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カテゴリ:歴史と文学
こんばんは 前回のクイズに対してたくさんのご回答、どうも有難うございます。 「うそつき」という回答が一番多かったのですが、確かにあのマスクの顔はうそつきを連想させるところがありますね。 正解にかなり近い答えを書いてくださったのは、ロマーナさんでした。 あのマスクは、かなり悪意のある中傷、誹謗発言をした女性が罰にかぶされるマスクでした。 まあ誹謗・中傷も結局ウソですから嘘つきというのは当たりでしょうね。
下の図の左側になります。
この右に立っている女性は、 「Der Hausdrache」という看板を付けさせられていますが、これはHaus=家、Drache=竜、ということで多分、想像つかれると思いますが・・・・・・・。 今でもこの表現、使われていますよ~、例えば意地悪なお姑さんとかに。 あとかなりのカカア天下の家庭では奥様に・・・・・・・。 これをにかぶせたいと思ってる方、多いはず???
さて、男性のほうはというと、このようなマスクをつけさせられます。
実際の処罰の模様はこのようです。
左側の男性は「詐欺師」 右側は、「私はブタ野郎です」 という看板をそれぞれ付けさせられています。
姦通罪では?という回答もありましたが、姦通罪はこの時代、女性にのみ通用しておりました。 というのは、女性は男性の所有であり男性の権力の下におかれているので、女房に浮気をされた夫は女性を訴えることが出来るのであって、その処罰に暴力を夫が女性にふるったとしてもかまわなかったのだそうです。 ちなみに男性は浮気してもよろしかったのだそうですよ。 女性は駄目なんです。 ここには載せませんが私の持ってるその本には、姦通罪で女性とその相手の男性が一緒に木の杭で打ち抜き殺される処罰の図ものっております。 学校で覚えの悪い、または頭の悪い子供にも軽い刑罰はあったようです。 ロバの頭のぬいぐるみを着せられ手に箒をもち木馬の上にまたがって、他の子供達の見世物になるわけなんです。 なぜロバかというと、こちらではロバ=馬鹿という比喩になるからです。 いや、本当この時代に生まれてなくてよかったですね。 そういうことなら私は学校に通ってる間中、ロバのマスクをかぶってなければいけませんもの。 それにしても今では考えられない刑罰の多かったこと。 といったところで、またクイズなんですが・・・・・・・・・
これはどういう罰に使用されたでしょう?
またいろんなご回答をお待ちしております
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Last updated
2009.10.22 06:20:25
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