いつだって貴族

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• 人生100年計画

  先週木曜の夜、現役時代の勤務先の元社長Ｋ氏から電話があり、30分ほど四方山話をした。１年近くご無沙汰していて恐縮至極である。Ｋ氏は今89歳であるが、ひとりで（厳密には11歳のラブラドールとの二人暮らし）悠々自適の生活である。食事も全部自炊であるから、ぐうたら「いつだって貴族」にとっては驚異的存在である。話の中で、先日日野原重明氏が自宅にぶらりと訪ねて来たという。Ｋ氏は日野原氏が理事長をしている「新老人の会」の発起人仲間である。そんな関係で「いつだって貴族」の書棚には「葉っぱのフレデイ」がある。昨夜「いつだって貴族夫人」が持っていた某誌を開いたら、たまたま冒頭に現在94歳になるという日野原氏の記事が掲載されていた。この中で興味を惹かれたのは「うつむけ療法」、確かに脊椎動物で仰向けで寝るのは人間だけである。たまに愛犬がふざけて仰向けになるが・・・　そして、忙しくて運動する時間がないからとにかく歩く、１日に18時間働く・・・という話。氏が10年先までプランを持っているのは有名であるが、そうなると104歳までの予定表があると言うことになる。そう言えば身近なところでも、大阪にいる学友のＫ君がだいぶ前から「100歳まで現役」をテーマに会社として社員共々運動に取り組んでいる。ついおろそかになっていたが、こういうことも含めてのキャリアプラン、ライフプランが大事なのである。最終目標を生きている限り定め続ける、併走する死に飛び移る準備もいつもしている、これが還暦後における弾力的「自由と夢のプランニング」である。57歳の時生涯タイムスケジュールを自著で披露したのを思い出し、久しぶりに眺めてみた。近年実現しているのは、「長男結婚」だけである。仕事の目標には、著書出版（10冊）とある。すっかり忘れていた。書斎の窓から咲き乱れている花々が見える。散りかかってはいるが梅、椿、今満開のすもも、来週満開となるカイドウ。今年はいずれの木も今まで見たことのない豪華絢爛ぶりである。「いつだって貴族」も大いに花を開かさねば・・・　これからが楽しみたのしみ。

  2006年04月23日

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• 仕事と私生活のバランス

  今日の日経のBusiness Basics 欄に、ワーク・ライフ・バランス（仕事と私生活を充実させることで相乗効果を生む働き方）を実現するためには意識的に時間管理に取り組む、そのコツは「無駄な仕事時間を省く」「公私で優先順位を決める」「完璧を求めない」の実現３カ条を徹底することと言う。付属のバランス・チェックシートで自己採点すると10項目中5個が該当し、「平均的なタイプ」という診断が下った。因みにチェック結果は、Ａ気楽な自由人タイプ、Ｂ人生の達人タイプ、Ｃ平均的な現代人タイプ、Ｄ人生貧乏タイプの４タイプに区分される。尤も設問の仕方でこんなものは結構左右されるが、「いつだって貴族」が人生黄金期に位置する自由人であることを考慮すると、「Ｂタイプ」に収まることが大事である。昨日６人のキャリア・カウンセリングを行った。全体的に粒が揃っていたがこの中の１人からアンケートで、「話がどこまで伝わっているのか疑問」という指摘を受けた。確かにこの時はクライアントが悩みを発信しているのを認識していながら、「いつだって貴族」の時間配分と優先順位の拙さから、肉親との確執など訴えの一部を切り捨てたのである。我ながら情けなくまさに反省の一言である。昨日はカウンセリングをしながらたまたまこのバランスについて考えていたのである。なぜ人間はこうもバランスの取り方がヘタなのであろうかということである。ワークとライフは分かりやすいバランスであるが、この上記の６人については各々、職場環境、性格、時代観察、自己成長、職種選択、人生観を中心にバランスがとれていない。改めて考えると、人間は皆多少バランスをに欠いている。それが個性であり、個性があって社会が構成されている。問題はバランスの取り方であり、時として必要なバランスの崩し方である。「いつだって貴族」は気まぐれ完璧主義者であるから始末が悪いのであるが、改めて心しなければならないのは「普段は気楽に、時として満点」ということである。これを実践する。

  2006年04月22日

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• 「国家の品格」と「個人・自分の品格」

  「国家の品格」が話題になっている。この本に対する評価は様々分かれるところであろうが、もっとも大事なことは、著者が精神的閉塞感で覆われた現代日本に一石を投じた事である。「いつだって貴族」の基本的価値観は「問題を起こすこと」であるから、その意味ではまさに痛快事であると言える。「国家の品格」の影響力が大きいことは歓迎すべきことであるが、反面偏るのも困ったものである。自分の品格も顧みない連中が、国家の品格を論じる漫画的構図が当分見られる事になりそうだ。国家の品格よりも個人の品格、ずばり自分の品格の方がはるかに重要である。また、多くの日本人の弱点は論理と合理に欠けていることであるから、問題がすり替えられては一大事である。こうなって来ると話は古くなるかも知れないが、故松下幸之助翁の「すなおな心」という、いわば日本人の原点の様な世界に戻ることになりそうである。「すなお」の定義は難しいが、藤原正彦氏が強調する世界は、表現は異なっていても「素直な心」に軽く包含されてしまうことは確かである。「いつだって貴族」は、素直な心に関連する項目の中で特に、「実相が見える心」「融通無碍」「大自然の素直な働き」「先人の尊い教え」「広い寛容の心」等々に、「国家の品格」を垣間見るのである。藤原氏は日米での生活を体験し、武官でありながら文官でもある。松下翁は赤貧・虚弱の中から人生をスタートし、人生後半で人間や国家に思いを馳せた。両者には見事なバランス感覚がある。ただ二人には、大きな人生経験の差とコミュニケーション力の差がある。このあたりは今後「いつだって貴族」にとって面白い課題となりそうである。

  2006年04月16日

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• 「国家の品格」

  １ヶ月ほど前に友人からメールで、「国家の品格」を読んだと言ってきた。「読め」と言わないところが面白い。明後日の夜東京で、NPO知的生産の技術研究会が「国家の品格」の著者・藤原正彦氏のセミナーを開催する。気にはなるが１泊で聴講に行くのも時間的に厳しいので、昨夜から著書を寝酒代わりに読む事にした。まず図解的切り口で目次から入り、全体的に目を通して感嘆の渦に巻き込まれた。ご本人は軽くまとめたのかも知れないが、これはまず間違いなくここ半世紀、我が国で世に出たあらゆる著作の中で最もセンセーショナルな影響を与えている。特に最終の第七章「国家の品格」は最秀逸である。これほど爽やかで、且つまともな見識を持つ日本人がいたのである。彼は「マスコミが第一権力に」と明言している。「いつだって貴族」も、ＮＨＫ，三大日刊紙こそ日本をダメにした犯罪者であるとまで公言しているから、若干ニュアンスは異なるとしても、「同志がいた！」　という思いで心強い。後は小泉首相が「国家の品格」を読めと、全国民に強く推薦すれば、日本は蘇る可能性がある。まだ全国民が馬鹿になっているわけではないからである。小泉首相にその勇気と見識と聡明さが残っているとは思えないが、ＮＰＯ知的生産の技術研究会を初めとする我が国の真のエリート集団が、この機会を逃さず全力で発言・行動することを願っている。

  2006年04月15日

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• 動けば必ず何かが始まる。

  半月ぶりのブログである。「いつだって貴族」のブログは、普段失礼しがちの友人・知人・親族へのメッセージも兼ねている。この期間ブログを訪問していただいた方々には大変失礼をしてしまったが、こういうことでもしないと時間的なやりくりがつかない。未だに、とっくに期限到来の税務申告も、所属団体の会計事務所への月次報告も未整理状態である。それでも、諸団体の処理事項や日々の雑事など放棄するわけには行かない。某所属団体の理事会、会員への会費徴収連絡、ソフトの操作上の不具合の検討、預金の出し入れ、他の某所属団体の行事打ち合わせ、町内団体の総会での会計報告等、いずれも不可欠の事項である。最近の日々の雑事も、愛犬の散歩、株価の追跡・チェックは日常活動だし、書斎の整理棚の配置・整理、ジャケット、シューズ、キャリーバッグ、日用品、本・雑誌の購入、歯の治療、火災保険・自動車保険の更新、個人の確定申告の修正等々、よくもまああるものである。因みに本は「国家の品格」「脳が若返るメモする習慣」の２冊である。この上で、キャリア・カウンセリング、再就職セミナーをこなし、さらに現実の賃金制度に取り組み、「脳語」を世に問わねばならない。この後者の２つに時間を割いてこその我が存在価値なのであるが、それが全く進まないいらだちがある。エニアグラム・タイプ１の我が性格も結構やっかいな代物である。これらの中で最大の癒しは、娘夫妻と孫の４日間に亘る来訪であった。育児と全く縁のなかった３分の１世紀であったから、改めて血のつながった存在の不思議さを思い、１歳余の孫の力強い意思の存在に驚いたりする。「いつだって貴族」は３歳以降の記憶は豊富にあるが、１歳の時は残念ながら全くない。それでも、これほどしっかりしていたとは到底思えない。どうしていたのか、また、なぜその記憶がないのか、疑問はつきない。娘は２人目の男の子がお腹にいて、育休に引き続いて産休を取っている。育児の合間あいまに彼女からＰＣの指導を受けた。娘のパートナーである息子は、日本では一般的ではないがコントラクターである。次男の出産に備えて、一時離職しての東欧からの一時帰国である。次男が２ヶ月になったら、一家で再度渡欧する。娘夫婦のこの新しい生き方は話を聞いていても新鮮である。彼国ではベビーシッターも頼み易いから日本で生活するよりもずっと恵まれている。夫婦の絆も自然に強くなる？わけで、推薦したい生き方の一つである。息子のお嫁さん、つまり新しい娘から頻繁に届く孫の写真や便りも気持ちが和む。彼女のおかげで息子の新家庭も、いつだって貴族の古家庭も、活き活きする。またこの間で、友人が訪ねてくれる。男性の友人からは元気の出る数々の刺激、女性の友人からは明るいニュースがもたらされる。ガールフレンドである愛犬からは毎日心からの笑いを貰う。「いつだって貴族夫人」も地区の防火クラブ部長、民生委員、児童委員、そして家事と、雑事が絶えない。公的仕事は決してやりたいわけではないが、ヤル羽目になる。彼女は某国家試験にずっと取り組んでおり、これに季節柄菜園作りも加わり、これまた寝る時間もない。どうも２人とも、還暦後期せずして似た者夫婦になってきた様に思う。彼女にも先週別の癒しの時間があった。彼女のちょっとしたアイデイア日用品が某発明協会の年間佳作に入り、金一封はないが賞状をいただいてきた。商品化される可能性はまずないだろうが、何でも経験である。会長は故三木首相の睦子夫人で、2人で収まった写真が賞品と言えよう。親友宅に1泊、実家の兄貴夫婦宅に寄って、リフレッシュして帰って来た。誰でも、いつでも、動けば何かが起き、何かが始まる。

