「腹をくくる」ということ
現状、迷っているとき打破する方法があります。それは「腹をくくる」というただそれだけのこと。実際、それだけがかなり大変なんだけど(^^;)。いわゆる宣言(アファメーション)とか言葉にするという言霊的なのではなく、まさに文字どおり「腹(下丹田)」がゆるまぬよう自分を引き受けるという「決意」ですね。これは技法としてもやることができ、腹をくくる(しめる)とエネルギーがもれず、かつ上半身に拡がります。そして身体の軸が安定します。みなさんもやってみてください。座って、下腹部(へそよりやや下)を息を吐きながらおなかを出すようにして力を入れてみてください。上半身は逆にゆるみ、両手がうごきやすく、背筋が伸びるのを感じませんか?これだけでも、エネルギーが満ち、内外の情報が増え、「決意」「気づき」が増えます。簡単ですが、思いついたときやるとこれがいいんですね。世の中、瞑想、技法がいっぱいあり、わざと手を変え、品を変えややこしくしている傾向がありますが、やはり簡単シンプルがいいと思います。でも、簡単で楽なのはあきるし、おもしろみがないし、やった実感がないから続かないんですよね。その話はまた後日。僕は、施術で同様のことをエネルギーでやりますが、それはあくまで、ジャブを打ち続けてすこしづつ壁をくずすお手伝いであり、最後にストレートで穴をあけるのは本人なんですよね。