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カテゴリ:家族
先月の成人式以来の息子の帰省である。
が、二泊三日で明日の午後には松山へ戻ることになっている。バイトがあるのだ。 午前中のテレビで今の大学生の生活費の関連の報道があった。30年前の大学生(ちょうど私たちの頃である)と同じような額だという。物価が高くなっている現在、かなり厳しい生活を強いられているということだった。 それにしても学生でもピンからキリだと認識してはいるが、息子には生活費3万円でやりくりをさせているのは申し訳ないと思う。 せめて5万の仕送りをしてやりたいと思うのだが、家賃と光熱費、電話代(ネット含む)をこちらで支払っているので3万円が限度なのだ。 文句も言わず、バイトで2~3万前後をもらって自由に使いながら通帳には少しずつ預金額が増えているのを見ると『今の経験もきっとこれから先の何かの糧になる』と思わずにはいられない。 今回の帰省も主人の仕事の手伝いをしたり、 「味噌汁つくってや、豆腐とわかめとさつまいもがはいったやつ」と言いながらしっかり食べてくれた。 食費も夕方の割引を利用したりこの商品の値段はこれぐらいが相場だよ、などと教えてくれる。 バイトでスーパーのレジ係をしているだけあるな、と感心した。 洗濯もまとめてしている。ごみの分別も出来ていた。 夕飯の食器を洗い出したときはさすがに驚いた。 「母さんが洗うから置いといて」 「いいよ、ついでだ」 また、背が伸びたようだ。 親は年をとるはずである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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