資産の入手・運用
資産の入手・運用は、人類社会では古今東西不可欠である。親戚が一昨年末、大阪市近郊にマイホームとしてマンションを取得した。今日の新聞報道によると、昨年の中古マンションの平均価格が前年比、大阪市で7.1%、大阪府で5.2%、上昇したという。バブル後の値下がりが近畿圏は強かっただけに、反動があったようである。平均はあくまでも平均、個別の物件とは当然差異は出てくるが、この資産確保は正解であったようである。資産の取得や運用には、調査・研究、判断・決断、リスク管理、そして最後に運とタイミングが付きまとう。この例では、これらが上手く噛み合って良かった。もっとも、物件が免震構造であるとは言っても不測のケースはあり得る。工事の隠れた欠陥、地震保険の限界、予測を超える天災があるからである。株式等の運用も然りである。社会との接点も多く、夢があり脳も活性化する反面、常にリスクに晒されている。徹底したリスク管理を怠ってはなるまい。