身近な自然、幸せを探して

[非定型自閉の頭の中] カテゴリの記事

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• 不安定のまま1週間が過ぎました

  私の顔を引っかくわ、夜、夜中に家中の戸を閉めて回るわなどなどこの状態は、今も時々出ています。しかし、体育祭後一週間から10日くらいが一番ひどかった。神経が過敏になって切れやすく、注意されたり、禁止されるとトリ君の表現によると「暴れる」になってしまうのです。なんだったか、ビデオ予約録画（だーイ好きなお相撲のですよ）をいじろうとして、お父さんに注意され、障子の桟をぶっちぎりました。おじいちゃんは「こんなやつ殺してしまええ～」と何度もきちがいのように怒鳴りまくり（あんたもぼけてるんだって）まあ、ひどい剣幕でした。こんなこと、1ヶ月に1回はあるので最近母，ｋｉｓａｒａも慣れっこになっています。おお、こわ

  2006/10/04

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• トリ君の不安

  トリ君はイベントに弱い。いえいえ、体育祭とかマラソン大会とか、音楽会とかイベントそのものはうまくやれるんです。皆さんがびっくりするくらい。ほとんど、健常児さんと変わらないくらい。相当、がんばっている。と担任の先生もわかっています。はっきり言って無理している。トリ君の学校での目標に「辛くなったら、もうできません。」と先生に言う。というのがあります。限界を超えてしまうと、その後、ウチでのリアクションがすごいだけでなく、学校でも学習面でほとんどやる気をなくして、固まってしまう。そのイベント（前準備、練習も含めて）、の全力を注いでしまう。後は野となれ山となれ。神経過敏になり、気になることは徹底的に気になる。特にその過敏さが現れるのは1日の終わり、就寝前。もう寝るというのに、ハタと気ついて、家中の引き戸、という引き戸を閉めて回る。玄関だけでなく工場の出入り口の靴まできっちりそろえる。（ただしその揃え方に普通と逆のものが２，３あるので、トリ君の仕業だとすぐわかる。そうしたところは、意外とアバウトである）お風呂場のシャンプー台の並べ方も気になる、トリ君の思う置き方があってそれと違う並べ方になっているのではないかと確認しに来る。夜の11時過ぎ。当然、灯りは落とした後。と思えば突然、手を洗う。だから石鹸はすぐなくなる。手洗いだけは、夕方やることが多い。深夜もありですけど。そうかといって、いつも手を洗うときは、石鹸をたっぷり使って長々とあわ立てて洗うというわけでもない。どーでもいいときは（特に人から手を洗うよう指示されたとき）かなり、どーでもよくてお湯で、ジャーっと手をぬらして流す程度。なんだ？この落差は？トリ君には、不可解なことが多いのです。   

  2006/10/02

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• トリ君のつらさ

  トリ君、ひと暴れした後とりあえず二階に行きました。やっと床に就いたようです。階下のめちゃくちゃにされた、チラシのストックボックスの中を私は、整理しました。引っかかれてひりひりしている左目の下。まずいぞ、これ、跡が残ったらどうしよう、私だってまだまだおしゃれをしていたい、きれいでいたいなどなど自己中なことを考えながら、、。しかし、この騒ぎを息を潜めて聞いている、じじばば達の明日の反応はいかに？嫁の対応が悪い！家の場合、たいていはそうなんですけれど。主人もそのような態度をとります。それもありかもしれないけれど、本気でトリ君と渡り合うのは並大抵のことではないのだぞ、あーあそれなのに、私はいつも孤立無援じゃ～でも、神様はちゃんと見ていらっしゃる、と思ってがんばっています。ま、年寄りに非定型自閉のことを理解せよ、といって療育機関からのパンフレットを見せたりやら、わたしが説明したりしてもわかったようなふりをして（嫁が説明している手前、わからない～では面子が立たないということか）次の日どころか1時間もたたないうちに、アレ？みたいな事はしょっちゅうあります。じじばばが理解できることは、トリ君が知的障害児であることだけのようです。このことは、日常生活上とても困難なことなのです。（トリ君が一番つらいでしょうけれど、母もつらい！）

