いつだって貴族

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• 一日一冊、一日一図、一日一首

  この土日は暑かった。会う人みな「暑いですね」と挨拶は決まっている。ロジカル・シンキングに関する本を購入、また溜め込んである資料やメモを少しずつ整理する。ＰＨＰ友の会８月例会の案内を出すが、自分は出席する余裕がない。「一日一冊：人生の智恵」の二本柳さんから、能代の発電所へ転勤した旨連絡があった。どこへ転勤しようとも、悠々と世界中の日本人に発信できるのであるから凄いことである。サラリーマンの鏡と言えよう。「いつだって貴族」は、「一日一図」「一日一首」、「毎朝ブログ」「毎朝早起き」といった友人・知人も沢山持っている。自分がやらなくても元気をもらえる。

  2009年07月26日

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• 健康生活

  今週の稼働日は海の日があったので４日間である。そろそろ梅雨が明けると思っていたが、ずっと雨模様である。相変わらず寝不足気味の日々であるが、今週のトピックスは健康管理である。水曜に市の健康診断、木曜は３ヶ月に１回の通院、そして毎日のウォーキングw/愛犬である。ずっとコレステロールが高めであったが、ついに医師より投薬の指示がなされた。メバロチンという古典的な薬だそうで、とりあえず５ｍｇで行くことになる。これも長いこと、不快な肩こりと同居してきたが、ここ３ヶ月ほどビタミンＢ類をほどほどに摂取してきたせいか、気にならない程度になってきた。そして、嬉しいビッグニュースは息子夫妻に待望の第二子のおめでたである。人生の絶対幸福は、やはり体と脳（心）の健康である。

  2009年07月24日

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• ＮＨＫ教育ＴＶ

  先週は後半も役所に出て、久しぶりに会計の本をめくったりした。また、僅か５行の文章をまとめるのに、２時間も掛かったところがあって、全く頭の切れの悪さにはあきれてしまう。そして３連休、この間で、休暇で一時帰国し名古屋に滞在していた娘一家がジャカルタに戻り、無事に夏休みのイベントも完了、一安心である。一方、息子一家がお盆に遊びに来て夏休みを取ることが決まった。著作は遅々とした進み具合であるが、資料整理をしながら、メディア問題やコンプライアンスに関連する原稿など、少しずつ手を加えている。日曜の朝たまたま早く起き、ＮＨＫ教育ＴＶで万葉集の話を聞いた。万葉集は７世紀後半から８世紀後半にかけて、約4500首が編纂されているらしいが、改めて感銘を受けた。片や、アラビアン・ナイトが、イスラム世界、インド、中国の伝承、語り物を混在させて長い間をかけて成立したのが、9世紀とか10世紀とか言われている。千年ちょっとの間で、人類の文化は急加速で変化している。最近ＮＨＫ教育ＴＶを視ていて、しばしばアウトプットのヒントを得ることがある。認知症の予防にはかなり効果的であるように思う。

  2009年07月20日

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• 目一杯の時間

  今週は毎日出勤である。先週から分からない個所がところどころ出てきたが、よくよく注視し且つ調べていると、結局は分かるようになるものである。とにかく高齢者の脳でも、馬鹿にしたものではない。銀行との面倒くさい打ち合わせも一応終了したし、また今週は内孫、外孫の写真が大量に届き楽しい時間を持つことができた。資料の整理も少しずつ進んでいる。優先度から、月曜に受けた某行事の招待を断り、昨日受けたカウンセリングの依頼もお断りした。かくて、今週の前半は爽やかに終わる。

  2009年07月15日

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• 金融業界に渇！

  人は原則的に例外なく、等しく業を企てなければならない。「業」は、「ぎょう」にしろ「わざ」にしろ、仕事・職業・なりわい等の意味がある。そして、それを行う人は個人であっても企業家・企業人である。ところが個人の場合、長らく銀行と取引関係にあってもハードルがえらく高く、70歳とか71歳を境に融資打ち切りか融資再審査となる。業を企てる個人に、企業力・判断力・健康等は不可欠であるが、基本的に年齢、性別、所得等に画一性を求めるのは合理的であるとは言えない。 「いつだって貴族」は、人はみな企業家として生き、多かれ少なかれ他人資本を活用することは有効的であると考えているので、銀行借り入れがゼロになった期間は生涯においてほとんどない。それが71歳を超えたことで、今回少々騒動と相成った。やはり71歳ともなると世間的には老人の部類に入るのであろう。結論的には、何らかの条件付きで若干年延長される可能性が出てきたものの、不動産担保も差し入れてあり、さらに副次的にも返済力はありと見做される筈であるが、単に現金収入の少なさを理由に渋い顔をされている。 我が国金融資本が世界に誇る往時のあのフレームワークとあの卓越したセンスは、再び復活することはないのであろうか。このテーマを「見える課題」とすることを企画している。これも一種の企業であろう。 仕事も我がミッションも忙しいが、楽しみが一杯である。

  2009年07月10日

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• 市政改革

  今日は丸一日、同室のメンバー打ち揃って所属団体の年次総会・研修会に出席した。特別講演で、東松島市の市長より同市の「協働のまち作り」の説明があったが、地方行政に関わる彼の基本的姿勢が「いつだって貴族」の構想に近く好感が持てた。当たり前の事に挑戦しているだけであるが、そういう首長が実際には少ないのである。いずれ、私的に何らかのコンタクトを試みたい。

  2009年07月07日

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• 波風を立てる

  先週末、市政にいい波風を立てる方向で同僚間で意見が固まり、今日上層部に爽やかに意見具申をする。公開度が高くなれば日本有数の元気で足腰の強い自治体に徐々に育って行く可能性がある。公開が限定的であればもはや進展は期待できず、自然死の道を辿ることになる。良き社会人として取るべき行動は自ずから決まってくる。

