多喜二の文学を語るつどい
3月10日東京のみらい座池袋で開催された小林多喜二没後80年多喜二の文学を語るつどいに参加してきましたまずは多喜二文学の魅力について書きたいと思います印象に残ったのは尾西康充氏の講演です「太陽は総てのものを平等に照らす」のテーマでは話されました講演によりますと多喜二の文学はどこまでも人間を信じてその個性を生かしながら連帯することの大切さを伝えた作家だということです雪は金持ちの上にも降るしあまりもっていない者にも降ります当たり前のことなのですが連帯を大事に考えていた多喜二の人間性がよくわかります彼のいうところではどんな場合でも相手の立場を考えて行動することの大事さを学びました米倉斉加年さんの講演もありました氏は喉の具合が悪く翌日の手術を予定しながらも今回の集いのために駆けつけて15分の時間一杯に話してくれましたユーモアのある話で惹きつけられました会場はかなり古い建物で車椅子用のスロープはあったのですが通路もせまく少し苦労しました東京旅行のつづきはまた書きます