  2006/10/01

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• 続きです

  で、ですね、私がトリ君の手を引っ張って起こそうとしました。言ってだめなら、力でです。これで素直に起きることもあります。でも、その日は起き上がったとたん暴れだし、私の顔面をがりっ！かけていためがねはぶっ飛ぶし、左目尻から鼻にかけて鋭いつめで（爪なんか自分で切れないです。伸びていたのを切ってやるのを忘れていました。）やられたもので、。それでなくても、しみ、くすみで気になっている母なのに、、。これ以上顔になんかついたら、困る！それよりヒリヒリシテイタイ！「いったぁぁ」と言って、私が顔を抑えて俯いたところでトリ君のパニックは止まりました。「めがね、めがねが無いよう！」と引っ掻かれた頬を抑えながら、廊下や階段のあたりをぶざまに探し回る私。「お母さんのめがね、探してよ。こわれっちゃってたらどうしてくれるんだよぅ」なんて、私は怒り心頭。実のところ、そのときは顔をひっかかれたことより、めがねがなくて、なーんにも見えないことのほうが、困っていたのです。トリ君ボーゼン。やっと正気に戻ったよう。「ご、ごめんなさい」とボソリ。パニックって、ある種発作と同じですね。おさまると、何にも無かったようにというより、気の抜けたようになって、ぐったりしてしまうんですもの。それで、本人は自分がパニくったことに少しの間ですが、ひどくがっかりして落ち込んでしまう。じゃ、パニくらなきゃいいのに、と思うのですが、、。それができないジレンマのトリ君です。 

  2006/09/26

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• トリ君その後

  　体育祭の後、うちに帰って着替えてからこんこんと眠っていたのかと思いきや、だーイ好きなお相撲がちょうど10日から始まったので、おばあちゃんと相撲中継を見ていました。これがまたトリ君の神経を昂ぶらせたのです。トリ君は、体育祭の疲れをお相撲で癒されたのではありませんでした。それもちょっとありだったのかもしれません。相撲中継が終わり、夜になってからのこと。トリ君の奇妙な趣味のひとつにチラシを眺めるというのがあります。たいていは、自動車のチラシでとくにホンダがお気に入り。でもこの日は、車ではなくなぜだか「グラインダー」が載っているチラシにこだわっていました。でもねぇ、グラインダーが載っているチラシなんて、ホームセンターのチラシにちょこっとって感じでしょ。で、満足できないトリ君。それは深夜まで続き、みんなが寝静まった丑三つ時にチラシのストックケースをひっくり返して探し出す始末。で、私と主人で、「明日にしよう」と何度言い聞かせても聞かない。主人は、めんどくさくなってさっさと二階に行ってしまう、トリ君は廊下に寝転がる。このままにしておくと、寝たまま暴れてまた、襖やら障子戸やらを破壊してしまう（過去にそうしたことあり、ガラスが割れました）、、。そこで、私が、、。

  2006/09/25

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• 安定してきています。

  テンプレートを変えてみました。やはり緑は、心が落ち着く、、。トリ君も体育祭が終わって、10日たちやっと安定してきました。おっと、日々パニクッていたこの約一週間のことを書かなくては、何のことだかわかりませんね。じゃ、また書き込みます。お楽しみに

  2006/09/21

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• 疲れて寝てました

  で、おばあちゃんは、こんなにトリ君が大変なことになって帰ってきたのに肝心の母が、歯医者へ行っていない！先生からは「濡れてかえりました」という電話がかかってきたというのに、。（でも父は居ましたよ。）で、やや、プンプン。嫁はつらい！とくに障害児を持つとね！でも、仕事で平日は歯医者どころじゃないでしょうが、、。私が、治療を終えて5時ごろ帰ってきたとき、トリ君は寝てました。いやぐったりしながらも、だーい好きなおすもう（10日から始まったのです。goodタイミング！）を見ていました。でもいつものように、エキサイトしていなかったなぁ。