  2009年07月06日

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• 文殊の知恵

  今日は昼食時間から夕刻まで、ＰＨＰ友の会東北地区本部の役員会と総会があり、仙台駅の近くで久しぶりに皆と顔を合わせた。「いつだって貴族」は監事となり、ようやく時間の重圧から開放された。気心の知れた仲間はいい。しかし、ゆったりと付き合う時間がなかなか取れない、新しい仲間は全く増えないという苛立ちがある。３人寄っても文殊の知恵には限界がある。個人の生きがい追求には反するが、レポートの文言が腑に落ちず、久しぶりに深夜まで役所の仕事をする。サボることが出来ない性格は全く損である。

  2009年07月05日

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• 夏のＯＢ会

  20代から30代にかけて勤めていた会社の夏のＯＢ会があった。確実に高齢化は進んでいるが、みんな元気である。過去になく盛り上がったのも意外であった。国内でも2工場が閉鎖、企業業績は前期売上が15%減、今期見込が15%減と、つるべ落としである。プロフェッショナルであることが厳しく求められる時代となってきた。それに引き替え、ぎりぎりセーフとなった定年組はみな威勢がいい。10年先輩で80歳を超えた元上司に久しぶりに会う。南シナ海で釣りを楽しんできたという。

  2009年07月04日

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• かなり平和で、ちょっと充実した1週間

  今週、今年一年の真ん中を通過した。早いものである。日中は3分の２位を役所にいて、あとは理髪、統計調査協力、愛犬の散歩等々の雑事を済ませ、夜は大体モノ書き・モノ読みを楽しむ。ＴＶは相変わらずくだらない政治ごっこのニュースばかり、国民の幸せ・国の進歩をデザインする人間がいない。今週は同僚同士3回集まって、小レポートを真面目に推敲する。市政にいい波風を立てる方向で意見が固まる。肩こりも快方に向かっている。「いつだって貴族」の師・久恒啓一先生は著書を連発している。スピード、企画力が共に一味違う。

  2009年07月03日

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• 近影報告

  野田一夫ファンクラブ世話人代表のＴ氏から、6月7日仙台の江陽グランドホテルで開催された野田先生を囲む会の写真がＣＤで沢山送られてきた。自称・娘のジュディー・オングが一緒であったので会場が華やぎ、いい雰囲気の写真が多い。「いつだって貴族」はあまり写真は撮らないのでいい機会と思い、近影として身内・友人一同にＥメール添付で送ってみた。82歳の闘士・野田先生の元気の波動を全員が感じ取って欲しいものである。

  2009年06月28日

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• 猛暑の中のパーテイーで考えたこと

  今日は11時から、34度の猛暑の中のパーテイーとなった。パーテイーの主は旭日中綬賞叙勲の当市前市長80歳である。県議、全国森林組合連合会会長、全国市長会副会長など昨年まで長年務めたので、知事、国会議員以下、来賓のオンパレードとなった。前市長は政治家としては珍しくまさに文人、短歌・絵画をよくし、著書も多数ある。前市長と「いつだって貴族」には特別な接点はないのであるが、還暦後、県森林組合幹部一泊研修、市某審議会代表委員、市某行政委員会代表委員など、数年おきに声掛けを頂いているという不思議なご縁がある。これらが、還暦後の「いつだって貴族」の社会との接点の、間違いなく起点になっている。考えてみると、還暦後の人生・人脈の起点になっている重要な出会いがほかに二つあり、この三つの出会いが「いつだって貴族」の第二の人生のスタートになっている。この単純な構造には改めて驚かされる。

  2009年06月27日

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• 昔の仲間の同窓会

  還暦直前の３年間勤めていた団体の地区事務局長ＯＢ有志の会が、昨日から１泊で蔵王の温泉を会場に開催された。毎年やっているので今年で10回目くらいであろう。「いつだって貴族」が最後の入会者で、当初メンバーは60歳から70歳まで15名いたが、その後10年経って、また直後に2名欠け、現在は70歳から80歳まで13名のメンバーがいる。病弱で常時欠席者が2名いるので実質メンバーは11名、所用による欠席者１名のみで実質出席率は91%の高参加率である。いつも感じることであるが、みな性格も元気もいい。今後10年間の現状維持の努力を誓い合う。同道の先輩が山形でソバを食べたいというので快晴の蔵王を山越え、上山市の原口屋という畑の中の農家の蕎麦屋に行く。10年ほど前にも来たことがあるが、相変わらずのモリだけの田舎ソバである。ソバの血管拡張作用で血圧が下がったような気がする。

  2009年06月26日

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• 最近の関心事

  今週前半の３日間は半日少々出勤、それなりに仕事が進む。最近仕事をしながら常に考えていることは、日本中に蔓延する似非コンプライアンスの横行である。本当の意味での法の遵守に取り組んでいる政治家、公務員など一握りである。ワン・テーマでも良いから、それぞれが本質を見抜いた施策を推し進めて欲しいものである。東国原知事の自民党総裁立候補希望表明をせせら笑う政治家が多いが、こういう事態を招いたのは彼等自身なのである。昨日の日経に載っていたが、現在８０歳の中村富十郎、息子が１０歳、娘が５歳という。いろんな人の生き方を知ることは面白い。最高の青春生活の人間国宝、人々に希望を与えるこういう生き方はもっともっとたくさんあって良い。周辺にガン治療中の仲間が多いことも色々考えさせられる。免疫力を高める精神生活に注目が行く。今日で皮膚科の治療が終わる。結局、「良性の年寄イボ（脂漏性角化症）を取り切りました」という最終報告となった。これで時々イボが破れて出血するのを気にする必要がなくなったわけで、ほっとする。

