんが休みで同期さんが受付担当。ってことで、後輩さんのデスクを借りて、一日中外来の入力を担当していた。（ってか、他の先輩は自身の仕事があって外来入力ほぼしないんだよねぇ。）午後もまだ診療が続いていた時間なのだが、午後は予約診療でそれぞれ枠を取っていて、一人一人の診療時間が長いため、カルテはポツポツと戻ってくる感じで、若干時間に余裕もあった。そんなときに、先輩から声が掛かった。そりゃ、『はい、空いてます！』と答えるよなぁ。先輩：「じゃ、ちょっとお願いがあるの。」と、事務所を出て、連れて行かれたのは、職員エリアの洗面所（っていうか流し台っていうか。）先輩：「これ、頂き物の羊羹なんだけど、今日までだったの、賞味期限が！」おいら：「ああ、先週からあったヤツ。」先輩：「これを１０人分に分けて欲しいの。」先週どなたかから頂いた羊羹、ずっと先輩の机の上においてあったのは知っていた。でも、今日先輩は締め切り間近の仕事があったようで、羊羹を切り分ける仕事がおいらに回ってきてしまったのだ。先輩：「ここに包丁とまな板があるから。で、ラップはここね。それから定規！これで均等にね。あ、電卓は必要？」で、電卓？電卓なんていらねぇよおおおおー！先輩：「じゃ、あとはよろしく！」・・・・め、めんどくせーーーーっ！！でも、頼まれたとあってはやらなきゃならない。まな板と包丁を準備して、さて、羊羹を箱から取り出すと、、、、うぞっ！！これ、３本じゃん！！箱の中には、パラフィン紙が掛けられた羊羹が綺麗に３本並んでいた。ぱっとみて、抹茶羊羹、白羊羹、普通の羊羹って感じ。。。３本を、１０人で分ける。。。。ど、どうやって。。。。。長さにして一本、約１７センチ。うーん、、、とりあえず、３本ごと、ざくっと真ん中で半分に切ってみた。こうして　３本が６個に分かれた。うーん、、、、６個を１０個にする。。。。出来るわけないし。。。。包丁を持って、佇んでいた。。。。と、後方からこちらに近づいてきた足音に、ふっと振り返ると、げげっ、セクスィー先生！！セクスィー先生：「お？何してんの？」今日が外来診療担当だったセクスィー先生、午後の予約は然程多くなかったようで、最後の診療が終わったところだったのだろう。診察室から出てきて病棟に上がるのはいつものことだけど、いつもなら事務所を通って行くからこの洗面所の前を通ることは無いのだ。なのに、、、ど、どうして今日に限ってここを通るわけ？でもって、どうして素通りしてくんないわけ？おいら：「うげっ、み、見つかったぁぁぁ。」セクスィー先生：「何してるん？」よ、寄ってきたし。。。。おいら：「羊羹っすよ。先輩からの命令で羊羹切ってるんですけどね。困ったことになりまして。」セクスィー先生：「何で？」おいら：「１０等分しなきゃならないのに今６個になってんですよ。どないしたら良いものかと。」そう言って、３種類の羊羹をとりあえず半分で切ってしまったことを告げると、、、セクスィー先生：「じゃ、半分に切ったものをそれぞれ９個に切り分けて全部で１８個にしたら。」おいら：「１８個？」セクスィー先生：「それで、一人２個ずつ。」おいら：「・・・先生、それじゃ、９人にしか行き渡らないじゃないですか。」セクスィー先生：「うん。」おいら：「ダメじゃん、一人食べられないもん。」セクスィー先生：「うん、だからキミが食べなきゃいいんじゃん！」あーやっぱりそう言うか！それを言っちゃうか！そりゃおいらだって、考えたさ！！おいら：「あーそう言うんだ！やっぱりそうっすね！そりゃダイエット中だしね！全然成果出てないけどね！だからか食べるなか！」セクスィー先生：「あーあーあー・・・（←まずいことを言ってもうた！ってな顔）じゃ、じゃさ、んと半分にしたのを、１２個に分けたら？」おいら：「１２個？」セクスィー先生：「そ、１２個×２だから２４個。一人２個で。」おいら：「１２人分か。・・・余るじゃん！」セクスィー先生：「どっか配れよ！」おいら：「・・・、でも、１２個で割るとなると、ちっちゃいなぁ。」セクスィー先生：「なんで？だって１７センチでしょ？今半分に切ってるんだから８．５センチじゃん！それを４で割るんだから２．１センチ強。十分なサイズじゃん。」２．１センチで十分なサイズって・・・、甘党じゃない人の感性だこと。。。ま、それでも、おいら：「そうするしかないかぁ。あ、じゃ先生余ったヤツ食べる？」セクスィー先生：「いや、オレはいいや。」おいら：「そう言わんと。医局に届けましょうか？（笑）」セクスィー先生：「遠慮しとくよ。」そう言って、セクスィー先生は去っていった。結局、おいらがここで包丁を持って羊羹と格闘中、何人もの職員が廊下を通ったのだが、カマってきたのは、セクスィー先生ただ一人。。。。ドクターのくせに、誰よりも暇人！？そのくせ、羊羹を均等に切ってと頼んだら、外科系じゃないから包丁は苦手だったようで、やってはくれなかった。。。つ、つかえねぇ。口だけかよっ！ま、それでも、なんとかセクスィー先生の言うとおり１２人分の羊羹をラップに包んで、事務所のメンバーと、余った２人分を検査技師さんと外来看護師さんにこそっとおすそ分けしておいらの仕事は終了。良かった良かった。はぁ、でも、手元に羊羹が来て、ふっと思った。・・・・やっぱりダイエット中だから、セクスィー先生の言うとおり、やめときゃよかったかなぁ。

