私設黒ネコ同盟横浜・港北支部

[２００６年ドイツへ向けて] カテゴリの記事

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• minitoto発売

  今週からJリーグ開幕となりました。それに合わせてtotoの発売も開始されましたが今年から売り上げ低迷解消の起爆剤として従来の１３試合から５試合に試合の対象数を減らして当たりやすくした「minitoto」が発売されました。まあ厳密には去年の天皇杯から売ってますが。数学的には２４３分の１、従来のtotoの千何百万分の１とは比較にならないほどの当たりやすさです。勿論当たりやすい分当選金も安くなります。そこで一昨日、昨日行なわれた今期１回目の結果を見てみると・・・（A組）G大阪対浦和・・・０F東京対大分・・・１磐田対福岡・・・０川崎対新潟・・・１愛媛対横浜C・・・１配当＝２２８１３円（B組）甲府対清水・・・２名古屋対C大阪・・・１大宮対千葉・・・１広島対鹿島・・・２横浜M対京都・・・１配当＝５７２０円A組は浦和＆磐田の引分、新規参入の愛媛の初勝利（負けた横浜Cはなんと１試合で監督解任）という３試合の「穴」があって２万円台。競馬ならいわゆる万馬券ですが・・・。B組は名古屋＆大宮の勝ちという２試合の「穴」で５千円台。万単位の金を得ようとすると５試合中３試合は投票率が２０％台を的中させないといけないということです。２０％が２試合程度では千円台の配当しか得られず。ダブルを５つ使うと（３２００円）下手をすれば当たっても赤字です。それでも例えば競馬は馬連が当たる確率は１８頭立ての場合３０６分の１ですしそれを比べれば多少はマシ、筆者はどのみち競馬ではとんでもない穴を狙うなんてことしないんですから割と自分には向いてるとも思いました。馬に比べれば人間のやることですから不確定要素は少ないですからね。去年はほとんどやらなかったのですが今年はこのminitotoを少々買ってちょっとした小遣い稼ぎ、なんてのも考えています。一番いいのはまず「鉄板」と考えるカードをシングル、一つだけわからないカードにトリプル、あと３つをダブル、で２４００円、となればそれなりに支出に見合った配当を得られる確率は高いと思います。いやもう一つダブルを減らせれば１２００円、これなら毎回買い続けるなんてことも出来るのではないでしょうか。いずれにせよこの当たりやすくなったtotoの導入はいいと思います。戦術的なことを最後に書くと、浦和やF東京などファンの多いチームはどうしても「過剰人気」になりがちなので（例えばレッズのファンが「レッズ負け」を買うことは少ないでしょう）こういったチームの「消し時」を見極められると高配当を得られるやも知れません。まあ今のレッズを「消す」機会はそうそうないでしょうが・・・。鹿島や磐田なんてのも名前だけで人気になりがちですからこれも「カモ」にする時があるでしょう。特に柳沢・小笠原・本山、川口・田中・福西といったところが代表に召集される前後が狙い目でしょうか。

  Mar 6, 2006

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• ワールドカップを巡る泥仕合？

  一日遅いですがドイツワールドカップ出場国が出揃いました。ご紹介していきましょう。（★は優勝回数、その後の（）は優勝年）（開催国）ドイツ（１４回連続１６回目・※１）★★★（５４、７４、９０）（ヨーロッパ）ウクライナ（初出場）オランダ（２回ぶり８回目）ポーランド（２回連続７回目）イングランド（３回連続１２回目）★（６６）クロアチア（３回連続３回目）イタリア（１２回連続１６回目）★★★（３４、３８、８２）ポルトガル（２回連続４回目）スウェーデン（２回連続１１回目）セルビア・モンテネグロ（２回ぶり１０回目※２）フランス（３回連続１２回目）★（９８）スイス（３回ぶり８回目）チェコ（４回ぶり９回目※３）スペイン（８回連続１２回目）（南米）アルゼンチン（９回連続１４回目）★★（７８、８６）ブラジル（１８回連続１８回目）★★★★★（５８、６２、７０、９４、０２）エクアドル（２回連続２回目）パラグアイ（３回連続７回目）（アジア）日本（３回連続３回目）韓国（６回連続７回目）イラン（２回ぶり３回目）サウジアラビア（４回連続４回目）（アフリカ）アンゴラ（初出場）コートジボワール（初出場）トーゴ（初出場）ガーナ（初出場）チュニジア（３回連続４回目）（北中米・カリブ海）アメリカ（５回連続８回目）メキシコ（４回連続１３回目）コスタリカ（２回連続３回目）トリニダード・トバゴ（初出場）（オセアニア）オーストラリア（８回ぶり２回目）※１・・・西ドイツ時代を含む※２・・・旧ユーゴスラビア時代を含む※３・・・旧チェコスロバキア時代を含むさて、筆者は水曜日の夜中にトリニダード・トバゴ対バーレーン戦を見ていたのですが後半ロスタイムに０－１でリードされていたバーレーンの選手が相手GKのパントキックの瞬間に足でボールをさらってゴールに入れたというプレーがありました。しかし主審はこれをデンジャラスプレーとしてゴールを認めませんでした。これを巡ってバーレーンの選手達が猛抗議し試合が中断。そのままバーレーンは敗れました。これについてバーレーン協会は文書で抗議したそうです。またヨーロッパ予選ではひどいことが起きました。プレーオフで敗れたトルコの選手がスイスの選手と試合後乱闘し、スイスの選手が頭を殴られて病院に運ばれるという事態が起きました。この乱闘劇は相手の股間を蹴ったり首を絞めるなどどいう非常に見苦しいものだったそうです（乱闘は見苦しいに決まってますが・・・）。この中には今年途中まで浦和でプレーしていたアルパイも関わっていました。彼は開幕戦で鈴木（鹿島）に掴みかかって退場したりしていました。さらに敗戦に怒ったトルコサポーターが試合後ピッチに乱入するということまで起きており、FIFAはトルコに何らかの処分を科す方針で、最悪の場合は２０１０年南アフリカ大会の出場停止もあるそうです。負けて悔しい気持ちは当然ですがこういうことをやってはいけませんね。まあワールドカップ出場ってのはこれほどまでの事なんだなあ、と感じた次第です。