  2009年06月24日

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• 本格的梅雨いり

  先週木金は半日少々役所に出、土日は「いつだって貴族夫人」が不在につき、コンビニ弁当の類を愛犬と分け合って静かに過ごす。現代の犬は犬食には不満であるので大喜びである。今日、所属団体のメンバーに流したメールは概略次の通り。「本格的な雨季を迎えました。日本全国、水分をたっぷり吸収して、本年後半の日本国民の生命生活、社会生活が成り立つわけです。地球に感謝です。私達会員もたまたま還暦時代を生きる機会が与えられ、本当の人生を謳歌しています。先祖・先人、関わりのあったすべての人達・ご縁でつながるすべての方々に感謝です。感謝の心が更なる元気を生み、元気の力は会員相互の交流・人生観の確認を通じ一段とパワーアップします。日本の元気は、私たちの会から生まれるのです。」今日は父の日で上等のコーヒーのプレゼント、３歳の孫からは「おじいちゃんの顔」が届き、「いつだって貴族」はご機嫌である。この４日間ずっと梅雨模様であるが、免疫力は脳への絶え間ない刺激と幸福感に正比例するというから、心の中には梅雨を降らせてはならない。

  2009年06月21日

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• 快適な古希生活

  今週前半の昼間の３日間、打合せ、議会、調査、食事会、支払いなど、こまごまとしたことを真面目に重ねる。今日の夕方は、病院で左手親指の一針分の糸を抜いて貰う。少し腫れているので、来週最終確認をして終了となるが、正直ホッとする。夜は睡眠時間が乱れているが、さほど嫌いな生活パターンではないので、これもまた良しである。孫の写真がたくさん電送されてきて癒される。今週後半は拘束される時間が少ないので、平凡ではあるが継続していい時間を過ごせそうである。

  2009年06月17日

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• 半世紀も経ったのに皆覚えている！

  この２日、休日らしい休日を過ごした。愛犬との散歩、適度の出会い・メール・買い物、そして時間の許す限りのモノ書きである。今日の夕方ＣＤ－ＲＷを買ってきて、記録媒体をＦＤからＣＤ－ＲＷに切り替える準備をする。日本で最も遅い対応であろう。夜、久しぶりに従妹と電話で近況交換。来春70歳で大学を定年退官し、また勉強をするという。やはり、大学教授ほど素敵な職業はない。 大学教授と言えば、今月は一橋の篠原三代平名誉教授が日経の「私の履歴書」に連載している。確か大学３年の時であったか先生がわが大学で客演講義、夏の暑い階段教室で１日だけ講義を聴いたのを想い出す。ほとんど理解できず、講義する姿を見ていただけの苦い思いがある。当時の何人かに、何か覚えていることがあるか聞いてみた。 思い出します。あの暑い日の階段教室。期待してあの講義を待ちわびたように記憶しています。 階段教室の中ほどより多少前の方、右側の列で聴講したように思います。 但し講義の内容は「景気循環」でしたが、具体的な内容は記憶の彼方です。 先生はまだ助教授で、伸び盛りの成長株だった時期でしょうか。（略） 自分の力不足を再認識したような記憶はあります。（Ａ君） 「篠原三代平」の名前が日経に出てるのを見て私も昔に思いを馳せていました。 確か暑い時の集中講義だったと思う。「経済循環論？」かなんかで歯切れの いい自信たっぷりの講義で興味深く聴いたような印象があります。 でも中味は全く記 憶がないです。５０年前のことだものね。（略）　記憶があいまい ですが、第２合併教室での講義の姿だけははっきり目に浮かんできま す。（Ｂ君） ６月１日から毎日、私の履歴書を複雑な気持ちで読んでいます。複雑というより 「苦い思い」と表現したほうがいいでしょうか。　(略)　 篠原三代平教授（当時は助教授？）の貴重な集中講義に全く興味すら示さず、 貴兄が講義にでると言った時に「おお、ミヨヘイか」と今から思えば全く不遜な 言い方をしたのも心の片隅に残っています。　（略）　少し大袈裟な表現だが、 6月末まで懺悔の気持ちで「私の履歴書」を読むつもりです。（Ｃ君） それぞれの思いがこもったままの、共通の想い出というところが面白い。 半世紀もの昔のことを皆良く覚えている。感心かんしん。

  2009年06月14日

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• 悦己悦人

  今日はちょっとした仕事上のレポートが一応仕上がり、明日推敲すれば一段落である。夜、友人からメールで、彼の最近のテーマは「やさしさ」「温かさ」「思いやり」であるという。そして、同じ価値観を有する、彼の友人からのメールとエピソードが添えられていて、共感できるものがある。もっとも、リタイアして平穏平安な生活をしている我々であるからこそ、改めて感じることのできる心境なのかも知れない。先週参加した野田一夫ファンクラブで、ジュディー・オングさんが文学者の父から教えられた言葉として、「悦己悦人」（えつみえつじん）の話しをしたが、文字通り「自分が喜び 人も喜ぶ」 「自分も人も喜び共に生きる」ことであるという。「やさしさ」「温かさ」「思いやり」は、結局「悦己悦人」を意味していると思う。第二の人生をこの精神で行けば、互いに長生きすることは間違いない。さらに「いつだって貴族」は思うのである。「悦己悦人」の本質を深く理解しているわけではないが、「先ずは自分から 何事であれやってみること」だと思う。そうすることによって、「悦己悦人」 の人生がスタートするのである。