  2008年10月06日

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• 今日の医事課

  明日が入院料の請求＆領収書の発行日だからね。なんとしても今日中に、担当患者さんの入院入力を終わらせないと！！若干焦り気味のおいら。。。やっぱりさぁ、担当患者さんが多いと月初は大変だよー。でも、やらないと！！ってことで、いつものとおり早めに出勤すると、今日が早番の後輩さんがテンパッってる！後輩さん：「あー、きむぽんさん、助けてくださいっ！！」な、なんじゃらほい！！後輩さん：「カルテが無い患者さんが続出なんです！」え？何何？三人もカルテが無いの？誰が主治医？あ、やっぱり、副院長の患者さんか。。。でも、ちょっと待って！！そのカルテが無い患者さんだけど、１人はおいらが担当した患者さんで、今週退院したばっかだけど、え？もう外来に受診してんの？やばい！入院料がーーーー！！！あと、食事を確認だけしたら請求書を発行するだけだけど！でも、外来カルテがないってどういうことだよ！？おいら副院長にコメント書いてもらう為に受付のボックスに置いておいたのに。。。急いで医局へ行くと、うわっち！！昨夜に総合病院の救急外来受診の指示が出てるじゃん！昨日の当直医の伊達メガネ先生が、診療情報書いてるし、主治医に電話した記載があるし。。。うわーん、どないなってんの！？急いでカルテを持って事務所に戻り、外来へカルテを届け、副院長の診療が始まると・・・・、、、外来看護師さん：「３階に入院になったから！」え゛？うぞっ！！！退院したばっかなのにーーー！？・・・・またすぐ入院するんだったら、退院すんなよ！ってか、退院さすなよ！！！先輩：「ま、良かったじゃん、そういうわけだから、昨日の診療情報代ものんびり会計すれば。」・・・・ま、確かに、午後に入院するっていうからね。のんびりやろっと。でも、結局午後に、、、後輩さん：「きむぽんさん、良かったすね。４階入院になりましたよ。」おいら：「マジで！ラッキー！！」３階だとおいらが担当になるけれど、４階だと先輩の患者さんになるんだよ。うひひっ、ラッキー！！！先輩、がっくりしてるよ。先輩：「だってさー、３階の師長が怒っちゃってんだもん。『あんなふうに退院しておいて（←どうやら主治医の指示に従わず勝手に退院してったらしい。。。）また入院だなんて！もう３階のベットは用意しませんから！』だって。」あちゃぁ、そうだったんかぁ。。。困った患者さんなんだなぁ。昨日も思ったけど、なかなか『軽快退院』って無いもんなんだなぁ。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊さて、今日はレセ関連でドクターにいろいろとお伺いをすることに。朝一で、医局に居た副院長に担当患者さんの病名確認。午前に事務所を通ったセクスィー先生を捕まえて、これまた先生がレセに付けてきた病名の再確認。昼前に、病棟でたまたま会った常勤医のＳ先生には、コスト表の最終確認。ってかさ、ドクターもそれぞれ特徴あるっていうか、みんなキャラ違うっていうか。。。とくに、常勤医のS先生・・・・、おいらはあんまり話たことないっていうか、接点ないっていうかなんだけど、でも、たまに面白いエピソードを提供してくれるんだよね。今回も、コスト表に不備っていうか、疑問点があったので確認したところ・・・S先生：「ボクそこらへんは良くわかんないから、任せます。」・・・・解んないって・・・・下っ端事務員に任せないでよ！！ここで何年常勤医やってんの！？なんだかとっても、つかみどころがないっていうか・・・。。。。不思議なドクターだよなぁ。でも、話せたおかげで一応疑問点に結論出せたから、なんとか今日中に入院入力完了！さーて、明日請求書の発行だ！

