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カテゴリ:読み聞かせ
この夏、子ども達に読んだ本の中から一冊。
科学者 レイチェル・カーソン (こんな生き方がしたい) 小手鞠 るい/著
「沈黙の春」で良く知られているレイチェル・カーソン。海洋生物学者であり、大ベストセラー作家でもあった彼女の生い立ちから生涯を閉じるまでの物語が、小学校低学年の子供でも分かるような易しい言葉で綴られている。
貧しいけれど心は豊かで自然を愛する両親の元、同じく自然を愛し、本が大好きな少女に育ったレイチェル。作家を夢見た少女時代だったが、海への強い憧れ、恩師との出会いもあって、運命に導かれるように科学者の道へ。
苦難を乗り越えて、科学者と作家のどちらの夢も実現させた彼女のバイタリティと、飽くなき探求心には感服する。
本の中には、姪の子供(後に養子に迎える)ロジャー君との触れ合いから、「センス・オブ・ワンダー」の執筆を思いつくエピソードも。
「今度は子ども達のために本を書きたい」
と強く思っていたレイチェル。癌には勝てず、実現しなかったのが残念だ。
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Last updated
2015年08月20日 14時16分28秒
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