  2006年04月10日

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• ニート問題の切り口

  ４月からニート問題に関わることになっている。業務が輻輳しているが準備を進めなければならない。普通だと専門家の本を読んでいわゆる勉強をする、或いは識者の話を聴きに行ったりすることになる。しかし今回「いつだって貴族」は、そういうことは一切しないことに決めている。すべてが独断と偏見に満ち満ちていることは承知しているが、我が道を進んでみたいと思っている。何故か、理由は簡単である。世の中には、また昔から、ごまんという心理学者や精神学者がいろいろなことを発表し、延べにすれば全世界で何十万人、何百万人と言う学徒が誕生して来たに違いない。しかし誰一人、人間の心や心理について明快に解析出来た人間はいないし、説明も出来ない。人間の心や感情、脳の構造や機能などについて分かる筈はないし、また分からないのが当たり前である。であるから、学者先生がニート問題について、さも分かっているかのように諸々述べてはいるが、「いつだって貴族」はこれを安易に信用することは出来ないのである。そもそもエリート族に彼らのことは分かるはずがないのである。要するに、人は他人にはなれないから他人の心を想像・類推するしかないのである。そもそも自分のことすら分かっていないのが人間である。先週半ばに3人のキャリア・カウンセリングを担当した。20代の男女と40代の女性で、皆比較的ハキハキしていて自己成長欲もあり人柄も良いが、ニート的側面ないし心療的要素が多かれ少なかれ存在する。就職の相談に来訪しているから、表面的にはニートの定義には外れるが、精神的に弱い所があり、こういうグループの人たちからのニーズが結構あるのではないかと思ったりする。「いつだって貴族」は本能的感覚により、近しい先輩からのアドバイスを含め次の３点で心を交流させようと考えている。１．相手の人格を尊重する。そもそも、ニートも非ニートも紙一重の差のところにいる。２．何でも良い。一つ、本人が汗を流す、或いは興味を抱ける対象を一緒に探してみる。３．本人の脳の歴史を一緒に辿ってみる。これこそは「いつだって貴族」のノウハウである。

  2006年03月26日

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• 自分の葬儀

  昨日は、亡き義父が３０年前に「いつだって貴族」邸の新築記念に贈ってくれた応接セットと、息子が学生時代に使っていてお下がりの横長の書棚を処分した。応接セットは汚れもなく愛着があったのだが手狭になった書斎には大きすぎるのと、スプリングがきしみ出したため、仕方なく手離した。書棚は白なので茶系で統一している部屋に合わないのと、あちこち合板が剥がれてきたことによる。数日前に注文してあった整理棚と来客用の小椅子２脚が今日の午前中配達されたので、 午後は片付け三昧であった。お陰で快適な書斎兼オフィスが出来上がった。整理中、１年余前に友人から来た、概略下記のような手紙が出てきた。写真の送り状として添えられた短文の手紙である。 ---------------------------------------------------------楽しみにしていた旅行もあっという間に過ぎ去りました。楽しい時は遠慮なく去って行きましたが、あの早朝の冷気の中で行われた勤行の響きがいまだに耳に残っております。それにしても、皆元気で毎年一同に会することができるのは私にとっても無上の喜びです。（略）世の中には不幸にして友がいる幸せを持ち得ない人びとが多いことでしょう。それに引き換え、我々はなんと幸せな又贅沢な人生であるかと、旅行を重ねるたびに思い感謝しております。又来年の楽しい旅に思いを馳せ、残り少なくなった日々を有意義に過ごしたいと思っています。（略）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　追伸　あの楽しかったチェコ、ドイツの旅、我々の人生にかけがえのないいい思い出となり、心に豊かな糧を与えてくれました。あの静かなデトモルトの夕暮れ、トイトブルガーの黄昏、絵のように美しく瞼に浮かびます。共に旅が出来たことを感謝しています。　　　　---------------------------------------------------「いつだって貴族」は、この「残り少なくなった日々」という個所が気になりだした。確かに、そういうことは冗談では結構言うことはあるが、この手紙のように明確且つ真面目に表現することは、「いつだって貴族」の場合今までなかったからである。 つい考えることを避けてしまうが、我々もたまたま命の上に乗っかっているだけで、隣には死がある、つまり生死はいわば共存しているようなものであり、ハート・アタックや事故で今の瞬間にも、死に乗り移ることを強いられるかも知れない。となると、具体的に考えておかなければならないことは山ほどある。一種のリスク・マネジメントといえよう。そもそも葬儀のことだってある。葬儀はやらないと言うのが基本である。「いつだって貴族」にとって、それは正しいことであるからである。一国の代表者とか世襲制企業の現トップが亡くなった場合は、セレモニーもそれなりにやる意味はあるが、それ以外のケースでは身内と親しい人たちだけで送るのが自然体であろう。葬儀・死くらいいろいろな意味で不愉快なことはないからである。意味なく消費される時間・葬儀代も勿体ない話である。最近自分らしい葬儀について語られることが多くなってきたことは、個人の尊厳の観点からも喜ばしい傾向であると思う。「いつだって貴族」の場合も、このテーマを考え出すとキリがないほど夢が膨らんでくる。思いつくままに代表的な夢をメモると、こんな感じである。１．いわゆる葬儀はやらない。これは当たり前のことである。２．戒名（うちのお寺では法名というが）は付けない。誰も覚えない、知らない戒名など全く意味がない。最近大好きになった自分の本名を名乗る。３．お寺はふるさとのような場所であり、大好きなお寺にはちゃんとお礼と感謝の気持ちは表す。４．お墓は改築し、身内が楽しく集える機会になれば言うことなし。５．今を豊かに生き、元気なうちに家族、子孫、友人に伝言・メッセージを残す。それぞれ充実した人生をエンジョイして欲しいからである。６．一番の課題は社会にどういう形で何を残すかである。どうせ大したことは出来ないが、ささやかでも社会にイイ影響を与えたい。７．自分の思い、創造した小理論・制度、これらを社会や後世に託す・・・そのために提案書・本を通じて表現・アピールする必要がある。しかし、実績のない「いつだって貴族」にとっては、これらを実現するにはこれからかなりのエネルギーが要る。これが「いつだって貴族」の葬儀のコアになる様に思う。

  2006年03月23日

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• 慌しい年度末

  14日はある程度の準備を経て、賃金制度支援でクライエントの企業を訪問した。３時間ほど意見交換を交えたプレゼンをし、お互い同じ土俵に上がれたように思う。用意したレジメ10余枚、グラフ2枚、説明図3枚。時間切れのため、グラフ１枚は当日から参画のクライエント側の男性スタッフに応援して貰って危うくセーフ。厳しい状況の中、暗中模索であるが、いよいよこれでスタートである。15日は「いつだって貴族夫人」の多大なる助力を得て、訂正印だらけの確定申告書を仕上げ、締め切り時間丁度に税務署の受付箱に投函。夜は所属団体の月例会。皆元気な中高年、それに女性新会員が加わったので、深夜まで盛り上がる。話題の中心は「人生」である。16日は別の所属団体の雑事を処理、本日はその資料を持って、税理士事務所の女性スタッフと落ち合いランチ。彼女はいまどき珍しい対人能力満点の女性、シテイー・ホテルの快適空間のせいもあり、初会合ながら楽しい会話の場を演出してくれた。近くにある税理士事務所で３時間近くかけてチェック作業を行い、なんとか終了。やれやれ。