  2008年10月03日

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• 『・・・退院』

  月初に会計担当になると、結構辛い。早番なのに、残業になるし、なにより、入院入力が出来ないんだよね。一日が早番だったおいら、予約患者さんは然程多くなかったのだが、やることいっぱいで結構アップアップ。なんとか時間をつくって入院入力したいのに、まったく出来ないでいた。なのに、相変わらず診療が終わった患者さんのカルテを自ら事務所に持ってくるセクスィー先生。っていうか、事務所の皆に無視（？）されて、受付のおいらのところまでやってきて、先輩と受付のコンピュータで仕事してる最中に、間に割って入ってカルテを突き出すのは勘弁してください！！！おいら会計担当なの！外来の計算は後方担当がすることなの！受付まで持って来ないでよー！そう思ったけど、先生からカルテを突きつけられたら、受け取るしかないじゃんか。だから、やったよ、おいらが。会計担当者が受付で外来の計算したよ。しかも・・・・相変わらず処方違ってるし。。。電話ですぐ処方を確認し、結局記載が違っていたので、カルテをセクスィー先生のところに戻したんだよね。そしたら・・・、外来診察室の前の救急車の搬入口を開けて、外に出ていたセクスィー先生。はて？何してんの？？？ちょうど近くにいた外来看護師さんに、、、小声で訊いたよ。おいら：「何やってんすか？セクスィー先生は？」看護師さん：「さぁ。」搬入口から外に出て、そこで次の診療の患者さんのカルテを右手に抱え、ボケーっと佇んでいる。空を見てる・・・？いや、違う。。。顔は空を見上げているんだけれど、目は、空を見てない。。。なんか、鼻、ズルズルやってるし。。。花粉症？こんな時期に？？？いや、違うみたいだ。と、おいらと外来看護師さんの視線に気づいたらしいセクスィー先生、こちらに振りかえった。おいら：「先生、何してんスか？どうかしました？」セクスィー先生：「・・・いや、何でもない。・・・・気にせんでええから。」気にしなくていい、といいながらも、明らかに変な様子のセクスィー先生。外来看護師さんと顔を見合わせて、首をかしげるしかなかった。戻って事務所の先輩に話すと、、先輩：「でも、今日は先生機嫌悪くなかったけどなぁ。」ふーん、変なの。。。。でも、その理由が翌日出勤してわかった。入院の定期処方の入力、主治医ごとに入力日が決まっていて、朝処方箋を薬局にデータ送信するんだけど、この日はセクスィー先生の担当日。入力していて、１人の患者さんのデータを確認して気づいた。あれ？二病棟の患者さん、処方が削除修正されてる。。。不審に思って、電子カルテを確認して知った。あ・・・・、退院・・・。。。。昨日だよ。。。。。退院伝票って、回ってきてないぞ！！どういうこと！？・・・・あ、もしかして・・・。。。そうか、今朝霊安室が開いていたのも・・・、更衣室で二病棟の師長がなにやら話していたことも、・・・そういうことか。前夜に、おいら達が残業を終えて事務所を出た後で、２１時過ぎに亡くなった患者さんが居た。セクスィー先生の患者さんだった。先生、死亡診断書、昨日の夜のうちにちゃんと書いてる。。。看護部長が教えてくれた。看護部長：「亡くなる前夜の、深夜３時頃に急変して、もう歳も歳だったしねぇ。」そうだったのか。じゃあセクスィー先生、急変したときから、ずっと病院につめて居たんだ。きっと、外来の救急搬送口を開けて外で１人、空に顔を向けていたあのときのセクスィー先生は、もうすぐ逝ってしまう患者さんのことを考えていたんだろうかなぁ。医療機関だから、こういうことは仕方ないんだけれど・・・。おいら達事務所のニンゲンは、死後処置代とかエンゼルセットとか、死亡診断書なんていう、コスト伝票を扱うけれど、ドクターや看護師さんは、違うんだよな。軽快退院・・・退院記載を依頼すると、ドクターがカルテに良く書く一文。出来るだけ多くの患者さんが、『軽快退院』してくれることあらためて願った日だった。

