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カテゴリ:和歌・短歌
今朝は自分でも呆れるほど、おバカなことを書いちゃいましたので、ここで口直し。 ぽんすけ先生、今度私はしっかり、私の父上に化学を習っておきますから。 私の黒塚という題のブログの記事に書いてますが、正宗と氏郷の境界線争いに、平兼盛の歌を引き合いに出し見事勝った氏郷ですが、この平兼盛、百人一首にも、歌が選ばれています。 忍ぶれど 色にでりけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで
これ、私の大好きな一首なんですが、もうひとつ、忍ぶ恋を題材にとって、歌われた一首があります。 恋すてふ わが名はまだき たちにけり 人しれずこそ 思ひそめしか 壬生忠見
天徳4年(960)に、内裏で歌あわせが催されました。 その名も天徳内裏歌合(そのままやん) この時の天皇は村上天皇(これまた、疲れる夫婦という私のブログに登場する御上)、この歌合せの判者は、藤原実頼。 題名はもちろん、忍ぶ恋 実頼はこの二首を前にし、甲乙付け難いとして、天皇の顔色を伺います。 天皇も何もおっしゃらない。 ただ、 忍ぶれど・・・・ と、何度も繰り返し、口ずさまれたので、この歌を勝ちとした、という逸話があります。 さて、みなさんにはどちらがお気に入りでしょう?? 私個人的には、兼盛の歌のほうが、好きです・・・・・・が、こういう恋は私ははっきり言って、苦手ですね、大体すぐバレちゃいますし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.05 00:03:11
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