  2006/09/20

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• 運動会その後

  で、トリ君は、他の中学生同様、びしょぬれになったそうです。ただし、帰りは同じ特別支援学級のマサキ君のお母さんが車に乗せてきてくれてので、帰り道でぬれることはありませんでしたが、、。わざわざ担任の先生からその旨、連絡が入ってそうです。まっ、着替えを持たせてよかった。びしょぬれの体操着が、ビニールの袋に入ったまま、机の上に投げてありました。トリ君は、帰宅したら学校の通学カバンを自分の机の上に置くという習慣を、かたくなに守り続け、ています。通学カバンであろうが、体操着袋であろうが。お弁当や水筒、はては濡れた水着の入ったナイロンバックまで、学校から持ち帰ったものはすべておくのです。最近、写真を使って水筒（暑い日はよく持参しました）は台所に置くということが、できるようになりましたが、、。お弁当を持っていく機会が少ない（学校給食あり）ためか、お弁当を台所へ、はなかなかできません。マサキ君は雷が怖くて、固まって動かなくならないうちにさっさと体育館に避難。とりくんだって雷は嫌い！でも、“普通学級の生徒たちと一緒”というあの状況から、プライドでみんなと行動をともにしたのでしょうか。とにかく、雷を我慢していたようです。

  2006/09/20

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• トリ君は疲れています

  体育祭のあった10日という日はとんでもない日でした。9月だというのに朝からムシムシ暑く、最高気温は35度！で、お昼少し前からやや涼しくなってきたかと思ったら、雲行きが怪しくなり、どんどん雨雲が湧いてきて稲妻が光り、雷は大音響で鳴りとうとう3時過ぎには、どしゃぶり雨で、ちょうど閉会式の終わった時だったので、みんなずぶぬれになりました。この舞台装置だけでもトリ君にとっては、大変な精神的負担だったはず。帰りは、同じ特別支援学級の子のマサキ君のお母さんから車で送ってもらったのですが、、、。こんなとき、のんきに歯医者に行っていた母ｋｉｓａｒａでした。（だって予約だったんだもん）

  2006/09/14

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• トリ君の運動会

  運動会は日曜日でしたが、月曜日は代休で水曜日になってやっと一息ついたという感じです。運動会ではそれなりにトリ君は、がんばっていたようです。午後からじいちゃんばあちゃんと主人で見に行ったのですが、応援席に居るぶんにはとりたてて目立つことも無く、普通の中1男子でありました。応援合戦は見そびれてしまったのですが、知り合いのお母さんに聞いても「よくわからなかった」、というのでそれなりにやっていたのでしょう。大きな音と大勢の人の大嫌いなトリ君にしてはかなりのがんばりだったと思います。自分が応援合戦に参加することもさることながら、4つもある（赤、青（トリ君のチーム）、黄、緑）の応援合戦を見て、聞いていたのですから。そのストレスたるや、、。問題の男子全員棒倒し（といっても200人くらいしか居ない）はどうか、、。上半身裸、素足、といういでたちに抵抗はあったようで、先生も気にはかけていましたが。これも素直に指示に従いみんなと一緒に参加できました。とはいってもルールなんてさっぱりわからないので、一応その他多数の棒を守るお役目の中に居たのですが、敵が棒をめがけて突進してきてもみんなのそばで、にこにこフラフラたっているだけでした。背は高いほうだし（１７０ＣＭはある）泳ぐの嫌いで夏はプールにも海にも行かなかったので、上半身裸だと他の子より肌がやや白く、すぐわかる。であーあなんですけれどここまで参加できたことは、彼なりにかなりがんばったんでしょうね。クラス（交流で行っているクラスに入れてもらって参加しました）対抗全員リレーもバトン渡し代行、途中まで伴走者つきで走りました。これはかなりまともでいつ走ったか私も一緒見ていたお母さんもわからなかったくらい。走り終えてハアハアいっているところだけ見ました。がんばったんだろうなぁ。結局トリ君の走ったときはびり。前の走者からびりだったので別にトリ君のせいではないのですが。それでも、後から早い子が出て追い上げじりじりと抜きトリ君のチームは優勝しました。まあ、、その後が、、。家に帰ってきてからとその夜と、、。次の日学校が始まってからも、、。リアクションが大変でした。ではまたその続きはあとで。 