  2008年10月02日

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• 元気は取り得！

  下っ端は、下っ端なりに職場ではとても気をつかいます。いつもスチャラカなイメージのおいらですが、結構気をつかっています。とくに、事務所の先輩達に対しては、相当気をつかいます。今日は、同期さんが受付業務担当だったので、後輩さんと二人向かい合って外来入力業務をしていたのだが、実はこういう日は、ランチタイムが悩みどころなのだ。同期さんが先にランチに入るので（会計担当者は早番なので必ず先に休憩に入るのが決まり）一緒に入りたいところだが、やはり先輩を差し置いて先に休憩に入るわけにもいかない。先輩が『お昼どうします？』と訊いてきてくれたのだが、そりゃ先輩に先に入ってもらうのが筋というもの。おいら：「先輩どうぞ、お先に行って下さい。」そう言って、後輩さんと残ることになった。ただ、後輩さんと二人でランチなら気もつかわなくて済むのだが、今日は後輩さんが一番苦手としているもう１人の先輩も、後半にランチに入ることになっていたのだ。・・・・後輩さん、一応外面ではうまく演じてるけれど、本音はマジで嫌ってるからなぁぁ。。。そ、そら、おいらとしたらますます気をつかうっしょ！！！そんな三人の後半のランチタイム。食堂に行くと、すでに後輩さんと先輩と、検査技師さんと三人で同じテーブルで食事をしていた。遅れて席について食べ始めた。食堂には別のテーブルで院長が１人で食事をしていたが、もう終わるところだった。と、院長と入れ違いで副院長が食堂にやって来て、今まで院長が座っていた席で食べ始めた。・・・・食堂、会話がない。。。。。。もともと検査技師さんも先輩も、自分から話題を振って喋るタイプじゃないんだよね。そして、後輩さんは、もっと喋らないし。。。。当然、おいらの独り舞台だよ！！食べながら気をつかって話題を提供するおいらって・・・・。。。と、副院長が食べ終わったと思ったら、今度は常勤医のセクスィー先生がやって来て、副院長と同じテーブルだけど、おいらの席から一番近い場所に座って食べ始めた。程なくして、検査技師さんがランチを終えた。後輩さんと先輩と三人のテーブル。。。。もう、話題をポンポン繰り出すおいらの、大変なことといったら。。。。が、やはり後輩さんは、まだ休憩時間があるけれど、きりが良いところでいつものように席を立ち行ってしまった。（後輩さんはいつも休憩時間の後半を自分の車に行って休憩しているのだ。）・・・さて、後輩さんと先輩と二人に気をつかって三人で和やかに会話をしようという気はつかわなくても良くなったが、今度は先輩と二人っす。それはそれで、やっぱり気をつかうおいら。。。おいらだって、この先輩、そんなに得意じゃないんだもん。。。。一生懸命、面白おかしい話をしたさ、しましたさ。少しすると、セクスィー先生がランチを食べ終わったようだった。先生に背を向けるかたちで座っていた先輩、先輩と向かい合わせで座るおいらは当然だけど、セクシィー先生の行動は丸見え。と、立ち上がって食器を片付けようとした先生がこちらをチラッと見たと思ったらニヤっと笑った。あれ？何で笑ってんの？はて？勘違い！？が、勘違いじゃなかった！！食器を片付けて出入り口に向かいながら、またしてもこちらに視線を送ったセクスィー先生がくすくすと笑うのが解った。おいら：「先生、何か？どうして笑ってんです？」セクスィー先生：「ん？い、いや、別に。」おいら：「笑いましたよね、今！絶対！なんか変でした？」セクスィー先生：「なんていうか、その・・・。」おいら：「？」セクスィー先生：「元気だなぁと思って（笑）。」おいら：「はい？」セクスィー先生：「声でかくて、元気だなぁ。」