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カテゴリ:家族
先日の母の検診日のことだった。
いつものように検診を終え、お見舞いにも行き、昼食を済ませ、息子が一緒に行ってくれていたので車2台で走り、途中まで送ってから分れるつもりでいた。市場のようなお店があるので、そこで年末の買い物もしようと母と話していたのだ。 だが、悪夢はそのお店の少し手前で起こってしまった。 父の運転する車が交差点に差し掛かった時、信号が黄色から赤に変わった。 私は後ろを走っていたので信号を見て止まった。が、父は気づかなかったのかすすんでしまい、「危ない!」と思った瞬間、右折しようとした車と接触した。 咄嗟に時計を見て自分の場所を確認し、車を端に移動して父の元へ向かった。 相手があることなので、慎重に・・・。(とは言っても心臓はかなりの早さだったように思う) 警察に電話をし、事情を説明し、救急車の要請。 息子は母に付き添って救急車に同乗して病院へ行ってくれた。 私は父と一緒に事情聴取と事故の検分が終わるまで立ち会った。 父の動揺は激しく今までに見たことのない父の姿を見てしまった。 不幸中の幸いだったのは、相手の方が若いのに落ち着いていて母を気遣ってくれたこと、怪我がなかったことである。 こんな経験、できるならしたくない。誰だってそう思うはずだ。 だが、父の動揺を目の当たりに見て私がしっかりしなくては!と緊張した。 傍でみていた息子が 「母さん、冷静だったなぁ。慣れてるん?」と言ったが、 「初めての経験だから分からない」と訳のわからないことを言った気がする。 流石にこの日は病院に母を迎えに行ってから実家まで送り、父のことも気がかりだったので遅くまで実家にいた。 保険関係との話し合いや、相手のお宅への挨拶など、実家についてからも色々とすることがあったのだ。 翌日が息子の高校で三者面談だったので帰らないといけなかったが、父も母も落ちつくまではと考えていたので、ようやく帰路に着いたのは夜中だった。 帰りの車中で息子と話したが 「不幸中の幸いだったと思わなきゃバチが当たるね、じいちゃんもばあちゃんも入院することになってたら大変だもん」 「相手も怪我がなかったしなぁ」 「今年の厄落としだと思わないとね」 「母さんも運転には気をつけろってコトだぞ」 「ホントね」 とは言ってもかなり疲れてしまった。 途中で睡魔に襲われ、サービスエリアで仮眠を取った。 息子が一緒にいてくれたことを心からありがたいと思った。 ブログを覗いてくださる皆さん、年末年始の運転には特に気をつけてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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