例年の春に悩まされるうどん粉病が今年は比較的早期に終息させることができました。その証拠の画像が次です。このミニバラは我が家の実生で、赤い花が咲くのですがうどん粉病に弱く、どんなに消毒してもすべての葉にうどん粉病が発生してしまうのです。
しつこいうどん粉病2014.5.18
それで取り寄せたのが展着剤の「まくぴか」。この対策はバラの栽培家のホームページに記載されていました。この記載を参考に早速まくぴかを取り寄せたのです。ついでにトリフミン乳剤も。別途送料もかかりましたがこれで永い間悩ませられていたうどん粉病と決着が付けられると思えば支払えない金額ではありません。
参照
村田バラ園うどん粉病の防除
新しい葉にはうどん粉が出ていない
散布した4日後の22日にはもううどん粉病は止まり、新しい葉がしっかりと展開していました。うどん粉病の対策にはバイレトンとかトリフミンが良いとは聞いていたのでかなり前に取り寄せてはいたのですが、それを撒くと体調が悪くなるのでこれまでは使用していませんでした。家内がステンドグラスの半田付けの際に使うつもりで購入した防毒マスクが届いたのを期に、トリフミンを新たに取り寄せた展着剤のまくぴかと混ぜて散布したのです。その結果が見事にうどん粉病が止まったのです。新葉さえ伸びればミニバラは順調に生育します。
(追伸 この農薬でうどん粉病は止まると言う事がわかりましたので、このあと罹患した枝を切り払い、新鮮な新芽だけが伸びるようにしました。罹患した葉をそのまま付けておいても変形した葉は治りませんし、ことによるとそこで生き残ってこの薬に耐性を持った菌が再び増殖を始め、蔓延しないとも限りませんから。うどん粉病の初期の対策は病葉の切り取りが第一です。私がミニバラの栽培を始めたときに、うどん粉病で悩んでいたときにどなたかが書き込んで教えてくださったことでした。)
うどん粉病に悩まされていらっしゃるバラ栽培の方にはこの展着剤をお勧めします。とても気分が楽になりますよ。まくぴかは新芽にも薬剤を付着させます。いろんな展着剤を試しましたが、バラの新芽はすべての農薬をはじいてしまいどんな農薬も効果が無かったです。と言っても、これで一切出ないかと言うと。この薬剤を撒いた後、あまり薬剤がかかっていなかった新葉に極まれに発生することがあります。その場合は葉ごと摘み取ってしまえばその方が楽です。おそらく今後は我が家のうどん粉病はこの方法で押さえ込むことができると思っています。もっともこれからは黒点病対策の時期ですね。それにはサルバトーレMEが不可欠です。少量でも値段が高いのですよね。普通は20ミリリットル入りしかありません。私は100ミリリットル入りが見つかったのでそれを買いました。それについてはまた別の機会に・・。
今日は真夏のような日差しです。でもまだ6月前、これから湿気の多い季節がやってきます。雨が降り始めるとなかなか庭仕事が出来ませんので、今日は晴れているうちに出来ることをやっておきました。まずはバラが咲いたお礼肥え。2番花を咲かせるためにもしっかりと追い肥を与えておきました。いままでは遅効性の化成肥料はあまり使わなかったのですが、鉢の表面に黒いシートをかけたので、その下に施せば目立たないのでたっぷり与えました。合計で2.5Kgほどです。やりすぎかなと思いましたがバラは肥料を思いのほか吸収するのですよね。
まくぴか 100ml展着剤
トリフミン乳剤 100ml 殺菌剤 治療剤