テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:Overseas US
此処ノットウェイ・プランテーションハウス(Nottoway Plantation)を訪れましたのは、1981年1月のことですから、ほぼ20年前のこととなりました。 当時は、アメリカは製造業の衰退が顕著で景気が悪い時でしたので、観光産業にも勢いが感じられず、訪問客も殆どいませんでした。 観光産業が勃興するのはクリントン大統領2期目のことでしたから、それより10年以上経過しなければなりません。 我が家でも、駐在員の私が出張多く母子家庭になっていたのですが、家内が運転免許を取得し2台目の車を使って行動が自由となり、英語が話せず1年間現地小学校に通っていた子供達も漸く慣れて来て、少しづつ英会話での意志疎通も見え始め、少し安心感が出て来た頃でした。 ノットウェイ・プランテーションハウスはサトウキビ実業家が、建てた豪邸で、敷地面積2800ha、建坪5000m2、 部屋数64という南部最大のプランテーション。 1859年に出来上がったこの家、寝室にはウォーキングクローゼットなどが隣接し、納戸等も含まれ、ボールルーム、書斎、ダイニング、ゲストルーム、プレイルームと様々な部屋が点在している。敷地内には42の奴隷小屋が備えられ、敷地内に共同浴場やら病院、集会場なども設置していたと言う。 現在では、訪問客用に、母屋と隣接する棟の15部屋がB&Bとして宿泊できるようになっている。 このプランテーションは、南北戦争時代の戦火から逃れ、ほぼ当時のままの姿で保存されているが、1889年多額の税金の支払いを課せられ結局、5万ドルにてこの屋敷を売り払った歴史があります。 現在は、オーストラリアの富豪が所有、当時の栄光の姿を保管すべき同じ時代の調度品などを収集しこの屋敷に集め、それを一般公開しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.18 08:35:48
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