福岡ソフトバンクの西山道隆投手と小斉祐輔選手には、「育成選手」の励みになる活躍を期待!
最近は、中日ドラゴンズの「育成選手」の中村紀洋選手が、支配下選手登録されるか注目されています。ただ中村紀洋選手は育成選手といえども、育てる選手というよりは、“非正規雇用”という考え方がふさわしいと思います。福岡ソフトバンク・ホークスには、昨シーズン途中に「育成選手」から「支配下選手登録」された選手が2名います。西山道隆投手と小斉祐輔外野手です。2名とも、プロ野球界で最も早く“純粋な”育成選手から昇格した選手です。西山道隆投手と小斉祐輔選手は、昨シーズンに既に1軍の試合にも出場しました。しかし、西山投手は2試合に登板したものの、プロ入り初勝利をまだ挙げていません。小斉選手は11試合に出場しましたが、安打、本塁打、打点はいずれもありません。だから、この2選手には今シーズンにまずは1軍でのプロ入り初勝利や、プロ入り初安打などを達成して欲しいです。この2選手が活躍することが、現在の育成選手への励みになったり、夢を与えることにつながると思います。現在、福岡ソフトバンク・ホークス、読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスなどに育成選手が所属しています。今シーズンでは、広島東洋カープの中谷翼選手と読売ジャイアンツの松本哲也選手が、育成選手から支配下選手登録されました。背番号が3ケタから、1ケタもしくは2ケタに変更される選手が、さらに出現して欲しいものです。福岡ソフトバンク・ホークスの西山道隆投手と小斉祐輔選手には、育成選手の“パイオニア”として、育成選手の励みになる活躍を特に期待しています。