真夏の夜の夢
真夏日が何日も続いている。考えてみると、今は冷房が普及しているから当たり前と思っているが、つい20数年前は家には冷房はなかったし、40年くらい前でも勤務先には部分的にしかなかった。よく昔は耐え忍んでいたものだと思う。今は愛犬が冷房をせがむ時代である。しかし、現在の部分冷房方式では、人間がまともに生活できなくなる時代がいずれ到来する可能性がある。世界的にはもっと危険性が早まってくる。また、さらに長期で考えれば、温度変化に弱い人間や生物が、資源・財貨に制約のある地球上で生存し続けるのは難しいことであろう。真夏の夜の夢のような話である。10日振りくらいに、夜少しだけ個としての時間の一つである著作を手掛ける。