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カテゴリ:家族
両親が実家へ引越しする日が近づいてきた。
何となく落ち着かない気持ちになるのは、寂しさのせいだろうか? 今日は、午前中息子も連れて主人と両親と家族水入らずの5人で新居浜まで出かけた。 父が蕎麦好きなので、新居浜の「萩の茶屋」というちょっと有名な蕎麦屋へ早めの時間に連れて行こうと言う主人の提案だった。 引越しの日はレンタカーでトラックを借りる算段もしていたので折角打ち合わせに行くのなら、新居浜の道の駅マイントピア別子へも足を延ばそうということになった。 父は、孫と過ごせる時間が嬉しいと見えて子どものようにはしゃいでいる。 息子の心の中は複雑だったろう。 最近よく私に話していたことがある。 「じいちゃんは病気をしてから昔と180度変わってしまったな、俺は、寂しいよ。結構、気難しいじいちゃんだったから、今のじいちゃんはまるで別人だ」 あんなに力持ちだった父の体は痩せ細ってしまっている。 母を芍薬園の中を案内しようと車椅子を借りたのだが、父は汗をかいて車椅子を押している。 見かねた息子が 「じいちゃん、俺が代わろう」と交代したのだが、父は寂しそうだった。 それでも、楽しい時間は流れ、帰りにマクドのドライブスルーをすると、父も母も始めての経験に驚いている。 孫から、 「こうやって食べるんだよ」と教えられ、 「へぇ、面白いなぁ。なかなか美味しいなぁ」と喜んでいた。 午後からは息子が塾へ行く為、両親をマンションに送り、夕方、また迎えに来ることを告げて一旦帰宅。 主人は仕事へ出て夕方また迎えに来る手はずになっている。 両親の送別会兼食事会が計画されているのだ。 舅も姑も、兄の家族も妹親子もみんなが集まるらしい。 近くに居てくれれば、こんなこと「送別会」なんて言わなくても時々集まって親睦を深めることも出来るのに・・・ そう考えたら切なくなってきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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