  2009年06月12日

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• 奇縁まんだら・続

  亡くなった人々の名前と享年が記載されている書き物や記事を見ることがある。通常それは一種の死亡記事・情報に過ぎないことが多いが、たまたま数日前の多摩大・久恒啓一先生のブログに載っていたそれには、ちょっと違うものを感じた。瀬戸内寂聴の「奇縁まんだら・続」に取り上げられた人々の名前と享年である。菊田一夫（65歳）、開高健（58歳）、城夏子（92歳）、柴田練三郎（61歳）、草野心平（85歳）、湯浅芳子（93歳）、円地文子（81歳）、久保田万太郎（73歳）木山しょう平（64歳）、江国滋（62歳）、黒岩重吾（79歳）、有吉佐和子（53歳）、武田泰淳（64歳）、高見順（58歳）、藤原義江（51歳）、福田恒存（82歳）、中上健次（46歳）、淡谷のり子（92歳）、野間宏（75歳）、フランソアーズ・サガン（69歳）、森茉莉（84歳）、萩原葉子（84歳）、永井龍男（86歳）、鈴木真砂女（96歳）、大庭みな子（76歳）、島尾敏雄（69歳）、井上光晴（66歳）、小田仁三郎68歳）掲載されていた日経紙上で時々接していた人々であるから、何か懐かしいものを感じる。瀬戸内寂聴の文才のなせる業でもある。城夏子は「いつだって貴族」の遠い遠い親戚で、昔我が家に彼女の本があったのを思い出す。親父が彼女を訪ねたときに貰ってきた何冊かである。寂聴の城夏子評は、「何だか宝塚のスターのようなロマンチックで、オトメチックな名を覚えたのは早かった」のだそうである。会う機会がなかったのが残念である。この懐かしい人々の平均享年を出したら７３歳である。統計上の平均寿命とはまた異なる趣がある。また、意外に短命である。人生は貴重な月日の連続であることを改めて感じる。

  2009年06月11日

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• 手術初体験

  今日の夕方、メスを使うわけではないが、左手親指甲のイボ状ほくろを取って貰った。局部麻酔で約１０分、最後カットバンを貼って簡単に終わったが、一応、手術初体験である。不思議なもので、若い医師との間に急に親しみと信頼感を覚える。来週から引き続き、10年間放置してあった水虫治療をして貰うことにした。待合室で10年ぶりに知り合いの女性に出会う。互いに齢を重ねたという感はあるが、「いつだって貴族」の知る、数少ない心が洗われるような貴婦人の１人である。近況を語り合うだけで、暖かいものを感じる。会社は人手に渡ったが、技術は残り、後継者も技術者もそのまま続いているという。今週は昼間数時間であるが役所に出ていて、短い報告書の作成ほかを進めている。職場も我が家も快適にして順調である。

  2009年06月10日

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• 継続は力なり

  昨日、男子ゴルフツアーのＵＢＳ日本ツアー選手権で、五十嵐雄二氏・４０歳というプロゴルファーが初優勝、賞金３０００万円と５年シードを手にした。１８年で稼いだ金額はわずか２３００万円、昨年獲得賞金０円で、１８年間シードとは無縁だったという。「優勝したいと思っていつも練習してきた。ただ、現実とのギャップは大きかった。だから、優勝は思った以上に早かった」。凄いセリフである。また、同じ昨日米テキサス州フォートワースで開かれたバン・クライバーン国際ピアノコンクールで、あの盲目のピアニスト、辻井伸行氏・２０歳が優勝した。何曲にも挑まなければならないコンクールだという。生まれつきの全盲、彼も凄いが彼を育てた周辺の人々や世界中の音楽関係者も凄い。そこには国境・人種を越えた共感と感動がある。五体満足であれば、或いは五体満足でなくとも、継続は力を生む、継続は力となる。

  2009年06月08日

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• 自由の醍醐味

  今日は少し進んだが、ここ10日間近くほとんど著作に進展がなかった。著作の資格がない人間の暴挙であるからなおさらである。協調的な生活、真面目な生き方、楽しい時間は、ある程度切り捨ててはいるが、やはりもっときれいに且つ大胆に切り捨てねばならない。なまじっかバランスを取っていると、結局オール・ゼロの人生になってしまう。真のバランス力を発揮する必要がある。古希であるからこそ可能なシンプルライフ、ゴールデン・エイジであるからこそ断行できる自由の醍醐味というものがある。自分を含めた人類の進化と幸福が、「いつだって貴族」の最も的確なミッションである。大して役に立たないことは分かっているが、先ずは進めすすめである。

  2009年06月07日

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• 手術は中止、パンチ手術へ。

  １週間後に予定されていた左手親指の甲のイボの切除手術の打合せに、朝病院に行く。過日の話では、直径8ミリでカットすることになっていたが、何故かイボが小さくなっており、急遽手術は中止、来週水曜に直径4ミリのパンチで切除すると言う。拍子抜けしたが仕方がない。午後は目一杯真面目に仕事をする。夕刻から同室メンバー全員で慰労会、会話も大いに弾んだ。２時間ほど懐石風イタリア料理とワインを堪能する。自邸から歩いて５－６分のところにある専門店で、今まで軽食しか利用していなかったが、味・センスともになかなかのものである。月一くらいは、我が家の食堂にしたい。

  2009年06月05日

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• 野田一夫先生とジュディー・オングの集い

  午前教育長と私的に打合せ。お互い生涯学習のあり方とその体制について共鳴するところが多く心強い。この社会教育行政の変革と同運営組織の革新を推進・成功させつつ、この理念・方式を自滅状態の市政全体に計画的に浸透させて行けば、過疎の地方小都市では日本有数の存在となる可能性が十分にある。このためには全関係者の理解・合意を得る作業は欠かせない。ただ、そのために自らの時間を割くことはこれ以上出来ないので、何とか賛同者を発掘しなければならない。そうでなければ公務に付いた意味がない。夕刻、仙台・江陽Ｈでの私的な野田一夫（82歳）先生の集いに参加した。県知事、ジュディー・オング、先週会ったばかりのアイリスオーヤマの社長、元七十七銀行頭取等々80名ほどが集まった。皆元気を貰ったのは間違いない。彼は何回スピーチに立ったか分からない。ジュディー・オングも氏の娘を名乗っているだけあって、なかなか聡明でかわいらしくスピーチもうまい。いつものことながら、野田先生の求心力には卓越したものがある。現世と地獄に許せない人間が10人くらいいるそうで、その筆頭はルービン財務長官とのこと。いかにも闘う人・野田先生らしい。人類史上、これだけ強欲で且つ自分の評価すら正常に出来ない男を世界の金庫番に据えたのは人類の恥であると言えよう。

