松山へ
愛車のタイヤ交換をするのに主人はインターネットで少しでも安くて良いものをと探して見つけたところが松山だった。ホイールとタイヤのセット価格で4本交換手数料も込みで40,800円。これは安かった。流石に走りも安定した感じに思えるから不思議である。今日はしっかりと定休日を利用して堂々と松山へ行けたのだった。息子が大学の講義が終わるのが2時だと言ってたので、食料とコタツ敷きなどの差し入れを持って部屋へ行くと「腹減ったぁ」回転寿司でも行くかと言うことになり直行する。やはりお腹が空いていたのだろう、駆けつけ5皿をペロリと平らげた。見ている私がお腹いっぱいになってしまい、大して食べられなかったのだから・・・。結局、息子は10皿以上を平らげてデザートもお腹に収めた。それでも家族3人で2600円で済んだのだから安いものである。それからスーパーへ行き、食材を買いだしに。息子の買いたいものをかごに入れていくのだが、豆腐にねぎ、納豆にドレッシング。スパゲッティに野菜サラダ。ボディソープとシャンプーの詰め替えなど、値段をチェックしながらかごに入れている。まぁまぁ倹約しながら買い物をしていたのでひと安心。その後は息子の部屋へ。模様替えを予定していた私は主人と息子があれこれ話しているのを横目にどんどん片付けて冬の模様替えを始めた。ベッドの位置を変えて保温シートをコタツの下に敷き、少しでも暖かい感じの部屋に変えていく。この冬は節電は必須アイテムなのだ。少しでも暖かくなるような工夫をしなければ・・・。ごみ袋2杯くらいの片付けごみが出た。ペットボトルがそのうち1杯。カレンダーも来年度の分を掛けてみた。テレビの位置を変えたりするのは主人の仕事。手馴れているので本当に助かる。久しぶりに息子の部屋を見渡したが、洗濯物もちゃんと出来ていた。炊飯器も予約していた。お茶の用意も出来ていた。食器も洗っていた。「これなら、もう親がお節介しないほうがいいね」と言ったら「いや、助かるよ。ありがとな。まだまだこれからも頼みます」としおらしいことを言った。就職ガイダンスを聞いたりしながら今の不景気な世の中を考えて友人と色々と話したらしい。友人から「お前は恵まれてる」と言われて気づいたことが多々あったという。そんな友人がいることに感謝したい。先日行った韓国の大学生がこちらへ来るのでサポートするために年末年始は帰省できないと言っていた息子だが、それなら私たちが押しかけてくると言って帰路に着いた。やはりおせち料理やわが家のお雑煮は食べさせたい。「そうしてくれるかい?気をつけて来いよな」子離れも親離れも出来ていない親子だと笑われるかもしれない。が、これが私の家族。この幸せをかみ締めている。