やっぱり気になるパウエル投手の“二重契約”問題
どうしても気になるのは、ジェレミー・パウエル投手の“二重契約”問題です。オリックス・バファローズと合意した発表されていたはずのパウエル投手が、福岡ソフトバンク・ホークスと契約を結んだと29日に発表されました。僕はニュース記事に目を疑いました!二重契約問題で僕が記憶にあるのは、メジャーリーグで大活躍したことがあり、1993年に読売ジャイアンツでプレーしたジェシー・バーフィールド選手の一件です。巨人を退団したバーフィールド選手の代理人が2人いることによって、1994年にメジャー球団と日本球団との二重契約問題が発生しました。しかしながら、今回のパウエル投手の件は珍しいです。日本のパ・リーグ球団同士ということで。それにしても巨人を昨年戦力外になりましたが、パウエル投手はモテモテですね。2002年の大阪近鉄バファローズ時代に最多勝、最多奪三振を獲るなど日本球界で長年活躍しましたからね。2007年は0勝だったものの、合計7年間で通算67勝は素晴らしいです。7年間も日本でプレーできる選手というのは価値が高いと思います。“正式契約”できるのは、オリックスなのか福岡ソフトバンクなのか、それともどちらの球団とも契約できないのか???法律問題、球界の慣習、パウエル本人の意思などが複雑に絡み合いそうな気がします。プロ野球界も歴史が長いだけに、何かしらの事件は起こります。今回の二重契約の件が無事に解決するのか、すごく気になるところです。