  2006年03月17日

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• 朗報

  前回10日のブログで、２人のお嬢さんが翌日の面接試験に臨むがイイ線で行ける筈と書いたが、本日主宰の公的機関から電話連絡が入り、１人が合格の挨拶に来訪、彼女からというお礼の伝言を受けた。講習会でのまとめと面接の訓練がそのまま生きたとのことである。彼女は事務職希望、しかし経験は２社でのアルバイトの販売職のみ。数社不合格が続き不安を覚えてのカウンセリング、そして勧めに応じて引き続いての講習会受講であった。やはり素直に反応する前向きの人は明らかに違う。「いつだって貴族」も心底「絶対大丈夫」と言って送り出しただけに、とても嬉しい。彼女の向上意欲を恐らく面接官も感じたに違いない。明日は所属団体の経理上の確認で会計事務所を訪問する。これからその準備であるが、つい嬉しく臨時にブログを開いた次第である。

  2006年03月16日

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• まじめが面白い。

  厳密に言えば明日もう1日あるが、今週はまじめに過ごし且つ充実した1週間であった。火水は再就職支援セミナーがあったし、木金はＦ社の賃金体系構築の検討･対策に没頭した。セミナーは前回開催から10日しか経っていなかったこともあり、また欠席者も多く、初日7名、2日目6名と、今まで最も少ない人員であった。しかし今回は珍しく、最高齢でも40歳という若手集団であったため、大いに盛り上がり、最後には全員で再就職ゲットを誓って同期会まで作ってしまった。アンケートでは講師評価で全員最高点を付けて貰ったし、それよりも例外なく自分の言葉で感動の感想を寄せてくれたのが、何よりも嬉しい。２人のお嬢さんが翌日面接を受けると言っていたが、あの調子ならイイ線まで行けた筈だ。「いつだって貴族」にとっても、今まで一番楽しく且つ手応えのある講習であった。賃金制度構築の方は余りにも諸制約が多く、安定性と刺激性の２つの体系によるアプローチを断念し、能力・実績１本のかなり斬新な提案に急遽切り替えることにした。レポートの作成が佳境に入って来つつあるので、明日も丸一日まじめに取り組むことになりそうである。このような真面目な生活のどこが楽しいのか、同年代の他の人には誰も理解してもらえそうもないが、「いつだって貴族」はこの創造的な時間が楽しくまた充実しているのである。人間の性格・人生観は実に様々で面白い。

  2006年03月10日

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• 吉成真由美さん

  昨3日の午後、3名のキャリア・カウンセリングを担当した。その中の1人の30代の青年は、ここ数年学生アルバイトの見習いのような仕事をしている。本来であれば、多分液晶ＴＶ研究の最前線で活躍している筈なのである。このようなケースに出合うと、人間の脳の複雑さ、未知の世界に戸惑うと同時に、ほんとにいろいろと考えさせられる。先般来、吉成真由美さん（脳科学研究家、そして利根川博士の奥さん）の「危険な脳はこうして作られる」を読んでいる。彼女はまさに日本の誇る才媛である。彼女のこの著書との出合いが日々怠けている「いつだって貴族」を、「脳語の確立」に向けた具体的行動に遂に踏み切らせてくれるような気がする。いずれボストンで本当に出会いたいものである。因みにカラフル・ライフというのは、利根川夫妻の造語だそうである。共感を覚える。今日4日は午後から、桑山紀彦氏のライブを聴きに行く予定であったが、「いつだって貴族」としてはかなり思い切った決断により、2,3日前に不参加を決めたところであった。ライブどころではないのである。やはり自分自身の充実した人生と、心身の健康を第一義に考えるべきだからである。元々今回のライブ参加は、所属団体の活動の必要上、彼のライブの意義やメッセージの価値を確認するためのものであったのである。しかし「いつだって貴族」の選択は正解であった。偶然前夜にＮＨＫ・ＴＶにチャンネルを合わせていたら、何と桑山氏の活動を30分間放映してくれたのである。市井の１医師の人間愛とその活動が世に与える社会的影響力は、力勝負では意外にも高名なサラリーマン経営者の発信力に大きく勝るのである。YAHOOで見て更に驚いた。桑山氏の件数、343万件である。結論は出た。「いつだって貴族」の造語・「脳語」の使命は大きい。映像と言語と感情と脳を結ぶ「脳語」は、必ずやこれらの問題の解決の糸口となるはずである。｢脳語」で、危険な脳の誕生にはストップを掛け、人々の発信力の強化を更に図ってゆきたい。

  2006年03月04日

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• 子どもの教育より、大人の教育。

  昨日の土曜は、市民団体主催の「子ども達の進路を拓く」というシリーズ講演会に所属団体の理事仲間であるＮ女史を招き、こじんまりとした集いながら中味の濃い時間を持つことが出来た。最初河合隼雄氏の「心の処方箋」を題材に取り上げ、次に家庭における子どもの仕事観について語り合った。大人が対象でも、読み聞かせが結構使える話法である事を再発見した。河合氏の「100点以外はダメなときがある」という考え方は、「いつだって貴族」に強烈なパンチであった。久々に聞く嬉しい言葉である。日本中の青少年に、否、全国民にぜひ理解して欲しいモノである。子供の仕事観についての話し合いから出てきた結論は、やはり「家庭・親」が最も大きな影響力を持っているというものであった。どうしたら子どもを本好きに出来るか、勉強する気にさせるにはどうすればいいか、早くから職業観に触れさせるにはどうしたら良いか、、答えるまでもない問題である。ニート・フリーター問題も難問として国民の前に立ちはだかっている。確かに過去四半世紀、仕事はますます専門化、高度化、組織化し外からは見えなくなってきている。しかし、これなども背景・原因・対策、いずれも明確に分かっているにも拘わらず、親・親族・教育関係者・行政関係者いずれも大半が無能・無策、表面的には失業率はやや減少して行っても、深部では一段と事態は悪化している。ニート・フリーターになる前に手を打たないと、解決には途方もない時間がかかることになる。「いつだって貴族」が４月から取り組むニート対策は、恐らく既にニートになっている青少年が主たる対象になるものと思われる。彼ら自身に責任は少ないのであるが、結果として意思の弱い彼等が自ら責任を負っていかねばならない。時間はかかっても、何人かの人生にきっと力を添えることが出来るものと確信している。因みにＮ女史には小学生と中学生の男の子がいる。夫婦共に別々の知的自由業。「いつだって貴族」はＮ家の夫婦像、親子像を垣間見ているが、家族の中での明るい会話が行き交うＮ家には、大人の教育はもちろん子供の教育も不要なのである。

  2006年02月26日

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• Ｍ氏からの手紙

  病気をしたわけではない、落ち込んでいたわけでもない。とにかく慌しくてアッという間に1週間が過ぎ、結果としてブログを１週間サボってしまった。華々しく活躍している人に較べればその10分の１も活動していないが、現実にはブログを発信している時間がなかったのである。Ｆ社の賃金実態の把握と新制度の構想、所属団体が秋に開催する全国大会の打合せ、同団体の月例会、所属ＮＰＯの理事会、町内交流会の下打合せ、２日間の再就職支援講習会などが続き、そしてなんと言っても、20日・月曜日を底とする株式市場の大暴落があった。今回の暴落は経済原則とはかけ離れた、本来馬鹿げた事の連続であっただけに、「いつだって貴族」もかなり不愉快な数日間をすごしてしまった。ふたを開ければ、この間外国人は完全に買い越し。彼我の見識の違いを見せ付けられた様な気がする。信用で株式を買っていた人々は生きた心地がしなかったことであろう。この間でも、仲間との交遊は楽しかったし、親族から次々と届くいいニューズや話題、そして愛犬との触合い、それに何かと口に入れることの多かったチョコレートは、忙しさで苛立つ気持ちを和らげてくれたように思う。そして極め付けはＭ氏からの「１通の手紙」である。睡眠不足を取り戻し、週末から元気に、さあ、再スタート！といった心境である。嬉しかった「Ｍ氏の手紙」の概要：（略）私は昨年１２月ＸＸ日～ＸＸ日のＸＸセミナーと１月ＸＸ日のＸＸ時からのキャリアカウンセリングでお世話になりましたＭと申します。お陰さまで１月２８日に再就職が決まり、現在元気に働いております。今回の就職に関しては、昨年のセミナーでのエニアグラムでの自己解析がとても役に立ち、2番タイプ(助ける人)の特性を活かして、高齢者施設や在宅高齢者向けの食事を提供する企業の営業職として応募し就職ができました。今までの単なる就職テクニックに頼った面接対応だけではなく、自分の中から出てくる思いを自然に語ることができたのが良かったのではないかと思われます。今までのセリフを覚えるような面接準備から、自分の内面の整理ができたのは、先生がセミナーで時間をかけて指導していただいた図解での「自分像の作成」が大いに役立ったからです。その後年が明けてキャリアカウンセリングでまた先生にお会いできまして、時間をおかず面接があったのが良かったと思います。本当にお世話になりました。厳しい就職活動ではありましたが、ＸＸＸＸやセミナーでの先生との出会いなど、人間的に成長できた時期だった一面もあります。（略）