  Nov 18, 2005

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• アンゴラ戦劇的勝利

  今日行なわれたサッカー国際親善試合、日本対アンゴラは１－０で日本が勝利を収めました。先発メンバーはGK川口、DFは宮本、中沢、田中の３バック、ボランチに稲本と中田英、左ウイングに三都主、右ウイングに駒野、トップ下中村、柳沢と高原の２トップがスタメンでした。経過を書いていきます。６分（日）後ろからのパスを受けた高原が胸で落とし中村がミドルシュートするもGK正面。９分（日）右サイドで角度の無いところから中村がFKでクロスを上げる。ゴール前で高原がヘディング、しかしクロスバーを叩く。１１分（日）中田英からの折り返しを受けた柳沢がゴール正面でシュート、しかしGKにセーブされる。１５分（ア）ミロイがミドルシュートするが川口がセーブ。２６分（日）左からのクロスに合わせた高原が抜け出しジャンピングシュート、しかしまたもクロスバー。３４分（日）パスを受けた高原がドリブルからシュートもGKがセーブ。３９分（日）中村のスルーパスに反応した柳沢がシュート、しかしGKが横っ飛びでセーブ。（前半終了）日本は決定機を作るも生かせず０－０で終わる。開始当初は中盤の高い位置でボールを奪うが得点には至らず。守備陣は個人能力の高いアンゴラ攻撃陣相手に中沢らが落ち着いて対処し、決定機を作らせなかった。アンゴラは高い身体能力にロングボールを交えて攻めるが決定機は作れずミドルシュートも外れ続ける。GKリカルドが好守備を見せる。後半開始、選手交代はどちらもなし。４６分（ア）アクワがPA（ペナルティエリア）手前からシュート、しかし川口横っ飛びでナイスセーブ。５８分（ア）後ろからのパスに反応した高原が飛び出しシュート、しかしGK正面。６２分（ア）選手交替、アクワに替わってロベ。６４分（日）選手交替、田中に替わって松井。６８分（ア）選手交替、マウリトに替わってフラビオ。７２分（日）松井に警告。７５分（日）駒野に警告。７７分（日）選手交替、高原に替わって大黒。　　　（ア）選手交替、メンドンサに替わってゼランカ。７９分（日）選手交替、稲本に替わって阿部。８４分（日）右サイドからのクロスをゴール前で受けた柳沢がフリーでシュートするがGKにブロックされる。８８分（ア）選手交替、エドソンに替わってサンタナ。８９分（日）中村のクロスを柳沢がゴール前に折り返し、松井がヘディングシュート、ゴール！日本土壇場で先制！そして試合終了、日本１－０で勝利！後半は細かいミスとアンゴラの高い身体能力に苦しむも途中出場の松井を中心に中盤を立て直し、終了間際にその松井が決めて勝利しました。アンゴラはシュートに正確性を欠いていたこともありますが守備陣は終始落ち着いて対処しゴールを許しませんでした。苦戦はしましたが今年最後の試合を勝利で飾ることが出来ました。果たして半年後はどのようなチームになっているでしょうか？

  Nov 16, 2005

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• 大詰め！ワールドカップ最終予選

  日本はめでたくワールドカップ出場を決めましたがそうなってくると他地区の情勢が気になります。今日は残り一試合となったヨーロッパ予選の各グループの状況を見ていきましょう。その前にヨーロッパ予選の概要をおさらいします。５１カ国を８グループに分け（３組までが７チーム、４組以降が６チーム）ホーム＆アウェーの総当りリーグ戦を行います。その中で各グループの１位チームと２位チームの中で成績上位の２チームがまず出場権を獲得します。さらに２位チームの残り６チームで３組に分かれてホーム＆アウェー戦を行い、その勝者が出場権獲得です。なお言うまでもなく開催国ドイツは予選免除、これを含めて１４ヶ国がヨーロッパの出場枠です。そして各組の順位決定方法は１勝ち点の多い順　２当該国の直接対決での　イ、勝ち点　ロ、得失点差　ハ、総得点３全試合通じての得失点差４全試合通じての総得点で決定します。では１０月８日現在の各組の今の状況を見てみましょう。なお、出場の可能性が無くなった国は省略します。（）内の数字は勝ち点、得失点差です。（☆は出場決定）（１組）１☆オランダ　（３１、＋２４）２　ルーマニア　（２５、＋１０）※日程終了３　チェコ　（２４、＋２０）ファンバステン率いるオランダが首位確定で２大会ぶりの出場決定。２位争いは全日程終了のルーマニアをチェコが１差で追っています。そのチェコの最終節の相手はアウェーのフィンランド戦（４位）。勝てば逆転で２位ですが引分だと直接対決の２戦合計が１－２で劣り敗退となります。ホームでの対戦では４－３で打ち合いを制しています。（２組）１☆ウクライナ　（２５、＋１１）２　トルコ　（２０、＋１３）最終戦アルバニア３　デンマーク　（１９、＋１１）最終戦カザフスタン４　ギリシャ　（１８、＋５）最終戦グルジアウクライナは出場決定。２位の座を３チームが争っていますが昨年欧州選手権優勝のギリシャがピンチです。仮に勝ったとしてもトルコが引分だと得失点差でほぼ絶望（直接対決は２引分）、しかもトルコが負けてもデンマークが勝てば望みは断たれます。ですから上位２チームが共倒れするのを祈るしかないですがこの相手を考えるとそうもいかず、トルコがかなり優位な状況です。（３組）１☆ポルトガル　（２７、＋２７）２　スロバキア　（２２、＋１６）３　ロシア　（２２、＋１１）英雄・フィーゴが代表復帰のポルトガルが出場決定。日韓大会の恨みを晴らせるか？２位争いの両チームが最終戦で直接対決という究極の状況に。前回対戦は１－１の引分、ですのでスロバキアは引分でOKです（得失点差で上回る）。ホームとは言えど慎重な戦いをするでしょう。逆にロシアは攻めるしかありません。（４組）１　イスラエル　（１８、＋５）※全日程終了２　スイス　（１７、＋１１）３　フランス　（１７、＋８）４　アイルランド　（１６、＋７）首位イスラエルですが全日程が終了しており、どのような状況となっても２位以内は確保することがほぼ無理であり絶望的です。そこであと３チームの争いですがややこしいです。最終戦のカードはスイスとアイルランドの直接対決、フランスはキプロスとの対戦です。だがフランスの勝利はかなり確実な情勢、そうなると一番問題なのはスイスです。スイスとフランスが共に勝ったとすると勝ち点で並び直接対決で２引分のため得失点差での争いになりますがかなり優位に立っています。しかし引分だとフランスが勝てば逆転されて２位になりプレーオフに回ることになり、さらに負けるとアイルランドにも抜かれて４位、敗退決定です。スイスとしては勝ちにいって１位を狙うか、あるいは無難に２位を取りに行くか・・・まあ勝ちにいくとは思いますが。アイルランドはフランスがまさかの引分（もしくは負け）にならない限りは１位通過できず、事実上２位でプレーオフに望みを託すしかない状況です。（５組）１☆イタリア　（２０、＋８）２　ノルウェー　（１５、＋４）このグループはイタリアの１位、ノルウェーの２位が確定しています。勝ち点では３位スロベニアがノルウェーに並ぶ可能性がありますが直接対決でノルウェーが２勝しているので及びません。イタリアは韓国での無念を晴らせるでしょうか？トッティのあれは「世紀の大誤審」と言えるでしょう。なおその試合を裁いた審判は他の試合で問題を起こして審判資格を剥奪されたそうです。（６組）１☆ポーランド　（２４、＋１９）２☆イングランド　（２２、＋１１）上位２チームの出場権が確定しています。この両チームのうちのどちらが１位になってももう一方も２位の中で成績上位２チームに入ることが確定しているからです。ドイツは「ベッカム不出場」という最悪の事態を免れました。なおイングランドは出場権を確保したにも関わらず監督更迭論が巻き起こっているようです。（７組）１　セルビア・モンテネグロ　（１９、＋１４）２　スペイン　（１７、＋１０）３　ボスニア・ヘルツェゴビナ　（１６、＋４）３チームの熾烈な争い。セルビアとボスニアが最終戦で直接対決します。セルビアは引分以上でボスニアを抑えることが出来ますがボスニアが勝つと逆転になります。スペインはここまで全敗のサンマリノが相手ですのでほぼ勝利は確実、だが順当に勝った場合でもセルビアが引分だと得失点差で不利、２位どまりの可能性が強いです（直接対決は２引分）。ですのでスペインとしてはボスニアに勝って欲しいところでしょう。（８組）１☆クロアチア　（２３、＋１６）２　スウェーデン　（２１、＋２４）クロアチアは例え最終節でスウェーデンに逆転されても２位チームの中で２位以内に入ることが確定しており出場権獲得しています。ですから最終戦にわざと負けてスウェーデンに１位を譲る、という手もありますがそれがバレたら出場権剥奪なんてことになりかねないしチーム内の競争もあるんだからまさかそんなことはしないでしょう。万が一に備えてFIFAの視察も入るはずです。以上が各グループの状況です。質問があれば筆者までお願いします。