  2006/09/13

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• 

  この1冊を、、

  なるほどと思わせる一冊「自閉っ子こういう風にできています」（詳しくは購入記録を見てね）この対談されている方たちは、高機能自閉症といって知的障害の無い、いわゆる情緒障害といわれる部類にはいるんですが、発達障害には変わりありません。うちのトリ君は中程度の知的障害があるので低機能。全く自閉症というのではなく自閉の傾向が強い、、くらいのもので非定型自閉と言うのだそう。このタイプなんだか高機能自閉症とともにはやってます。市内の小、中障害児学級のおよそ半分はこの病名をもらっている。でも、なんだかかんだといっても、自閉的なんですよね。彼らが物事をどう捉えているのかを基本的に知る上で、大変勉強になりました。

  2006/09/10

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• 体育祭です

  いよいよ体育祭！トリ君は、ここ1週間、家では不安定だったような気がします。この暑さの中、練習で疲れたこともあったと思いますが、みんなと一緒にできるかどうか、どきどき不安だったようで。学校では、わくわくどきどき状態で全員練習に参加していたとのことです。かなりがんばっていたようです。が、、とうとう金曜日には、応援団長の声に反応してパニクリかけたとか。大声と大音響は大の苦手なので、よくぞここまで我慢できたか、、。という気がしています。さて、今日は当日、ちょっとのことでも気になり姉の些細なことからの大きな声に反応して、コウシン料入れをバーンとひっくり返してしまいました。そして朝食はみんなと食べないとか、はいらないとか、言って両手で耳をふさいで応接間で固まっていました。このときの対応が難しい。下手するとパニックを助長してしまい火に油を注ぐようになって、ますます暴れまわる。（障子なんてびりびり、ガラス戸もガッシャーン、壁まで凹みます）ほっといてもやりますから、、困る。本当のところ、本人もこれではまずいと思っているようなので、少しきつめの言葉で「ちゃんとご飯食べなさい！」と腕を引っ張るくらいしないと指示が入りませんね。好きなものを買ってやるとか、連れて行ってやるとか言ってこの場を切り抜けるのは最近通用しなくなってきています。「ばかにすんなよ」ってことかな。で、なんとかキッチンで朝食をお父さんと摂り時間ぎりぎりに登校していきました。家の場合は、家庭環境の問題？としてこれだけではなく祖父母の存在もおおきいです。とくにおじいちゃんは、、、。？な関係です。定型発達の通常人から見ると、、。ま、それはあとで書きます。今日はあつ～い。まだ体育祭、見に行ってないです。姉は友達と見に行きましたが、、。どうしていることやら、、。見に行きたいのですが、行ったら行ったで私や主人、祖父母を見てまた不安定になって崩れてしまう可能性もありますし、、。午後からは、行きます。1年生全員リレー（もちろんハンディつき）、棒倒しには出るそうなので、、。

  2006/09/10

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• 体育祭が近いぞ！

  10日は、トリ君のかよう中学校の体育祭。毎日練習で体操着は、グラウンドの砂で汚れています。がんばっているらしい。連絡帳にも、ハラハラどきどき感覚練習に参加しているのだそう。そのかわり、学習の時間になると、クテーンとなってだめらしいですけれど。きのうは、応援団長の大きな声に反応してしまいパニクッたようです。とうとう我慢の限界にきたのか、、。まっ、当日何とか持ちこたえてよ～ってな感じです。大好きなお姉ちゃん（高１）も見に来るし、、。 

  2006/09/08

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• トリ君の支援

  障害者自立支援法にかわって、とにかく障害者も働ける人は働いてもらわないと、と言う感じになってきました。トリ君も高等部卒業したら、働いて自分で食べていかなくては、、自閉には自閉のふつうの知的障害とは違う支援が必要な気がしています。物事の捉え方が全く違う。暗黙の了解と言う世界がない。今どんなふうに、自閉の支援について進められているのか、親も勉強！しなくちゃ。今日は、機嫌よくたっぷり朝食をとり学校へ行ったトリ君です。秋篠宮紀子様が男子をご出産！おめでとうございます。

