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依存性が高く、危険な化学物質であるsodium chlorideを規制すべきである!
sodium chloride(SC)は数々の弊害が指摘されているイオンを多量に含む化学物質である。 SCを多量に摂取すると心臓病、脳卒中、がんになるリスクが非常に高くなる。この危険性は医師や有識者から繰り返し警告されている。 SCは依存性も高い。SC中毒者の数は覚せい剤などの中毒者をはるかに上回る。SCの禁断症状は重く、SCを断った後で激しい運動を行うと意識障害や心不全を起こし、最悪死に至る。依存離脱のために入院治療も積極的に行われているが、中毒患者はしばしばひそかSCをに7-15%含むsoy souceあるいは90%以上の高濃度のSCを持ち込み、治療が進まない。 SCと非常に性質が似たpottasium chlorideを使った殺人事件も起きており、SCを使った事件も起きる可能性がある。 このような危険にも関わらず、SCはほとんど全ての加工食品に防腐剤などの目的で添加されており、しかも「科学的な根拠がない」などの理由で添加物として表示されていない。業界団体はSCを指定食品添加物リストに加えることは「ありえない」と考えている。高濃度のSCを含む食品は数日ときには数ヶ月も全く腐敗しない。このように便利で強力な防腐剤を業界は手放す気がないのだ。消費者は知らないうちにSC中毒に侵されている。 動物実験で異常行動を見せたマウスの全ての脳の標本からSCが検出された。 SCによる環境汚染も深刻である。SCによる地下水汚染が深刻だが、「除去する予算が取れない」ことを理由に特に知らされないまま放置されている。 SCが環境に与える影響は深刻である。SCのあるところ植物は枯れ、砂漠化が進行している。これらの危険にもかかわらず、ひそかに国境を越えて多量のSCを含む廃液を他国に廃棄する行為が後をたたない。 また原子力発電所の廃水には多量のSCが含まれているが、「コストがかかる」ために除去する努力はなされていない。 大規模な自然災害時にもSCは関与している。SCが原因で台風のあとに大規模な停電が起きる。また地震が起きた直後に多量のSCを含む水が原因で死者がでたことがある。2004年にインド洋で起きたSC汚染では30万人を超える死者と150万人の避難者を出す最悪の災害となった。 SCは軍需品としても重要である。毒ガスのサリンにはsodium chlorideと同じ塩素が含まれている。SCは16世紀に石川県から山梨県にひそかに運ばれ、SC中毒の兵士の士気を高めるために使われた。SCの危険性が明らかになった現在では考えられないことだが、当時は美談としてたたえ、諺まで作られたという。 以前はSCの製造や販売を制限していたが、小泉改革の少し前に主に経済的な理由で自由化された。中毒患者を減らすために幼児期から摂取を制限すべきだが、購入に年齢制限はない。 sodium chlorideは工業的に多量に製造・販売されており、sodium chlorideを電気分解してsodiumとchlorineが作られる。sodiumは周期律表の1族の元素からなる単体で水と激しく反応して時には爆発するため消防法で厳しく規制されている。またchlorineはハロゲンに属し、黄色または黄緑色の有毒なガスで、かつては毒ガスとして戦場で使われた。chlorineを使った高分子を燃やすとダイオキシンが多量に発生する。sodiumとchlorineは規制されているが、肝心のsodium chlorideは産業上の有用性が高いことを理由に自由に売買できる。 このように危険なsodium chlorideが野放しになっていることについて、適切な規制を求めるべきではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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