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カテゴリ:家族
息子の大学の学費納入もやっと最後になった。
親元を離れて一人暮らしをするとなると二世帯分の生活費がかかる。来年の春には卒業である。 思えば4年間、いろんなことがあったと思うのだが、喉もと過ぎれば・・・と言う感じで長いようで短い4年間になりそうである。 就活は親に面倒を掛けたくないという気持ちが大きすぎたようで、かなり無理をしていたようだった。 ただでさえ、このご時世。不景気極まりない社会環境で何社も受けたところで色よい返事が来ることは期待できない。 例えば縁故関係で就職させたところで続くとも思えず。 息子に「自分が後悔しないように考えないとダメ、 長い人生のうちの1、2年くらいなら人より遅れをとることにはならないと私たち(親)は考えているから、 妥協して『まぁいっか』みたいなことでまとめてしまわないで欲しい」と話した。 つい最近のこと、 「卒業してから資格を取るための勉強に時間を費やしてもいいだろうか?」と言ってきた。 部屋には色んな資料が集められているのを知っていたが何も言わないでいた。 主人も若い時に色んな資格を取りたかったが、脳がやわらかかった時にその勉強が出来なかったことを悔やんでいた。 その父親の背中を見ていたのだろうか? 「親父とは違った分野で資格を取りたい」と言う。 主人は賛成した。私は? 息子の人生なのだ。親が何かをしてやれるのはもう多くは無い。 迷惑をかけないように頑張ると言う。 まだまだ親ばかだ。少しでも手助けをしてやれたら、張り合いもあると思っている。 いや、待てよ、私の体を心配してのことだったら、それはツライ。 大丈夫、どんなことになっても私は明るい母親でいてみせる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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