  2006/09/06

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• オープンスクールと体育祭

  トリ君は、月曜日お休みでした。9日土曜日のオープンスクール（一日中授業参観をやっているみたいなの）の代休です。そうはいっても、誰か遊びにくるわけでも行くわけでもなく、唯一同じ特別支援学級（いまは特殊学級とは言わない）の同級生の雅紀君は、お母さんの実家へ行っちゃったようで、、。トリ君は朝の学習30分（私と算数をやる）が終われば、じいちゃんとドラッグストアの日替わり商品を買いに行ったり、そんなもんです。トリ君体育祭などの大きなイベントが近いとそれなりに精神状態が不安定になるらしく、学習のほうも乗らない。いつもは10問中、半分以上はできる「10までのあわせていくつ」も正解は、たったの3問。とかね。それで私と答え合わせをして、ドンドン間違っていることが露見してくると（たぶん間違っているだろうと予想は彼なりにしていたらしく答え合わせを阻止しようと、プリントをぐしゃぐしゃに丸めたり暴挙に出ていました）パニくる寸前までいって寝そべる。「やらない、、」ここでこっちが、ふにゃふにゃしているとトリのペース嵌りやらないで終わってしまう。「これやってから、遊びに行く約束なんだよ。約束破るならもうどこにも連れて行かない。観音様（どこでも良いのですがおおきな観音像を見に行くのがとっても好き）もだめかな」と強気に出る。そこでトリ君はむっくり起き上がり、私と答えあわせをやります。ここまでくると、早いんですがね。どうせやるならなんで、さっさとしてしまわないのか、と通常人は思うのですが、これがトリ君のイベント前の集中力の限界のようです。

  2006/09/05

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• 

  これが人生？

  トリ君は、はたして毎日が楽しいのでしょうか？自分が人より劣っていることは知っている、最近はちょっと大人になって、それが劣等感と感じられるようになり大勢の人がいるような大型スーパーには行けなくなってしまった。大きな音はたまらなくいや特に、子どもの甲高い声はいけない。ドラえもんも今の声優さんの声はあまり好きじゃない。前のほうが良かった。ちびまるこちゃんとお姉さんが喧嘩している声と場面に出くわすとパニックを起こす。（食事中なら箸を投げる）そんな自分にがっかりして落ち込んでみたりする。けれども結構立ち直りは早く、ちょっとしたきっかけで元に戻る。数は全く苦手！量的観念がいまだに ついていないし、順番もはっきり理解していない。今日も勉強会でがんばったけれど、、。どこまで理解できたのかは不明。ただ、自分はこのままではいけない。数がわかるようにならないとまずいということは、わかっている。だから不得意な算数の勉強会にも行く。趣味は、多彩おすもう、ウルトラマン、床屋さんのくるくる（3色ポール）これをデジカメで撮るのがたのしみ（実際撮るのは私ですが）。これは越後妻有（コシヒカリで有名な魚沼地方で9月10日までやっています）トリエンナーレの出展物くるくるは回っていないが、デジカメを持ち合わせていたため撮影することになった。嬉しそうだった。はじめは車から降りるのも渋ったのに。これがトリ君の人生で、大人になってもあんまりかわらないのかも、、。と思うのです。ま、自立の向けてもっとがんばらないといけないところはありますが。 

  2006/09/03

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• 学校始まりました

  今日から、2学期！トリ君は元気よくいつもより、早く学校へと出かけていきました。でも、運動会の練習などなどさっそく新学期早々、給食ありの5時ごろまで拘束される予定です。環境の変化に弱い彼が、家でリアクションを起こさなければ良いのですが、、。崩れるとまずは、母に当たりガラス戸のあたる（当然割れる）ので怖い。

