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カテゴリ:子どもの性格としつけの仕方
くつろぎの情緒が表れると、気持ちが安定しますから、じっくり物事に取り組むことが出来るようになります。何か緊急事態が発生しても、ゆとりをもって対処できるようになります。物事を柔軟に考えることも出来ます。心にゆとりがあるので、自分の思いとは違う考えや状況も受容出来るようになります。開かれた心になると言えます。
この情緒は、学習にも役立ちます。気持ちを落ち着けて課題に取り組むことが出来るので、深い学習が可能となります。ゆったりすることで視野が広がり、多くの様々な要素を意識して、結びつけることが出来るのです。つまり、マルチタスクが可能になります。ですから、いろいろな場面や条件の違いを加味しながら、物事を考察することができます。固い情緒の場合、限られた範囲で論理的に筋道だって考えますが、くつろぎの情緒の場合は、広く全体的な把握を可能にします。より客観的に物事を見ることが出来るわけです。 また、思い通りの結果が得られたとき、くつろぎの情緒によって気持ち良く満足することから、「なるほどそうか」という納得感も得られ、知識の定着を助けます。「確かにそうだ」という確信を伴う知識を持つために、自分の考えを自信を持って発展させることが出来るようになります。また、努力した後、期待した結果が得られた時、達成感を持てるようになり、それがいろいろな活動への自信へとつながり、周りの人やことがらに信頼感を持てるようになります。くつろぎの情緒が、自信をもって生きていくための基礎を作ることになります。 くつろぎの情緒が増え過ぎて困ることはないと考えられますが、くつろぎの情緒が不足する場合に問題が現われてきます。それが、不安の出現です。くつろぎの情緒がほとんど現れない場合は、安心感を持つことがないので、不安も現れません。もちろん、身体的な苦痛を感じて不快になること、欲求が満たされなくて不満を持つこと、思い描いたイメージ通りでないことに対する不快などはあります。また、身体的な苦痛が起こることを予期して、不快になることがあります。それらを不安と表現する人もいるでしょう。私が言う不安とは、不慣れな人や事に対する不安です。慣れない人や事態に対しても、平気でいられる子どもがいます。慣れた人や事態に安心感を持てば、慣れない人や事態に不安を抱くことになります。ですから、不安を示さない子どもは、よほど安心感の強い子か、慣れた人や事態に対して安心感を持てない子どもです。 ペーパーバック アマゾンから。
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ほどき心理相談所 心理相談、発達相談を受けています。 hodokio@sirius.ocn.ne.jp メール相談は、無料です。
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最終更新日
2024年10月16日 10時31分24秒
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