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カテゴリ:マルクス
ベーメの 「物質の悩み」 という言葉は興味深い。彼はもちろん、その背後には神の存在を考えているのだろう。しかし、物質を自ら運動する存在として捉える弁証法的な物質観というものは、実は、このような物質を 「死んだもの」 としてではなく、生きたもののように捉える神秘主義的な思想から生まれてきたのだろう。
この本はいつ買ったのか忘れてしまったが、開いてみると途中までは線が引いてある。たぶん、そのときはあまりに観念的な言葉遣いに辟易して途中で放り投げてしまったのだろう。 今度は最後までちゃんと読んでみたいと思うのだが、なにせ今は時間が足りない。 ほんとうに、時間がほしい。猫の手も借りたい忙しさなのである。ああ、こんなことをしている場合ではなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.26 16:52:14
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