  2006/09/01

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• 障害にもいろいろあるんだぞ！

  24時間テレビやってますよね。毎年出てくるのが、芸能人のマラソンと障害者が周囲の協力を得ながらがんばって何かに挑戦しているドキュメントとか、不治の病に侵されてけなげに生を全うする、といったドラマなんですが、障害者でも扱いやすい？知的障害のない身障者とか、知的障害でも性格的に穏やかで知的レベルの高いダウン症の方とか取り上げて、安易だな、、と思うのです。皆さんはあれを見て、感動するんでしょうねぇ。情緒障害者（児）はこういう番組にはけっして出てこないだろう。だって、何の前触れも無くフラッシュバックを起こして、番組の途中でパニックを起こしたりしたら、元もこも無いものね。録画取りという手もあるだろうけれど、そんなにしてまでテレビに出ようとする人はそうそういないだろうし。要は扱いやすい障害者（児）だけを取り上げていると言う感じが、いつもしている。障害だっていろいろある、安易な感動ばかりを前面に出さないでほしいのです。

  2006/08/27

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• 自閉症の人は物も人に見えるか?

  ,,,,ムムムム、、、と言うことはないと思います。ただ、「物」、と言う捉え方が通常人とはちがうようです。「かみなりはうるさくないのかな？」何度も「ゴロゴロドッドッ！バリバリ！バッカーン、」とものすごい雷が、鳴っていつまでも止まないとき、トリ君がつぶやいた言葉。「ヒューヒューばかり言って風は疲れないのかな？」冬、猛烈な吹雪の夜、真剣に心配して私に訴えた。「絵は動かないの？」美術館の前にあった絵画展の大きな看板を見て。レインブラントの描いたと思われる少年は今にも動き出しそうだったが、、。うごかないものが絵、うごいてしまってはもう絵とは言わないと言う概念はもともとないらしい。みんな、自分と同じでうるさかったり、疲れたり、そして動いたりすると考える、大変平等意識にあふれた非定型自閉症のトリ君です。

  2006/08/20

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• 「トリ」とか呼んでいます。

  自閉の我が息子には、もちろんちゃんと名前があります。でも私は、「トリ」とか最近はあまり呼ばなくなったけれど「ぶんぶんどり」と呼ぶことがあります。「トリ」は、文字どおり落ち着きなくどこに飛んでいくかわからない。“鳥”です。そして何かとぴょんぴょんと跳んでいるためやっぱり、“鳥”です。スーパーではしょっちゅう行方不明になり、店内放送を流して見つけ出したという小学校低学年の事がいまだに尾を引いています。最近、はかなり落ち着いてきています。ぴょんぴょん跳びもいつの間にかなくなりました。”ぶんぶん”がつくのは、本人の持つ雰囲気でしょうか。喋りだすと”ぶんぶん”と、意味のないことをうるさく喋ると言うこともあります。今日は、仕事がお休みなので高1の姉の要望により映画「ブレイブストーリー」を見に行きました。大きい音と大勢の人間でパニックを起こしやすい「トリ」が一緒と言うことで、姉は難色を示しましたが一人残して、じいちゃんばあちゃんと家にいるということも無理、もっとあばれそう！よくよく言い聞かせて、連れて行きました。やっぱりお盆と言うことで、人人人でしたが案ずるより産むが易しで、何とか彼は3時間近くパニクリもせず映画を見ていられました。多少、がたがた席で動いていた、とかいう隣の席にいた姉の話でしたが。かなり、自分をコントロールする力がついてきていたと思います。今は、今日の暑さとその緊張からかすっかり疲れて寝ています。

  2006/08/14

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• 田舎は面倒

  さあお盆です！田舎では、きらびやかな灯篭飾りにくだもののお供えなどのセッティングで、半日。まあほとんどおばあちゃんがやりましたが。幸いなことに今年は、お姉さん方が泊まりに来ないので楽々です。お参りに来る方々も高齢で、長居はしないし。このお盆、自閉のわが息子は、心待ちにしていたようで、８月に入ってから　「お盆はいつ？」と毎日のように聞いてきました。なんせ、曜日感覚から日にち感覚が全くなく、いつと言われても説明して理解できることはありません。でもなんか答えないと、非常に機嫌が悪くなる。そうかといって理解はしていない。理解していないからまた聞く。というこの繰り返しでした。ようやく待望のお盆が来てほっとしています。