  2006年02月24日

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• 生活の中の不快な義務

  毎日自由な時空の下に生きているので、義務的な時間と付き合うのは非常に億劫である。今週は、毎日気にしつつここ１ヶ月以上先送りを重ねていた自動車運転免許の更新手続きのために、重い腰を上げて運転免許センターに行って来た。こんなことのために時間を費やすのは苦痛であるが、無法運転者や運転不適格者を排除するためには仕方のないことである。優良運転者に区分されているので、講習は３０分で終わった。いずれは「いつだって貴族」も視力不足、身体機能不良等で免許証を返上しなければならない時が来る。マイカーも無くなる時が必ず来るのだ。その時の生き方、生活の仕方を具体的に想定する必要があるが、これは先送りになりそうな感じがする。 昨日は３ヶ月に１度の通院であった。来週の予約であったがセミナーと重なるため、一昨日急遽病院に連絡し変更してもらった。血液検査があり採血の際、看護師が容器に書かれた「いつだって貴族」の名前について別の看護師と何やら話している。何のことか尋ねたら間違い防止のための確認だという。初めての経験である。リスク・マネジメントもこういうところまで来たのかと複雑な思いがする。血圧は安定している。１時間以上待って医師との面談は例のごとく３分である。待合室は書斎に転じるので待つのはさほど苦痛ではないが、わざわざ出掛けるのはやはり面倒なものである。来月は確定申告の期限である。これほど人生を邪魔され且つ面白くない時間は他にはあるまい。大した金額ではないし、税金を払うのはちっとも不快ではないが、無味乾燥なことに数日がむなしく流れて行くのは実に不愉快である。普段記帳していないから余計大変なのである。

  2006年02月17日

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• ほんとうの貴族

  今月古希を迎える友人が数日前のＥメールで書いて来た話題を、「いつだって貴族」の友人諸兄姉に敢えて紹介し、こういう素晴らしい市井の青年老人がいることを伝えたい。昨日のブログ・「ほんものの貴族」の中で、最後に「ほんとうの貴族」について少し触れたが、この彼が当人である。生命・人生･生活、すなわちライフの充実と、貴い精神の醸成を目指す大勢の貴族がこのブログに登場し或いは語り合うことで、何かが動き何かが起きれば嬉しい限りである。 １．最近読んだ本について　・「国家の品格」　藤原正彦　　・「千住家にストラリヴァリウスが来た日」　千住文子　・「男たちの大和」　・「リスクに挑む」　福間年勝　「いつだって貴族」が感心する点・・・・・彼曰く「若いときの勉強不足を今埋めているのだ」２．最近のテニスの状況　・フォアーに自信ができて益々面白くなってきた。　・現在のラケットに合致した打ち方、即ちボールを下から上にこするように改良し、ミスをしないという自信ができた。　・昨年末からキッズテニスの指導を開始している。　「いつだって貴族」が感心する点・・・・・彼曰く「自分で言うのもおかしいが、６９歳になってテニスが上達した」３．ピアノの状況。　・思うようにいかない。　・チェロを弾く、２５年来のテニスのパートナーから「テニスでもここまで来るのに何十年の歳月を費やしたではないか」と言われる。確かにそうだ。簡単にできるものなどこの世にはない。　「いつだって貴族」が感心する点・・・・・彼曰く「年だから・・・という言葉は、効力のある時にしか使わないようにしている」４．近況　・全くの素人なのに「男の料理教室」の責任者をやる羽目となった。　・１泊で館外研修に行った。　「いつだって貴族」が関心する点・・・・・彼は昔料理などやったことはない。再度繰り返したい。上記は団塊の世代の一回り先輩・７０歳の１市民の近況メールである。読んでいると心が明るくなり、元気になる。　若者よ、老人に負けるな！　還暦世代の諸君！　ほんとうの人生は毎日始まる！

  2006年02月14日

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• ほんものの貴族

  「いつだって貴族」は単にそれを目指している貴族候補であるが、週末に友人であるほんものの貴族から便りがあった。今日から絵の展覧会を開く、春には居宅１階の１部を地震対策としてシェルター化する、初夏はゴルフ三昧、そして夫婦でハワイ逗留という。まさに本物の貴族である。実は時を同じくして、「いつだって貴族夫妻」も邸宅の改造について語り合っていた。何しろ建築基準法改正前の建物であるからだ。しかしこちらの結論は正反対で、壊れたら引越すということで話は終わった。理由は、トタン葺きで屋根が軽いし２階には重い物は置いていない、寝室は平屋部分にあり安全である、邸宅の周囲は公道･空地部分が十分にあって落下物の危険はない、従って危険度はさほど高くないであろう、それに老人夫婦の田舎暮らしは心身共に好ましくないから居宅崩壊は引越しの良い機会になる、と言うものである。海外旅行もペットホテルからさえ宿泊を断られた、飼い主ベッタリの愛犬がいるので気軽には出掛けられない。彼の便りから「終の棲家」という言葉が飛び出した。「いつだって貴族」はそのような観念に欠けていたことに改めて気付かされた。確かに具体的に考えておかなければならないテーマである。数日前に便りのあった別の友人も、文学、政治、スポーツ、芸術と、精神的に実に豊かな人生を展開している。この彼もほんとうの貴族である。それぞれの人間・家族の生き方はさまざまである。考えると実に面白いものである。普段、「エニアグラム」になんとなく触れているので、「他者理解」の世界に遊ぶことが出来る。

  2006年02月13日

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• 慌しい生活！　？マーク。

  ここ数日忙しかった。8日は講習会の準備、書斎の椅子の入荷、部屋の片付け、市民団体の役員会。9,10日は連続講義で且つ泊まり。11日は市民団体の講演会。友人に講師を頼んだ関係上、一緒に参加。夜は事務局をやっている、キャリア・カウンセラー関連団体の会員向け発信準備作業。今日12日は別の所属団体が秋にやる全国大会の打ち合わせ。京都の本部からわざわざボスが来訪したこともあり、大会成功を目指し10名ほどの出席者は全員燃えている。「いつだって貴族」もつい張り切ってしまう。ここ数日のこまごましたことーーー丸善で賃金関連の本を数冊購入、注文していたメガネが出来上がりその受け取り、ケニア向けの支援活動をしている方へのささやかな寄付の振込み、愛犬がかじったレースのカーテンの取替え、一太郎のソフトのネットショッピング、ニート支援の仕事が近々始まるのでアマゾンで関連の参考書を２冊購入。他に、日々の愛犬の散歩もあるし、今月値下がりした持ち株対策もある。先送りしている仕事、メール・電話連絡、運転免許の更新・・・絶え間のない成長感、刺激に富んだ生活は、「いつだって貴族」の性格にピッタリなのだが、たまにはのんびりと落ち着きたい時もある。贅沢を言えばキリがないが。

  2006年02月12日

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• 楽しいセミナー

  9，10日と、再就職支援セミナーを担当した。経験を積めるというのはありがたいもので、最近は2－3時間の事前準備で講義に臨むことが出来るようになった。また以前は熱が入るあまり、特定の話題・テーマについのめり込んでしまい、肝心の課題に掛ける時間が足りなくなってあわてることもあったが、今回あたりからやや余裕を持って運営出来るようになったと思う。今回の受講生は珍しく10名を割り且つ45歳以上が不在という構成であったため、１人ひとりと相対する感じで比較的丁寧に、且つ焦点を絞って対応出来たように思う。中高年のリーダー的な人がいないこともあり全体的におとなしいグループであったが、さすがに２日目の午後ともなると話が盛り上がり、最後の面接練習では素晴らしい面接指導官も次々と登場し、お互い一生忘れられない体験をしてもらえたに違いない。アンケートで感激したのは、ある若い女性が今回の再就職セミナーを自分の学習暦の筆頭に掲げ「心のバイブルになる」と述べてくれたことである。また、40代の女性が「こんなに内容が充実した講習だとは思いませんでした。特に仕事図はすごい武器だと思いました」、40代の男性が「講義はもう１日あってもいい位でした」などと答えてくれたのは嬉しい限りである。おかげで「いつだって貴族」も、会場に割合近いホテルに宿泊、命の洗濯が出来た感じである。久しぶりにＴＶで、トワエモワ、来生たかおと言った同世代には懐かしい歌声を、電飾に輝く広大な庭園を見下ろしながら楽しむことが出来た。

  2006年02月10日

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• 誕生日と孫

  今日は「いつだって貴族」の誕生日である。60数回目の誕生記念日ともなれば別にめでたいわけではないので、お祝い事はやらない。小さいケーキを「いつだって貴族夫人」が用意する程度である。「いつだって貴族」は少々変人であるから、自分の誕生日のことはほとんど忘れているし、単に生涯の一通過点としか受け止めていないので、感慨も特に湧かない。実際、年齢のことは普段口ではいろいろ言うけれども、ひとごとのように考えているところがあって、今でも30、40代の延長のような感じで生きている。 しかし近年の誕生記念日は、めでたいという表現は合わないが、嬉しい日であることは間違いない。なぜかと言うと、幸せな人生を実感しながら誕生日を迎えることが出来るからである。お祝いと言うと、身内からの誕生カードが代表的であるが、最近は各種量販店、車のデイーラー、メガネ屋、飲食店などから誕生カードや優待券が届く。これはこれで結構楽しみなものである。また、バレンタイン・デイーも近いので高級チョコが一足先に来たりして、これも嬉しいプレゼントである。孫が息子と娘に１人ずつ、２人になったので、写真が頻繁に届くのも楽しみのひとつである。今日も、お宮参りをしたばかりの息子とお嫁さん、孫の写真が届けられた。プロが撮ったということもあるが、孫の写真写りはなかなかイカしている。最近送られてくる写真もえらそうな顔立ちと愛嬌のある風情がミックスしていて、見るたびに顔がほころび笑ってしまう。息子のお嫁さんも一段と綺麗に、また新米ママになって幸せそうである。孫たちはまわりの皆を幸せにしてくれる存在である。自分の誕生が子供達の誕生に繋がり、また孫たちの生誕に結びついて行く。人知を超えた幸せのひとつの形である。