  2009年06月04日

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• 仕事が忙しい時期に入ってきた

  最近は家で役所の仕事をすることはなかったが、今月から９月はじめにかけてかなり忙しくなるので、昼夜共にワークとライフが半々の生活が始まる。昨年はこの時期ワークのほうが上回ったが、今年は必死でライフの方が上回るようにしたい。ワークもライフも、楽しみながら必死でやるのである。

  2009年06月03日

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• モノ書きが進まず

  先週、木金土と３日間出歩いていた反動か、とにかく日曜から今日までの３日間は、楽しいモノ書きがほとんど進まなかった。役所に出ていた月火の昼間以外は、とにかくメール、電話、諸々の整理のラッシュで時間が埋まってしまった。基本的には楽しい交遊、連絡網の担い手などであり、無益・無駄な性質のものは皆無なのであるが、結果としてそうなってしまった。時の流れの中で避けられないひとときなのであろう。選択と集中とはよく言ったものである。それでも、うまく対応できないのが現実である。また少々肩が凝ってきた。

  2009年06月02日

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• 仙台フィル演奏会

  今日・土曜は市内にあるアイリスオーヤマの本社工場で毎年行われている「ティーパーティーと仙台フィル演奏会の夕べ」に招かれ、「いつだって貴族夫人」とここで４時間を過ごした。最初、デザインコンクールの表彰式がありそれらの受賞作品や、ホームセンター小型店並みのショウルームにある展示品を見る。大山社長ほか旧知の幹部、顔なじみの参加者と懇談する。演奏会は、野外の予定が雨で急遽４階の大ホールに場所を移して開かれた。曲目はムソルグスキーの「禿山の一夜」、グノーのオペラ「ファウスト」よりバレエ音楽、そしてドヴォルザークの交響曲第６番全曲等であった。団員は６０数名、やはり迫力がある。旧知のバイオリニスト・Ｋ女史が前列で演奏していたので挨拶に行ったら、今晩は市内の「いつだって貴族」の現役時代の先輩宅で夕食をご馳走になり、「いつだって貴族」へはプレゼントを託す予定であったとのことで、逆にワインを頂いてしまった。来週木曜に野田一夫先生のパーティーに出る予定であるが、大山社長がここで乾杯の挨拶をすることになっている。このことは昨日ＮＰＯの関係者から聞いたのであるが、このように全て人の縁でつながっていることを痛感する。そもそもよくよく考えてみると、野田一夫先生が「いつだって貴族」の還暦人生のスターターになっているような気がする。 野田先生が育てたソフトバンクの孫正義さん、パソナの南部靖之さん、ＨＩＳの澤田秀雄さんなどとはケースが全く異なるが、全く無能の隠居のおっさん・「いつだって貴族」が、キャリア・カウンセラーを続け、古希を過ぎて勤めを持ち、また民度向上・人類の進化に貢献するため大衆向け著作をモノにしようと無謀な企てを企んでいるのは、61歳の時の野田先生との出会いから始まっている。それにしても10年かかって未だ何も結実していない。これは拙いぞ。

  2009年05月30日

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• 拘束の２日間

  木・金と２日間、関係している某公的委員会の東北地区総会に出席のため、一泊で一関市まで出かけた。何故かここ数ヶ月、新幹線、外泊、研修会などと縁がなかったので、本来ならば非日常という好ましい２日間なのであるが、基本的に拘束された時間であるので今や決して快適とは言えない。まして、型通りの総会は時間のムダの典型である。ただ、初日の講演は市民に溶け込んだ病院経営の成功実例の発表であったし、翌日の研修会も「自らの心証を得ること」に関わるテーマが主体で珍しくそれなりに有益な勉強会であった。又、同道の新任女性職員と美味い物を食べながらゆっくり会話できたことも有意義であった。午後仙台で、３時間ほど喫茶店で時間を潰し、夕刻から会計事務所のスタッフと打合せ、そのあと所属NPOの決算総会兼理事会に臨む。気心のきわめて良く分かったメンバーばかりなので議事は全て予定通り終了、且つほんとに楽しいひとときであった。それにしても拘束された２日間をフルに動いていたので、さすがにくたびれた。

  2009年05月29日

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• 今週の前半、慌しく過ぎる

  今週の前半・月～水の午後は市内出張であった。公民館の集合体のようなところを回ったが、責任者は民間出身者が多くスタッフも主婦層主体なので、それぞれ個性豊かで且つ人柄の良い集団、お陰ですべて楽しいひとときであった。あとの時間は、週末のＮＰＯ決算総会の資料準備や打合せで時間をとられたが、これも来月以降は楽になる見込みである。それにしても、歯の飛び込み治療、ＮＰＯの事務、証券会社との打合せ、銀行・郵便局での雑件、人生相談、くだらない電話など、細々した雑事が多い。何とかならぬものか。

  2009年05月27日

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• 肩こりもおさまり、書斎でのんびり

  この土日、目立った出来事や行事もなく、交流は家人と愛犬のみ。３時間ほど、ＮＰＯ関連の書類・電話・メールなどの雑用はあったが、あとはモノ書き三昧の充実の時間となった。というと恰好いいが、実際はいくつかの小散文を3～4時間かけて集約したのと、あとは新規の文章10行ほどを書くのに10数時間もかけてしまった。生産性の悪さは、テーマが「心」に関わるもので難しかったからである。いつになったら読めるか分からないが、週末にメールで注文してあった本・「心眼力」ほか５冊が届く。

  2009年05月24日

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• パーソナル・ブランド

  今週の後半、水曜は在宅、木金は半日ちょっとが市内公用出張。従って、著作も超遅筆ながらある程度進み、バランスの取れた豊かな３日間であった。公用出張先では話しのはずみで、パーソナルブランド、自分ブランド、パーソナルブランディングを強調する。何とかこれを、市活性化の起爆剤にできないかという夢があるからである。

