テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:理科
学校ではデンプン=ヨウ素デンプン反応、
だ液、または酵素と混ぜることでヨウ素デンプン反応が消えるというところまでやると思うのですが、一歩進めてみます。 デンプンと糖の性質の違いを確認する。 デンプンを水に懸濁し、ヨウ素デンプン反応を見る。個別実験。 ブドウ糖(果糖、ブドウ糖、液糖の表示がある市販のジュース)で、同じくヨウ素デンプン反応を見る。個別実験。 新ウリエースGa《10枚》 尿糖検出用の試験紙をデンプン懸濁液とブドウ糖溶液にそれぞれつけてみる。個別実験。 ロウトにろ紙を差込み、デンプン懸濁液を流し込んでろ過する。ろ液とろ紙のそれぞれヨウ素デンプン反応を見て、デンプンはろ紙を通過しないことを確認する。 同様にブドウ糖液でもろ過を行い、ろ液に尿糖検出用試験紙をつけてみる。一応個別実験のつもり。ビーカーが足りないので二人一組の予定。 ろ紙はすごく目の細かい網であるという示唆を与え、デンプンとブドウ糖はどちらが大きいかを考える。 まず、馬鈴薯デンプンからデンプンのりを作る。 適当な量(大さじ2程度)をなべに入れ、水道水を150ccくらい入れて火にかける。かき混ぜながら沸騰させ、透明になったら火から降ろす。 全員にパレットを配り、少量づつデンプンのりを配る。 片方にはデンプンのりのまま、もう片方にはタカヂアスターゼを耳かきいっぱい程度入れ、それぞれ10分後にヨウ素デンプン反応と糖試験紙の反応を見る。糖試験紙は2-3分、少し長めに入れておくのがコツ。 タカヂアスターゼは「消化酵素」であることを示す。 デンプンの反応が消え、糖の反応が出ることから、何が何になったかを質問する。 試験管に水を10ccづつ入れ、それぞれにオブラートを一枚入れる。 生徒さんの口をゆすいだ後で、コットン球を口に含んでもらい、片方の試験管に入れる。もう片方には何もつけないコットン球を入れる。10分間40℃のお湯につけた後で、ヨウ素デンプン反応を見る。 到達目標 大きい分子(分子という言葉は出しても出さなくてもいい)のデンプンが消化酵素によって小さいブドウ糖になる、ということの理解。 時間が余ったら、水道水と微温湯のどちらが早くヨウ素デンプン反応がなくなるかを比較して、酵素の至適温度を調べる。この実験にはタカヂアスターゼを使う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.23 15:43:02
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