またしても“プロ野球史上初”の記録 千葉ロッテの青野毅選手のプロ入り1号・2号本塁打が「満塁本塁打」
今シーズンに、またしても“プロ野球史上初”の記録が誕生しました。千葉ロッテ・マリーンズのプロ入り6年目の青野毅選手が、プロ入り1号に続き2号本塁打も「満塁本塁打」という記録を達成しました。なお今シーズンに達成された史上初の記録は、4月15日に北海道日本ハム・ファイターズの八木―武田久―マイケルによる“延長継投ノーヒットノーラン”などがあります。延長戦でノーヒットノーランを記録したのが史上初なら、3投手による継投での達成も史上初でした。今日の青野毅選手は、千葉マリンスタジアムでの福岡ソフトバンク・ホークス戦で、2回裏に先制打となる満塁本塁打を右中間スタンドに放ちました。この本塁打が“プロ野球史上初”の記録につながりました。青野選手は6月14日の横浜ベイスターズ戦でプロ入り初本塁打となる満塁本塁打を放っていました。プロ入り1号・2号が満塁本塁打となったのはプロ野球史上初です。青野毅選手は、偶然とはいえ球史に名を残すことになりました。青野選手は昨シーズンまでは、1軍で1安打も放っていない選手でした。昨年僕がスカイマークスタジアムへ見に行った「ファーム日本選手権」では、3番サードで先発出場していました。しかしながら青野選手の名前は覚えていたものの、勝利に貢献したわけではなかったので、あまり僕の印象には残っていませんでした。今シーズンは、出場機会が少ないとはいえ、今日の試合終了時点で3割2分7厘の高打率です。今日の一打で青野選手の知名度が上がったことでしょう。大松尚逸選手をはじめとした若い力が、千葉ロッテからどんどん出てきています。青野毅選手のプロ入り1号・2号の満塁弾は、僕の中ではかなりのインパクトがありました。“プロ野球史上初”という響きはすごくいいです。