鬼畜な会話。
昼休憩中の受付で、オフレコな会話をする事務屋と卸のMSさん。もういつもの定番。『今近くにいて。』と卸さんから電話が入るか、直接受付のチャイムが鳴るかのどちらか。大抵おいらが応対するわけで、だから本来なら同僚達には事情は解らないはずなのだが、まあベテラン看護師達にしてみると、おいらがなかなかスタッフルームに戻ってこない場合は、相手が卸さんだと解るんだとか。。。つまり、、、話長過ぎ!!なんだそうだ。。。自分でも思うんだよなぁ。一体どうしてこんなにネタがあるのやらって・・・。。。そんなわけで、今日も思いっきり話まくりのおいらと卸さん。勿論基本は仕事の話なのだ。お互いの情報交換なのだ。おいらからは、最近の院長の様子だったり、医薬品の在庫状況だったり、他社卸のことだったり。卸さんからは、前回院長と面談した際に話したことだったり、卸さん達の販売計画だったり。。。そして、訊かれるわけ。『最近●製薬さんは面会に来た?』『卸○社は先生と面談してる?』勿論、正直に答えるわけさ。『●製薬さんは先月に見たっきりだよ。』『卸○社はここんとこ来てないね。』なんてふうに。。。と、卸さんからこんな話が飛び出した。卸MSさん:「実はさぁ、また言われちゃったんだ。担当施設の女の子達から。。。」事務屋:「え?ナニを?」卸MSさん:「○製薬さんのこと。」事務屋:「○製薬さんがどうしたん?」卸MSさん:「キモいって。」事務屋:「○製薬がキモいのは今に始まったことじゃないやん。もう以前から言われてるやん!ってか言ってたじゃん!!」卸MSさん:「だってさぁ、先生にまで相談されちゃったんだもん。」事務屋:「えええっ?先生ってどこの先生?」卸MSさん:「ほら、●●町にある、内科と歯科の医院さん。あそこって歯科もあるから衛生士さんとか助手さんとか、若い女の子がやたらと多いじゃん。」事務屋:「でも、歯科だったら○製薬さんはそんなに交流ないんじゃない?」卸MSさん:「それが、定期検診があってさぁ。」事務屋:「ははあー、それで○製薬さんが歯科さんにも行ったってことか。」卸MSさん:「うん、そしたら女の子達がねぇ。。。」事務屋:「キモがったんだ、○製薬さんのことを。。。」卸MSさん:「うん、で、先生がボクに言うんだよ。『若くて背も高くてスマートで、しかも○製薬っていう大手で、普通なら凄~くもてそうなのに、どーしてカレは女の子達にキモがられちゃうんだろうなぁ。ナニがイケナイんだろうなぁ・・・。』って。」・・・・・卸MSさん:「ほんとに、どーして若い女の子達はキモがるんだろう。ねぇ?」あのさぁ、どうしてかっておいらに訊くこと自体、間違ってるって!!ってか、卸さんは解らないんだね。それじゃぁ、仕方ないから教えてあげるよ。女の子達がキモがる理由を。心を鬼にして!挙動不審なところ!自分はイケてると勘違いしているところ!精神的に幼稚なところ!Mなくせに、逆切れSなところ!パーソナルエリアが近いところ!性別問わずボディタッチしたがるところ!をいをい、これじゃキモいを通り越して、マジで危ない人だろ!!そ、そこまで言うか、事務屋きむぽん!・・・とか思ったが、まあ仕方あるめぇ。当然、卸さん、大爆笑。。。わ、笑いすぎだってばぁ。。。卸MSさん:「でもさあ。」事務屋:「ん?」卸MSさん:「そうは言うけど、きむぽんさんって、○製薬のこと平気だよね?」事務屋:「うん、もう慣れたから。」卸MSさん:「なんで?」・・・なんでってかぁ?卸さん、それを訊くんかい?おいらに?マジで???答えろってか???それはね、、、おいらは『若いオンナの子』ぢゃないからだよっ(怒)!○製薬さんのことを、あんなふうに言うおいらもおいらだけど、、、でも、、、卸さん、あんたも、とことん、鬼畜な性格してるよ、うん。。。ただね、、、ってか、ここだけの話だけど、、、、そんな○製薬さんから、卸さんとの関係とか、卸さんの会社に対する愚痴を聞かされたりしていることを、、、卸さんに言えないおいらは、もっと鬼畜かもな。。。