カテゴリ:試験前の追い込み
IV-16 答え3
1 × DNA溶液の濃度を測定する時は260nmで測る。280nmは芳香環の吸収帯でタンパク質の半定量に用いる。 2、× ビタミンや抗生物質など熱に弱いものはポアサイズ0.2マイクロmの膜が用いられる。 3、○ 4、× SDS-PAGEで分かるのはタンパク質の分子量である。 5、× HPLCでタンパク質を検出する時には、UVや質量分析計などが用いられる。マイクロメーターは物の厚みなどを精密に測定する器具。 IV-17 答え5 細菌は独立栄養菌と従属栄養菌に分類される。独立栄養菌は細胞を構成する成分を全て二酸化炭素の還元によって合成できるものをいう。一方、従属栄養菌は、増殖に欠かせない有機物を二酸化炭素の還元によって合成できない為、栄養源の補給が必須である。 微生物の分類には栄養要求性が重要。独立栄養菌といえば光合成細菌や藍藻が思い浮かぶが、硝化細菌や硫黄酸化細菌などもある。硝化細菌は水処理や環境浄化に関与。硫黄酸化細菌はコンクリートの腐食など有害な面もある。 IV-18 答え2 窒素の生物学的処理としては好気的条件下で亜硝酸菌や硝酸菌によりアンモニアを酸化する硝化工程と、酸化されたイオンを嫌気的条件下で窒素に還元する脱窒工程が必要である。また、脱窒工程では、必要に応じて水素供与体としてメタノールなどの有機化合物を添加する。 IV-19 答え1 1、× メタン発酵法はし尿、下水汚泥や食品工場廃水などの高濃度の有機性物質を嫌気性細菌によってメタンと二酸化炭素に分解する。 2、○ メタン発酵は,中温発酵(36℃付近)や高温発酵(50℃以上)が行われてきている。 3、○ 4、○ 5、○ 廃水処理技術 http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/ippan08/4/4-2-2.htm 汚水処理についての基礎知識◎ http://www.chikusan-kankyo.jp/osuiss/kiso/index.htm#kiso03_2 標準活性汚泥法 http://www.city.wakayama.wakayama.jp/gesuidoubu/01/kasseiodei.htm 水処理 http://www.eco.zaq.jp/env_univ/kasseiodeihou.html IV-20 答え3 生物農薬 ウィキペディアより 化学農薬との違い 種類にもよるが生きた生物であるため、化学農薬(普通の農薬)と比べて一般的に次のような違いある。 有効期限が短い。(特に昆虫類は短い。) 化学農薬との併用が不可、または限定的である。また化学農薬と生物農薬の散布の間隔を広くあける必要がある。(化学農薬で生物農薬が死滅してはいけないので) ビニールハウスなどの閉じた空間で利用することが多い。(特に昆虫類は逃げるので) 有機農法でも使うことができる。 対象となる害虫、病気、雑草が限定的である。 人畜や環境に対して安全性が高い。ただし外来生物を利用した生物農薬は、周辺の生態系への影響が懸念されている。 化学農薬は同一のものを繰り返し散布すると、害虫や病原菌に抵抗性が生じることが多い。しかし、生物農薬の場合、抵抗性が生じることは少なく、むしろ生物農薬で使われる生物の密度が高くなって効果が高くなることが多い。 但し、オーストラリアに生物農薬として導入されたオオヒキガエルは爆発的に繁殖し環境に大きな悪影響を与えています。外来生物の導入には慎重になるべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.30 10:10:23
コメント(0) | コメントを書く
[試験前の追い込み] カテゴリの最新記事
|
|