親の心・・・子の心・・・。
いま、自分のおかれている状況。病気や障害の進行を受け止めるのは容易いことではありません。たとえば、歩けていた人が歩けなくなる。自分でできていたことができなくなっていく。受け入れがたい現実ですよね。本人も家族も・・・。つらいね。せつないね。ほんとに。それは親御さんにとっても辛い現実でしょうね。同じ頸椎症のある親子。急激な進行。呼吸障害。たまたま、私と同じ執刀医でした。でも、手術はよくなるためではなく、生命をつなぐため。だったそうです。それでも、親からしたら、少しでもよくなってほしいと思う。お母さんの必死のリハビリ。泣き泣きながら。ふと・・・、その子の気持ちはどうなんだろう・・・。でも、それも表現できない。そばで見ている私もなんだか複雑な思いになります。もしかしたら、私だってそうなるかもしれない・・・。・・・・・私はもうがんばりたくないなあ。