資源を一カ国だけに供給を依存する危険性
プーチン"資源帝国" 宮崎 正弘ガス供給をまず0年1月1日にウクライナ向けから突如中止し、つぎにモルダビア(モルドバ)、グルジア、アゼルバイジャン。ベラルーシのルカシェンコ大統領は「ロシアが非友好的な行動に出た」と怒りを示し、閣僚に対抗措置を検討するよう指示した。ガスプロムはいきなり四倍強の値上げを通告、激怒したベラルーシは「それならば」とロシアからのガスパイプラインを逆に停止してしまったのだ。その前にもベラルーシはパイプライン通過料として1トン当たり46ドルの関税を課すと発表し、プーチン政権へ報復に出た。・・・ヨーロッパ各国が得た教訓とは何か?地政学の基本である。資源を一カ国だけに供給を依存する危険性であり、供給源を多様化しなければならない、という原則の確認でもあった。・・・」日本の資源戦略大丈夫?日本は石油に頼らないエネルギー開発を進めてはと思ってしまう。