カルトナージュ:カタクリの花
カルトナージュの先生のアトリエは「堅香子 かたかご」という。そのいわれを聞いてみた。先生の大好きな万葉集とカタクリの花。万葉集にたった1首 カタクリの花 を詠んだ大伴家持の一首がある。 もののふの 八十(やそ)をとめ等(ら)が くみ乱(まが)ふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花 (大伴家持) (多くの少女たちが入り乱れて水を汲んでいる、 寺の井のほとりに咲く堅香子の花の可憐さよ) 岩波古典文学大系とっても可憐なアトリエの名前に誰もがそのいわれを聞くという。カタクリの花と大伴家持の一首。カルトナージュに参加したお陰で先生に出会い、じっくりと味わった事のない万葉集に出会うことが出来た。その幸せをかみしめている私。