  2006年02月06日

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• 町づくりフォーラム

  今日は市民運動のひとつとしての町づくりフォーラムが開催された。寒風吹き荒ぶ１日とあって、案の定参加者はパラパラであったが、腹を立てても体に悪いだけなので、地道にやる以外ないものと割り切る。「いつだって貴族」の住む地方都市は意外にも文化遺産、特に石器･古墳の宝庫であることを改めて知った。近年発見の鹿の角の矢じりは６千年前のものという。今日のフォーラムの成果は、パネラー全員が市井の市民であることである。講演者やパネラーが高度の専門性を必要とするケースは別として、町づくりはやる気とセンスのある市民が立ち上がれば道は開けるものである。型破り専門家を育てる能のない市当局がコンサルタントに構想・立案を丸投げしたり、或いは市会議員・諸団体が視察や勉強会を開催すればするほど、また事業主催者が招く講師が有名人であればあるほど、すべてはヒトゴト・他人事と化し、物事に成長･発展は期待できなくなる。

  2006年02月05日

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• 賃金の世界

  今週は１,２,３日と賃金の世界に遊んだ。昨２日はクライアントとの打合せがあったので、前日は多種多様な要素を織り込んだ大雑把なイメージを脳語（図解）で描いた。過去の例、他人の著書・論文、他社例とは基本的に無縁、クライアント企業とその社員の成長と将来の夢のために、少なくとも地元唯一、合理的にして意気上がる賃金体系･制度を生み出したい。昨日は終日、役員、スタッフの皆さんと意見交換を交わす。概ね考え方・構想概略とも両者波長が合い、ホッとする。ただし、難問山積み。具体的作業に入るには事前に相当の作業が必要となる。社員有志との個別懇談もやりたいと思う。最近ＰＣの前に座っている時間が長いせいか、何かしら目がかすむ。近々自動車免許の書き換えもある。そこで今夕は、昨夏ＰＣ用の眼鏡を作ったばかりの近所で懇意のメガネ屋で、やや遠距離用のグラスを注文する。今回は精悍で且つシャレた感じのデザインのものを選ぶ。メガネひとつでも、気分一新となれば儲けものである。

  2006年02月03日

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• ホリエモンの功績

  先週末のミニトークでも話題になったが、「いつだって貴族」のライブドア事件評は少々異色である。ライブドアの経営陣、監査法人、金融庁、東証、証券取引監視委員会等々、いずれも本来果たすべき機能を果たしておらず、要するに全員無責任体制である。その中で、世紀の英雄・ホリエモンが寄ってたかって叩かれている。評論家も政治家もみな手の平を返したように正義人ぶっているのが滑稽である。また、胸に手を当てヒヤヒヤしている上場企業、特に新興企業の経営者も五万といる筈である。「いつだって貴族」も、証券会社に勧められるままつい買って１年以上塩漬けにしていたライブドア株を、つい３週間前にヤレヤレ売りしたばかりのところであり、間一髪で損失は免れた。やはり虚業に対する偏見とあとはカンがなせる業であろう。ホリエモンの行為は重罪そのものであり、被害を直接且つ大きく被った投資家や関係者にすれば、その悪質さから言っても、影響の規模から言っても、死刑を要求したい心境であろう。 しかし、今回の事件は現在の日本人の価値観・民度或いは傾向を、かなりの部分象徴していることは間違いなく、彼１人に責任を転嫁して済ませられる性格のものではない。ホリエモンの功罪を考えると、少々皮肉が入るが、功の方が断然大きい。まず第１に、ライブドア株の時価総額が１兆円に迫り、それが蜃気楼のような会社価値であっても、市場が評価した以上、株価の時価総額はとてつもない力を持つことを、全国民に改めて知らしめた啓蒙力である。ホリエモンは時価総額を経営の手段に使ったため自ら犯罪を呼び寄せてしまったが、株主から預かった資本の運用こそ、経営者の重要な使命の１つであることを、改めて気付かせてくれたのである。そして、値上げ期待のレールを上手く敷けば、現金不要、あとは株券を印刷しさえすれば金に変わるという仕組みを、誰にも分かる実例で分かりやすく説明してくれた。第２には何と言っても、拝金主義、虚業選好、社会格差の拡大等々に大いなる警鐘を鳴らしてくれたこと。第３には、当たり前のこととは言え、市場参加者が昨今つい油断しがちになっていた投資上のリスクや、投資への基本的な姿勢に対して、素晴らしい教訓をもたらしてくれた。しばらくすれば皆また問題意識が薄れるにしても、教育費１兆円を上回るような価値のある全国民的教育、及び金融・株式・株式市場に関わる幾多の法整備の機会を提供したのである。そして最後の大きな貢献は、起業家精神が世界で最も遅れている日本の若者に、その動機付けと元気を与えたということであろう。かくて、健全なる投資姿勢･環境が再構築され、且つＩＴ教育と同じように投資教育が展開されれば、個人金融資産の50％、700兆円の資金が株式市場に流れ、日本は本格的に活性化する。

  2006年02月01日

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• 内部告発

  最近全国民周知の２大事件、つまり耐震偽装、ライブドアの両事件が話題になっている。いずれも経済事件であるが、無罪同様の軽い刑しか課されないから、この種の事件が絶えることはない。ただ両者とも、 その不正は「内部告発」から発覚したらしいから、興味深い。先日友人が監査役をしている会社が、法に少々触れる行為を画策している旨相談を受けた。そのアイデアが痛快なので「いつだって貴族」も喝采を叫んだが、結局反対を表明した。なぜなら、必ず内部告発に至るからである。安定雇用が過度に崩れてきたからに他ならない。

  2006年01月29日

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• 親子で考える家族のキャリア

  今日は穏やかな休日。「いつだって貴族」の住む町の駅の会議室で、市民のためのささやかなミニ・ト－クの場を持った。タイトルは、「親子で考える家族のキャリア」である。終わってから、参加した1人の女性のために、キャリア・カウンセリングを行った。彼女は子育ての時期がそろそろ終わりを告げつつあり、経理関係の資格も取って更に上のレベルを目指している。後半の人生に具体的な目標を置いた、まじめで爽やかな女性である。諸々秘策を伝授、適職をゲット出来る様応援して行きたい。お陰で講演の持駒がひとつ増えたし、手ごたえのあるカウンセリングも出来た1日であった。

  2006年01月28日

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• 親が育む子どものキャリア

  週末に「親子で考える家族のキャリア」というミニスピーチをやることになり、その中で脳の発達に関する資料を要約した。それによると、脳の重さは7,8歳で大人の90％に達し、幼少期に急速に成長する。つまり、幼少期の刺激の内容は脳の成長に重要な影響を与え、神経細胞間のネットワークの発達が異なってくる。親のスキンシップと読み聞かせが、特にコミュニケーション能力や五感に影響する。そして、7,8歳くらいまでに言葉に触れる機会が少ないと、言語を介した意思の伝達が難しくなる。社会的知識･経験に欠けても同様である。これらのことはネズミの飼育実験でも明らかで、多数の仲間と遊び道具に恵まれたグループの大脳皮質の重さを100とした場合、狭い場所で単独で育ったネズミの大脳皮質は、その90-96％であるという。「いつだって貴族」の5－10歳の幼少期は、父親が外地にいて不在、兄弟もいなかったし周辺に子どもも少なかった。戦中・戦後の片田舎に疎開していたこともあり、諸々の刺激も皆無、神経細胞の発達が阻まれたことは間違いない。「いつだって貴族」の今までの歴史が、以上のすべてを証明している。だから「いつだって貴族」は自信を持って次の通り断言できる。親子の関係・家庭環境は脳･人格形成に決定的に影響し、周辺の人々から受ける愛情表現・体験・会話の内容は、脳が完成する20歳くらい（大学入学）まで、補完的に大きく影響する。従って、進路に関する選択は、20歳以前の、適当に早い時期から始まっていることがベタ－であり、且つ可能である。これらの選択が多くのケースで、20歳以降になっているのが、現代日本の悲劇なのである。

  2006年01月23日

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• 雑感

  この土日の2日間、合間を見ながらであるが、先週金曜に担当した6人のクライアントに対するキャリアカウンセリング・レポートを仕上げた。レポートを書きながら、一人ひとりのカウンセリングの情景が思い出される。並みのビジネスマンには及びもつかない大きな目標に向かって前進を始めた主婦、倒産残務整理中の元中堅企業の社長、先月再就職セミナーで出合った心優しい元電器量販店店長、2年近く再就職が決まらない営業希望の中年男性、天涯孤独の若い女性、重症の大企業病を引きずったリストラ男性、、、1日でこれだけ多様で個性的なクライアントと話した日は珍しい。最後のケースは今回は深入りせず敢えてステップを置いたが、あとは相応のアドバイスは出来たと思う。アンケートの内容も手ごたえのあるものであった。しかしそれでも、話忘れた、元気付けが足りなかった、アドバイスが弱かった・・・と言った反省点・悔いが、レポートを書くことで湧き上がってくる。ケースに応じて、カウンセリング全体を大局的に構成する訓練がまだ足りないことを痛感する。

