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2009年03月29日
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カテゴリ:家族
少し気持ちが落ち着いたので綴っておこうと思う。

実家の両親が田舎に帰ってから半年が過ぎた。

介護認定を受けて現在は週に1度のデイサービスに夫婦で出かけている。

言語障害が残った父は普段家にいる時はぶつぶつ話しをして母のそばを離れないそうだ。
「もう死んだほうがいい」と言い、ロープを持って首に巻く真似をすることもあったらしい。

仕事一筋だった父、趣味を持たなかった父だから、自分を追い詰めてしまったのだろう。

父に電話をしても何を話しているのか聞き取れなくなった。それでも分かったように相手をする私を主人や息子は黙って見てくれている。

母は近所や親戚に「娘とは縁を切ったから、もう世話にはならないの、今までさんざんしてやったのに、親を見捨てるなんて酷い娘だわ」と吹聴しているが、みんな母の味方ではなく、私に同情的だ。
それはそれで悲しい現実なのだが・・・。

電話をしても母が出ると
「なんの用?お金ならないわよ。誰も働いてないんだから」
そんな風にしか受け止められない母がかわいそうである。

ただ、私の心の中ではある一定の温度が保たれているせいか、今までのように揺れることはなくなった。
自分の家族を守ることで必死なのだ。


お父さん、お母さん、
ごめんなさい。





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最終更新日  2009年03月29日 15時46分08秒
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