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カテゴリ:歴史と文学
こんばんは この間の記事にシャルル・ペローの童話集の話をいたしました。 ペローの童話には、あとに彼自身の教訓というものが書いてあるのですが、なかなかシニックで面白いのもあります。 今日はそのなかから、皆様ご存知のお話、『青ひげ』の話のあとに書いてあるペローの教訓を紹介したいと思います。
少しでも思慮分別があり、 世の中の裏が読み取れるなら、 すぐにこの物語が、過ぎた昔のお話だとわかるはず。 いかに不平不満のやきもち焼きであろうと、 こんな恐ろしい夫や、無理難題を吹っかける夫など 今はもういるものではない。 妻のそばで言いなりになっている亭主ばかり。 だから、あごひげがどんな色であろうと、 二人のうちどちらが主人なのか判断に苦しむ。
ちなみに、ペローは17世紀の人間です。 その当時でもうこの状態? 日本語で女性のほうが強い家庭を『かかあ天下』とか、または『シリにしかれてる』っていいますよね? ドイツ語では女性のほうが強いことを ズボンをはいている、と表現します。 ズボンはその昔、男性がはくものでしたので、それを女性がはく、つまり男まがい、ってことから由来されてるものだと思われます。 でも今のファッションではどの女性もズボンをはいていますからねぇ・・・・ ついでに童話といえば、これを題材にしてよく幼稚園、小学校で劇をやらされました。 幼稚園のときは、浦島太郎。 私はもちろん、乙姫様の役が欲しかったのですが(理由は単純、その当時好きだった男の子が浦島太郎役だったので)、私にまわってきた役は、 イカ でした。 イカ・・・・・・・・
小学校のときは、眠り姫。 そのロマンチック性にあこがれて、やりたかった役はもちろんお姫様。 しかし、私にまわってきた役は王子様 なんでや~ そのほかの劇では、ネズミだの、サツマイモだの、今なら喜んで面白がってする役柄ですが、あの当時の私には本当に、げ~って感じの役ばっかりまわってきてました 皆様も子供時代に「カンベンしてくれい~」って言いたくなるような役柄がまわってきたことありますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.24 06:00:11
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