  2006年01月22日

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• 胃がん検診

  今日は、以前に受けた胃の透視の結果胃カメラによる再検診がある日で、朝６時起きで市役所の中型バスに乗り、1時間ほど掛かる対がん協会の付属診療所まで出かけた。昨日もキャリア・カウンセリングのために6時起きであったので、さすがに眠い。お互いに見知った同士が少ないのか、みんな検診が気になるのか、車中は静寂そのものである。そして、「いつだって貴族」以外、誰一人新聞・本を読む者はいないという生気のない空間が、幹線道路上を移動して行く。胃カメラは4年前に引き続き3度目の経験である。「いつだって貴族」は不調な感じは特にないし、協会の維持費捻出のための抽出呼び出しを疑いつつも、正直かすかに不安を覚える。何しろオヤジが胃がんになったことがあるからである。オヤジは全快して人生を全うしたし、病気そのものに対する恐怖は少ないが、予定に組み込まれているキャリア・カウンセリング、再就職セミナー、賃金コンサルテイング等々が出来なくなると大変である。関係者に多大な迷惑を掛けることになる。診療所のスタッフは良く訓練されていてすべての工程の対応が良く、見事な流れ作業である。胃カメラを喉から抜いた技師曰く、「異常ありません」。そのあと看護師から、十二指腸、食道側にも異常はないという説明がある。改めて健康であることの素晴らしさを感じる。パワーがみなぎって来る。ライブドア・ショックなどモノの数ではない。考えてみると健康こそ、動物である人間にとってはすべてなのだ。夕方の愛犬との散歩は、いつもより遠出をした。彼女も大いに元気である。

  2006年01月19日

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• 水彩画

  学友から絵が送られて来た。と言っても、Ｅメール添付である。近々展覧会に出す自作の水彩画３枚である。いずれ個展を開くと言う。こういう夢を持つことは素敵である。広い世界には60歳代からその才能が花開いたは画家は数多い。彼が２年前に描いた東欧の風景画が１枚、「いつだって貴族」の書斎に飾ってある。今までは巧かっただけという気がするが、今回の絵は彼の気持ちが明らかに濃密に込められている。そして、いかにも円熟の境地に達した初老の青年の作品である。彼の絵が早い時期にＨＰ上で世界中に発信されることを期待している。彼の名を秘した上で、彼の作品を当ブログ上で事前ＰＲしたいのであるが、まだ画像の取込み方法が分からない。どなたか秘伝を伝授いただきたい。

  2006年01月16日

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• パートナーとの縁

  友人からメールが来た。結婚した自分の子どもたちのそれぞれのパートナー、そしてそのまた親・兄弟・・と、新たな親族関係が生まれていく、そのことに対する個々の思いや生活文化の違いについてである。また、「いつだって貴族」は思う。男女共同参画の時代にあっても、或いは自分の人生・キャリアは自己責任であるとは言っても、現実の結婚生活では女性の方が男性側からの影響を大きく受けるケースが絶対的に多い。「いつだって貴族」邸の愛犬ミコは、エンあってわざわざ北海道から本州までいわば養女としてやって来た。犬はその生涯を飼い主によって100％決定づけられる。他家の養女になっていれば、今頃どんな環境で、いかなる生活を過ごしているであろうか。そう考えるから、一層慈しみ育てることになる。では人間はどうであろうか。「いつだって貴族」はたまにふと思う。パートナーが他の男性と結ばれていたら、彼女はどんな人生になっていたであろうか、と。世の中には悪妻と結ばれ地獄で喘ぐ、或いは結婚を後悔し他の女性とのエンを願う男性もいないではないだろうが、一般的には彼女に対する男性側としての責任や与えた影響の大きさを、良くも悪くも、意識したり自己評価したりすることは少ないのではないかと推察する。これに対して、女性サイドは密かに自分のパートナーを観察・評価しているに違いない。その証拠に、未婚の女性は事実、イケメン、億万長者以外は、総じて軽視、いまや晩婚化の世界に突入しつつある。受難の時代の男性は今また、更なる反省を求められているようである。

  2006年01月15日

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• いよいよ仕事はじめ！

  クライアント・Ｆ社の過去・現況を考慮し、また経営の成功・未来の発展を願いながら、その賃金制度の再構築案にやっと着手する。今回は文書での書き出しを自らご法度とし、図解で挑戦することに決めた。自分にとっても、クライアントにとっても、新たな試みである。Ｆ社方式、或いは「いつだって貴族方式」と呼称されるレベルのものを是非創造したい。究極の目的はＦ社の業績向上と社員の幸せである。そして、これは同時に「いつだって貴族」の成長と社会貢献を意味する。エニアグラム・タイプ１の「いつだって貴族」にとって、これ以上の喜びはない。

  2006年01月13日

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• 携帯投資家

  ２－３日前の日経に、ケータイ投資家が膨らんで昨年の２倍になったという記事が出ていた。個人取引の３分の２以上がネット経由だそうで、「いつだって貴族」の計算ではケータイ投資家の金額上のシェアは、個人取引の６％に相当する。昨年、大胆に株式投資をした人のリターンは大きかったのでその世間話や、株価が上昇し続けるかのごときＴＶ，週刊誌、そして素人専門家の解説に刺激され、且つ上辺の情報に流されて後追い投資をすると、大やけどをする可能性がある。しかしそれでも初心者が株式投資をすることで、多かれ少なかれ外界・他者との接点が生まれ、政治・経済・社会を見る目が出来、また諸々の自己啓発の動機付けや何らかの刺激に繋がれば、全体としては功の方が罪よりも大きいに違いない。業績の拡大に裏打ちされた株価上昇であるならば、日経平均が２万円の大台に近づくことは、陽はまた昇る日本のスタートラインになる。ただ、２万円を大きく超えることには、「いつだって貴族」は賛成できない。モノの価値が度を越えて大きく変動することは、上に行っても下に行っても、社会不安や疲弊の元凶になる。

  2006年01月11日

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• 団塊の世代「黄金の十年」が始まる（堺屋太一著）

  スケジュールは遅れおくれで、つい弱気になりそうなくらいの仕事の山である。そんな中で上記の本を読んだ。これは団塊の世代の2007年問題に対する全く新たな視点による提言である。６０歳代に突入する団塊の世代は、日本経済再興の原動力になるというのである。これは嬉しい話しである。なぜなら「いつだって貴族」は文句なしに彼等が好きだからである。企業戦士時代彼らと共に仕事をしたが、実に波長が良く合った。また、個性的で自分の時間を結構大事にする連中が多かった。彼等にこれ以上のしわ寄せが行かないように祈りたい。彼らは「自由な労働力」＆「年金兼業型労働力」であり、日本経済の体質を変え、更に高齢者市場を創ることになるという。たしかに概して彼らは元気があり、都会的で、また金持ちでもある。今月から取り掛かる賃金制度再構築の仕事も、こういった視点が極めて重要なポイントになる。多様な要素を織り込んだ最高レベルの提案を行いたい。

  2006年01月09日

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• 人柄

  以前賃金のコンサルテイングでお世話になった装飾品チェーン店の社長から先月初め、喪中欠礼の通知が来た。晩秋に父である会長が急逝に近い形で亡くなったと言う。たまたま訃報を耳にする機会がなく失礼してしまった。享年84歳というから少し早すぎる別れである。「いつだって貴族」には死を憎む性癖がある。従って、この方は死ぬはずがないと普段から思っている人が結構多い。この会長もその代表であった。会長とはいろいろ想い出がある。見知らぬ仲なのに、いきなり電話が掛かってきて賃金制度の見直しを依頼されたこと、本の紹介や贈呈を受けたこと、誘われて船井総研のセミナーを一緒に受け受講料まで負担して貰ったことなど懐かしくまた切なく想いだす。温厚でまじめで謙虚な勉強家であった。夕方別件でこの会社の本店に立ち寄り、当時一緒に仕事をした、これまた人柄が良く真面目なＳ氏と久しぶりに会う。１昨年秋の定年直前に、創業以来初の非親族の役員に就任したという。やはり会長はＳ氏の人柄をよく見ていたのだなと改めて思う。夜いつもの某ホテルで開催のNPO理事会で、「いつだって貴族」提案のちょっとした人事案件が拒否された。理由は当人の能力の有無ではなく、人柄の問題であった。人柄はすべてを制する。

  2006年01月07日

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• 起業家

  本年度の目標達成に向けた環境整備が予定通り進んでいる。昨日はNPO事務局としてのPCの据付、今日は机２連が設置された。PCの設置スタッフは知己企業の若手経営陣の１人。３台のPCに絡む移動・整備を今まで見たことのないような効率の良さで、且つ「いつだって貴族」の雑談の攻撃にもセンス良く対応しながら、的確にやってくれた。机の方は若い担当者２人であったが、こちらは運転手兼組立工である。この「兼」というのが気が利いている。トラック持込の業務契約だと言う。両者に共通しているのは「起業家」としての姿勢である。雇われ人には少ない、光るモノがある。特に前者は学生起業、成功を祈らずにはおられない。

