コレステロールに気をつけて♪
コレステロールがたまるから、たまごは一日一個まで。とか聞いたことないですか? コレステロールを摂りすぎる。 ↓ 血管の内壁に余分なコレステロールが付着する。 ↓ 動脈硬化、心疾患、脳血管疾患を引きおこす。もちろん嘘ではありません。でも、脳はそのほとんどがコレステロールで構成されていることをご存知ですか。また、正常な成人の体には約140gのコレステロールがあり、その4分の1は脳に含まれているのです。脳の中のコレステロールは10%が体内で作られていますが、残りの90%は食事から摂取する必要があるといわれています。コレステロールの低い人、あるいはコレステロール摂取が少ない人は精神的に不安定で暴力行為を起こしやすく、うつ状態にもなりやすいということが知られています。なぜなら…コレステロールが少ないとセロトニンと呼ばれる脳内物質が少なくなるからです。セロトニンとは脳内の神経伝達物質のひとつで、必須アミノ酸であるトリプトファンの代謝過程で生成されるものです。ほかの神経伝達物質であるドーパミン、ノルアドレナリンなどの情報をコントロールし、精神を安定させる作用があるといわれています。コレステロールはストレスに強い脳を作るためには、大事な栄養素です。コレステロール値が低いほど、ガン死亡者は多いというデータもありますので、血液中のコレステロール値が以上に高い方は別ですが、 そうでない方は加減して摂ってみてください。そんなに神経質にならずに、いい加減(=良い加減)でお願いしますね。ちなみに、コレステロールは食物から摂ったり、肝臓で合成され、1日に必要とされる量は、 1,000~1,500mgといわれています。