テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:理科
結局、ガラス細工をやることにしました。
まず、危険予知トレーニングです。 今回は訓練を重ねてきているのでこの実験ができますが、本来非常に危険な実験です。 保護めがねおよび遮光めがね RS-2005(ポリカハード) 透明AF RIKEN(理研化学) 生徒さんには髪を結んでくることと、焦げても惜しくない服を着てくること、化繊の服は避けて綿かウール、できればウールの服を着てくることをお願いしました。 こちらでは保護めがねを人数分用意しておきます。 多少のヤケドや切り傷は何とかなりますが、目だけは本当に危ないので。 ああ、白衣を購入できる予算があれば。 ガラスを熱するとどうなるかを演示実験で見せたあとで、危険予知世トレーニングを始めます。これは結構怖い。アルミのついたてを用意しておきます。怖い怖い。 ガスバーナーの観察と炎のスケッチ。 そして、各炎の性質と温度を書き込みます。 ガラスの融点と作業する炎の位置を教えます。 予め、切り口を焼きなましておいたガラス管を各人に渡し、焼いて温めて、細いガラス管を引く、という作業を実際にやってみます。 この作業も、細いガラス管は焼き戻して穏やかに冷ます必要はありませんが、もとの太いガラス管は徐冷する必要があることを説明します。 ガラス管を切る作業は手の裂傷が多い作業です。必ず傷をつけたあと、雑巾を巻いて引っ張りながら切ります。雑巾を巻かないでざっくり切ったことがある私の古傷を皆さんに見ていただきましょうか。 ガラスは傷をつけてから引いて切る。ガラスは布を巻いて引き折る。引きが7で折るが3の力加減です。 これ、子供にさせられるかなあ。危ないよね。私がやります。 傷は ガラス管切り でつけるのが初心者にも簡単にできる方法です。 焼き玉法とか、色々ありますが、通常実験に使うガラス管ならこれで十分です。 その手際が良ければトンボ玉の試作に進みます。手際が不安な場合にはトンボ玉は作るところを見ていただいて、次回試作をするということで。ガラス管は比較的割れにくいのですが、ガラス棒は加熱すると簡単にはじけます。特にこの冬場の時期は結構怖い。 ダメだったら、途中まで作ったトンボ玉に子供本人に私が予め細く引いておいたガラス棒を巻いてもらいます。色は子供に選んでもらって。ミルフィオリをつけるのは危ないんだよなあ。 温めておいた徐冷剤を缶に入れて、出来上がったトンボ玉を入れ、持ち帰って冷えてから自宅で出してもらいます。 ガラス棒を火に入れるところは私が、溶かしながらステンレス棒にまきつけるところは大丈夫そうなら体験してもらう予定です。 すごく怖いので、よーく説明をします。また、今回はもう一人プロをお願いしてあります。頑張ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.20 16:51:49
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