疲れが一度に取れました
毎日父に会いに病院へ行く、認知症の父には話しかける事が一番いいと思うし、洗濯物と少しのおやつを食べさせてあげたい。こんな思いで父の顔を見に行っているつもりの私である。今日は隣のベッドの患者さんがつくづく私に話しかけてきた。「こんな幸せなおじいさんはいない、毎日娘さんに来てもらって」っと。私にとっては病院と家が近いから・・・と返答をしたが「いくら近くても気持ちが無ければ毎日は来られない、感謝しているよ」って。高齢の男性は素直に気持ちを表すのが下手、父の喜んでいるのが自分には解る・・・と言ってくれた。他人様のこの言葉を聞いて認知症の父が私の手を離さないのはこんな気持ちの表現なんだ、と今までの疲れが吹っ飛んだ気持ちになった。たった30分程の毎日の面会が人の心を動かす。これからも素直な心で誰にでも接して行きたいと思う。