  Oct 10, 2005

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• 攻撃の収穫、守備の課題

  日本代表は今日宮城でホンジュラスと対戦し、５－４で逆転勝ちを収めました。先発メンバーはGK楢崎、DFは左が三都主、右が加地、中央に宮本と中沢。MFは中田浩、稲本の両ボランチに左サイドが中村、右サイドには中田英。FWは柳沢と高原の２トップと中盤から前線にかけては全て「欧州組」となりました。試合経過を振り返ってみます。１分（日）右サイドのFKを中村が蹴りクロスを上げるもGKがキャッチ。５分（ホ）ゲレロがペナルティエリア（以下PA）手前からグラウンダのシュートを放つも楢崎の正面。８分（ホ）マルティネスが右サイドでスルーパスに反応。三都主を振り切りゴール前へマイナスのパス。これを受けたベラスケスが決めホンジュラス先制。１３分（ホ）左サイドを上がったベリオスがシュートするも楢崎がキャッチ。２１分（日）PA手前やや遠めの位置でのFKを中村が蹴りそれは弾かれるがこぼれ球を拾った加地がクロス。更のこぼれたところを柳沢が高原とのワンツーでシュートに持ち込むも威力が無かった。（２３分、三都主に警告。）２４分（ホ）中盤でボールをカットしたガルシアがドリブル突破。右のベラスケスに預けベラスケスはクロス。しかし楢崎がキャッチ。２６分（ホ）ガルシアがスルーパスを出し右サイドを突いたベラスケスが決め追加点。０－２とされる。３２分（日）中田英からのパスを受けた稲本がグラウンダーのシュート。DFがそれをクリアしきれずこぼれたところを高原が滑り込みながら左足で決め１点差！高原は昨年３月の一次予選、シンガポール戦以来の代表ゴール。３４分（日）中村が左サイドやや遠めからアウトサイド気味に変化したシュートを放つもGKに捕られる。４４分（ホ）中田英の不用意なパスをカットして右に展開、ボールを受けたマルティネスが決めて１－３。日本に重い１点となってしまう。前半はホンジュラスの高い身体能力に押され、右サイドを突破されて３点を取られてしまう。攻撃面では不慣れな４バックが悪影響を及ぼしたのか加地と三都主がいま一つ効果的に上がれない。後半開始、共にメンバー交代は無し。この試合は６人まで替えられる。４７分（日）中村の左サイドからのFKを柳沢がヘッドで合わせゴール！再び１点差！５０分（ホ）長い縦パスに反応したマルティネスが左サイドを突破して中央に折り返しベラスケスが合わせてハットトリックとなる。またもサイドを破られて２点差とされる。５４分（日）中村のFKを受けた宮本がPA内で倒されPKのチャンス。これを中村が決めて三度１点差！（６３分、稲本に替わって小笠原。）７０分（日）小笠原からのパスを受けた柳沢がドリブルシュートを決め遂に同点！（７０分、柳沢に替わって玉田。）７８分（日）三都主からのマイナスの折り返しを受けた小笠原がゴール右隅に叩き込み５－４と逆転！（７９分、高原に替えて大黒。８６分、中村に替えて田中。）８９分（ロスタイム）（ホ）PA手前からのFKはクロスバーを越えた。ここでタイムアップ、試合終了。日本、５－４で逆転勝利！日本代表の５－４という試合は初めて見ました。良く言えば２点ビハインドを逆転する強い精神力と決定力を見せ、悪く言えば大味な試合をしてしまいました。収穫は何と言っても決定力不足を指摘されていたFWが３点を取ったこと。後半は足の止まったホンジュラス守備陣を完全に崩しました。課題はサイドを突破され続けたこと、ゴール前で簡単にフリーでプレーさせ過ぎたこと。特にカウンターへの対応がコンフェデ杯のメキシコ戦から修正されていなかった印象を受けました。ともかく初めてジーコ・ジャパンは中南米のチームに勝ちました。リードされても諦めないチームであることを印象づけることが出来たのもまた収穫の一つであったと思います。苦手とするカウンターアタックへの対応をこれからの期間でしっかり修正してドイツでサプライズを起こして欲しいものです。

