335243 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

鏡の国の落としあな

鏡の国の落としあな

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Category

その他いろいろ・・・・・

(0)

物理学

(3)

自然科学

(5)

数学

(12)

天文学

(4)

哲学

(0)

日本の古典文学

(9)

和歌・短歌

(7)

詩の紹介

(3)

歴史と文学

(25)

太平洋戦争

(6)

音楽

(4)

芸術

(7)

競泳

(12)

水泳のコーチの仕事

(0)

ジョギング

(0)

トライアスロン

(4)

お料理

(3)

ドイツ、ヨーロッパの日常生活

(20)

ヨーロッパ旅行・見聞記

(35)

子供のころの話

(0)

ナンセンス

(3)

ペット

(7)

Recent Posts

2008.12.12
XML
カテゴリ:歴史と文学

スマイルおはようございます

昨晩遅く、あるモノマネマル秘を一人でバカみたいにやってたためかうっしっし雫、なかなか風邪がなおりません。自業自得です。これで今日も水泳、ジョギングは禁止バツですね~、残念。

外は雪ですからこんな状態で走ろうものなら、肺炎おこしてひっくり返るのに決まってます。怖~~~どくろ雫

ってことで、大人しく今日も家にいます涙ぽろり

今晩はマスターズのクリスマス会がありますが、こんな状態では出られません。明日は大会(といっても私は泳ぎません)だし、あさっては私の水泳の生徒達(もちろんみんなパートナーも同伴でねウィンク)と、クリスマス会があります。

あ~、どうしようほえー、とんでもない時期に風邪をひいてしまったものです。彼氏は薄着なんかをしてたからだって何度もいうのですが、薄着たって、あれが私には普通ですよ。

私は月曜日の午後、チビちゃんの水泳の指導のあとシャワー浴びて、時間なくって髪を乾かせなくってそのまま(!!)自転車にのって家に帰り、ちょっとその晩体がぞくぞくしてたところへもってきて、翌朝、水泳の朝練に行ったのが原因だと思います。

やはり自業自得、いい年して自己管理のできない女!?

私の彼はけっこう厳しいので失敗雫、SNさんはよくお説教されてます。ひぃ~ショック

ところで。

私は20代前半のころは、フランソワーズ・サガンが好きで彼女の書いた本をよく読んでました。彼女の独特な表現、細かい心理描写が好きだったのです。

サガンの他には、ニーチェ、サルトル、ドストエフスキーなどが好きですが、この間、サガンの本で、インターヴュー形式になってる本(邦題は、愛とおなじくらい孤独)を久しぶりに読んで見て、あることに気がつき、納得いたした次第です。

ニーチェとドストエフスキーは同系統、サガンはサルトル信望者、サルトルとニーチェは無神論者の実存主義者、サガンはドストエフスキーを読むのが好き、・・・・・って考えていくと、やはりなぜ自分がこれらの作家、哲学者が好きなのか分かるんですよ、だってみんなつながってるじゃない?

そうなんだ~っていまさら気がつく(左矢印SNさん、けっこうバカ)、事実。

サガンの本で有名なのは 悲しみよこんにちは、 ブラームスはお好き?、 熱い恋、ってとこでしょうか。

この最後のは、私は本もってて何度も読んだことあるのですが、原語のタイトルを考慮したら、または話の内容を考慮したら、全然似合ってない邦題になってるんですよね。

そういうのって映画にもよくありませんか?

あと本をもとに映画化された作品、映画でみたらもうガッカリ~っていうのとか。

私は ティファニーで朝食を は、本が最初だったんです。オードリー・ヘップバーンは好きでしたけど、この映画よりも本のほうが先。

で、ある日テレビを何気なくつけたら、やってたので観たのですが、5分でスイッチを切ってしまいました。

もう、ガッカリ~~~~下向き矢印

ヘップバーンが悪いのではなくって、そのホリー・ゴライトリーの映画でのイメージが、原作とかなり違うっていうので、すごくガッカリしたのですよ。

で、先ほどあげたサガンのこの、熱い恋 を映画化されるっていう話が出たときに、あのブリジット・バルドーが、主人公のリュシール役をやりたがってたらしくって、でもサガンは、バルドーにはあの役は合わないからって断ったそう。

いえてるオーケー!!  これには私も賛成。 バルドーのやる役じゃないです、あれは。

って書いて、みなさまお分かりになられますかねうっしっし雫

このリュシールっていう主人公は、30過ぎてもまだ大人になれなくって、働くのが嫌い、初老のお金持ちの男性の庇護をうけて生活しているけど、自分の同じ年齢の男性(真面目で誠実)との恋(主に肉体関係)にその初老の男性を捨てて飛び込み、妊娠。子供を産みたくないけど、自分には中絶する手立てもお金もなく、結局、その男性に費用をだしてくれるよう頼み、結局はその男性のもとに帰るってことで、原題はシャマードといい、これは降参の合図としてならされる鐘のことをいうのだそうです。

だから邦題の、熱い恋 とは、イメージがすっごくかけ離れてるでしょ?

私でしたら、あの女主人公の相手の二人の男性の中では、大金持ちだけど父親のようなオジサン雫よりも、経済的に普通に暮らしていけるのであれば、同じ年くらいで真面目で誠実な彼のほうがいいですけどね。

で、最後にそのサガンとのインタヴュー式になってる本(おススメです)の中には、なかなか面白い彼女の思想というのが現れてるんですが、そのなかで、私が共感、というか同感であると思う内容をここに書き出します。

              ノートえんぴつ

インタヴュアー  あなたは人が言うほど怠け者ですか?

サガン     非常な怠け者になるのはとても難しいことです、何もしないでいられるためには想像力が必要ですし、また何もしなかったことに罪悪感を感じないほど、自分に自信がなくてはいけませんしそれに人生がひどく好きでないと駄目だからです・・・・・・・・・(中略)・・・・・しかじかのことをした、と自分に言い聞かせなくても済むようになっていないといけません。その上何もしないでいられるためには忍耐力を持ち合わせてなくてはいけませんし、他の人たちからの尊敬、つまりは自分が能力があると、自分に保証してくれるものはないものとみなさなくてはなりません。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.12 20:17:46
[歴史と文学] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X