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カテゴリ:家族
姑の抗がん剤治療は2回目が終わり、もう直ぐ3回目が始まろうとしている。
入院する前と比べると本当に回復してきたと思う。 ただ、困ったことはちょっと子どもっぽくなってしまったこと、依存気味になりつつあるということ、食欲が半端なく旺盛になったことだ。 体重が減少したことであんなに綺麗だった彼女が年老いて見えることは否めない。肌のつやは戻ったものの、シワが増えた。 私の手を握り顔を撫でて「ひとりだけ若返っていいねぇ」と言う。 洗濯物を渡す時に「これ、汚したから」と言うが「すまないね」とは言わない。 娘もいるけれど、甘えてくるのは私に・・・である。 電話が鳴ると彼女からで「卵焼きが食べたいんよ、マドレーヌも欲しい」 一応ナースの詰め所に電話して食べさせてもいいか聞いてから持っていくようにしている。 実母の看病に比べれば、どうってことない。姑はまだまだ可愛いものだ。 3回目の治療が終われば髪が抜けきってしまうのは目に見えている。モヘアで編んだ可愛い帽子を被ってくれているが、そろそろいくつかヘアピースも用意しておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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