  2009年05月22日

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• 体調こそ命

  月・火と、庁外のめったに行くことのない出先で仕事があった。月曜の朝から、背中に少しでも力を加えると右側の肩甲骨の下部から猛烈な痛みを発信し、思うように動けない。仕事は何とか済ませ、薬局の薬剤師に相談してビタミンＢ主体の飲み薬を購入、これに手持ちの鎮痛剤、貼り薬を加え三本柱で対策する。この処方箋が功を奏し、火曜の体調は小康状態となる。たかが肩こりであるが、快方に向かって生きた心地がする。生きていてこその人生であるが、「良き体調」あってこその生活でもある。

  2009年05月19日

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• 少しもたもた

  週末の午後、商工会の総会に顔を出した。欠席の委任状を書きそびれたからである。商工の拠点であるので、市長、県議、金融機関支店長などがずらりと並ぶ相変らずの風景である。この時期、日本中でこの種の総会が行われるが、実際はほとんどが法律・規則を守ることを目的とした無駄な集まりである。 土日は、ＮＰＯの総会絡みの雑務、所属団体の例会の連絡、キャリア・カウンセリングの主催者宛レポートの推敲などが意外に手間取り、著作は思い通り進まない。 来月初め、野田一夫先生を囲むパーティーがあり、ジュディー・オングも友人として来るという。楽しみである。

  2009年05月17日

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• 生活バランスが少し崩れる

  今週は月曜から今日木曜まで、１日フルではないが役所に出ていた。月曜は知人に契約期限到来のウイルス・ソフト乗せ替えを手伝ってもらう。常用のＰＣは順調に１時間で終わったが、共用品であるＮＰＯの古いＰＣは何しろ不調で、９時間という世界最長と思われる記録を達成した。 最近しばらく続いていた結構快適な生活が、ここ数日キャリアカウンセリング、公務、ＮＰＯ総会の準備等で中断されかなり苛々はしている。尤も、カウンセリングはレポート作成が苦しいものの今までで一番成果はあったし、木曜の公務は卓越した市民参画活動が確認できる内容であったので、不愉快なことばかりでもない。 ささやかな明るい出来事もある。海外にいる外孫からの電話、関西にいる内孫からの電話、お嫁さんのお父さん栽培のサシミ玉ねぎのプレゼント、ご近所さんからの四国土産、同僚からの岡山土産等々、諸々の交流がある。 それにしても、著作と図解に触れる時間が少ないのは精神衛生上まことに良くない。

  2009年05月14日

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• キャリア・カウンセリング

  昨日は女子高３年生４名のキャリア・カウンセリングを、１人１時間で行った。前回、前々回の１日６名はやはり疲れる。４名くらいがちょうどいい。「いつだって貴族」が担当した生徒はたまたま全員就職組、ほとんどが中学時代いじめを経験しているが、この高校ではいじめが一切ないので、みんな学校生活が楽しいと言う。元・人見知りの生徒たちもみんな自己変革していて、コミュニケーション力は全く問題なしである。キャリア・カウンセリングの人気は、いつもながら生徒の間でも上々である。先生方との懇談も今までに増して盛り上がり、お互いに成果が大いに上がった。今日は１日、上記のレポート書きで終わったが、やはり経験を積んでくるとさすがにいいレポートに仕上がっている。

  2009年05月10日

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• 手術が決まり一安心

  役所は昨日午前出ていたが今日は休んで、予約していた総合病院へ。数年前から左手親指にできているイボを切り取ることになった。結構手術の日程は混んでいて、手術実施は来月の15日と決まった。ついでに、血液検査等３ヶ所で検査を受ける。医師がマーキングしてくれた直径は８ミリくらいで、局部麻酔でやるという。普段忘れていることが多いとは言え、やはり気になるものはきちんと処置したほうが良い。これで一安心である。

  2009年05月08日

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• 大連休が終わる。

  連休後半、身内一同それぞれ平和平穏な中で、仕事、遊び、休養に時を過ごしたことを確認しあう。「いつだって貴族」はリフレッシュを兼ねた著作三昧で楽しんだが、案の定驚くほど進みは遅い。それでも、少しずつでも前進はしている。自分の構想、自分の考え、自分の表現が、無秩序ではあるが、着実に増えてきている。やはり継続は力なりと思えるようになってきた。かくて、大連休が終わる。

  2009年05月06日

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• いろいろと飛躍する

  連休前半が終わった。１日はシュレッダーとプリンターのインクを購入、３千円を切るシュレッダーであるが今回のものは静かで優れものである。連休前半は趣きを変え、抗酸化や免疫力のことを舐めてみる。人間が自然の枠組みの中で単に生かされている存在に過ぎないことが改めて分かる。ここから死生観にいっきょに飛躍してみた。今の人類は日本人を筆頭に、死生観が史上最も貧しいのではなかろうか。考えてみると、「いつだって貴族」の死生観もいい加減なものである。死生観の再構築・新構築に面と向かって対峙する人間と、そうでない人間とにはどのような差があるか、そういう研究があるのかないのか、興味があるところである。分からない、考えたくないの二大要素をもつテーマであるが、この扱いで人類の行く末は大きく変わってくる。今日は市内で菜の花祭りをやっていてハイキング姿の人々が大勢出歩いている。菜の花畑を一瞥し、床屋に行き、愛犬と散歩をし、頭はすっきりである。数日前、韓国紀行を著した友人に文藝春秋５月特別号に記載されていた、李榮薫（イ・ヨンフン、ソウル大教授）氏の「韓国の歴史教科書を書き換えよ」という記事のことを連絡したが、偶然床屋にあった今日の読売新聞の書評欄に、同氏の「大韓民国の物語」（日本語版：文藝春秋刊）が紹介されていた。韓国人を民族としてではなく、初めて個人を対象に取り組んだ愛国の書であるというのが書評の要約である。四面楚歌の中を、ようやく見識豊かな大人の韓国人が出てきたという印象がある。