そう言うと、ニヤニヤと笑いながら食堂から出て行ってしまった。・・・・おいら：「あのー先輩、今のはつまり。。。」先輩：「そ、笑われたのよ、アンタ！」やっぱそうか。。。笑ってたのは、おいらのことを笑ったわけですか。。。。ってか、おいらの声、隣のテーブルにまで響いてたってわけすか。。。つまり、会話、全部聞いてたわけですか。。。それで、可笑しかったわけですか。。。。ふーん。。。。ちょっと凹む。休憩を終え、事務所に戻ると、席に着くなり後輩さんに聞いてみた。おいら：「あのさぁ、おいらってそんなに声でかいかなぁ。」後輩さん：「ああ、大きいっすよね。」おいら：「そ、そだった？」後輩さん：「いっつも元気ですもんね。感心しますもん！マジで！」・・・とても、感心しているような口ぶりじゃないよ、後輩さん。。。。解ってないなぁ、みんな。無理して演じてるんじゃんか！もう！！！おいらなりに気をつかってんだってば！！！・・・言ってて空しい。。。。ふんだ、いいもんねーだ！！ちょっと凹んだ午後は、病棟訪問。おいら、今月病棟訪問できるのは今日が最後になるからね。一気に全病棟の訪問しないと！！ってことで、５病棟から順に病棟で仕事して、最後に２病棟へやって来た。２病棟は老人病棟。実は今週、感染症が出たらしく、病棟の看護師さんたちは職員更衣室に出入り禁止になっていた。噂では聞いていたけど、おいらなんて元気いっぱいだもの、抵抗力の落ちた老人とは違うから、感染なんて気にしないぜ！やけに病棟の看護師さん達が大勢居る時間帯に行ってしまったが、もう今日中にカルテチェックしないといけないので、ナースステーションで椅子を一つ借りて真剣に仕事していた。と、セクスィー先生が病棟にやって来た。電子カルテの隣の席でカルテをチェックしていたおいら、運良く（悪く）先生が隣に来たよ。そりゃ、こそっと隣で言うっきゃないだろ！！おいら：「センセ、あのー。」セクスィー先生：「ん？」おいら：「おいら、そんなに食堂で声大きかったっすかねぇ？」セクスィー先生：「うん。」おいら：「解ってないなぁ、先生は。下っ端事務員はですね、気をつかうわけっすよ。事務所の先輩達には、それなりに。」セクスィー先生：「・・・。」おいら：「気つかって、話盛り上げて、持ち上げてるんですよ。おいらなりに。解ります！？」セククィー先生：「へーほー。」おいら：「そりゃ声も張るってんですよ。大きい声になっちゃうんですよ。」セクスィー先生：「でも、いつもでかいじゃん。」おいら：「え゛？」セクスィー先生：「いつもかなり声でかいし、元気じゃん。（笑）」元気はおいらの取り得なのーーーっ！！ダメだ。。。。。。セクスィー先生に理解してもらおうと思ったおいらが馬鹿だった。そもそも、解るわきゃないんだい！下っ端事務員の気遣いがドクターになんてさ！！！もう良いや、仕事しよっと！そして、またカルテのチェックをしていたところ、隣でなにやらセクスィー先生があっちこっちと電話をしている。ナニナニ？え？外来にかかりたい？誰が？ボクが？は？？？副院長に外用薬処方して欲しいって？え？カルテ出しておいてって？何で？？？おいら：「先生、どっか悪いんですか？」セクスィー先生：「ああ、うつった。痒くて。。。」おいら：「なにがっすか？」セクスィー先生：「ダニ。」ダニーーーー！？病棟の感染って・・・、感染って、ダニだったのーーーーー！？おいら＆看護師さんたち：「先生、うちらの半径２メートル以内には近づかないで下さい。」隣に座っていた椅子ごとさささーっと先生から遠ざかり、病棟の皆でえんがちょ扱いしてやった。セクスィー先生：「それが医療関係者の行動かー！」わっはっはっ！知るかそんなの！おいらのことを笑った報いじゃい！でも、おいらも病棟から戻って、病棟での話をしたら、事務所で同じ扱いを受けてしもうた。どうしよう、ダニ・・・うつってたら。。。