  2006年01月05日

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• 三が日

  三が日は新年から書斎をNPOの事務所も兼ねるようになることもあり、別に絶対的な必要性はないのだが気分一新を計るためにカーペットを新調し模様替えをすることにした。狭い室内を家具を移動させながらの作業なので苦労したが、50センチ角のタイルカーペットを使ったので何とかなった。年賀状の追加発信もあり結構忙しかった。明日は兄弟団体の人がNPOのPCを据付に来る。明後日はアスクルから机２卓が搬入される。合計幅が２．８メートルになるのでやっとゆったりと、マイペースでの知的生活？と整理の行き届いた仕事？が出来そうである。三日目の今日はほぼ受け入れ準備が終わったので、久しぶりにＴＶの前で寛いだ。まず「電車男」。ここ１－２年ＴＶドラマはほとんど見ていない。友人・縁者の多くが夢中の韓国ドラマさえである。たまたま昨日偶然「電車男」を覗き見して、今日は見たくて見たのである。ふと、世間の70歳に近いジジイは見ているのであろうかと思う。もしかすると、「いつだって貴族」は変人なのかも知れない。単純に感激した。異次元のドラマ、現代の童話という感じである。正月番組の中ではピカ一だったと思う。世のニートやオタク族に希望・勇気・可能性を与えたかも知れない。こういう切り口は混沌とした現代の風潮に案外一石を投じたのではなかろうか。夜はＮＨＫホールでのニューイヤーオペラコンサートの実況中継。出しものはカルメン。聴衆の中には横浜の友人夫妻がいる。一昨年聴いたプラハでのカルメンとダブって、豪華な２時間をエンジョイした。深夜、ＣＳのジャズピアノを聴きながらキーをたたき、明日からの構想を練る。いよいよ仕事始めである。義務でやる仕事ではなく、やりたい仕事が出来る喜びがある。息子は明日からまさにやりたい仕事に就く。娘の夫はこれまた仕事をしたい国に今月赴任する。やはり、すべては間違いなく地道な努力の上に成就する。

  2006年01月03日

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• 今年の目標概要

  2006年の初日を迎えた。晴天の穏やかな日である。例年のことであるが分厚い新聞を読み、年賀状を眺める。興味深く感じた賀状は、「いつだって貴族」の還暦後の師・宮城大学久恒教授の図解について記述してある、知人の女性コンサルタントからのものと、今春「小売道」なる本を出版するという、友人の食料品店主からのものである。この友人によると、「いつだって貴族」が彼に「本を書いたら？」と勧めたのが動機だと言う。他にも何通か印象に残るものがあったが、前向きな姿勢の賀状は好感が持てる。　正月のＴＶは、ニューイヤー・コンサートやスポーツ番組など限られたもの以外は、程度の低いバラエティ番組がほとんどで観るものがない。「いつだって貴族」は幸か不幸かＴＶを眺める時間もないからまだ良いが、子供や若者は日夜ＴＶの空虚な時間の中で育っている。ＴＶ局は文化の創造者・マスコミの雄のようなことを自称しているが、結果としてニート、フリーター誕生の協力者、民度・民力低下の元凶である。今年の主な目標を大枠ランダムに並べると下記の通りである。世間では７０まじかのオッサンが取り組むべき事柄ではないかも知れないが、面白そうなのでやってみる。チャレンジは新しい世界に自分を導いてくれる。・賃金制度再構築支援のマニュアル策定と実践・キャリア・カウンセリングのスキル向上（特にニート対策のケース・スタデイー）・再就職支援スキルの向上・出版（脳語＝図解で記述するので、来年まで要するかも知れない）・証券界への提言・海外旅行・脳語の普及活動・社会貢献の実践（社会貢献ゼロの人間は存在する価値はない）・ささやかな資産運用の実現（自己実現力の源泉）（注）脳力（のうりき）とは物事の本質を考え抜く力である。（寺島実郎）そして脳力を表現するには、「脳語」が不可欠である。脳語は人類にとって新しい表現手段であるのみならず、新文明への入り口である。　　　　　

  2006年01月01日

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• インフルエンザ

  ついに今日で酉年とおさらばである。ほんとに今年もあっと言う間であった。友人達から諸々の感慨がメールで寄せられる。お互いに健康で同時期にこの星で過ごせる喜びを感じる。日記の締めくくりはやはり健康である。家族・縁者が全員健康というのは、何ものにも代えられない幸せである。先祖10万人のDNA、「いつだって貴族夫人」の配慮、運動の友・愛犬ミコ、高圧電位治療器、玄米酵素、適度のストレス等々に感謝である。お陰で風邪も引かない。世間ではインフルエンザが流行っている。NPOの今週の理事会もメンバーの相次ぐダウンで流れた。先々週名古屋で会った従妹夫妻も毎年タイで越年するのを取り止めた。こちらは鳥インフルエンザ対策である。NPOの理事仲間のＮ夫人は一家で先月のうちにフルの予防注射をしたという。そのお陰か、ピンピンしている。こういうのは見習う必要がある。恒例の紅白歌合戦も終わったようである。今年の反省は「集中力の不足」である。これを解決すれば人生を３倍エンジョイできる。新しい年が楽しみである。家族、親戚、友人、知人のすべてに、「幸多かれ」と「いつだって貴族」の念を送って、2005年を終わる。

  2005年12月31日

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• 年賀状

  どういう訳か年末になるとめちゃくちゃに忙しくなる。従ってあまり無理をしないことにし、１週間ほどブログを休んだ。この間でセミナーが２日入ったが、ほかに異例行事として、「いつだって貴族」邸に来年から移って来るＮＰＯ事務局の受け入れの準備、そして年末恒例の年賀状発送に想像以上の時間を要した。事務局受け入れと環境整備を図るべく、什器備品・カーペットを新調することにしたが、正月休みを挟んでいるためスムースに事が運ばない。おまけにＰＣの移設も同時に行われるので少々気が重い。年賀状は最悪であった。住所録が、旧型で不調のため取り外してあったＰＣに入っていたためこれの復旧に努めたが、結局住所録とハガキ印刷が連動せず、ＰＣの威力が不発に終わった。「いつだって貴族夫人」が住所録入力を応援してくれたが、延べ数日を空費してしまった。やっと投函したのが今日３０日、一部は明日３１日となる。こんなに遅く出すのは、企業戦士時代以来である。時間の重点配分の拙さが表面化した１件である。

  2005年12月30日

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• 石油ストーブ

  最近ブログへの書き込みをサボっている。書くネタも結構あるし、特に仕事と関連付けて原稿も兼ねて書いて行けば、キリがないほどある。しかし圧倒的に時間がない。ちょっとした電話や書類の記入すらままならない。生き方下手の代表である。秘書がおれば次々と簡単に片付くのにと、仕事下手貴族の悪習・愚痴がつい出る。しかし、世に活躍する人々は現実に秘書を抱えている。うらやましい限りである。この時期多かれ少なかれ仕事をしている友人・知人と話をすると、みな必死の忙しさである。この苦境を脱するためには、一時期でも秘書のお世話になることを考えねばなるまい。しかし、しかし・・・である。ここ数日、日本全土を寒波が襲っている。先週土日の旅行が今週だったら、もうすべてがご破算だったかも知れない。地方によっては停電しているところもあり、暖房が使えないと言う。こういう話を聞くと、世の中には馬鹿者が一杯いるなと思う。いつだって貴族邸は古い建物であるので、ほとんどの部屋が電気冷暖房機と石油ストーブ類を併用している。地震や台風で停電になっても、ポータブル型の石油ストーブや携帯用コンロがあるので困ることはない。リビング・ルームにはポータブル式石油ストーブがあるので、調理はこれでほとんど済む。いつもお湯が沸いていて加湿器不要、夜は湯タンポ。健康的で、なんと言っても省エネ生活の模範である。首相のリーダーシップが問われる領域のテーマである。しかし、並みの宰相ではこの問題に踏み込むことはなかなか出来まい。やはり国民運動を起こす必要がありそうである。

  2005年12月22日

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• 孫

  今日は早朝から深夜まで孫と会うために超寒気・寒風の中を東奔西走した。まず前夜「いつだって貴族夫人」と泊めて頂いた、名古屋の娘の嫁ぎ先宅で朝５時起き。両家の親同士で、朝食の後うっすらと凍結した道を走り、電車を乗り継いでセントレア空港着、ジャカルタから帰国の娘と孫にほぼ１年振りに再会。孫は目元パッチリ・好男子で愛想がいい。とにかく１歳だから活発そのもの、いつも動き回っている。娘の夫は所用で帰国がクリスマス・イヴになるので、娘・親子が１週間先行帰国となった。娘は次の孫を宿しているので、旅行は大変だったと思う。バード・シテイーであるジャカルタはいま鳥インフルエンザに揺れており、ある意味世界で最も危険な地域である。息子の早期無事帰国を祈りたい。午後は息子夫婦の間に初めて生まれたばかりの孫に会うため、吹雪の中をくぐって新大阪へ。大阪近郊の駅で長男とお嫁さんに会って、午前中に売買契約を完了、鍵の引渡しを受けたばかりの新居に案内して貰う。高層マンションの10階・３LDKで快適な住まいである。ぜひここで幸せな生活を築いていって欲しい。路面電車で４駅程乗ってお嫁さんの実家を初訪問、そしてついに孫に初対面。ここでも親夫婦２組に、若夫婦とその長男、皆が仲良く元気にやっていけることになんとも言えない幸せを感じる。まだ生まれて３週間というのにしっかりした顔立ち。泣き叫ぶ真っ赤な顔と気持ち良さそうに眠る寝顔に未来へのエネルギーを感じる。息子が孫を抱いている姿にやや驚くと同時に、昔の自分をついこの間のように想いだす。現在人類は、1人が大雑把10万人の先祖、つまり10万人のDNAを受け継いできているというから、その壮大な系譜は想像も出来ない。現代に生きる縁者全員が誰一人例外なく生き生きと命を全うしている現実には、ただただ感謝のほかはない。

