今年の家族旅行
10年あまりの親の介護を終えた年に金婚式を迎え、寂しくて悲しくて落ち込んでいた私夫婦に家族旅行を進めてくれた息子。それ以来今年で5年目、毎年1~2回の1泊旅行を実現している。車の運転は息子一人なので余り遠方は無理、帰宅後の疲れを考えると1泊が最適。旅館選びから途中の行程はすべて息子にお任せで夫婦の会話に旅行の楽しみを倍増させながら当日のお迎えを待つのみの私達夫婦。城崎温泉への途中に望んでいた姫路城に行ってきました。平成の修理が終わり、威風堂々とそびえる白鷺城。白い鷺が舞い立つように見えるとっても美しいお城。白漆喰の壁、実際に見ることが出来ました。美しい!!今年の宿はかがり火の宿で有名な大西屋水翔苑、宿としては珍しく玄関を入るとすべて畳敷き、部屋には踏込、広縁があり香と畳の香りがなんとも奥ゆかしい。城崎の湯とコウノトリのいわれを理解しつつまずひと風呂。婦人用の孔雀の湯と露天風呂に身体を沈め旅心を味わいました。お品書き通りの海の幸のご馳走が食卓いっぱいに並んでいました。バイキング形式が通常になっている中、部屋食は誰に気使うこともなくのんびりとおしゃべりしながらの夕食でした。夕方にると手入れされた中庭にはかがり火が灯されて能舞台の映像が流れる。夫と息子はコ-ヒ-を頂きながら幽玄の世界に入っている様子。次の日は天橋立から丹後半島のドライブ、西日本最大級の道の駅丹後王国を散策しながらの行程でした。