  2008年09月26日

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• まあまあ平和な木曜日

  昨日の夜は、史上最強な眼精疲労で、撃沈。いつもなら寝ちまえーー！って布団にダイブするのだが、ズキズキ痛くて寝るに寝られなかった。なんだか、レーシック後ってこともあって、微妙に心配だ。右目がこんなに痛くなることってなかったしな。。。相当ドライアイが酷いってことかも。。。はぁ、点眼液も残り少なくなってきたってのに。。。。まあでも、仕事中に痛みが出なかっただけでも良しとしなきゃな。木曜ということもあって、今日の外来は平和だったから、なんとか仕事も出来たし。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊今日は、後輩さんと二人で遅めのランチタイム。食堂で、ずっと研修医だと思っていたけど実は最近違うことを知った伊達メガネ先生が居たので、こんな場所で悪いなぁと思ったが、入院患者さんの傷病名の件で解らなかったところを質問させてもらった。ちょっと目がウロコだった。うーん、おいらまだまだ勉強不足で、今の職場の病気のこと解ってないんだよねぇ。。。・・・もっと勉強しなきゃな。

  2008年09月25日

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• 意識の違い

  まただ。まただよ。仕事していて違和感を感じる自分が居た。まぁ、ぶっちゃけ同期さんや先輩に対して、言いがたい違和感を感じることがあったが、今日は後輩さんにも感じてしまった。先週末、カルテを確認していて気づいたこと。副院長が主治医の患者さんの外来カルテ。カルテの処方は、漢方薬の芍薬○草湯が1日7.5g（1日3回毎食前に分割）処方されていた。でも、医事コンピュータにて入力されていたのは1日5g（1日2回朝夕食前に分割）だった。・・・・え？違ってる！！電子カルテに入力したデータを医事コンピュータに送信するのは、ドクターの行為。カルテに記載するのも、ドクターの行為。だから、当然だけどミスったのはドクター。この場合は副院長だ。だけど、それをチェックして間違いがあれば確認するのが医事課の仕事だとすれば、これは医事課のミスだ。ドクターの処方違いをみすみす見逃したのだから。。。医事コンピュータのデータが薬局に送信されて調剤されるのだから、今回は5gの薬剤が患者さんの手に渡ったのだが、もしドクターが7.5g処方したかったとしたら・・・。。。いや、今回の場合は、その可能性がかなり高い。だって、5gは前回の処方と同じ。今回はわざわざ7.5gに増量して記載しているのだから、ドクターが電子カルテを入力する際、前回処方をそのままコピーしてしまった可能性が高いのだ。・・・・誰だよ、このカルテ計算したのは。。。計算欄を見ると、後輩さんの字だった。だから今朝、後輩さんにそのことを指摘し、副院長にこの事実を伝え、カルテの記載を実際に調剤された分量に記載変更してもらうように指示した。おいら：「先生は7.5g処方したかったかもしれない。でも、5gで処方されてしまった。医事課が確認を怠ったってことだよね。だから先生に詫びて下さい。」こういう場合、ドクターの外来担当日に、口頭ではなくカルテに文書をつけてカルテを外来室へ提出して記載変更をお願いするのだ。すると、後輩さん・・・、後輩さん：「わかりました。でも、もとはといえば、（カルテ記載と電子カルテを）間違えた先生が悪いんでしょ！？」間違った先生も確かに悪いけど、その確認を怠ったキミのほうがもっと悪いんだよ！！・・・・だめだ。。。。どうしてこういう考え方なんだろう。。。。自分の仕事、解ってるのか！？何のためにここで仕事してるの？ただカルテを計算するだけなら、誰だって出来るんだよ。何のためにカルテが医事課に回ってくるの？ドクターの処方を確認しなくていいのなら、処方は医事課を素通りして薬局に飛ばせばいいじゃん！一体あなたは、何のためにここにいるの？あなたの仕事って、一体何？言いたかったけど、言えなかった。不快感を、伝えたかったけど、伝えなかった。たまに感じる。この職場で、こういう感覚。たまに感じる。こういう意識の低さに、自分も右習えしなくてはならないことへの嫌悪感。ああ、まただ。また、この迷路に迷い込んだよ。

  2008年09月22日

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