  2006/08/13

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• 花火は嫌い

  音が嫌なのだそうです。どーんというのが。長岡まつりの花火を見に行こう！と大阪から姪まで来るのに。今から「花火、見に行かないの」と心配そうに言ってます。連れて行かれたらどうしようという、不安にさいなまれているよう。

  2006/07/23

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• お相撲が好きです

  名古屋場所は、波乱含みですねぇ。息子も毎日わくわくしながら見ています。彼の最大の関心事は、座布団が飛ぶこと！なぜ座布団が飛ぶのかは、理解できなくてもあの無数の紫の座布団（色は違うこともありますが）が、画面いっぱいに舞い上がる光景はかなりのインパクトがあるようです。はじめのころは、座布団は飛ばない、ということを知っているのであまり口には出しませんが、中入り後になるとそろそろかな、、。と思うらしく「きょう、座布団飛ぶ？」と何度も聞いてきます。「まだまだ」と答えると、「いつ飛ぶのかな」と、穏やかに返すことが多いです。ただ、しつこく何度も聞いてくるのが、ちょっとね。。 

  2006/07/19

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• 相変わらずの不安定

  <a href="http://pt.afl.rakuten.co.jp/c/031540bb.ff9b45b2/?url=https%3a%2f%2fcard.rakuten.co.jp%2fentry%2f%3fcard%3dKc" target="_blank"><img src="http://ba.afl.rakuten.co.jp/b/031540bb.ff9b45b2/" width="100" height="100" border="0"></a>息子は、鉄欠乏性貧血でとんでもなく鉄が不足しているため投薬治療約3ヶ月ということになりました。ついでに、総コレステロール値が低くもっと動物性脂肪も必要だとか、、。子どもの生活習慣病予備軍を見つけるための、市の検査だったんですが、生活習慣病とは反対の結果が出ました。年寄りと一緒のため肉類はあまり摂らない、、というわけではないのですが味噌漬けやら塩辛やら漬物の摂取は多い。塩分の過剰摂取はいえるものの血圧は、正常なんですよね。貧血があるのと気温が高くなってきてぐたーっとしてるので、3日に1度は学校を遅刻してます。やらなくちゃいけない、起きなくちいけないと重々承知なのですが、体が言うことを聞かないというジレンマから、またまた不安定な日々を過ごしています。まあ、5月ごろの窓ガラスを割ったりした大パニックは、今のところ起きてません。自分でもかなり我慢しているようで、何とかセーブしているといった感じ。そんな気持を祖父母はわかっているようなわかっていないような、、。嫁に偉そうに（そんなつもりはないのですが）息子のことを説明されるのが悔しいのか姑はわかったような事を言ってますが本当のところは、なんだかねぇ。いざというときにボロが出ますもの。もうすぐ夏休みどう過ごそうか。私は、仕事で工場に出ずっぱりだし。たぶん息子の相手は、祖父母かな、、。1時預かりは社会福祉協議会の障害児余暇支援の主催であるものの３回くらいしか使えない。彼もかなり大人になったし、、なんとかなるかななんてね。甘いか 

  2006/07/16

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• 敏感

  息子は、雰囲気に敏感ということがあり、不穏な空気のときはやはり箸投げ皿投げは出やすいし、パニックになりやすい。うちは、3世代同居ということでありがちな嫁姑の些細な行き違いはよくある。ややボケ気味の舅の対応に私が大きな声をだすこともしばしば。これが箸投げ皿投げのバックグラウンドになっていることが多い。そうなると、嫁である私のせいで息子が、こうなった、という図式が出来上がってしまうので私の立場は、まことに悪くなってしまう、、、。う～ｎ。そりゃないよ～。しかし、つい最近、姑が私へのいやみを言ったことで箸投げと皿投げが出た！（と、勝手に姑は思った。それもあるけれど他の要因もある。ちょうどテレビでワーワー喧嘩みたいな場面があったとか）それも2回も！で、息子の前での嫁いびりはなくなりました。めでたし、めでたしです。でもでも、姑はなかなかでなんとしても、よくないことは嫁のせいにしたい。私は、ちゃんとしている、というポリシーで日々暮らしております。もっと手ごわいのは舅のほうですが、、。 