  Sep 7, 2005

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• 迷走する「アジアの虎」

  日韓共催の０２年ワールドカップにおいてアジア勢過去最高成績のベスト４入りを果たし世界のサッカー地図に「アジア」を書き加えた「アジアの虎」韓国。しかし来年にドイツを控えた今、混迷を極めています。ドイツ大会の出場権を確保したにも関わらず、ボンフレーレ監督が辞任したのです。先の日韓大会終了と同時にヒディンク監督は円満退任。その後任としてポルトガル人のコエリョが新監督に就任しました。だが去年の一次予選の二戦目、格下のモルディブ戦（アウェー）で引き分けたことにより解任されてしまいます。その後韓国人の暫定監督を挟み、昨年６月からボンフレーレが監督となったのですが彼も勝てば一次突破が決まるレバノン戦で引き分けてしまうなど苦難の道のり。最終戦にモルディブに２－０で勝ち突破はしたもののボンフレーレに対する評価は低いものでした。現在の韓国はいい試合をしたと思ったら次は必ずと言ってよいほどお粗末な内容のゲームをしてしまうのです。最終予選でもそれは変わらず、初戦のクウェート戦（H）では２－０で快勝したものの２戦目のサウジアラビア戦（A）では０－２の完敗。３戦目のウズベキスタン戦（H）に２－１で勝てばその次のアウェー戦で１－１の引分。続くクウェートは４－０で圧倒しドイツ出場決定も先の東アジア選手権では２引分の後日本戦で終了間際に中沢に決められよもやの最下位。そして消化試合となったホームのサウジ戦で０－１で返り討ちに遭いサポーターの怒りは爆発。選手と監督にブーイングを浴びせ、翌日の新聞はボンフレーレを「もうお前は信用できない」と「お前」呼ばわりで非難。この段階では協会も監督更迭には慎重な姿勢だったものの一週間後にはボンフレーレが辞意を申し出てそれを了承。形式上は自分から身を引いたものであっても実質上はネットで９０％以上の人が解任を求めるという世論の声に協会が圧殺される形での解任でした。実に日韓大会後２度目の監督交代劇という異常事態に陥ったのです。FIFAはこれを「この事態は毒の入った杯だ。それを飲むのが監督だ」と皮肉交じりに表現しました。なぜドイツ行きを決めたにも関わらずサポーターは解任を求めたのかと言えばそれはファンの中に前回ベスト４の思い出を断ち切ることが出来ないということがあるからです。前回の再現を当然ドイツでも渇望するサポーターにしてみれば予選突破程度では最早満足が出来ないのです。ボンフレーレはサウジ戦で敗れた後「サポーターは出場権を勝ち取ったという事実を忘れているようだ」と怒りのコメントをしていました。言ってみれば過去の思い出を引きずっており、それが度重なる監督交代になっているのです。さてまさに火中の栗を拾いにいくことになろう後任監督は外国人を招聘するのか韓国人を使うのかもまだ決まっていないのですが何とある新聞が現在オーストラリアの監督をしているヒディンクを仮にオーストラリアが出場権を逸した場合呼び戻す考えがあるとも報じました。このことから見てもいかに韓国が前回ベスト４の思い出から脱却できずにいるかが浮かび上がってきます。こんな歌があります。「思い出はいつも甘い逃げ場所　だけど断ち切れ明日を生きるため」アジアの虎はまだこの「甘い逃げ場所」から脱却できずにいます。最早この状況では彼らに「祝福の時が来る」ことは無いでしょう。「ヒディンク　君さえいれば」

  Sep 1, 2005

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• 予選終了、日本B組１位

  今更ながら一昨日の２００６ワールドカップドイツ大会アジア最終予選、日本対イランの試合です。日本は立ち上がりからボールを支配しイランゴールに迫ります。守る方では相手エースのダエイを守備に忙殺させて本来の仕事をさせません。そして２８分。玉田が左をドリブルで突破して中央にパス。大黒が相手DFを引きつけてフリーの加地が決めて日本先制！加地は嬉しい代表初ゴールとなりました。後半になっても日本ペースは変わらず、７６分に三都主の入れたコーナーキックを大黒が押し込み２点目。だが３分後に中沢がダエイを倒しPKを与えてしまうとこれを決められ２－１。それでもその後はチャンスを与えずタイムアップ。日本が３月にアウェーで敗れた借りを返しました。これにより日本は５勝１敗、勝ち点１５となり１３のイランを上回ってB組１位で予選を終えました。アジアB組最終結果１位　日本　　勝ち点１５　得失点差＋５２位　イラン　　　　１３　　　　　＋４３位　バーレーン　　　４　　　　　－３４位　北朝鮮　　　　　３　　　　　－６同A組最終結果１位　サウジアラビア　勝ち点１４　得失点差＋９２位　韓国　　　　　　　　　１０　　　　　＋４３位　ウズベキスタン　　　　　５　　　　　－４４位　クウェート　　　　　　　４　　　　　－９（各組２位までが出場決定。３位のバーレーンとウズベキスタンはホーム＆アウェーのプレーオフを行い、その勝者がさらに北中米カリブ海予選の４位のチームとホーム＆アウェーのプレーオフを戦ってその勝者が出場権獲得。４位の北朝鮮とクウェートは敗退決定）ワールドカップまであと２９４日！頑張れ日本！

