世界最終戦争
暦は11月となり、今年もあと2ヶ月を切りました。早いものです。さて、今回は急遽「ハロウィン」の投稿をしてしまったため、延期した「世界最終戦争=ハルマゲドン」についてです。
世界最終戦争=ハルマゲドンは、ある日突然、起きるのではなくイエス=キリストが語ったとされる、いくつかの
前兆
が現実化すると起きてしまうというもので、逆に考えれば、現実化しなければ起きないことも有り得るということです。
ただし、一神教の神という存在が、破滅未来と判っていながら
「あらかじめ忠告し、悔いを改めず繰り返し悪行を積み重ねた全人類種に対して、全滅させる」
ために、正々堂々と予告したものだと私は考えます。
誤解を招かれないようにするため、私、喜四郎は、終末思想の持ち主や、一神教の信奉者ではありません。過去の歴史や神話を先入観なく考察すると、意外な可能性を発見したので、公開します。
では本題です。キリストの12弟子の1人にマルコと呼ばれた使徒がいます。新約聖書の「マルコの福音書」の著者とされています。そこに、
世界最終戦争の前兆
が記されてます。使徒マルコがイエスに対して終末を尋ねる問答があります。
「お話ください。いつ、そういうことが起こるのでしょう。また、それがみな実現するようなときには、どんな前兆があるのでしょう。」
(マルコ13章4節)
そこで、イエスは彼らに話し始められた。「人に惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名のる者が大ぜい現われ、『私こそそれだ。』と言って、多くの人を惑わすでしょう。
(マルコ13章5節)
偽キリストの出現を挙げてます。
偽キリスト誕生例1
カルト教「神の十戒の復活を求める運動」
1932年、ウガンダで生まれた「ジョセフ・キブ・ウェテレ」は、敬虔なローマカトリック教会の信者で、神父をしていたが、
1984年、自宅にある電話やテレビを通して聖母マリアと直接交信できるようになったと発言するようになり、ローマカトリック教会から破門になった。そこで、カルト宗教「神の十戒の復活を求める運動」を立ち上げる。
1999年、「この世の終わりが来る」と説くも外れ、「マリアからXデーを延ばすという啓示を受けている」と主張するも、信者の集団殺害を開始し、推定500人近くを殺害したとされる。
偽キリスト誕生例2
カルト教「人民寺院集団自殺事件」
1931年、米国で生まれた「ジム・ウォーレン・ジョーンズ」は、8歳で聖書を暗唱し、26歳で自らが代表となる教会「人民寺院」を設立する。人種差別撤廃を唱え、信者を獲得し、最終的には南米ガイアナへ信者を連れて本拠地を移転、黒人信者を奴隷化する一方、白人幹部のみが酒池肉林にふけり、毎夜集会を開いては「終末思想」を実現すべく集団自殺の模擬演習を行っていた。事実を視察しに来た米国ライアン議員を殺害し、信者と集団自殺を図った。その数、915名にも及んだ。
偽キリスト誕生例3
オウム真理教が引き起こした一連のテロは、代表の麻原彰晃が自らを「キリスト」と宣言、教団が武装化の道を辿った。
キリスト誕生例4
「摂理(韓国カルト教)女性信者暴行事件」
1945年、韓国で生まれた鄭 明晰(チョン ミンソク)は、自らを『イエスの再臨』であることを唱え、韓国を中心に布教活動を始めた。最盛期は韓国、台湾、香港、中国、日本、マレーシア各国に信者を獲得し15万人いたと言われ、男性幹部に女性信者のリストを作らせ、そこから指名し教団施設の自室に呼び出し「浄化」と称して性的暴行を繰り返し続けた。
自称「イエス・キリスト」が起こす、カルト事件は枚挙を厭わないので、これ位にしますが、使徒マルコとキリストが交わした問答の1つは、既に実現しました。続いて、次の問答を解説します。キリストが使徒マルコに対して
「また、戦争のことや戦争のうわさを聞いても、あわててはいけません。それは必ず起こることです。しかし、終わりが来たのではありません。」
(マルコ13章7節)
「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、ききんも起こるはずだからです。これらのことは、生みの苦しみの初めです。」
(マルコ13章8節)
・「戦争のことや戦争のうわさ」「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり」の図解。
第一次世界大戦
ムッソリーニ(伊) 東条(日) ヒトラー(独) チャーチル(英) ルーズベルト(米) スターリン(ソ)
・「方々に地震があり」の図解
2004年2月26日 スマトラ沖地震
2008年5月12日 中国、四川大地震
2010年2月27日 チリ大地震
2011年2月22日 ニュージーランド沖地震
2011年3月11日 東日本大震災
・「ききんも起こる」の図解
アフリカ大陸を中心とした飢餓民や難民は、数多おります。
以上のような、「前兆」が現実化してもこれは
「生みの苦しみの初め」
でしかないとマルコ伝には記され、更に
「福音がまずあらゆる民族に宣べ伝えられなければなりません。」
(マルコ13章10節)
・10節の解説
「2000年の1年間に世界中の聖書協会によって約6億3300万冊が配布・販売(国際聖書協会の発表)
世界一発行されている本としてギネス・ワールド・レコーズに登録されている」 (ウィキペディアより)
2000年に世界一とギネス認定されてしまい、これも現実化しました。次の福音が平成27(2015)年現在を現していると考えます。
「エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、そのときには、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。」
(ルカ21章20節)
少し前に、米国のオバマ大統領は、イランと核問題で合意に至りイスラエルを怒らせ、米国が参加しないように求めた中国のAIIB設立にイスラエルが参加するなど、明らかな亀裂が生じています。でも、喜四郎は大して気にしてません。なぜなら、
これを熟読すれば、神代のカラクリ「神一厘の仕組み」が見えてきます。