カテゴリ:理科
デンプンとブドウ糖の反応を試薬&試験紙で確認するまでは問題なし。二人一組の実験で組み分けに意外と時間がかかったのが難点。
デンプンはろ紙を通り抜けず、ブドウ糖はろ紙を通り抜けることから、デンプンのほうが大きいということの理解は全員が到達した。 ここまでで40分! デンプンのりの調製は全員が鍋を覗き込んで観察。一瞬で糊化するので、その瞬間を見逃した生徒が一部あり。 デンプンのりを配布して、パレットの6ヶ所に入れ、最初の三箇所で 1、何もいれない 2、ヨウ素液を入れる 3、糖の試験紙を入れる 次の三箇所にはそれぞれタカジアスターゼを振りいれ、5分後に 1、何もいれない 2、ヨウ素液を入れる 3、糖の試験紙を入れる を観察した。 タカヂアスターゼは強力なので2-3分で糊化したデンプンがさらさらになり、ブドウ糖が検出される。またヨウ素液に反応しなくなる。 一部、タカヂアスターゼが足りず、ヨウ素液にも反応した生徒が出たので、追加でタカヂアスターゼを投入し、ヨウ素デンプン反応がなくなったことを確認した。 試験紙で糖の存在を確認するのは全員が成功した。 ここまでで25分。 試験管を見せて、「これで皆のだ液が元気かどうか確かめるのよ」というと気の早い生徒は既に片方の試験管に直接つばを入れ始め、全員が追随した。 だ液の提供は意外に順調に進んだ。 オブラートは1/4程度にカットして利用した。 オブラートを予め入れてあった試験管にだ液を2ml以上入れたところで、水を2-3ml、totalで5mlとした。 対照実験として同量の水とオブラートを入れた試験管を用意し、手で握って5分待った。 そのまま5分後にそれぞれの試験管にヨウ素液を入れ、また一滴とって糖試験紙をつけ、糖の存在を確認した。 一人だけだ液が入ったほうにもわずかにヨウ素デンプン反応が出たが、残りは全員だ液が入ったほうはヨウ素デンプン反応がなくなった。また全員だ液が入ったほうからは糖が検出された。 ここで時間切れ。無念。だ液がデンプンを小さくして糖にする、というところまでは到達できなかった。 これで25分。時間オーバー。 一番最初のヨウ素デンプン反応は既に知っていて、あっさり進むと予想していたが、ここで次々にヨウ素液を入れ始めるという行動がでたため、時間不足となってしまった。反省。 次回は真空です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.23 15:41:14
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