  Aug 19, 2005

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• 世界一割りに合わない仕事

  サッカーの代表監督ほど割りに合わない仕事はない、という話を聞いたことがあります。そりゃあそうでしょうねえ。負ければ国中の非難を浴び、勝てば勝ったで何か難癖をつけられる。それでいて老後の保障をサッカー協会がしてくれる訳でなし。ジーコの気苦労は絶えません。それでも監督を引き受けるということは本当にサッカーが好きなんですね。掛け値なしで自分が選手時代の晩年を過ごした日本サッカーに貢献したい。そう思ってこの日本代表監督をしているのでしょう。そんなジーコジャパンを応援したいと改めて思います。まあ監督がジーコでなくても応援してますが、でもこのチームの監督はジーコです。自分としては今更更迭するのは反対です、勝ったから言うのではなくてずっと前からの主張です。理由は簡単、今監督を変えればやるサッカーが変わるのですからドイツまであと１年という段階でその新任監督のサッカーを熟成させるのは不可能であると思うからです。確かにジーコのメンバーの選び方はいろいろ疑問に思うこともあります。Jリーグの試合見てるのか？と思わせることが多いです。でもどんな監督にだって悪いところはありますよ。完璧な人間などいません。ジーコはいろんな批判に耐えながら監督してるんです、我々だって少々の事は我慢したっていいじゃないか、と思ってドイツまでを見守りたいと思います。

  Jun 13, 2005

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• 日本代表（「全日本」）ワールドカップ全成績

  ドイツワールドカップ出場を決めた日本。今日は特別企画と銘打ってこれまでのワールドカップ予選＆本戦の全試合結果を記載することにします。なお、これを作成するにあたって「日刊スポーツ２００４Jリーグプレイヤーズカラー名鑑」及び「２００２年６月１０日付日刊スポーツ」を参考に致しました。（勝ちは○、引分は△、負けは×で表現。（）内は開催地名。氏名は得点者名。相手選手の得点者名は筆者の調査力不足および文字数の都合上省略します。）54年スイス大会予選（竹腰重丸監督）54/3/7　 ×１－５韓国（東京）長沼健　 3/14　△２－２韓国（東京）岩谷俊夫、加納孝58年スウェーデン大会予選・・・不参加62年チリ大会予選（高橋英辰監督）60/11/6　×１－２韓国（ソウル）佐々木康治61/6/11　×０－２韓国（東京）66年イングランド大会予選・・・不参加70年メキシコ大会予選（長沼健監督）69/10/10 ×１－３オーストラリア（ソウル）渡辺由一 10/12 △２－２韓国（ソウル）宮本輝紀、桑原楽之 10/16 △１－１オーストラリア（ソウル）宮本輝紀 10/18 ×０－２韓国（ソウル）74年西ドイツ大会予選（長沼健監督）73/5/16 ×１－２イスラエル（ソウル）平沢周策 5/20 ○４－０南ベトナム（ソウル）森孝慈、釜本邦茂２、OG 5/22 ×０－１香港（ソウル）　 5/26 ×０－１イスラエル【延長】（ソウル）78年アルゼンチン大会予選（二宮寛監督）77/3/6 ×０－２イスラエル（テルアビブ） 3/10 ×０－２イスラエル（テルアビブ） 3/26 △０－０韓国（東京）　 4/3 ×０－１韓国（ソウル）82年スペイン大会予選（川淵三郎監督）80/12/22 ○１－０シンガポール（香港）木村武夫 12/26 ×０－１中国（香港）　 12/28 ○３－０マカオ（香港）前田秀樹、長谷川治久、木村武夫　 12/30 ×０－１北朝鮮（香港）86年メキシコ大会予選（森孝慈監督）85/2/23　 ○３－１シンガポール（シンガポール）木村和司、柱谷幸一、原博実 3/21　 ○１－０北朝鮮（東京）原博実　 4/30　 △０－０北朝鮮（平壌）　 5/18　 ○５－０シンガポール（東京）西村昭宏２、木村和司、原博実、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水沼貴史 8/11　 ○３－０香港（神戸）木村和司、水沼貴史、原博実 9/22 ○２－１香港（香港）木村和司、原博実 10/26　×１－２韓国（東京）木村和司 11/3　 ×０－１韓国（ソウル）90年イタリア大会（横山謙三監督）89/5/22　 △０－０香港（香港） 5/28　 △０－０インドネシア（ジャカルタ）　 6/4　　○２－１北朝鮮（東京）水沼貴史、OG 6/11　 ○５－０インドネシア（東京）堀池巧、信藤克義、前田治、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長谷川健太、黒崎久志 6/18　 △０－０香港（神戸）　 6/25 ×０－２北朝鮮（平壌）94年アメリカ大会（ハンス・オフト監督）93/4/8 ○１－０タイ（神戸）三浦和良 4/11　 ○８－０バングラデシュ（東京）三浦和良４、高木琢也２、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福田正博２　 　4/15　 ○５－０スリランカ（東京）三浦和良２、高木琢也２、柱谷哲二　 4/18　 ○２－０UAE（東京）高木琢也、柱谷哲二 4/28　 ○１－０タイ（ドバイ）堀池巧 4/30　 ○４－１バングラデシュ（ドバイ）三浦和良、高木琢也、福田正博、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田光範 5/5 ○６－０スリランカ（ドバイ）井原正巳２、ラモス瑠偉、高木琢也、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三浦和良、中山雅史 5/7 △０－０UAE（アルアイン） 10/15　△０－０サウジアラビア（ドーハ） 10/18　×１－２イラン（ドーハ）中山雅史 10/21　○３－０北朝鮮（ドーハ）三浦和良２、中山雅史 10/25　○１－０韓国（ドーハ）三浦和良 10/28　○２－２イラク（ドーハ）三浦和良、中山雅史98年フランス大会予選（10/4まで加茂周監督、以降岡田武史監督）97/3/23　 ○１－０オマーン（マスカット）小村徳男 3/25　 ○10－０マカオ（マスカット）相馬直樹、名波浩、森島寛晃３、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高木琢也２、三浦和良２　 3/27　 ○６－０ネパール（マスカット）小村徳男、本田泰人、高木琢也３、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　城彰二 6/22　 ○10－０マカオ（東京）名波浩、中田英寿２、三浦和良６、西沢明訓　 6/25　 ○３－０ネパール（東京）三浦和良２、西沢明訓　 6/28　 △１－１オマーン（東京）中田英寿　 9/7　　○６－３ウズベキスタン（東京）三浦和良４、中田英寿、城彰二 9/19　 △０－０UAE（アブダビ） 9/28　 ×１－２韓国（東京）山口素弘 10/4 △１－１カザフスタン（アルマトイ）秋田豊　　 10/11　△１－１ウズベキスタン（タシケント）呂比須ワグナー 10/26　△１－１UAE（東京）呂比須ワグナー 11/1　 ○２－０韓国（ソウル）名波浩、呂比須ワグナー　 11/8　 ○５－１カザフスタン（東京）秋田豊、中田英寿、中山雅史、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　井原正巳、高木琢也　 11/16　○３－２イラン【延長】（ジョホールバル）中山雅史、城彰二、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡野雅行98年フランス大会（岡田武史監督）98/6/14 ×０－１アルゼンチン（トゥールーズ） 6/20　 ×０－１クロアチア（ナント）　 6/26　 ×１－２ジャマイカ（リヨン）中山雅史02年日韓大会（フィリップ・トルシエ監督）02/6/4 △２－２ベルギー（埼玉）鈴木隆行、稲本潤一 6/9　　○１－０ロシア（横浜）稲本潤一 6/14　 ○２－０チュニジア（大阪）森島寛晃、中田英寿　 6/18　 ×０－１トルコ（宮城）06ドイツ大会予選（ジーコ監督）04/2/18　 ○１－０オマーン（埼玉）久保竜彦 3/31　 ○２－１シンガポール（シンガポール）高原直泰、藤田俊哉 6/9　　○７－０インド（埼玉）久保竜彦、福西崇史、中村俊輔、鈴木隆行、　　　　　　　　　　　　　　　　中澤祐二２、小笠原満男　　 9/8　　○４－０インド（インド）鈴木隆行、小野伸二、福西崇史、宮本恒靖 10/13　○１－０オマーン（マスカット）鈴木隆行 11/17　○１－０シンガポール（埼玉）玉田圭司05/2/9　　○２－１北朝鮮（埼玉）小笠原満男、大黒将志 3/25　 ×１－２イラン（テヘラン）福西崇史　 3/30　 ○１－０バーレーン（埼玉）OG 6/3　　○１－０バーレーン（マナーマ）小笠原満男 6/8 ○２－０北朝鮮（バンコク）柳沢敦、大黒将志（注意）OGはオウンゴール（93年までは「自殺点」）。全ての国名、地名、人名は当時のもの。イスラエルはその後アジア連盟を脱退、現在はヨーロッパ連盟。97年のイラン戦は延長Vゴール勝ち。02年は開催国として予選免除。書いてて疲れましたｗこれは日本サッカーの進化の歴史そのものですね。かつては予選で勝つことすらできなかったのが、８０年代に入って本戦に近づいていき、９８年初出場、そして今回は予選で１１戦１０勝という成績を残しています。監督名や得点者名も懐かしい名前がありますね。川淵キャプテンや釜本副会長、浦和GMの森孝慈氏、原博実（F東京監督）などなど・・・しかしカズは格下相手とはいえ点を取りまくってますねえ。全盛期の彼が日本サッカー史上に残る力を持っていたことがわかります。こんなこと言ってはいけないかも知れないが今の代表に全盛期のカズがいればどうなっているんでしょうか？