  2005年12月18日

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• 今年もあとほぼ半月

  セミナーの準備のため１週間ブログを休んだ。久しぶりの発信である。しかし今年もあと約半月、年内に計画している事柄が全部終了するとはとても思えない。年賀状さえ出し終えるかどうか甚だ心許ない。本日の２日目のセミナーは朝からのスタート、遅刻は絶対に許されないので、万全を期して昨夜は会場近くのホテルに宿泊した。うっすらと積もった一面の銀世界とイルミネーションに彩られた広大な庭園を階下に臨み、音楽を流しながら、準備もはかどった。お陰でセミナーはまずまずの出来栄え、受講生１２名の楽しいセミナーとなった。アンケートの結果も全員好評であり、今月下旬のセミナーも、もっと満足の行く成果を出したいと心に誓う。完全主義を標榜する「いつだって貴族」、致し方のない事の流れである。夜、娘のパートナーが来年赴任するという「セルビア・モンテネグロ」をネットで調べる。複雑な民族問題と歴史的背景、ちょっと読んだくらいではとても理解できるものではないが、活躍を大いに期待したい。

  2005年12月15日

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• 市民主催の学ぶ会

  夜、近くのレストランで毎月開く、学びに関する市民活動の例会に出席した。早くも来年度の活動構想について議論し、市民のための学びの場を設定することにした。講師は基本的に市井のボランテイアで行くことにし、「宇宙を語る」を皮切りに、年間シリーズ化してやることになった。本日は、株式が乱高下して面白い局面であったため、タイヤ交換に行きそびれてしまった。明日は何としても新しいタイヤを装着しなければならない。1週間後に２日間のセミナーを担当するので、準備のためそれまでブログは基本的に休みとしたい。

  2005年12月07日

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• 異性との出合い

  賃金制度全面見直しについて先日来接触のあった隣県の顧客企業を訪問、午前中は首脳部の方々と契約について合意、企業概況について率直に語り合う。業界不況・過当競争による売上減、規模縮小で苦戦中ではあるが、関係者の人柄は非常に良い。一つの出合である。制約だらけの厳しい現況ではあるが、景気回復の兆しもあり是非突破口を開いて快進撃の糸口にしたいものである。午後は先方の資料をもとに担当課長と打ち合わせ。夜はＰＨＰ関連の例会に参加のため、新幹線で隣県からバック。本年最後の集まりなので、今年の各自の成果と反省のスピーチを行った。ほぼ共通した内容はやはり「出合い」である。皆が積極的に新しい出合いを作り人生を豊かにしているのがよく分かる。異業種、異世代、異国人との出合についてはほぼ全員が満足感を持つものの、異性との出会いが少ないことへの侘びしさ、不満を口にする者が多い。本会でも女性会員をいかに増強するかについて、諸作戦を展開することを決定した。例会の後、２時間ほど忘年会。お互い遠慮や利害関係がないので、いつ集まっても愉快な仲間・楽しいひと時である。

  2005年12月06日

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• ソロスを読む。

  名著「ソロス」と「ソロスの錬金術」をダイジェスト版で読んだ。一代で巨万の富を築いた男の話であるから面白い。彼の投機上の成功のポイントは結局、他人の理論に惑わされず、自分の脳からアイデア・想像力を繰り出し、自分の意思で即決していったということのようである。時代を短・中期的に読み取る直感的な才能があったのである。功罪相い半ばする男であるが、単なる守銭奴ではなかった点は評価できる。日本のＩＴ長者・ファンド長者も彼の生き方から多くを学ぶことで、本当の成功者になれる道が残っているのではないか。ソロスだったら直近の日本の株式市場をどう読むか。これは考えても分かるものではない。やはり、情報網からの材料、理論の組み立て、冴えた直感、バランス感覚、そして孤独の「自己決断」である。

  2005年12月05日

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• 休めない日曜

  還暦を迎え且つ定年を過ぎた元サラリーマン諸氏の大半は、今日のような休日にはのんびりと、或いは豪華に、或いは又暇を持て余しながら、１日を過ごしているに違いない。それなのに「いつだって貴族」は時間不足を嘆きながら、フルに何かをやっている。時間貧乏とでも言うのだろうか。午前は新聞とソロスについて書かれた資料を読み、机のカタログを見てメールを交換。午後は所属団体の会員に対する連絡通知の原稿を２通作成し、カウンセリング・レポートを見直し、夕方愛犬と散歩。夜は明日・明後日のスケジュールを立て、契約書案を作成。株式投資戦略も考え、書類整理に年賀状の原稿手直し、そしてブログを書いて１日が終わりである。ほかにテープを少し聴く、宅急便を出すなどの予定があったが消化出来なかった。全くもって時間貧乏である。

  2005年12月04日

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• 国民教育

  週末の日経平均は291円も上がって15.400円を軽く突破し、16,000円台を目指すか、一旦反落するか、最高にエキサイテイングな局面にある。今年に入って株式を購入した人でも、大体２－３割の利は乗っている筈である。それを考えると、いわゆる民度が低いということは悲しいことである。こういったことは財産形成にもキャリア開発にも、そして人生そのものにも繋がっていくからである。日本の富は外国に流れ、センスのある者のみが富んでゆく。日本のリーダーは責任を問われることを恐れ、尤もらしい理由を付けては株式投資等には言及しない。「いつだって貴族」は国民育成・教育という概念がないのは、国家として誤りであると考えている。家庭には家庭教育があり、企業では人材教育が不可欠である。民主主義が成熟していない国家が、民主主義を理由に国民という人材の育成を放任していて良いのであろうか。

  2005年12月03日

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• ニート対策の新年度事業

  「いつだって貴族」が住む地方都市にある勤労青少年ホームが、来年度のニート、フリーター対策としてのキャリア・カウンセリング事業をやることになり、その下打ち合わせに呼ばれた。何しろ手探りの事業なので白紙で臨んで２時間ほど協議し、次のような提案を行った。（１）役所のカラーを極力排除し、窓口には専用メール・専用電話を設置し、若手が担当する。（２）ケースにより研修・ワーク等を取り入れる。（３）気楽に訪問できる様なさまざまな呼びかけをする。（４）全国発信できるような新しい試みを取り入れる。夜は、11日に行う映画会の最終打ち合わせ。当日は「いつだって貴族」が、講師を新幹線駅に出迎える役を引き受けた。映画そのものがキャリアカウンセリングに相当するのであるが、視聴者はあまり多くなさそうである。

  2005年12月02日

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• 小泉内閣メルマガ

  昨日発行の小泉内閣メルマガを読んだ。首相はたまにちょっと光ることを言うこともあるが、とにかくインパクトに欠けるマガジンである。例えば、「いくつになっても働き続けることができる社会を目指して」ということで、厚生労働大臣が寄稿している。事業主に対するハローワークからの助言と指導云々とか、定年後を見据えたライフプラン云々という内容である。このメルマガの著者の多くは大体が大臣や官僚、大学教授か評論家の類であるから、実態には疎いし、苦労もしていないから内容に迫力がない。舌下事件になることを気にしてか、いずれにせよ当たり障りのないことしか発言しない。「感どうする経済館」（注：東京タワー４階に開館した経済ミュージアム）をどうする？では作家・荒俣宏氏が諸々書いているが、この程度のものは小泉首相自らが図解を駆使してＴＶで授業を行えば、数万倍の効力がある。館内に一世帯あたり１６００万円という日本の借金を詰めたリュックを置いたところで、何の解決にも前進にも繋がらない。誰が借金を作り、それをどう使い、なぜ未だに借金が膨張を続けているのか・・・を明らかにし、具体的に問題提起をしなければすべては他人事のままである。聡明な市井の人との対談・交流を抜きにしては、読者数は増えることはなく、マイナーな雑誌のまま終わりを告げるのであろう。

  2005年12月01日

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• クライアント訪問

  今日は午前中、一昨日アポイントメントを交わしたクライアント企業を訪問するため、電車で隣県の県都まで出かけた。最近の訪問先は役所関係が多く一般企業は久しぶりなのでやや緊張する。連絡を頂いた商工会議所の方と、先方の２役員及び担当課長と対面、挨拶を交わす。コンサルテイングの第一の成功条件は「相性」であるが、お互いに良いフィーリングであったので、成約を前提にした意見交換を行う。このクライアントは名門老舗企業の子会社で競争の激しいサービス産業に位置しているが、親会社と業態が異なるため今回別賃金体系を採り自立を図るのだと言う。こういう価値基準は「いつだって貴族」が最も好む所であり、業績管理を含めた能力給体系を共に模索し、県内或いは業界におけるモデルケースとなるような賃金制度再構築を何とか実現したい。

  2005年11月30日

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• 胃がん検診

  今日は毎年のことだが、市の胃がん検診があった。「いつだって貴族」は若い頃から胃痛持ちであったが、加齢と共に調子が良くなり還暦後はほとんど胃痛の経験がない。「いつだって貴族」の父が60代の初めに胃がんで手術をしたことがあるので、気を付けてはいる。父はその20年後に亡くなったが、１度も再発することはなかった。絶対に大丈夫だと言い切った執刀医の自信に満ちた顔が忘れられない。因みに検診料は300円であった。日本に生まれた幸せを感じるが、一方でバランスを欠いているのではないかという思いがある。今日は検診で朝食抜き、夕食は某団体の会議の後のワンコイン（500円）パーテイーで済ます。おかげで胃腸が軽い。久しぶりの腹八分の快感である。

  2005年11月29日

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