  2009年05月03日

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• 昭和の日

  昭和の日をはさんだこの３日間、28日は花一杯運動を中心にしたまちづくり協議会の総会、30日は育英会の打合せ等があったが、ほぼ休暇に近い日々であった。日課となっている愛犬との散歩、生姜ミルク紅茶の愛飲等々を楽しみつつ、複数の本・雑誌・資料を平行して楽しんだ。たまたま昭和の日を迎えていることもあり、昭和のほとんどを体験した「いつだって貴族」としては「昭和時代」のことが、そして世界的経済危機・豚インフルエンザ・地球温暖化等の事象を通して一種の歴史観が、四六時中頭の片隅から離れない。何となく切なくなるのではなく、自由人の感覚、巨視的な見方が広がって行くような感じである。昭和の日に突如起きたＰＣ印刷のトラブルで、ＮＴＴのリモートサポート部門から遠隔操作の方法を用いて親切な指導を受けた。ＰＣの障害は時間のムダを生み精神安定上も致命的であるだけに、素晴らしいアシストであった。明日から五月、急ぎの仕事はないので明日は役所を休み、６連休とする。季節も良し、庭も緑一色、充実した素晴らしい休日となることは間違いない。必需品としての存在価値が高まっているシュレッダーが壊れたので、早速買い替えなければ・・・。

  2009年04月30日

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• またも、キャリア・カウンセリング

  先週の土日と全く同じパターンで、キャリア・カウンセリングあるのみの連休となった。土曜は雨の中の学校訪問となったが、今までこの女子高校を６回担当した中で、もっとも話題性に富んだカウンセリングとなった。中学時代、映画の準ヒロインに抜擢された子から、話しを聞き取るのがやっとという子まで、二極分化している。先生方とも大いに交流したが、まさに青春映画に出てくる学園物語で満ち満ちており、楽しい１日であった。その分、日曜はレポート作成に丸一日費やすことになったが、一人ひとりに幸せあれと祈らずにはおれない。

  2009年04月26日

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• 病院通い週間

  今週は２回ほど役所に顔を出しただけで、あとは病院通いの多い１週間となった。休める時には休まないと、体のケアも自分の楽しみもあったものではない。ブログも簡略化である。20日：左手親指にできたイボの件で、皮膚科医院に行く。女医さんであるが、全体的に見事な医院経営である。週末の予定で、専門医への紹介状が出る。税理士から、所属しているＮＰＯの解散登記終了の連絡がくる。まずは一段落、次は公報による公告である。22日：貸してあった図解関連の本10冊程を、知人の社長から引き取りのために訪問する。生産設備の設計製作の会社であるが、この時代リストラもせず頑張っていて立派である。著作用資料の整理をする。22日：この３日間で数時間を、キャリアカウンセリングのレポート推敲に当てる。特に、本人へのアドバイスの個所は、生涯を左右するかも知れない部分なのでやはり配慮が必要である。23日：健康管理で３ヶ月毎に通院している病院に行く。ついでに、負荷をかけての心電図検査をしてもらう。特に異常なしで一安心。24日：午前は皮膚科診療、当地方の中核になっている病院に行く。医師の体勢、豪華な設備、スタッフの姿勢、いずれも文句なしである。問題はいつもの事ながら患者の姿勢である。受付コーナー・待合コーナーが分散配置されていて全貌は詳しく見えないが、仮に待合患者が瞬間で300人いるとして、本を読んでいる人は、新聞を含めても、多分10人を上回っていることは絶対にない。彼らはじっと１時間も２時間も或いは３時間も、何もせずただひたすら座って待っている。「これで人間なのだろうか」「日本はやはりもうダメだな」と、どうしても思ってしまう。診療は、医師が２人で診てくれたが、今日は軟こうが出て終わり。連休明けにまた診て貰うことになる。午後は町内の歯医者、こちらは今日で完了である。病院通いは元気で快適に生きていくために不可欠の行為であるが、何も生まない時間である。健康こそ、何物にも代えられぬ宝である。

  2009年04月24日

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• キャリア・カウンセリング

  昨日今日はキャリア・カウンセリングあるのみであった。昨日は５人のカウンセラーで、入学ホヤホヤの女子高生３０名を担当した。１人当たり４５分、双方概ね楽しく会話を交わす。それにしても、両親の離婚、経済苦などが多い割には、子供たちは平気で携帯電話・ＴＶ・ＰＣ漬け、大して勉強もしないまま夢と妄想だけはイヤにでかい。「いつだって貴族」の高校時代と較べれば、情報力でははるかに大人だが、一方で自立力は無責任のかたまり、このギャップが大きい。今日は丸１日かけて、本人と学校へのレポート作成。毎度のことながら労作である。子供たちにはぜひ奮起してそれぞれの目標を目指して欲しいものである。

  2009年04月19日

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• 大宅壮一が図解に出会っていたら

  今週のウイークデイはいかにも古希にふさわしい５日間であった。「動」は月耀午前の登庁打ち合わせ、特に何事もなし。火曜は午後一番で車検、問題皆無で完了。水曜の午前登庁、書類整理のみ。夜は異業種交流会、金融機関・大手進出企業の工場長・団体長・校長が軒並み新任異動。これだけ動くのは極めて珍しく、顔を覚えるだけでも大変。木曜はNPOの仕事で会計事務所の若手と法務局と銀行へ。延べ５時間を投入。今日金曜は「いつだって貴族夫妻」のパスポートが見付からず貸金庫まで覗いて大騒ぎ、帰宅したら何のことはない、床の間の棚の上に放置してあるのを発見。だんだん、こういうケースが増えてくる。困ったことだ。あとはすべて「静」。愛犬と歩き、文章を読み、文章を作る。合い間に、大宅壮一のことを学ぶ。彼の語録に、「文章は商品である」「最後まで読者を引っ張れ」「わかりやすい文章を書け」「難しい文章を書くのは頭の悪い人に多い」など、示唆に富んでいる。大宅壮一が生前もし「図解の技術」を知ったなら、怪物らしく大きな事件に発展させていたかも知れない。