  Jun 10, 2005

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• アジアの強豪から世界へ！

  結果から！日本は北朝鮮に２－０で勝ち、ワールドカップ出場を決めました！俺PPV行ってきましたよ！無観客試合という異様な雰囲気の中、日本イレブンは実に頼もしく見えました。前半はなかなかチャンスを迎えても点にはならず「またか・・・」という落胆というか諦めの雰囲気に。逆にフリーでヘディングされるなどヒヤリの場面も。しかし後半大黒の投入で日産スタジアムの雰囲気は一変！事実後半になって柳沢が惜しいシュートを放つなど点の入る予感！そして７７分、稲本のクロスを北朝鮮のDFが不完全なクリア、そこに走りこんできたのは柳沢！その瞬間、誰彼かまわず抱き合う状態に。まさしく２月の大黒の決勝点の時の状況でした。その後フリーでボレーシュートされる場面もあったが川口が好セーブ、DF陣も集中を切らさず守り抜きます。そして８８分、DFラインの裏に抜けた大黒が勝負を決定づける２点目！またまた狂乱状態に。北朝鮮は５連敗で最下位決定。キム・ヨンスが田中を蹴飛ばして退場になり「恥の上塗り」。結局彼らは「張子の虎」だったのでしょうか？日本はワールドカップ出場を決めました。試合後ある人が誰ともなくハイタッチを要求、それに俺が応えました。「今度はドイツで！」と彼と約束を交わし？ました。誰かドイツに行くお金頂戴。これからは世界の強豪に対してどう戦っていくかが課題となります。次のイランとの最終戦はホームということもあり「内容」も求められる試合といえそうです。この試合のハーフタイムに０－０だったバーレーン戦（３月）同様「笑顔の連鎖」と「惑星のランデブー」を聞いたのですがそれがよかったのかな？

  Jun 8, 2005

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• 「天国と地獄」

  昨日のバーレーン戦、勝利を喜ぶ日本イレブンの脇でバーレーンのある選手がピッチに崩れ号泣していました。これが言われるところの「ワールドカップ予選の天国と地獄」なのだと感じました。勝者の「光」と敗者の「陰」・・・かつて日本もこの「陰」の部分を味わっただけにこの時のバーレーン選手の気持ちは痛いほどわかると思います。勝てば天国、負ければ地獄。さあ、水曜日「楽園」に行こうではないか！（だが、その楽園すらやがて戦場となるワケで、地獄へと落とされるのかも知れない・・・）さて、バーレーンは主要産業を石油としてきた国でしたが何でも最近その石油が採れなくなってきたという話です。そこで「観光」を新たな産業とすべく、ワールドカップに出場して全世界にバーレーンの名を広め、旅行に来てもらおうとしているようです。（そんな事情があるだけに前出の選手は泣いたのかも知れません）また、日本チーム及びサポーターは非常に手厚い歓迎を受けたそうです。これは勿論人道上当然のことかも知れませんが日本に対してバーレーンという国のいい部分を見せようという意図もあるのかも知れません。確かに見る限りではバーレーンの日本に対する応対は非常に好感の持てるものであったようです。去年アジアカップを開催した某国とは天と地の差、いや人間とサルの差です。バーレーンという国はそのアジアカップ、その前のオリンピック予選、そして今回の最終予選で一躍日本人に馴染みのある名前となりました。これを機に両国の交流が深まればワールドカップはまさにその役目を果たすことになる、といえるでしょう。