  2006/07/07

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• 

  ひさしぶりに書き込みします

  ずーっと、ブログ放置でした。なんだかへんな書き込みがあったりして、気分害したからあー、あーこんなののカモにされたか　と思うと、ゲンナリ。まっ、こういう世界は何でもありですからね。そうそう、うちの息子いま、このカンバンに凝っています 。理容店のちょきちゃんです。これは理容組合に入っていないと、もらえないカンバンらしいです。今、はやりのディスカウント理容店にはないものです。だから、街を車で走っているとこの看板のある店とない店があるわけで彼にはそれが、納得できないわけです。そのうち、ちょきちゃんの看板があるかないかというチェックにはまり、あったらあったでうるさいほどの騒ぎ、ないと何でないのか、出すのを忘れたのか、はたまたしまってあるのか、壊れたのかと大変心配しています。常人としてはどうでも良いことなのですが、彼にとっては大問題なのです。どうも、中学校の校外学習の移動のバスの中で同じようなことを言っていたようで、とうとう担任の先生（これがまた美術の先生）は 「今度、ちょきちゃんを作って（たぶん、貼り絵かなにかで）みましょうということになり、お手本になる写真を1枚持ってきてくださいということになりました。 相変わらず、食事中の突然の箸投げは止まりません。毎回というわけではないのですが、ま、2回に1度はやっているね。家族がちょっと言い争いっぽくなると出るのは、自閉症傾向にある彼なら仕方がないこと。人のことを言っていても、自分のことを言われているととってしまう、ただ、ワーワー言われるとなんだかわからないなって、パニクッて箸投げ、皿投げになる。でもテレビの出演者の声のトーンが原因でやることもある。最近はそっちの方が多くなってきたようだ。 高い声がだめなのかと思っていたら、そうとも限らない。「このおじさんの喋るのがいやなの」と、校長先生がお話をしているようなニュースの画面を指差して言う。なんか、彼独自の嫌な声、画面のカテゴリーがあるようでその範疇にはいるものに出くわすと、箸投げ皿投げが始まるようだ。これは、今後観察していこう。  

  2006/07/06

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• うちの息子

  非定型自閉症って知っていますか？本当の自閉症ではないけれど、自閉症の特徴（こだわり、常動運動など）はある。この病名をつけられたお子さんは、一言で括られず、いろんな特徴をもっています。うちの中１の息子もそうなんですが、理容店の3色ポールへのこだわりはかれこれ10年！ポールの大きさ、形、位置など街中を車で走っていても、ことごとく細かくチェックそして、あの床屋さんは何年くらいやっているのとか、お客さんはいるのかとか、どんな人がやっているのかとか、まあいろいろ聞いてきます。うるさいのなんのってなんだって同じ質問を何十回、いや何百回とする。いつも通っている道すがらにある床屋さんなんだから、もういい加減に覚えてほしい。でもやっぱりまた聞くんだよね。「何年くらいやっているの？どんな人がやっているの？お客さんはいるの？」と、、。しかし、田舎の床屋は高齢化と割安の全国チェーンの理容店の進出などでどんどん廃業してきている、それがまた気になる。やめた床屋さんを前にして、、、。息子「なんでやめちゃったの？」私「たぶんもう年取ってお仕事がきつくなったからでしょう。」息子「あの床屋さんのくるくる（3色ポールのこと）は、どうしちゃったんだろうね」私「最終処分場の山へもっていって埋めたんでしょう」以上の会話がかれこれ5年も続いております。たぶん100回は、このやり取りがなされたと思います。まだまだ続くぞ。

  2006/06/16

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