  2009年04月17日

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• 土日が終わる

  どこの公園もピンク一色、暖かい晴天の土日であった。土曜の夕刻、予約してあった近所の歯科医に行く。奥歯がほんの僅か虫歯になって欠けており、来週型を取ることになる。今日日曜の所属団体の花見は不参加とする。時間がない中での参加は却ってフラストレーションがたまることになる。２日間、図解セミナーの構想や著作を進める。

  2009年04月12日

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• 絶好の機会

  「いつだって貴族」の公務は、今月から来月前半にかけてが比較的余裕のある時期である。従って、余裕のあるこの時期こそ諸々の遅れ挽回の絶好の機会である。幸之助翁が言っているように、命をかける心意気が今こそ必要なのである。９日午前は職場に顔を出し、また図解セミナー開催の件で担当者と事前打ち合わせをする。午後からはタイヤ交換、夏用Ｙシャツのまとめ買い、夜は著作原稿の整理等々である。いくら時間があっても足りない。「いつだって貴族夫人」もここ数日、納屋の片付けで忙しい。不要となった家具・電気器具類・和服・衣類等の大処分でかなりの時間を取られているし、習い事・菜園でも予定がびっしりである。かくて、我が家ではお花見旅行など一切なしの春がまた過ぎて行く。でも、庭のすもも、つばきが満開、花壇の傍らでは愛犬がいつも昼寝をしている。

  2009年04月10日

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• 新年度が動き出す

  ６日月曜夜、職場の歓送迎会、美味しい懐石料理と人柄の良いメンバー、言うことなし。７日火曜夜、市トップとの懇親会、中身の濃い話題と明るい展望、価値観の一致は元気が出る。８日午後、公立中学の入学式出席、可能性に満ちている時空はいいものである。所属団体からお花見の企画の連絡が来る。会員への案内業務のみ担当し、「いつだって貴族」は不参とする。５月初旬までに、キャリアカウンセリング関係に延べ６日間を充当させねばならない。

  2009年04月08日

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• 少し気を抜く

  先週木曜夜に所属ＮＰＯの臨時総会が終わって当面の後始末等を済ませ、土曜午後は知人宅を訪ねたりして、少し気を抜く。最低限の著作も進めており、遊んでいるわけではない。急に春らしくなって桜もほころび出し、春風が心地よい季節になった。愛犬も風に吹かれて気持ちよさそうである。

  2009年04月05日

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• 何のためのＮＰＯか。

  午前、行政区長の辞令交付式があり、型通りであるが来賓席で出席する。93名の奉仕者、ほんとにお疲れ様である。ただ、女性の区長が一人もいないのは異常である。地域社会全体が未熟であるにしても、女性自身の責任もある。夕刻、所属ＮＰＯの解散総会を主宰、こじんまりと且つ楽しく終了する。明日から清算期間に入り、２ヵ月後には残金ゼロで終結の予定である。「いつだって貴族」が参画していない頃に発足したＮＰＯであったが、やっとこの重荷から開放される。会計事務所への支払い、税金、その都度発生する法的手続き・・・、特にムダに費やされる時間には耐えられないものがある。志高く真面目に社会貢献をしている我々キャリア・コンサルタントのグループにとって、ＮＰＯであることは何の意味もないのである。世の中に散在するろくでもない団体のとばっちりを食うのは真っ平ゴメンである。

  2009年04月02日

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• 新年度入り

  今日はエイプリル・フール、うそでも超明るい話題がたくさん欲しいものである。全国各地での入社式の様子が放映されているが、何処のトップの訓示も変わり映えしない。ただ、ローソンの新入社員は３分の１が外国人留学生だそうで、世界展開が楽しみである。朝一番で役所の新入職員、異動職員に対する辞令交付式があり、「いつだって貴族」も自職場の辞令を手渡す。「いつだって貴族」の職場でも、男女職員が１名ずつ入れ替わった。また、新たな組み合わせで、愉快にやって行きたい。たまたま同じ町内の人がいるので何かと心強い。この３日間はほとんど、明日４月２日に開催される所属ＮＰＯの臨時総会の準備に取られた。大した事をしているわけではないが、支払い準備、振込み、関係者・税理士との打合せ、書類の整理、調べ物などで、意外に時間が掛かる。緊張に耐え得る脳を維持するためと割り切り、淡々と処理をする。義娘からメールと孫（男の子）の写真が来る。孫は息子夫妻から愛をたっぷり貰っているからであろう、義娘が孫のことをやさしい子だな～と感心することが多いようである。素晴らしい！

  2009年04月01日

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• 少々気ぜわしいが自由が多い日々

  先週木曜に少し役所に顔を出し、後はずっとＮＰＯの事務作業と著作を続けている。ＮＰＯの関連では10人近い人と打ち合わせや問い合わせをし非生産的な時を費やしたが、元気や優しさをくれる人が何人かいて、バランスが取れたという感じである。中で、久しぶりに「チャンス・コーディネーター」という肩書きの女性と話す。第三者の言によると、この肩書きは日本では他にはないらしい。「３度のごはんより世話が好き」というから、ほんとに明るく親切な人である。還暦や古希を迎えた人々の半分でも、何らかのこの種の肩書きを持つようになれば、日本は格段に元気な国になるのだが。今日29日の朝をもって、来週開催の所属NPO総会の議決に必要な出席者数を確保することができ一安心である。

  2009年03月29日

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