  Jun 5, 2005

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• ８日のPPVに行って参ります

  昨日のバーレーン戦に１－０で勝利しドイツに王手をかけました！バーレーンの動きが明らかに悪かったですね、コンディション作りの失敗ということでしょうか。去年のアジアカップや３月のホームでの対戦の時とはまるで別のチームのようでした。１－０でも点を取られる雰囲気はまったく感じられなかったです、スコアは１－０でも完勝といえます。ただやはり欲を言えば後半もう一点欲しかった・・・柳沢がGKをかわした場面ではそのままシュートでよかったのではないかと思いました。８日の北朝鮮戦はヒデ、俊輔、三都主が出られないがこれは北朝鮮にとって決定的な追い風にはなり得ないと思っています、心配はしてません。稲本や中田浩二もいるし三都主の替わりは三浦で充分すぎるほどです。（むしろ三都主は昨日パスミスしたり変なクロス上げたりして明らかにいま一つの感じでした。出場停止でなくても三浦に替えた方がいいとさえ感じます。あのイエロー食らったのもキレが無かった故に倒れてしまったのではないか？）ここでドイツ出場決定の条件をおさらいしましょう。日本はこれで３勝１敗で勝ち点９、２位をキープです。次の北朝鮮戦に敗れ、かつバーレーンがイランに勝った場合のみ最終節にもつれこみ、これ以外のパターンは全て日本の３大会連続３度目のワールドカップ出場が決定します。日本は引分以上でOKというワケです。さて、この北朝鮮戦はPPVが国立、埼玉、大阪、そして横浜で行なわれます。横浜の日産スタジアムに行ってきます（うちから自転車で１５分）。そしてこの目でW杯出場決定の瞬間を見届けたいと思います。皆で観客のいないバンコクに声援を送ろうではありませんか！多分PPVのチケットまだ売ってますので是非皆さん４箇所のお近くにお住まいで時間のある方は行きましょう！

  Jun 4, 2005

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• 順位決定方法及びこの２戦でどうなるかおさらい

  今日サッカー日本代表はアウェーでのバーレーン戦を迎えます！前日に小野の負傷離脱という不運はあったもののこれまでジーコジャパンはそんな逆境も跳ね返して勝ってきたのでそれを信じたいと思います！そして８日の水曜はバンコクで北朝鮮戦が行なわれます！この２連戦でワールドカップ出場の可否がきまる「運命の２連戦」なのです！さて、あまりサッカーを普段からよくご覧になっていない方々はどういう風に順位が決まるのか、どうすればワールドカップに出場できるかおわかりでない方もおられるかも知れません。またサッカー好きの方も「この２戦でどうなれば出場が決まるんだっけ？」と感じている方もいるかも知れません、そので僭越ながら小生が順位の決定方法とこの２試合でどうすれば出場が決まるのかご説明致します。さて、３試合を終えた今のアジアB組の順位をおさらいしておきましょう。１位　イラン　　　勝ち点７　得失点差＋３２位　日本　　　　勝ち点６　得失点差＋１３位　バーレーン　勝ち点４　得失点差＋０４位　北朝鮮　　　勝ち点０　得失点差－４先に「勝ち点」「得失点差」の計算方法を説明します。勝ち点は試合に勝つと３点、引き分けだと１点、負けると０点が与えられます。日本は現在２勝１敗ですから３点×２試合＋０点×１試合で６点です。バーレーンは１勝１引分１敗で３点×１試合＋１点×１試合＋０点×１試合で４点です。得失点差は得点から失点を引いた数値のことです。得点が多ければプラス、失点が多ければマイナス、となります。プラスは大きいほど数値としては良くなり、マイナスは逆に小さいほど良い数値、となります。日本は現在得点は４点、失点は２点で４－２＝２で「プラス２」。バーレーンは得点３点、失点も３点で３－３＝０で「プラマイ０」。北朝鮮は得点２点、失点５点で２－５＝－３で「マイナス３」、となります。さて日本は現在第二位、出場圏内です。このアジア最終予選は８チームを２つのグループにわけて１チーム６試合（１チームあたり２試合、２試合×３チームで計６試合）予選を行い、両方のグループからそれぞれ上位２チーム、計４チームにまず出場権が与えられます。そして両組３位のチーム同士が５位決定戦（正式な呼び方ではありませんが便宜上ここではこういう言い方をすることにします）を２試合行い、その勝者が北中米・カリブ海予選の４位のチームとやはり２試合のプレーオフを行い、その勝者が出場権獲得となります。そして両グループの最下位と５位決定戦の敗者はその時点で出場が出来なくなる、というワケです。ではそうすれば順位が決定されるのか。簡単に書くと（１）、全試合通じての勝ち点が多い国（２）、（１）が同じなら当該国同士の対戦成績の（イ、勝ち点　ロ、得失点差　　　　ハ、総得点）が上回っている国（３）（２）で決まらなければ全試合通しての得失点差が良い方（４）（３）でも決まらなければ全試合通しての総得点が多い方によって決められます。（１）の例・・・全試合通じてAが勝ち点１２、Bが勝ち点１０ならAが上位。（２ーイ）の例・・・勝ち点が同じCとDの直接対決の成績がCの１勝１分けならCは勝ち点が４、Dは１でCが上位。（２－ロ）の例・・・全試合の勝ち点が同じで直接対決は１勝１敗で勝ち点３ずつのEとFでEが２－０、Fが１－０で勝ったとしたらEが２－１で得失点差プラス１、Fはマイナス１でEが上位。（２－ハ）の例・・・上記（ロ）まで互角のG.H.Iがありこの３チーム間の対戦での総得点がGが７点、Hが５点、Iが４点ならGが１位、Hが２位、Iが３位となる。（３）の例・・・（２－ハ）まで同じJとKの全試合通じての得失点差がJがプラス４、Kがプラス２ならJが上位。（４）の例・・・（３）まで同じのLとMの全試合通じての総得点がLが１０点、Mが７点ならLが上位。このようにして順位が決められ、２位までが出場権獲得となります。これを踏まえた上で、日本がこの２戦でどうすれば出場が決まるのかの説明に移ります。（勝ちは○、引分は△、負けは×で表現します。）（１）二試合とも○　　　バーレーンに○＆北朝鮮に△の場合　　　「他の国の結果に関わらず、出場決定です。」（２）バーレーンに○＆北朝鮮に×の場合　　　バーレーンに△＆北朝鮮に○の場合　　　「８日にバーレーンが△か×の場合に出場決定です。」　　　（○だと８月に行なわれるイランとの最終戦に持ち越しです）（３）二試合とも△の場合　　　「８日にバーレーンが×の場合だけ出場決定です。」　　　（この場合は（２）と違い、△では最終戦に持ち越しになります）（４）バーレーンに×、北朝鮮に△など上記１～３のどれにもあてはまらない　　　場合　　　「８月に行なわれる最終戦に持ち越しです。」以上で説明を終わります。解かりにくい文章だったらお許し下さい、鬼神道の表現力の拙さです。上でも書いた通り、今日のバーレーン戦に勝てばドイツにぐっと近づくことになります。勝利を祈って日本から応援しましょう！最後にこのHP恒例？のこのフレーズを。「Go Happy, Go Happy, Go Happy so let's jump! 」

