第1回定例試験
簿記論講座の受講を始めてから早1か月が過ぎ、先週の日曜日に定例試験を受けました。範囲としては、現金預金(現金過不足、当座(小切手の処理)、銀行勘定調整表、当座借越)、手形、固定資産。試験時間は60分で2問構成でした。第1問は、主に仕訳を切る問題。第2問は総合問題で後T/Bを作成する問題。結果は、74点/100点。先生はなかなかお茶目な人で、「たいへんよくできました!」というドラえもんのハンコが押してある。一応、社会人クラスなのだが……(^_^;)。思ったよりも取れたかな~、と思って気を良くしていると、先生曰く、「平均点は66.6点。上位1割は94点以上、上位3割は81点以上……云々。」はいぃい??94点も取る人いるんですか!?続けて「日商2級レベルで十~分解ける問題です。」(T―T)返ってきた答案を解答と見比べると、第1問はケアレスミス連発……。久しぶりの試験ということで、前半ちょっと焦り気味だったかもしれません。第2問は、総合問題ということもあって、問題慣れしている分、点数稼げたかなという感じです。それにしても。範囲指定された部分の問題は一通り解いて試験に臨んだわけですが、「一通り」解いただけでは全然間に合わないことがわかりました……(泣)。1か月簿記論をやってわかったのは、日本語が難しいということです。日商1級とはまた違った「難しさ」があります。なんだか通常の「簿記」とは別のところで問題がややこしくなっているというか。とにかく、資料が入り組んでいて問題の「性格」が悪い。で、それを短時間で解けと言う。たとえば、固定資産(車両)の決算整理事項。「当期7月28日に車両の買い換えを行い、新車両が8月に納車され事業の用に供している。新車両の取得原価は600,000円であり、旧車両(取得原価400,000円、期首減価償却累計額336,586円)の下取り価額60,000円を差し引いた残額は小切手を振り出して支払い、以下の仕訳を行っている。(車両減価償却累計額)336,586 (車 両)400,000(車 両) 60,000(車 両 売 却 損) 3,414 」出題は、これの修正仕訳を書き、さらにほかの固定資産についても決算整理を行い、P/L、B/Sを作れというもの。これを13分でやれと言う。……ごっ、ご無体だ!私は、修正仕訳が得意ではない。1)間違った仕訳の逆仕訳を切って、2)その後正しい仕訳を切り3)両方の仕訳で共通の勘定を相殺する。という手順を踏まないと、訳がわかんなくなる派。しかし、日商1級でも、こんな思い切った間違い仕訳は見たことがない。。。なので、期中にこんな突拍子もない仕訳をしてしまっていることに、まず、憤りを感じる(笑)。正直、修正仕訳を切って、他の(車両)も併せて減価償却を正しく行うだけで、13分かかります(T_T)。でも、本問には(車両)の他に、(建物)や(備品)もあり、それぞれ期中処理に問題があるときた!そんな問題を解いて、まぁ100歩譲って、時間がかかっても正答できればいいですが、至る所にワナが仕掛けてあって、どれかに必ず引っかかる、ということが続くと、なんだか人間がへそ曲がりになってくると言うか、性格が悪くなっていきそうな気さえしてきます(笑)。先生は「大丈夫です!本試験までにはその時間で解けるようになります!!」と断言しますが、私にはとてもそうは思えませんっ。楽勝ムードは、もう、一掃されてしまいました……(泣)