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カテゴリ:ロードバイク
先日の宣言通り… とはいきませんでしたが,週末に乗鞍へ行ってきました.
まず,前夜の準備に時間がかかったため,早朝出発を諦めました. でも,何としてでも8日中に実家に帰りたかったので,木曽を走るのを辞める代わりに 不眠で乗鞍を超えることにしました. 出発は7日(金)の16:30,同志社大学の正門前. R307を通って宇治田原から北上,R1に出ました. 草津あたりで完全に日没. 荷物が14kgもあって最初は戸惑いましたが,この頃にはだいぶ慣れました. その後R8→R21で関ヶ原越えへ. 滋賀・岐阜県境でおよそ100km地点,21:05通過.この間平均時速21.8km/h 渋滞で結構止まっていたので,それがなければもう少し速くなったはずです. 岐阜に入ってからはエネルギーが切れ始めたので,ちょくちょくコンビニによってエネルギー補給. R156に入ってR418との交差点付近で日付けが変わり,8日に. 8日は私の誕生日でした.自転車の上で迎える誕生日は初でした. それにR418と言ったら酷道マニアで知らない人はまずいない路線なので, 言葉にしにくい気持ちですが,まぁ「嬉しかった」としておきましょうか. このあたりまでは順調でしたが,郡上八幡に至るまででかなり疲れてしまいました. 郡上八幡からはR472へ,せせらぎ街道へ向かいました. せせらぎ街道最後のコンビニ・デイリーヤマザキでは横になって休憩. きたる坂本峠(峠自体はトンネルで通過ですが)・西ウレ峠に向けて気合を入れました. 出発すると,道の駅「明宝」あたりで200km,3:30通過.この100kmの平均時速は15.4km/h コンビニでかなり時間を浪費した感じです. せせらぎ街道では,猫や猿?などの動物がざわざわ動くことがあって,驚きました. まぁ,“山”でクマに遭遇するかもという恐怖に比べれば可愛いもんです. ふらふらしながら坂本トンネルに到達,トンネル後の下りは霧で視界が悪く,ゆっくり下り, 道の駅「パスカル清見」で空がだんだん明るくなってきました. 西ウレ峠では記念撮影 高山までずっと下り♪と思っていたら,後半はあまり勾配のない道で(´・ω・`)ショボーン 高山市街地を過ぎ丹生川の交差点で右折,平湯方面へ この道は2年前同じような装備で登っているので,平湯峠までが辛いことは十分覚悟していました そのため,途中のヘアピンのお土産屋?までは軽く行って,そこで再び飲料確保 と計画を練っていたのですが… ┗(;´Д`)┛超おもてぇ(涙) 既に270km程走ってきたからだには15kg近い荷物を重力に逆らって運び上げる余裕がありませんでした 何度も自転車を降りて,休みつつ登っていきます. お土産屋で1Lくらい飲料を確保してさらに進みます. と,朴の木平の駐車場入口で舗装工事してるじゃないですかヽ(`Д´)ノ 頑張ってるのに,片側相互通行の邪魔をしてるみたいで恐縮でした 平湯峠への分岐の直前の飲食店?で湧水を無料で提供してくれているのを発見 ここまで飲料確保我慢すればよかったorz で,分岐を通過後は蛇行しながら(ホントはいけないのは分かっているのですが…) 平湯峠までなんとか到着. 丹生川の交差点から3時間以上かかりました.この区間の平均時速は8km/hに達しません 荷物を茂みに隠して,最低限の状態で登って,再び高山側へ下ることも考えましたが, 既に信州止まりと妥協している状態なので,これ以上はプライドが許しませんでした. 平湯峠あたりでは,愛知のショップの団体さんがいて,色々声を掛けてもらって精神的にかなり楽になりました 去年の乗鞍HCは平湯峠からのピストンだったので楽でしたが, 今年は森林限界を越えたあたりで10分ぐらい横になったりして 結局,乗鞍スカイラインを2時間40分掛けて登りました. 畳平で累計距離は306kmに.明宝からの106kmは平均時速が10.7km/h 西ウレ峠からの下り(平均時速31.2km/h)を含めてこれなので,いかに遅いか… 雷注意報が出ていましたが,1度も雷鳴を聞かなかった畳平 さて,ここからは待ちに待った剣が峰へのトレラン というのも,トレランを知るきっかけになったのが乗鞍でした 高校2年の同じ日に松本側から登り,高山へ下ったのですが, その時は剣が峰への往復を時間がなかったので諦めました. 次回こそは,と思って対策を考えたうちの一つが 「畳平~剣ヶ峰」をいかに早く往復するか ここから私のトレイルランニングが始まりました. その後,毎年HC+Runでの剣ヶ峰登頂を計画しますが, 高校3年 受験勉強のためHCを断念 大学1年 部活で時間が取れなくて断念 大学2年 6月で残雪のため畳平まで 大学3年 スカイラインの開通日で畳平まで そして今年ようやくきっかけになった区間を走ることができるようになったのです とは言っても… お尻がかなり痛く,アキレス腱も腸脛靭帯も少し痛み始めていたので,まともに走れず 頂上からの景色はガスのため全く望めませんでしたが, 乗鞍を走った感想は,ただ“感激”の一言に尽きます. 最も簡単に登れる3000m級の山として有名な乗鞍ですが, ヒルクライムの聖地・トレランの原点として私の中ではNo.1の山です 何度でもここへ戻ってきます さて畳平へ戻ってお土産を買って,松本へ下ります 日本車道最高地点で記念撮影 乗鞍ありがとう,そしてOCR3お疲れ様 松本駅まで2時間程度 下った感想は,エコーラインよりも乗鞍高原までの登りの方が辛そう,ってこと あれを高校2年の時登った当時の自分にはまだまだ勝てそうにないです 特急「しなの」の最終電車で愛知へ,東海道線に乗り換えて実家最寄駅へ 実家についたときは,23時過ぎ 遅い晩飯にはささやかな誕生日ケーキが準備してありました もともと悪天候の予報だったので,家族にはかなり心配をかけました 無事に帰りましたよ,ありがとう. 22歳になった私はこれからも“今までの自分”を超える存在になれるよう頑張ります. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.11 01:52:38
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