  Jun 3, 2005

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• マリノス負けた・・・！？

  サッカーについて２つほど。マリノスがアジアCL敗退というショッキングなニュースを知ったのは昨日の東京ドームの帰り道。読売新聞にこの１月半で１２試合を戦ってきたマリノスと直前の国内リーグ戦を順延させた山東の差が出たと書いてありましたが全くその通りだと思います。代表レベルではアジア最強の日本がクラブ同士の試合になると突然負けるというのはその辺なんでしょう。JFAの責任と言っていいと思います。この試合も那須とドゥトラが怪我と体調不良で出てなかったみたいですし。日本での世界選手権が盛り上がらないと次は外国に持ってかれる！浦和がレアルのフィーゴ獲得に乗り出すとのこと。金持ってますねえ。でも彼の移籍金はバルサからレアルに移った時の２０分の１までに落ち込んだとのこと。本人にとってはプライドが傷つくかもしれません。しかしここ数年Jリーグに大物外人は来ませんね。Jの創成期は盛りを過ぎた世界的スターが次々高年俸で入団して外国から「年金リーグ」なんて揶揄されたこともありましたがそれだけJのレベルが上がったということでしょうか。

  May 12, 2005

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• 政球分離！

  ワールドカップ予選の北朝鮮戦がタイのバンコクで行なわれることになったのは今更自分が書くことも無いでしょうがこれについて何か韓国の議員百名余りが何か口出しをしてきました。この試合を「韓国でやれ」と言い出したのです。何でも「北朝鮮の先日の観客の暴徒化に弁明の余地はない、だがこの処分は過酷すぎる、少なくとも無観客試合とすべきではない」とのこと。その上で「第三国として韓国を指定することで北朝鮮と日本のサッカー競技が平和と和合の基盤となる契機となる」といってこの試合の韓国での開催を求めたのです。あのさあ・・・もうスポーツに政治的な意図を持たせるのいい加減やめないか？そもそも何で日本と北朝鮮の問題に韓国が絡んでくるの？内政干渉もいい所ですよ！しかも日朝関係の改善にこの試合が役立つかどうかも怪しいもんだ。二月の試合の後の両国の関係を見てみればそれは解かるものでしょう。韓国議員たちが本当は何を目的としているかはもう説明する必要はありませんが一応書きましょう。「国民に北朝鮮を応援させることで再び反日感情を煽る」これしかないですよ。スポーツを政治の道具に使おうとするなんて政治家としてやっていいことじゃないですね。一番悪いケースですよ。まあもっともこの訴えをFIFAが聞き入れることは絶対ないですがそういうことが問題なのではありません。再度書きますがスポーツを政治の道具としようとすることが問題なのです。

  May 10, 2005

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• ノーピープルマッチ！

  国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は２９日、６月８日に平壌の金日成スタジアムで行われる予定だったワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選第５節の北朝鮮―日本戦について、第三国で、観客を入れずに開催することなどを、公式ホームページで発表した。　場所は未定。スイス・チューリヒのＦＩＦＡ本部で開かれたＦＩＦＡ規律委員会で決定した。　３月３０日に金日成スタジアムで行われた最終予選第３節のイラン戦で、主審の判定を不服とした北朝鮮の選手が主審に暴力をふるって退場になったほか、観客が物をピッチ内に投げ込んだり、２―０で勝ったイランの選手団のバスを取り囲んだりしたことに対する懲罰的な措置。アジアの試合でこうした処分が出されるのは極めて異例だ。　北朝鮮サッカー協会に対して、２万スイスフラン（１８０万円）の罰金も科せられた。　日本戦については当初、同スタジアムで通常通り、観客を入れて行うことも検討されていた。日本にとっては、１０万人を収容するといわれる同スタジアムでの熱狂的な応援がなくなる点では、有利な決定となった。ただ、北朝鮮側が受け入れを示していた日本サポーター約３０００人の入場も不可能となる。　また、３月２５日にテヘランで行われたイラン―日本戦でも観客がトラブルを起こしていたため、ＦＩＦＡはイラン協会にも＜１＞イラン―北朝鮮戦（６月３日）で５万人しか観客を入れさせない＜２＞罰金３万スイスフラン（２７０万円）――の処分を下した。（読売新聞ニュースより）日本としてはこれが最高の決定だと思います。あの異様な雰囲気の中での試合で日本が実力を発揮できない・・・なんてことは絶対無いですが人工芝での試合を免れるというのが幸運だと思います。第一日本選手団の安全が確保できません。ホントあの国は何をやらかすか解かりませんから・・・さてここで一つ個人的なリクエストがあるのですが、この試合はカタールのドーハでやって欲しいですね。えっ、ドーハの悲劇の縁起でもない場所でやってくれなんて何素っ頓狂なこと言ってるんだって？そう、ここであの悲劇が起きたのです、あれから１２年、この地でワールドカップ出場を決めることで初めて日本はあの悲劇を乗り越えることが出来る、と思うからです。是非！ドーハで北朝鮮戦をやって欲しい！「君の手で　切り裂いて　遠い日の記憶を　悲しみの息の根を止めてくれよ」歌を引用するとこんな感じでしょうか。とにかく！日本に風が吹いていると言っていい！この風に乗って！行こうぜドイツ！

  Apr 30, 2005

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