テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:理科
ドライアイスの実験の台本
まず、ドライアイスの危険予知訓練を再度行う。 凍傷予防の手袋装着を確認。 ドライアイスの入手先はyahoo電話帳で「ドライアイス」と入力して検索できたドライアイス専業会社にて購入。1kg/525円。2kg購入予定。 一人ひとかけらづつドライアイスを配り、まずは触ってみる。 机の上を滑らせて、よく滑ることを確認。個別実験。 引っつかんでコップに水を入れた中に入れてみる。 水を扱う時点で手袋をはずさせる。 湿ったものの場合、手袋をしていた方が凍傷になりやすい。 ドライアイス単品をコップに入れて、温度計を入れてみる。 -25℃くらいにはなるはず。個別実験。 SUSの容器にドライアイスと無水エタノールを入れて温度計を入れてみる。 -40℃くらいまでは下がる。 本当はメタノール+ドライアイスの方が-78℃まで下がるので面白いが、メタノールは安全性が担保できないので、使わない。 ドライアイス+無水エタノールを入れた中に生花やパセリなどを入れてみる。冷凍脆性の実験になる。集団実験。 無水エタノール溶液の中に手を漬けると確実に凍傷になるので、SUS容器は一つだけで、指導者の目の届く範囲だけで行う。 実験後、無水エタノール溶液は回収し、再利用する。回収した容器は常温に戻るまでふたをしない。PET容器可。 ここで、低温脆性で「見たこと」を記録させる。 ドライアイスをビニール袋に入れて、口の近くをゴムできちんと縛る。氷、常温、お湯の三つに袋を漬け、破裂するまでの時間を計る。 袋に入れるドライアイスは重さを量って同量入れる。 気体は温まると体積が増えることの確認。 ドライアイスは二酸化炭素を固めたものであることを説明する。 火の危険予知訓練を復習する。 キャンドルホルダーに入れたキャンドルにドライアイスを入れたコップから見えない液体を注ぐかのように二酸化炭素を注ぎ、火を消す。個別実験。 水槽にキャンドルを高さを変えて並べ、点灯し、一番下にドライアイスをコップに入れ、水をコップにゆっくりと注ぐ。集団実験。 火が消える順番を観察。 最後にクイズ。 水槽にキャンドルを高さを変えて並べ、点灯。そのままアルミ箔でぴったりふたをして、火が消える順番を当てる。集団実験。 できれば次回は気体の実験をやりたいが、熱の実験に興味を持つ可能性もあると考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[理科] カテゴリの最新記事
|
|